VIDEO魅力を紐解く動画
FEATUREおすすめポイント
釉薬のゆらめきと、シックなデザイン。
手しごとを感じる信楽焼のフラワーベース
こだわったフラワーベースを選びたい方は、古くから伝わる伝統工芸品に目を向けてみるのはいかがでしょうか?
美濃焼や有田焼、信楽焼など、職人が丁寧に仕上げた伝統工芸品は、手仕事ならではの温もりに溢れ、お部屋に味わい深さを加えてくれます。
「フラワーベース HIJICA TONE VASE(ヒジカ トーンベース)」は、信楽で約400年続く窯元・明山窯が手がける信楽焼の花器。
滋賀県で生産される信楽焼(しがらきやき)は、1200年の長い歴史と文化を持つ陶器です。土味を生かした素朴な風合いが特徴で、日本特有の「侘び寂び」を現代にまで伝えてきました。
そんな信楽焼の技術によって、1つずつ手作業で仕上げられるHIJICA。釉薬を使ったゆらめくような表情からは、繊細な美しさが感じられます。
焼くときに釉薬が細かいまだら模様になる「縮れ」も見どころ。同じ商品でも、土の状態や火の加減によって、1つひとつ微妙に表情が異なります。
信楽の土は、粘り気があり、造作しやすいのが特徴です。その性質を活かして作り上げられるHIJICAは、丸みを帯びたおおらかなフォルム。
趣のある佇まいは、何も入れずにそのまま飾るだけで、まるでオブジェのように絵になります。お花やグリーンを飾るのはもちろん、単体でディスプレイアイテムとしても使えるのが、このフラワーベースの大きな魅力です。
また、お部屋には、四角いアイテムが自然と多くなるもの。円形に近いフォルムのHIJICAを取り入れると、空間の緊張感を和らげてくれる効果もあります。
無駄を省いたデザインと素朴な質感は、
ナチュラルヴィンテージと相性抜群です。
和のエッセンスを感じる伝統工芸品は、お部屋に取り入れるのが難しそう、と感じる方もいるのではないでしょうか?
HIJICAは、信楽焼ならではの「侘び寂び」を感じる表情と、現代の暮らしに馴染むシンプルなデザインが見事に融合しています。
それにより、ナチュラルヴィンテージのインテリアに溶け込みながら、程よいアクセントを加えてくれるのです。
ナチュラルカラーで揃えた北欧テイストのお部屋も、美しく彩ってくれます。
日本と北欧は距離こそ離れていますが、実はインテリアにおいては、共通点が多くあります。不要なものを削ぎ落としたシンプルなデザイン、天然素材をふんだんに使った温もりある表情、丸みを帯びた曲線的なライン...。
統一感のあるインテリアの中に、共通点を持つ異文化のアイテムをミックスすることで、お部屋全体が奥行きのある印象になります。ワンランク上のお部屋をめざす方に、ぜひ取り入れていただきたいアイテムです。
生花や枝ものを生けると、みずみずしい印象に。
和洋問わずに、魅力を引き立てます。
信楽焼のフラワーべースには「和風のお花を選ばないといけないの?」と思うかもしれません。素朴で落ち着いたデザインのHIJICAは、和洋問わずにマッチし、お花の魅力を引き出してくれます。
生けるお花には、くすんだ色味や、白、グリーンなど落ち着いたイメージのものを選ぶのが特におすすめ。HIJICAのシックなカラーと最も相性が良く、洗練された印象に仕上がります。
ボリュームのある枝物をバサっと活けても、様になります。信楽焼の素朴な質感が、グリーンの鮮やかさを引き立てて、一気に目を引く存在に。
陶器の花器は、1年を通して使いやすいため、季節を問わずにお花やグリーンを楽しみたい方にぴったりです。
ドライフラワーを飾ると、アンティークな雰囲気に。
中身が見えないので、すっきりと仕上がります。
生花はもちろんのこと、ドライフラワーにもおすすめです。アンティークな風合いを持つドライフラワーを生けると、より味わい深い雰囲気に。ナチュラルヴィンテージのアクセントアイテムとして活躍してくれます。
ドライフラワーは、水が必要なく、こまめにお花を変える必要もないので、気軽に取り入れられるのが魅力。「お花を飾るのは、ちょっとハードルが高い」という方にもぴったりです。
長く飾っておけるのがうれしいドライフラワーですが、飾っている間に、葉っぱやお花がポロポロと落ちてしまうことがありますよね。
クリアなガラスベースの場合、花瓶の中に落ちた葉っぱや、パサパサとした枝先が気になることも。花瓶内が汚れていると、見た目の印象が悪くなってしまうので、こまめなお手入れが必要になります。
陶器製のHIJICAは、中身が見えないため、落ちている葉っぱや、枝先をすっぽり隠せるのが魅力。頻繁にお手入れをするのが面倒な方でも、美しい印象を保つことができるんです。
また、生花を生ける場合にも、徐々に茎が変色することがありますが、HIJICAなら隠れて見えないため、最後までお花を楽しめます。
注意点としては、中が見えないことで、水の替え忘れや茎のダメージに気づくのが遅くなることもあるので、こまめに確認しましょう。
「ダークグレー」と「ブルーホワイト」。
2カラー×3サイズをご用意しています。
シーンに合わせてお選びいただけるように、2つのカラーに、それぞれ3サイズをご用意しました。
こちらは、落ち着いた雰囲気に、金属を思わせる渋みがある「ダークグレー」。ヴィンテージもののような重厚感があり、お部屋を程よく引き締めてくれます。
「ブルーホワイト」は、やや青みを帯びたホワイトカラー。釉薬が見せる穏やかな濃淡と、ちょうどいい艶感があり、上質な雰囲気が漂います。
ダークグレーとブルーホワイト、どちらも落ち着いた印象で、インテリアにすっと馴染んでくれるカラーです。
小ぶりなお花を生けて、一輪挿しに。
コンパクトで取り入れやすい「SSサイズ」
「SSサイズ」は、直径7cm×高さ12cmと小ぶりなサイズ感です。
縦に長く、口がすぼまったフォルムは、一輪挿しにぴったり。お花1本から簡単に生けることができ、その存在を引き立ててくれます。
コンパクトなサイズ感は、置く場所を選びません。デスクやドレッサーの上に置いておけば、メイクや作業をするときに、明るい気持ちになれます。
SSサイズは、ウォールシェルフなど、ちょっとした場所のディスプレイにも最適。お花はもちろん、家庭菜園で咲いた花やハーブをさらりと生けるだけでも絵になるので、気軽に取り入れることができます。
ブーケやドライフラワーにぴったり。
安定感のある「Sサイズ」
こちらは、直径15cm、高さ16cmの「Sサイズ」。ボリュームのあるブーケもしっかりと支えてくれます。
適度な存在感がありつつ、場所をとらないので、ダイニングテーブル上にぴったり。普段の何気ない食事やティータイムも、上品なダイニングシーンに演出してくれます。
遠くから見ても、程よく存在感のあるサイズなので、玄関など人目につきやすい場所にもおすすめ。
素朴な質感と、おおらかなフォルムが、玄関に上質な印象を加えてくれます。来客時のささやかなお出迎えとして置いておくのはいかがでしょうか。
大きな枝ものをバサっと生けられます。
存在感を発揮してくれる「Lサイズ」
一番大きな「Lサイズ」は、直径21cm、高さ20cmと、遠くから見てもかなりの存在感があります。
ボリュームのあるグリーンを生けると、高さも出て、視線を惹きつける存在に。お部屋の雰囲気をがらりと変えたい方や、アクセントとなるアイテムをお探しの方におすすめです。
実のある枝を生けて、スツールやミニテーブルの上にポンと置いておくだけでも、立派なディスプレイになります。
存在感抜群のLサイズは、ぽっかり空いてしまったスペースや、どこか寂しいお部屋の片隅を彩りたい時にもぴったりです。
枝ものを生けるときに、1つ注意しておきたいポイントがあります。
HIJICAのような丸いフォルムのフラワーベースは、大きな枝ものを生けると、根本がつるんと滑って枝が傾いてしまうのがデメリット。
そんなときは、根本の枝を、フラワーベースの側面に沿うように斜めにカットしましょう。このポイントを押さえておけば、滑ることなく、バランスのいい角度を保てます。
2つセットで飾ると、洗練された印象に。
「三角構図」を作るのに最適なアイテムです。
単体で使うのも素敵ですが、サイズ違いで2つ並べて飾ると、より洗練された印象になります。
飾るときのコツは「三角形」を作ることです。これは「三角構図」と呼ばれるテクニック。「背の高いもの」「中くらいのもの」「低いもの」を組み合わせて並べることで、視覚的なバランスを取ることができるんです。
こちらの画像では、サイズ違いのHIJICAを2つ並べることで、三角形の2辺を作っています。そこに、トレーを加えることで、三角形が完成しました。
さらに、三角形の1つに「ステージグルーピング」を取り入れています。これは、トレーをステージに見立てて、小さな雑貨を集めて入れることで、まとまった印象をつくるテクニック。2つのテクニックを意識するだけで、誰でも上級者のようなディスプレイを作ることができます。
こちらは「Sサイズ+Lサイズ」に、背の高いアートを合わせて三角構図を作ったパターン。「平面」と「立体」のアイテムを組み合わせることで、立体感が生まれ、より美しく仕上がります。
さらに、サイズ違いで2つ並べるときには、大きい方には何かを生けて、小さい方は単体でオブジェとして使うのがおすすめです。そうすることで、高さの違いが強調され、よりバランスの取れた三角構図になります。
三角構図を作る際に、もう1つ押さえておきたいポイントがあります。
それは、3つのアイテムのうち、2つのアイテムの「素材」を揃えること。そうすることで、程よいリズムとまとまりが生まれます。
例えば、こちらの画像。上は「陶器」「ガラス」「真鍮」といった、バラバラの要素を持つアイテムで三角形を作ったパターン。これはこれで素敵ですが、少しチグハグな印象を抱きます。
下は、すべて「陶器」という同じ要素を持つアイテムで、三角形を作ったパターン。やや単調で、のっぺりとした雰囲気です。
そしてこちらが、HIJICAの「Sサイズ + Lサイズ」に、真鍮のオブジェを合わせたパターン。3つのうち、2つのアイテムが「陶器」という共通の要素を持つことで、統一感が生まれました。また、異なる要素を持つアイテムを1つ入れることにより、リズムと奥行きをプラス。
ディスプレイ初心者の方や、飾ることに自信がない方には、ぜひ2つセットでご購入いただき、お試しいただければと思います。
色違いで組み合わせても素敵です。
コツは「レピテーション」を意識すること。
色違いで2つ組み合わせて、ディスプレイするのもおすすめです。
その時のコツは、三角形を構成するアイテムに、どちらか1つと同じ「カラー」のものを選ぶこと。そうすることで、全てのアイテムが「素材」または「カラー」という共通点で繋がるため、アイテムが孤立しないんです。
例えば、画像では、ダークグレーの色味に近いブラックの小物入れを取り入れています。さらに、ディスプレイ全体で見たときにも、白や黒など、似た色が繰り返し登場することで、全体に調和が生まれています。
これは「レピテーション」と呼ばれるテクニック。空間全体に統一感が生まれ、整った印象のお部屋になるので、ぜひ試してみてください。
江戸時代から続く蔵元が手掛ける「HIJICA」。
信楽焼の可能性を追及するブランドです。
HIJICAを手掛けるのは、滋賀県信楽の明山窯。1600年頃に創業した信楽焼の老舗窯元です。江戸後期には、幕府からの任命を受けて、朝鮮通信使一行の食事に使われる食器を製造したりと、高い技術力で知られてきました。
それから400年余り、信楽焼ならではの素朴な表情や、高い技術力を大切に受け継ぎながら、現代の暮らしに寄り添ったものづくりに挑み続けています。
その信楽らしさをベースに2022年に誕生したブランドが「HIJICA」。ブランド名は焼き物づくりに欠かせない「土と火」「土と日(日常)」を表す造語です。
信楽焼の技術と土の特性を活かして、うつわに留まらず、インテリアや空間作りなど、幅広い領域を視野に入れたプロダクトを生み出しています。
信楽の良質な土と、老舗窯元の確かな技術、そして作り手の想いから生まれたフラワーベース。その繊細な美しさを、暮らしに迎えてみませんか?
大小2つ並べて使うとインパクトがあり、小さいの一つで使ってもさりげなくて可愛いです。色が絶妙で見ていると癒されます