収納とデスク、飾り棚の1台3役。
散らかりも、扉を閉めればスッキリ整います。
現代の住宅は都市部に近づくにつれ、お部屋の広さが限られてきます。
ワンルームやコンパクトなお家では、リビング・寝室・仕事スペースを一つの空間でやりくりしなければならないことも多いですよね。
・在宅ワーク用のデスクが欲しいけれど、置く場所がない。
・小物や本をしまう収納を増やしたいけれど、圧迫感が気になる。
・結局、作業スペースと収納のどちらかをあきらめてしまう。
こんなお悩みはありませんか?

それを解決するのが、今回ご紹介するRe:CENO Product「ビューロー lefti(レフティ)」です。
そもそも、ビューローってなに? と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ビューロー(「bureau」)とは、書斎机がついた引き出し収納家具のこと。
つまり、「しまう」と「はたらく」を両立できる家具なのです。

その最大のメリットは、1台3役を担う家具ということ。
作業のときには「デスク」として使いながら、使い終えたらそのままパタンと扉をしめて「収納棚」に。
家具1つで、オンオフの切り替えを叶えてくれます。

さらにもう一役は、「飾り棚」として。
リビングに入ってよく見えるところにおいておけば、お部屋の印象を決める「フォーカルポイント」を彩ることができます。
ビューローを飾るのは、テクニックいらず。オープンシェルフであれば、飾る難しさを感じますよね。
ビューローなら、上の小さなスペースを飾るだけなので、飾るアイテムをあまり持っていない方や飾ることに慣れていない方にもおすすめです。
コンパクトなお部屋でも
「過ごしやすい」を叶える家具をつくりました。

実は、歴史の深いビューロー。
それはさかのぼること、16〜17世紀。ヨーロッパの貴族や上流階級の間で、書き物や手紙を整理するために、収納棚と書き物机が一体化した家具が普及したそうです。
それが「ビューロー」の始まりと言われています。

産業革命期(18世紀後半~19世紀前半)になると、一般家庭でも普及し始め、よりコンパクトで実用的なビューローが作られました。
とくに20世紀の北欧には、日本の住宅事情と同じように狭小なお部屋が多く、その中でいかに心地よく過ごすかということが課題となっていました。
それを解決するため、小ぶりでコンパクトな家具が多く普及し、ビューローはその中でも「収納と机を兼ねる家具」として注目されました。
ここに、北欧デザイナーの「機能+美しさ」を追求した思想が結びつき、実用的でインテリア性の高い家具として広がっていったのです。

現代の日本の住宅では、かつての北欧のように、限られた空間という課題を抱えています。
ただ、その制約は決して不便さだけを意味するものではありません。その空間ならではの工夫によって、「小さな空間」が「豊かな居場所」に変わるのこともあります。
私たちは、そんな「空間を活かす」という発想から、「見心地」と「使い心地」を兼ね備えたビューローがフィットすると考え、製作することにしました。
leftiは、コンパクトなお部屋の収納問題、スペース問題を解決するアイテムです。
狭い空間での「ワークスペース」を確保。
コンセントを2口付けました。
デスクと収納の機能を兼ね備えたビューロー。ここからは、各機能を詳しくご紹介していきます。
まずは、扉をあけた「デスク」として使う場合。
リモート作業やスマホを使いながらなど、電子機器が欠かせない現代の暮らし。充電は必須ではないでしょうか?
そこで、より快適にお使いいただけるように、コンセントを2口設置しました。1500Wまでお使いいただけます。

作業デスクとして使えるスペースは、背板から「55cm」ほど。ノートパソコンを置いても余裕のある奥行きです。

leftiは、PC作業以外でも活躍します。
例えば、身支度をするとき、ドレッサーでメイクをして、洗面台でヘアセットをして…と、1つの場所で完結するのは、なかなか場所の確保が難しいところ。
leftiに鏡を置けば、ドレッサーとしても活躍します。コンセントが使えるので、ヘアアイロンやドライヤーなどを使うことも。
ヘアセットまでの身支度を1つの場所で完結させることができるので、毎朝効率よく準備ができそうです。
扉を閉めれば、すっきり整う。
散らかっていても、すぐに片付きます。

作業しない限りは使わないデスク。ではないのが、ビューローのメリットです。
ここからは、「収納棚」としての機能をご紹介します。

たとえば画像のように、パソコンを開いて作業したり、ノートにメモしていたり。
作業をしていると、机の上にはモノが散らかってしまいますよね。
そんな時に限って、突然の来客があることも。また、朝の準備はバタバタで、お家に帰るとうんざりするほど散らかっていた! なんてこともよくあるシーンではないでしょうか?

そんな散らかりも、leftiなら扉を閉めれば整った状態に。
暮らしの中で散らかった様子は一切見えず、お部屋を美しく整って見せることができます。
これなら、ちょっとやりかけの作業中に来客や外出の予定があったとしても、簡単に片づけが叶いそうです。
小物や書類の散らかりを軽減。
4つの収納で、整理整頓が叶います。
leftiには、散らかりを軽減する機能をもう1つ、盛り込みました。
それは、下半分の「引き出し収納」と「扉収納」です。

右側の「引き出し収納」は、3つ付いているので、使い分けができるのも便利なところ。
上の段には、文房具やメガネ類、中段にはメイク道具。一番下の段には、ヘアケアセットなど高さのあるボトルをしまって。
あちこちに収納せず、ここに様々な日用品がしまえるのは便利なところです。

その収納力は、ノートパソコンが入るほどしっかりとゆとりがあります。
引き出しは、ワンプッシュで開く仕様。扉の真ん中を押していただけるとスムーズに開きます。
そして、左側の「扉収納」。大きめの書類や本などをしまえるほど広いスペースを確保しています。
ワンルームなどのお部屋では、収納スペースを確保するのに苦労するもの。
これがあれば、日用品のストック置き場にしたり小さなバックを収納したりと、より便利さを感じていいただけると思います。

さらに、この扉収納の中には、「5cm間隔の可動棚」を1つ付けました。
収納するものによって高さを変えれるのもうれしいポイントです。
コンパクトなお部屋でも圧迫感を軽減。
奥行き35cm×高さ99cmのスリム設計

leftiは、浅めの奥行きが特徴。
ヴィンテージのビューローは、少し大きめな作りになっており、奥行きが「40cm〜55cm」のものが多くあります。
対してleftiは、奥行き「35cm」と、多くのビューローよりも抑えた設計にしています。

それは、日本の住宅のLDKが、大抵がこじんまりとしたサイズであることに起因しています。
日本のLDKはこじんまりしているので、サイドボードを置こうとすると、必然的に「生活導線」を妨げてしまいがちです。
よく通る場所 = 生活のメイン動線は「1m」は確保すべきというのが、快適なインテリアの基本ルールです。生活動線として、1mの通路幅を確保できていることで、家の中を快適に動きやすくなります。
そこで奥行きを浅くすることで、生活動線をしっかりと確保できるように設計。これにより小さなLDKでも、スムーズに生活ができるようにしました。

また奥行きだけでなく、「高さ」も抑えた設計にしました。
北欧ヴィンテージのビューローは「1m越え」のサイズが多いもの。お部屋の中でも背の高いダイニングテーブルでも、70cm前後ですから、他の家具との高さの差が広がるほど、圧迫感が出てしまいます。
ただ、高さを抑えると、扉を開いてデスクとして使った場合の奥行きが狭くなってしまいます。
そこで、デスクとしての奥行きはしっかり確保しながら、圧迫感を少しでも軽減できるように調整し、高さ「99cm」という設計にしました。

さらに、圧迫感を軽減させるポイントとして、デザインにも工夫を施しています。
それは、側面の大きな柔らかい曲線。こちらは、下に向かって広がるAラインと呼ばれる設計です。
上を細くすることですっきりとした見た目になり、圧迫感を軽減してくれています。
「子どもの学習机」や「ワンルームの収納」にも。
リセノスタッフのお部屋で使ってみました。

そんなコンパクトなアイテムながら、活躍の幅が広い「lefti」。実際に、リセノスタッフのお部屋で使ってもらいました。
こちらは、スタッフ江本宅。4.5畳の書斎において使っているそうです。
こじんまりとした空間でも、圧迫感を感じないところがお気に入り。おこもり感が生まれ、作業に集中しやすい場所ができたそうです。
それだけでなく、大事に集めたヴィンテージ品や雑貨を飾れるのもインテリア好きにとってはうれしいポイントのようです。

こちらは、スタッフ中原宅。趣のあるお部屋にも、まるでヴィンテージ家具のように、しっくり馴染む佇まいです。
そんな中原宅では、小学生の子どもの学習机になっているそう。
子どもが成長するにつれ、モノは増えていくものですが、子供の学習机を置けるほどのスペースの余裕がないという方も多いのではないでしょうか?
子どもが小さいうちは、親の目の届くところでリビング学習のスペースとして。子どもが巣立ったら、収納棚や家族兼用の作業スペースとして。暮らしの変化にあわせて、長く使っていけるのもうれしいところです。

そして、こちらは1K8畳の碇宅。
限られたお部屋であるため、スペースや圧迫感の問題から、大きな収納家具をおくのを諦めていたそう。
leftiは、思っていた以上に圧迫感を感じず、収納力は抜群。あれやこれやごちゃごちゃと入れても、お部屋がすっきり整って見えるのは小さなお部屋にとって、うれしいポイントです。
おまけに食事と作業のスペースを分けることができるようになり、暮らしにメリハリがうまれたようです。
ウレタン塗装で、水や汚れに強いから
長くきれいにお使いいただけます。

私たちの家具は、設計や、細やかな工夫以外にも、物理的に長く使えるようにデザインをしています。
それは「ウレタン塗装」を施していることです。ウレタン塗装は、水や汚れに強く、メンテナンス不要で、非常に長持ちする塗装方法です。
以前は「ウレタン塗装をすると、テカテカしてしまう」という問題があり、リセノの家具では、美しさの観点から、使用することを避けていました。

が、今は工場との連携で「艶消し/導管開き」というマットな仕上がりのウレタン塗装方法を見出し、その塗装方法にてウレタンを施しています。
つまり、気になる「てかり」はなく、とてもマットな仕上がりでありながら、長持ちするようにしています。
leftiで作業しながら飲み物を飲む時、うっかりこぼしてしまっても問題ありません。
木目がうつくしい「オーク材」。
定番の3カラーでの展開です。

leftiは、木目が美しいオーク材を使用。カラーは、リセノで定番の「3色」をご用意しました。

「ナチュラル」は、アッシュ材の色味を活かした爽やかな仕上がりです。
爽やかな印象でお部屋の雰囲気をナチュラルかつ明るく見せてくれます。
王道の北欧スタイリングを目指す方に、お選びいただければと思います。

北欧50年代頃のヴィンテージ家具をイメージソースにした「ヴィンテージレッド」。
赤味のあるブラウンカラーが、お部屋に落ち着きを感じさせてくれます。
北欧ヴィンテージの家具と合わせても良いですし、リセノのダイニングと合わせてもきれいな色合いのレピテーションが得られます。

「ブラウン」は、深みを感じられる色味です。
男性っぽい印象を受けるブラウンカラーですが、意外にも、リセノスタッフの中でも女性スタッフに人気のカラーです。
「こっくりと深みのある」色で、私たちは「ミドルブラウン」と呼んでいます。
コンパクトなお部屋に寄り添う
「lefti」シリーズ

コンパクトなお部屋に寄り添うビューロー「lefti」。
シリーズには、ビューローの他に、「コンソールテーブル」のご用意しています。
こちらは、デスクとして使うのはもちろん、玄関やワンルームといった省スペースの飾り棚としても。
コンパクトなお部屋での大型家具を諦めていた方に、ぜひおすすめしたいアイテムです。



















































