VIDEO魅力を紐解く動画
FEATUREおすすめポイント
どこか懐かしい佇まいが、お茶の時間を特別に。
焼き物の町・瀬戸の伝統が息づくポット
湯気が立ちのぼるポットから、ふわりと広がるお茶の香り。その瞬間、心がそっとほどけていきます。
忙しい毎日のなか、ふと立ち止まるひととき。お気に入りのポットでお茶を淹れるだけで、小さな幸せが広がり、毎日の暮らしを豊かにしてくれます。
瀬戸市の歴史ある窯元・かしわ窯が手がける「Kamagaki(カマガキ)」シリーズのポットは、そんな穏やかな時間を叶えてくれる存在です。
手に馴染むやわらかなフォルム、瀬戸焼ならではの温もりある風合い。一目で心惹かれるその佇まいが、毎日のお茶の時間を特別なものにしてくれます。
Kamagakiポットのデザインは、まるで時を重ねたヴィンテージのような味わい深さ。
なかでも印象的なのは、外側をぐるりと囲む幾何学模様です。
シンプルでありながら、どこか懐かしさを感じさせるこの佇まいは、ある特別な場所にインスピレーションを受けています。
それが、愛知県瀬戸市の名所 「窯垣の小径」 です。
窯垣の小径は、瀬戸市の焼き物の歴史を象徴する、約400mの細い坂道。そこには、かつて窯元で使われていた「窯道具」や「廃材」を積み重ねた独特の石垣が続いています。
窯元たちは、不要になった耐火レンガや窯道具をただ捨てるのではなく、それらを活かし、道の壁として再利用してきました。
この「窯垣」は、陶器の町・瀬戸ならではの景観。
受け継がれた職人たちの知恵と、ものを大切にする精神が息づくこの場所が、Kamagakiポットの表情にもやさしく刻まれています。
瀬戸市の伝統と美意識が息づくポット。
特別感のある佇まいながら、どこかほっとする温もりがあり、夕食のお茶や和の食卓にも自然と溶け込みます。
朝、静かな時間にお気に入りの茶葉で淹れる一杯。
食後、家族と交わす会話とともに楽しむほうじ茶。
大切な人を迎え、丁寧にお茶を淹れるひととき。
そんな何気ない時間を、より豊かに、より特別にしてくれるポットです。
瀬戸焼の伝統と、北欧デザインの融合。
「かしわ窯」のものづくり
愛知県瀬戸市は、日本六古窯のひとつに数えられる焼き物の町。瀬戸焼は、温かみのある釉薬の風合いと、手仕事ならではの繊細な仕上げが魅力です。
そんな瀬戸焼の伝統を受け継ぎながら、現代の暮らしに馴染むデザインを生み出しているのが、瀬戸市の窯元・かしわ窯。
1965年の創業以来、独自のブレンドを施した釉薬と伝統的な技法を駆使しながら、一貫したものづくりを続けています。
その特徴の一つが、「鋳込み製法」と呼ばれる技術。
型を使って成形することで、均一な厚みと独特の表情を生み出し、細部まで繊細なデザインを再現可能に。Kamagakiポットのような美しい曲線も、この技術が支えています。
さらに、かしわ窯ならではの「特別な土」も、作品の個性を際立たせる要素。焼成の過程でわずかに歪みながら形を整える独自の配合が施され、器の表面にはフリーハンドで描いたような自然なゆらぎが生まれます。
何度も試行錯誤を重ねて生み出されたこの土が、 どの角度から見ても優美で、心に寄り添うような器の表情をつくり出します。
かしわ窯は、日本の伝統技術だけでなく、北欧デザインの黄金期にも大きな影響を受けています。1970年代には、スウェーデンやデンマーク向けにフラワーベースやオブジェを制作・輸出。
なかでも、スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンとの関わりは深く、彼女自身もかしわ窯の技術に魅了され、自身の作品をここで製造することを決めました。
こうした北欧とのつながりが、かしわ窯の作品にどこか洗練されたシンプルさをもたらし、日本の美意識と見事に融合しています。
Kamagakiシリーズは、そんなかしわ窯の技術を活かしながら、瀬戸の伝統と現代の感性が融合したアイテムとして誕生しました。
プレート、マグカップ、ポットのシリーズ全体に共通するのは、温かみのある釉薬の風合いと、手仕事のぬくもりを感じさせる繊細なデザイン。
日常に溶け込みながらも、さりげない存在感を持つ器として、多くの人に愛されています。
焼き色の個性を楽しむポット。
釉薬のムラが、味わいを深めます。
Kamagakiシリーズのもうひとつの特徴が、「還元焼成」という焼成技法
炎の中でじっくりと酸素を抑えながら焼き上げることで、釉薬の表面に繊細なグラデーションと、深みのある色合いが生まれます。
釉薬が流れるように溶け合い、部分ごとに異なる表情を見せることで、まるで長い年月を経たヴィンテージ陶器のような味わいを感じさせます。
焼成の過程で生まれる焦げ目は、まるでパンの焼き色のように自然な風合いを醸し出し、ひとつとして同じものはありません。
釉薬の流れや焼き色の違いによって、それぞれが異なる表情を持つため、使う人だけの特別な一品として愛着が湧きます。
ライフスタイルに合わせて選べる、
2タイプをご用意しました。
Kamagakiポットは、ライフスタイルに合わせて選べる2タイプをご用意しています。
「600ml」は、家族や友人とのティータイムに最適なたっぷりサイズ。ティーカップなら約4杯分のお茶が淹れられ、来客時のおもてなしにも活躍します。
「400ml」は、1~2人にちょうどいいコンパクトサイズ。ティーカップなら約2杯分、湯呑みなら2~3杯分で、一人のくつろぎ時間や少人数でのお茶の時間にぴったりです。
どちらのタイプにも、細かいメッシュのステンレス製茶こしが付属しています。
煎茶のような細かい茶葉もしっかりと漉せるため、お茶本来の風味をしっかりと引き出し、すっきりとした口当たりを楽しめます。
また、茶こしを深めに設計することで、茶葉がじっくりとお湯の中で広がりやすく、紅茶や緑茶、ハーブティーの香りや味わいを最大限に引き出せるのも特徴です。
取り外しが簡単な構造で、茶葉はもちろん、ティーバッグを使うときにも便利。さらに、錆びにくく耐久性の高いステンレス製なので、長く愛用でき、さまざまなお茶に対応できる万能な茶こしです。
紅茶やコーヒーをたっぷり楽しめる。
家族の時間やおもてなしに最適な「400ml」
「600ml」は、たっぷりのお湯を注ぐことができるため、紅茶やコーヒーをじっくりと楽しみたい方にぴったりです。
ティーカップなら約4杯分入るので、家族とのティータイムや、来客時のおもてなしにも活躍します。
たとえば、朝の慌ただしい時間に、お気に入りの紅茶を淹れてゆっくり目を覚ましたり、週末の午後に家族と一緒にティータイムを楽しんだりするのにちょうど良いサイズ感です。
友人が訪れた際も、600mlの容量があれば何度もお湯を注ぎ足す手間がなく、スムーズにおもてなしできます。
お茶を淹れるだけでなく、コーヒードリッパーと組み合わせてコーヒーポットとしても活用できます。
たとえば、リセノで取り扱っている「ドリッパー Ancient Pottery」 との相性も抜群です。
ハンドドリップで淹れたコーヒーをゆっくりと注ぎ、香りを楽しむ時間は、日常のちょっとした贅沢。朝の目覚めの一杯にも、リラックスしたい午後のひとときにもぴったりです。
1〜2人暮らしにぴったりのサイズ感。
日本茶を美味しく淹れられる「400ml」
「400ml」は、ティーカップなら約2杯分、湯呑みなら2〜3杯分が淹れられるサイズ感。
一人でほっとひと息つく時間にも、家族とゆるやかにお茶を囲むひとときにも、そっと寄り添ってくれます。
400mlの魅力のひとつが、使い込むほどに風合いが増す、真鍮製の持ち手。
届いたばかりのころは上品な輝きを放ちますが、使ううちに少しずつ色味が落ち着き、深みが増していきます。
毎日の暮らしの中で少しずつ表情を変え、自分だけの道具へと育っていくのも、このポットの楽しみのひとつです。
400mlは、紅茶はもちろん、煎茶などの日本茶をじっくり楽しみたいときにもぴったり。
急須のように底が広い形状になっているため、お湯を注ぐと茶葉がゆっくりと開き、まろやかな味わいを引き出しやすいのです。
煎茶を美味しく淹れるためには、お湯を勢いよく注がず、じっくりと茶葉を開かせることが大切。400mlなら、茶葉が余計に動きすぎず、繊細な香りや甘みをしっかりと引き出してくれます。
電子レンジ・食洗機に対応。
毎日の食卓で気兼ねなく使えます。
「美しいデザインのポットは、お手入れが大変そう...」そんな風に思われる方もいるかもしれません。
でも、Kamagakiポットは見た目の美しさだけでなく、実用性にも優れています。
忙しい毎日の中で役立つのが、電子レンジ対応。冷めたお茶を温め直したいときも、そのまま電子レンジで温められるので、別の容器に移し替える手間がなく、手軽に使えます。
さらに、食洗機対応なので、使用後はそのまま食洗機に入れるだけで、お手入れも簡単。
特別なお手入れは不要で、普段使いのポットとして気兼ねなく使えるのが魅力です。
忙しい日々の中でも、美しいポットでお茶の時間を気負わず楽しむことができます。
かしわ窯が手がける陶器シリーズ。
フラワーベースやオブジェもご用意しています。
かしわ窯では Kamagakiシリーズのほかにも、動物をモチーフにしたオブジェや、空間を彩るフラワーベースなど、さまざまなインテリアアイテムを展開しています。
どれも北欧ヴィンテージを思わせる、味わい深いデザインが特徴。同じシリーズのアイテムを取り入れることで、統一感のある心地よい空間を演出できます。
Kamagakiポットとともに、かしわ窯のアイテムを暮らしに取り入れて、温もりのある日常を楽しんでみませんか?