
アンティーク品を基に復刻した、Re:CENOオリジナルの「キッズロッキングチェアー」。インドネシア産のラタンを編み込んだ、丸くて可愛らしいフォルムが魅力です。
https://www.receno.com/kschair/kr-chair.php 
公開日 2025年10月29日(水)
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
「子育て中は、インテリアはちょっと我慢ですね」
お客さまから、よくそんなお声をいただきます。
小さなお子さまがいらっしゃるうちは、
安全面に気を配ったり、
イタズラされないように片付けたり。
いろんな制約があって、
思うようにインテリアを楽しめない...
というお悩みが多いです。
リセノにも、
子育て中のスタッフがたくさん働いています。
そのうちの一人と話をしていたときに、
とても印象的な言葉がありました。
「子育て中の今だからこそ、楽しめるインテリアもあるんだよ」
お子さまが小さい時期は、今しかありません。
あっという間に成長して、
やがては独り立ちしていきます。
いろんな制約はありつつも、
そんな「今」に目を向けることで、お子さまと
一緒にインテリアを楽しめるのかもしれません。
小さなお子さまに合わせたチェアや、
子ども専用のテーブルライトなど、
「お子さま用の家具やインテリア」を
取り入れてみるのはいかがでしょうか。
今回は、お子さま用の家具をお迎えして、
親子でインテリアを楽しむメリットを解説します。
「子ども用の家具を買っても、
 成長したら使わなくなるから...」
そう思われる方も、ぜひ一度、
今回のマガジンを読んでいただけるとうれしいです。
お子さま用の家具やインテリアを買うメリットは、
次の3つが挙げられます。
どれも、お子さまが小さい「今」だからこそ
得られるメリットだと思います。
 
 
子どもは、自分の椅子や机、収納場所があることで、
「自分のことは自分でやる」という気持ちが
自然と芽生えていきます。
家具を使ったり、自分なりに遊んだりしながら、
身の回りを整える力も育ちます。
子どもの自立性を尊重する
「モンテッソーリ教育」では、
家具や道具を、子どもの手の届く高さに
設計しているのだそうです。
自分で出し入れ・片づけができる環境を整えて、
子どもの自立心を育てることを目的にしています。
いずれにしても、大人の持ち物である「家具」に
自分専用のものがあるというのは、
子どもにとってうれしいこと。
そんな誇らしさや充足感が、
子どもの自立心や生活習慣を育みます。
お気に入りの椅子に、ちょこんと座る姿。
背の低いデスクで、一生懸命に絵を描く姿。
そんなお子さまの日常のひとコマが、
家具とともに、「成長の記録」として残ります。
チェアや収納箱は、お家で撮影した写真や動画に、
必ず写り込む存在です。
年月を経ても、「この椅子、昔からあったね」と
会話が生まれるような「記憶の道具」になります。
 
 
商品部の中原宅では、子どもの勉強机に
ヴィンテージのビューローを使用していました。
特別な家具を使って幼少期を過ごした経験は、
きっとお子さまの記憶にも深く刻まれるはずです。
 
 
お子さま用の家具は、ただの「道具」ではなく、
親子が自然に関わるきっかけをつくります。
たとえば、
そんな何気ないシーンの積み重ねが、
子どもの「話す力」や「思いやり」、
そして「家族との安心感」を育てていきます。
さらに、家具を通して一緒に過ごす時間が生まれ、
親にとっても「子どもの今」を感じる機会になります。
忙しい毎日の中でも、ほんの数分の共有時間が、
お互いの心をやわらかくしてくれるんです。
一方、お子さま用の家具やインテリアを買うことには、
デメリットもあります。
ですが、デメリットを理解して
「そうならない工夫」をすることで、
解消することができると思います。
お子さまの身長に合わせた家具は、
成長するにつれてサイズが合わなくなり、
使えなくなる・使わなくなる可能性があります。
対策としては、「デザイン性の高いもの」を
選ぶことで、お子さまが使わなくなった後も、
飾り台やディスプレイとして使えます。
思い出のアイテムとして、子どもが独り立ちした後も
お家の中で輝き続けてくれるはずです。
また、次の使い手(兄弟・友人・リユースなど)を
あらかじめ想定して購入するのも有効です。
お子さま用のアイテムは、ひとつひとつは小さくても、
数が増えてくると空間がごちゃつく原因に。
これは子ども用の家具に限りませんが、
生活動線や収納場所を事前に計画しておき、
窮屈にならないようにすることが大切です。
また、選ぶ際は「素材」や「色」を
大人家具と合わせていただくと、統一感が出ます。
「一時的なものだから...」と安価なものを選ぶと、
かえってお部屋の中で浮いてしまうかもしれません。
続いて、リセノで取り扱いのある
お子さまにもおすすめの家具・インテリア
おすすめ3選をご紹介します。
1つ目は、リセノでもめずらしい正真正銘の
「お子さま向け家具」、キッズロッキングチェアです。
インドネシア産のラタンを編み込み、
丸くて可愛らしいフォルムに仕上げています。
お子さまがラタンの隙間に手を挟まないように、
リネン素材のやわらかいシートクッションを使用。
クルミボタンもあしらい、インテリアになじむ
デザイン性の高いロッキングチェアになっています。
対象年齢は、2~5歳くらい。
ラタンは強い素材ですので、
耐荷重的にはまったく問題なく、
体が入らなくなったら座れないという感じです。
小さな子どもが座っている姿は、
ゆらゆらとしていてなんとも可愛いです。
座っている子供も、見ている大人も、
みんなが幸せになるチェアに仕上がっています。

アンティーク品を基に復刻した、Re:CENOオリジナルの「キッズロッキングチェアー」。インドネシア産のラタンを編み込んだ、丸くて可愛らしいフォルムが魅力です。
https://www.receno.com/kschair/kr-chair.php
子供の愛用家具といえば、まさにこのチェア。姉妹に使い心地を聞いてみました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u38/2025-02-05.php2つ目は、生活感が気になる小物を
すっきり隠して収納できるラタンバスケット
「Weaves(ウィーブス)」です。
子育て中のリセノスタッフの間では、
この「Weaves」がおもちゃ箱として大人気。
ラタンの編み込みの隙間から
ほんの少しだけ中身が見えるので、
どこに何が入っているかわかりやすく、
子どもでも片付けがしやすいのです。
大容量の「長方形 Lサイズ」なら、
ぬいぐるみや大きめのおもちゃもポイポイしまえて、
フタを閉めればすっきり整います。
撮影チーム・三原宅では、実際にリビングの
おもちゃ収納として、「Weaves」を活用しています。
娘と息子、それぞれ「専用のかご」をつくったことで、
2人ともかごごと持ち運んで遊んでいるそうです。
自分でおもちゃを片付ける習慣もついて、
お部屋も整う一石二鳥の収納カゴだと思います。

ラタン編みが美しい、オリジナルバスケット「重なるラタンバスケット Weaves(ウィーブス)」。見せたくない日用品を、美しく収納できます。
https://www.receno.com/storage2/weaves-bk.php
子供との暮らしの中に、心地のいい収納が叶うオリジナルの「収納かご」をお迎えしました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u87/2025-07-10.php3つ目は、大小2つのテーブルが入れ子になった
「ネストテーブル RattanMix」です。
こちらお子さま用に開発したものではありませんが、
高さ52cm/45cmとコンパクトなので、
子ども用の小さなテーブルとしても使えます。
幼稚園から小学校低学年くらいまでのお子さまなら
立って使うにも座って使うにもちょうどよく、
おやつや読書など、いろんな用途で活躍します。
大小2つのサイズがあるので、2人兄弟のお家でも、
取り合いにならずに使えて便利ですね。
使わないときは、お部屋のすみっこに
コンパクトに置いておけて、じゃまになりません。
もちろん大人用のサイドテーブルとしても便利で、
お子さまが成長しても長く愛用いただけます。
1点だけ、小さなお子さまが使うときは、
割れモノや飲み物など、倒すと危ないものは
上に置かないように注意してください。

美しい木目のオークと抜け感のあるラタンを組み合わせた、「RattanMix(ラタンミックス)」シリーズ。 リビングを広く使いながら、より快適にする、Re:CENOオリジナルのネストテーブルです。
https://www.receno.com/table/ramixna-st.php
フレキシブルに使える入れ子式のテーブルをお迎えして、1年半が経ちました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u58/2024-01-24.phpお子さまとインテリアを楽しむのに、
必ずしも「既製品」である必要はありません。
ここからは、お子さまと一緒に「手作り」して
インテリアを楽しむポイントをご紹介します。
 
 
まずは、粘土や木、石などの身近な材料を使って、
「手作りオブジェ」を作る楽しみ方です。
リセノスタッフの中には、
「陶器のやじろべえ」というなんとも個性的で
可愛いオブジェをつくっている人もいます。
「子どもが好きなものを作るとカラフルになりがち...」
そうお悩みの方は、
一度「木材」を使ってみるのがおすすめ。
木の質感や木目の表情を楽しみながら、
木本来の見た目を活かした
手作りオブジェを作ってみましょう◎

100円ショップの「オーブンねんど」を使って、味わいのあるやじろべえをDIY!
https://www.receno.com/pen/diy/u27/2022-10-17.php
余っていた100円ショップのオーブンねんどを使って、お家のオブジェを作りました。
https://www.receno.com/pen/diy/u27/2022-12-27.php続いて、お子さまが描いたイラストを、
アートフレームやフォトフレームに飾るアイデア。
想像力に富んだ自由なイラストが、
そのまま個性的なディスプレイになってくれます。
ポイントは、「フレームの選び方」。
安価なプラスチック製はなるべく避け、木や真鍮など、
味わいを感じる素材のものがおすすめです。
フレーム自体に美しさがあれば、
そこに収めるお子さまのイラストも
自然と「アート作品」のような表情を帯びてきます。

家に眠っているポストカードや写真。comu-leに入れて、素敵に飾りましょう。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u27/2025-08-19.php
子どもの絵も、市販のアートポスターも、立派な作品にしてくれるフレームです。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u58/2024-09-05.php 
 
お子さまが少し成長されたら、
一緒に「ドライフラワー」をつくってみるのは
いかがでしょうか。
好きなお花を選んで、吊るして乾かすだけで
味わい深いドライフラワーが完成します。
飾り方も、花瓶に入れるのはもちろん、
スワッグにしたり額に収めたり、瓶に詰めたりと
アイデア次第で素敵なオブジェに。
もう少し手軽な工作なら、フォトフレームで
オリジナルの「押し花」をつくるのもいいですね。

街で見かける、可愛らしいドライフラワー。初めてでも、意外と簡単に作ることができますよ~!
https://www.receno.com/pen/diy/u19/2016-09-06.php
季節を問わずに楽しめるドライフラワー。ひと手間かけて、もっと素敵に彩りましょう!
https://www.receno.com/pen/school/u27/2018-02-20.php
家にあるものでできる押し花の作り方や、フレームに入れて飾る方法を解説します。
https://www.receno.com/pen/display/u71/2024-03-01.phpいかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼お子さま用の家具・インテリアを買うメリット
▼お子さま用の家具・インテリアおすすめ3選
▼インテリアを一緒につくるアイデア3選
もしインテリア作りに迷われた際は、
リセノの店舗スタッフ、
プロサポートにご相談ください。
お子さまと一緒に理想の暮らしを叶えるために、
お客様に合ったインテリアプランを
ご提案させていただきます。
今回のマガジンが、
皆さまのインテリアづくりのヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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