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「子育て中」の今だから楽しめる。
お子さま用の家具を買うメリットとは?

こんにちは。リセノ編集部の増田です。

「子育て中は、インテリアはちょっと我慢ですね」

お客さまから、よくそんなお声をいただきます。

小さなお子さまがいらっしゃるうちは、
安全面に気を配ったり、
イタズラされないように片付けたり。

いろんな制約があって、
思うようにインテリアを楽しめない...
というお悩みが多いです。

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リセノにも、
子育て中のスタッフがたくさん働いています。

そのうちの一人と話をしていたときに、
とても印象的な言葉がありました。

「子育て中の今だからこそ、楽しめるインテリアもあるんだよ」

お子さまが小さい時期は、今しかありません。
あっという間に成長して、
やがては独り立ちしていきます。

いろんな制約はありつつも、
そんな「今」に目を向けることで、お子さまと
一緒にインテリアを楽しめるのかもしれません。

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小さなお子さまに合わせたチェアや、
子ども専用のテーブルライトなど、
「お子さま用の家具やインテリア」
取り入れてみるのはいかがでしょうか。

今回は、お子さま用の家具をお迎えして、
親子でインテリアを楽しむメリットを解説します。

「子ども用の家具を買っても、
 成長したら使わなくなるから...」

そう思われる方も、ぜひ一度、
今回のマガジンを読んでいただけるとうれしいです。

お子さま用の家具・インテリアを買うメリット

お子さま用の家具やインテリアを買うメリットは、
次の3つが挙げられます。

どれも、お子さまが小さい「今」だからこそ
得られるメリットだと思います。

  • 自立心や生活習慣を育む
  • 今だけの大切な思い出を残せる
  • 親子のコミュニケーションが増える

① 自立心や生活習慣を育む

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子どもは、自分の椅子や机、収納場所があることで、
「自分のことは自分でやる」という気持ちが
自然と芽生えていきます。

家具を使ったり、自分なりに遊んだりしながら、
身の回りを整える力も育ちます。

子どもの自立性を尊重する
モンテッソーリ教育」では、
家具や道具を、子どもの手の届く高さに
設計しているのだそうです。

自分で出し入れ・片づけができる環境を整えて、
子どもの自立心を育てることを目的にしています。

いずれにしても、大人の持ち物である「家具」に
自分専用のものがあるというのは、
子どもにとってうれしいこと。

そんな誇らしさや充足感が、
子どもの自立心や生活習慣を育みます。

② 今だけの大切な思い出を残せる

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お気に入りの椅子に、ちょこんと座る姿。
背の低いデスクで、一生懸命に絵を描く姿。

そんなお子さまの日常のひとコマが、
家具とともに、「成長の記録」として残ります。

チェアや収納箱は、お家で撮影した写真や動画に、
必ず写り込む存在です。

年月を経ても、「この椅子、昔からあったね」と
会話が生まれるような「記憶の道具」になります。

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商品部の中原宅では、子どもの勉強机に
ヴィンテージのビューローを使用していました。

特別な家具を使って幼少期を過ごした経験は、
きっとお子さまの記憶にも深く刻まれるはずです。

③ 親子のコミュニケーションが増える

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お子さま用の家具は、ただの「道具」ではなく、
親子が自然に関わるきっかけをつくります。

たとえば、

  • 小さなロッキングチェアに座って、一緒に絵本を読む時間
  • 背の低いデスクで、親子並んでお絵かきを楽しむ時間
  • おもちゃ箱を一緒に片づけながら、「どれが好き?」と会話を交わす瞬間

そんな何気ないシーンの積み重ねが、
子どもの「話す力」や「思いやり」、
そして「家族との安心感」を育てていきます。

さらに、家具を通して一緒に過ごす時間が生まれ、
親にとっても「子どもの今」を感じる機会になります。

忙しい毎日の中でも、ほんの数分の共有時間が、
お互いの心をやわらかくしてくれるんです。

お子さま用の家具・インテリアを買うデメリット

一方、お子さま用の家具やインテリアを買うことには、
デメリットもあります。

ですが、デメリットを理解して
「そうならない工夫」をすることで、
解消することができると思います。

① 成長とともに使えなくなる・使わなくなる

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お子さまの身長に合わせた家具は、
成長するにつれてサイズが合わなくなり、
使えなくなる・使わなくなる可能性があります。

対策としては、「デザイン性の高いもの」
選ぶことで、お子さまが使わなくなった後も、
飾り台やディスプレイとして使えます。

思い出のアイテムとして、子どもが独り立ちした後も
お家の中で輝き続けてくれるはずです。

また、次の使い手(兄弟・友人・リユースなど)を
あらかじめ想定して購入するのも有効です。

② 置き場所や統一感に悩むことがある

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お子さま用のアイテムは、ひとつひとつは小さくても、
数が増えてくると空間がごちゃつく原因に。

これは子ども用の家具に限りませんが、
生活動線や収納場所を事前に計画しておき、
窮屈にならないようにすることが大切です。

また、選ぶ際は「素材」や「色」
大人家具と合わせていただくと、統一感が出ます。

「一時的なものだから...」と安価なものを選ぶと、
かえってお部屋の中で浮いてしまうかもしれません。

お子さま用の家具・インテリアおすすめ3選

続いて、リセノで取り扱いのある
お子さまにもおすすめの家具・インテリア
おすすめ3選をご紹介します。

① キッズロッキングチェア

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1つ目は、リセノでもめずらしい正真正銘の
「お子さま向け家具」、キッズロッキングチェアです。

インドネシア産のラタンを編み込み、
丸くて可愛らしいフォルムに仕上げています。

お子さまがラタンの隙間に手を挟まないように、
リネン素材のやわらかいシートクッションを使用。

クルミボタンもあしらい、インテリアになじむ
デザイン性の高いロッキングチェアになっています。

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対象年齢は、2~5歳くらい。

ラタンは強い素材ですので、
耐荷重的にはまったく問題なく、
体が入らなくなったら座れないという感じです。

小さな子どもが座っている姿は、
ゆらゆらとしていてなんとも可愛いです。

座っている子供も、見ている大人も、
みんなが幸せになるチェアに仕上がっています。

② 重なるラタンバスケット Weaves

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2つ目は、生活感が気になる小物を
すっきり隠して収納できるラタンバスケット
「Weaves(ウィーブス)」です。

子育て中のリセノスタッフの間では、
この「Weaves」がおもちゃ箱として大人気。

ラタンの編み込みの隙間から
ほんの少しだけ中身が見えるので、
どこに何が入っているかわかりやすく、
子どもでも片付けがしやすいのです。

大容量の「長方形 Lサイズ」なら、
ぬいぐるみや大きめのおもちゃもポイポイしまえて、
フタを閉めればすっきり整います。

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撮影チーム・三原宅では、実際にリビングの
おもちゃ収納として、「Weaves」を活用しています。

娘と息子、それぞれ「専用のかご」をつくったことで、
2人ともかごごと持ち運んで遊んでいるそうです。

自分でおもちゃを片付ける習慣もついて、
お部屋も整う一石二鳥の収納カゴだと思います。

③ ネストテーブル RattanMix

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3つ目は、大小2つのテーブルが入れ子になった
「ネストテーブル RattanMix」です。

こちらお子さま用に開発したものではありませんが、
高さ52cm/45cmとコンパクトなので、
子ども用の小さなテーブルとしても使えます。

幼稚園から小学校低学年くらいまでのお子さまなら
立って使うにも座って使うにもちょうどよく、
おやつや読書など、いろんな用途で活躍します。

大小2つのサイズがあるので、2人兄弟のお家でも、
取り合いにならずに使えて便利ですね。

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使わないときは、お部屋のすみっこに
コンパクトに置いておけて、じゃまになりません。

もちろん大人用のサイドテーブルとしても便利で、
お子さまが成長しても長く愛用いただけます。

1点だけ、小さなお子さまが使うときは、
割れモノや飲み物など、倒すと危ないものは
上に置かないように注意してください。

既製品だけじゃない。一緒につくる楽しみも。

お子さまとインテリアを楽しむのに、
必ずしも「既製品」である必要はありません。

ここからは、お子さまと一緒に「手作り」して
インテリアを楽しむポイントをご紹介します。

① 手作りオブジェ

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まずは、粘土や木、石などの身近な材料を使って、
「手作りオブジェ」を作る楽しみ方です。

リセノスタッフの中には、
「陶器のやじろべえ」というなんとも個性的で
可愛いオブジェをつくっている人もいます。

「子どもが好きなものを作るとカラフルになりがち...」

そうお悩みの方は、
一度「木材」を使ってみるのがおすすめ。

木の質感や木目の表情を楽しみながら、
木本来の見た目を活かした
手作りオブジェを作ってみましょう◎

② お子さまのイラスト

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続いて、お子さまが描いたイラストを、
アートフレームやフォトフレームに飾るアイデア。

想像力に富んだ自由なイラストが、
そのまま個性的なディスプレイになってくれます。

ポイントは、「フレームの選び方」

安価なプラスチック製はなるべく避け、木や真鍮など、
味わいを感じる素材のものがおすすめです。

フレーム自体に美しさがあれば、
そこに収めるお子さまのイラストも
自然と「アート作品」のような表情を帯びてきます。

③ ドライフラワー

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お子さまが少し成長されたら、
一緒に「ドライフラワー」をつくってみるのは
いかがでしょうか。

好きなお花を選んで、吊るして乾かすだけで
味わい深いドライフラワーが完成します。

飾り方も、花瓶に入れるのはもちろん、
スワッグにしたり額に収めたり、瓶に詰めたりと
アイデア次第で素敵なオブジェに。

もう少し手軽な工作なら、フォトフレームで
オリジナルの「押し花」をつくるのもいいですね。

お子さまと一緒でも、インテリアは楽しめる。
リセノスタッフにご相談ください。

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いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。

▼お子さま用の家具・インテリアを買うメリット

  • 自立心や生活習慣を育む
  • 今だけの大切な思い出を残せる
  • 親子のコミュニケーションが増える

▼お子さま用の家具・インテリアおすすめ3選

  • キッズロッキングチェア
  • 重なるラタンバスケット Weaves
  • ネストテーブル RattanMix

▼インテリアを一緒につくるアイデア3選

  • 手作りオブジェ
  • お子さまのイラスト
  • ドライフラワー

もしインテリア作りに迷われた際は、
リセノの店舗スタッフ、
プロサポートにご相談ください。

お子さまと一緒に理想の暮らしを叶えるために、
お客様に合ったインテリアプランを
ご提案させていただきます。

今回のマガジンが、
皆さまのインテリアづくりのヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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