センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げるセオリーの「基礎」をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u4/2024-07-05.php公開日 2025年11月21日(金)
狭いお部屋でもできる! おしゃれなディスプレイの実践方法をご紹介
こんにちは。青山店の人見です。
「お部屋が狭い」でお悩みのお声は、
日々、接客をしているなかでもよく耳にします。
「レイアウトの難しさや、圧迫感の心配が解消されず、
ディスプレイまでは楽しめない...」
という状況もしばしば...。
実は「ディスプレイ」においては、お部屋の広さに
関係なく楽しんでいただくことができるんです◎
今回は、狭いお部屋に合わせた
ディスプレイのアイデアをご紹介します。
狭くてもおしゃれなお部屋づくりを
楽しみたい方のヒントになりますと幸いです。
ベーススタイリングとポイントスタイリング
ディスプレイを整える前に...
お部屋づくりにおける基本ステップをご紹介します。
- ベーススタイリング:空間に家具をバランスよく配置する
- ポイントスタイリング:おしゃれに小物を飾る
お部屋の大きさに関わらず実践していただける
手順ですが、狭いお部屋だからこそ工夫しておきたい
ポイントがございます。
① ベーススタイリングでできる工夫
ベーススタイリングとは、
配置するアイテムの色のトーンを合わせたり、サイズを
最適なものを選んだりと、お部屋というキャンバスに
大きなアイテムを配置することです。
狭いお部屋ほど、整えられたベースをつくることで、
お部屋全体をすっきり見せることができます。
狭いお部屋では、広く、すっきり見せる
工夫を実践しましょう。
- ニュートラルなカラー明るいカラーを多く使う
- 背の低い家具を選ぶ
- 家具をライフスタイルの主役に絞る
- 収納家具をうまく仕込む
- 兼用アイテムを取り入れる
部屋の土台から広く見える工夫を仕込むことで、
狭さを感じにくくなり、ディスプレイも映える
空間となります。
詳細は以下のマガジンからお読みいただけます。
同じお部屋の広さであっても「広く感じさせる」スタイリングをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-04-11.php1Kのお部屋でインテリアを楽しむリセノスタッフの実例付き! レイアウトの7つのポイントをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/coordinate/u85/2025-11-05.php② ポイントスタイリングでできる工夫
ポイントスタイリングとは、整えられた
ベースに、アクセントカラーやアクセントアイテム
を加え、空間に個性や魅力をプラスすることです。
比較的小さなアイテムでお部屋を仕上げることが
できるため、特に狭いお部屋では
ポイントスタイリングを活用することが、
おしゃれなお部屋への重要な1歩となります。
ポイントスタイリングにおいて
狭いお部屋で実践できる工夫は、以下の3つです。
- 天井から吊るす
- 壁に目を引くアイテムを飾る
- レピテーションを取り入れる
具体的なアイデアについて詳しく解説します。
狭いお部屋で実践できるポイントスタイリングのすすめ
お部屋を整えるときは、
空間を「上・中・下」の3つに分けて
スタイリングを考えるととてもシンプルです。
- 上=目線の高さ
- 中=主役の家具
- 下=面積の大きな床
床にモノを置きにくいコンパクトなお部屋でも
上空間=目線の高さは飾りやすい
スペースとなります。
上空間のディスプレイを中心に、狭いお部屋でも
実践できるポイントスタイリングの解説と、取り入れ
やすいディスプレイアイテムを併せてご紹介します◎
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.php① 天井から吊るす
天井から吊るすは、床に物がある・ないに
関わらず、楽しめるディスプレイ方法です。
床に置かずにディスプレイするだけで、
部屋全体の印象がすっきり整います。
狭いお部屋との相性がとても良い工夫です。
ゆらゆら揺れる動きに癒される、北欧生まれモビール。お部屋のアクセントとして気軽に取り入れられます。
https://www.receno.com/pen/display/u83/2024-12-17.php② 壁に目を引くアイテムを飾る
ぽっかりと空いた壁に目を引くアイテムを
飾ると、フォーカルポイントとして
お部屋の見どころを作ることができます。
フォーカルポイントとは?
「お部屋でよく目に入る場所」=
「インテリアにおいて、重要な場所」と定義します。
シンプルなお部屋でも、
フォーカルポイントを意識的に飾ることで、
お部屋の印象をさらによくすることができます◎
狭いお部屋では、収納の上だけでなく
壁自体を活用できるディスプレイアイテムがおすすめ。
- アート
- ウォールシェルフ
- ブラケットライト
- 時計
- ウォールミラー
大きな家具を置かなくても、壁にひとつ
ディスプレイアイテムを足すだけで、
お部屋の印象がぐっと洗練されます。
お部屋の中でよく目にとまる場所「フォーカルポイント」を意識的に作ることで、印象をグッとあげることができます。
https://www.receno.com/pen/coorderule/u4/2022-06-16.phpコンパクトな住まいでも。壁を飾るテクニックをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/display/u77/2025-10-01.php③ レピテーションを取り入れる
つる系の自然素材をレピテーション
アイテム選びの過程で、
「段々とごちゃごちゃした印象になっていきそう...」
という心配事もあるかもしれません。
その場合、レピテーションを意識してあげると
お部屋全体で統一感を作ることが出来ます。
レピテーションとは?
「繰り返し」という意味。
色・形・質感・素材など、同じ要素を持ったアイテムを
繰り返し使うことでまとまった印象を作ることです。 センスのいらないインテリア|インテリア選びはレピテーションを意識するセンス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レピテーション」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-07-19.php
小さな雑貨でも大丈夫ですので、同じ要素を持った
アイテムを意識的に取り入れてみましょう。
インテリアを楽しみ続けるうえで、
ディスプレイ雑貨は一番取り入れやすいアイテムです。
レピテーションを上手く使いながら、自分だけの
インテリア作りを楽しんでみてください。
お部屋づくりの楽しさを知って、一生の趣味にするコツをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-12-13.phpセンス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「アクセントアイテム」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-11-01.php狭いお部屋でのディスプレイ実践例
ここからは、
実際にコンパクトなお部屋でディスプレイを楽しむ
リセノスタッフの実例をご紹介します。
① 碇宅:8畳 1K
まずは、メディアチームの碇宅。
1K8畳ほどのお部屋です。
実践したディスプレイの工夫は以下の2つ。
- フォーカルポイント
→奥行きがコンパクトな収納を配置し、棚上をディスプレイ - アート/ブラケットライト
→目線をアートへ誘導させ、お部屋の見どころをしっかりと作る
狭いお部屋でも一番のフォーカルポイントを
しっかりと作ることができています。
② 人見宅:7畳 ワンルーム
私自身が暮らしているワンルーム7畳ほどのお部屋です。
実践したディスプレイの工夫は以下の3つ。
- ペンダントライト/モビール
→天井を活用したアイデア - ポータブルブラケットライト
→フロアライトが置けなくても光の陰影で奥行を出すことができる - モビール/アート
→何も置けないベッド上もフォーカルポイントにできる
限られたスペースですが、
天井や壁を使って上手くディスプレイができました。
③ 武尾宅:4.5畳 リビング
メディアチーム武尾宅の4.5畳のリビングです。
実践したディスプレイの工夫は以下の3つ。
- シーリングライト
→形が特徴的なアイテムがアクセントに - アート/モビール
→壁を使ってソファー前のスペースはスッキリ - 植物の高さを出す
→小さめの植物でも花台において存在感をだすことができる
ソファー前のスペースを広く使うために
コンパクトなディスプレイを実践しています。
狭いお部屋でもおしゃれなディスプレイを楽しみましょう。
いかがでしたでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼ベーススタイリングの工夫
- 背の低い家具でそろえる
- ニュートラルカラー
- 家具の主役を絞る
- 収納家具をうまく仕込む
- 兼用アイテムを使用する
▼ポイントスタイリングの工夫
- 上・中空間のみどころをつくる
- フォーカルポイントに目を引くポイントやアイテムを配する
- 個性を感じるアイテムを取り入れる
狭い部屋でも広いお部屋と変わらず
インテリアを楽しんでいただけます。
店舗では、3Dシミュレーターを使用した
お部屋づくりのご相談も承っております。
狭いお部屋に家具・雑貨を配置したら
どんな様子になるかリアルなイメージを
見ていただくことが可能です◎
これからお部屋づくりをされる方は
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

「ふつうのお家を、美しく」というテーマのもと、お部屋を美しくスタイリングするためのセオリーを提唱し、オリジナルの家具や雑貨を展開するインテリアブランドです。
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商品部 大原
編集部 増田
編集部 江上
元京都店 戸田