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更新日 2026年01月12日(月)

キャビネット上をおしゃれにディスプレイする方法!
「3つのセオリー」で誰でも簡単に。

こんにちは。リセノ編集部の増田です。

「キャビネットの上をきれいに飾りたいけれど、どうすればいいかわからない...。」

お客さまから、このようなお声をよく頂戴します。

こだわって買ったキャビネット。
せっかくなら、美しくディスプレイしたいですよね。

cabinet_top_display (9).jpg

ありがちなのは、物を置きすぎてしまったり、
逆に少なすぎたりして、
全体のバランスが崩れてしまうこと。

キャビネット上のディスプレイは、
3つのセオリーを意識することで、
バランスの取れた美しい仕上がりになります。

ということで今回は、
キャビネットの上をおしゃれに
ディスプレイする方法をご紹介します。

そもそも「キャビネット」とは?

はじめに、そもそも「キャビネット」とは
どのような家具なのかご説明します。

① キャビネット = 扉付きの収納家具

cabinet_top_display.jpg 上:キャビネット / 下:シェルフ

収納家具は、大きく「扉があるもの」
「扉がないもの」に分かれます。

  • 扉付きの収納家具 = キャビネット
  • 扉なしの収納家具 = シェルフ

と呼ばれ、キャビネットは
扉や引き出しの付いた収納家具の総称です。

扉や引き出しがあるため、中身が物理的に見えず、
片付けがしやすいというメリットがあります。

② キャビネットの上を「物置き」にするのはもったいない!

cabinet_top_display (12).jpg

キャビネットの上にカゴやボックスを積んで、
中に入りきらないものを収納している方も
いらっしゃるかもしれません。

ですが、リビングやダイニングなど
暮らしの中心にキャビネットを置く場合、
上を「物置き」にするのは少しもったいないです。

キャビネットの上は、実は絶好のディスプレイ場所。
ここを彩ることで、お部屋の印象が大きく変わります。

cabinet_top_display (8).jpg

その理由は、
キャビネット上の高さにあります。

腰高くらいのキャビネットの上は、
お部屋を「上・中・下」の3つの空間に分けたとき、
「上~中」の高さにあたります。

この高さは、大人の目線の高さに近く、
自然と視界に入りやすい場所になります。

そのため、キャビネット上のディスプレイは
注目を集めやすく、効果が非常に大きいのです。

空間を「上・中・下」に分けて
スタイリングするポイントは、
こちらのマガジンをぜひご参照ください。

キャビネット上をディスプレイする「3つのセオリー」

ではいよいよ、キャビネット上をディスプレイする
「3つのセオリー」をご紹介します。

① 三角構図

cabinet_top_display (10).jpg

1つ目のセオリーは「三角構図」です。

三角構図とは、「大・中・小」
3つの高さの異なるアイテムを使い、
三角形をつくるテクニックです。

cabinet_top_display (13).jpg

高さの違うアイテムで三角形を作ると、
3つのアイテムの関係性にリズムが生まれ、
美しく感じる「1つのかたまり」ができあがります。

プロのスタイリストが作る美しいディスプレイも、
実は三角構図がベースになっていることが多いです。

三角形を構成する「大・中・小」のアイテムは、

  • 大 : 垂直
  • 中 : 立体
  • 小 : 平面

と、それぞれに役割があります。

・「大(垂直)」アイテム

cabinet_top_display (29).jpg

三角形の頂点を担う「大」は、
もっとも高さのある垂直アイテムを配置します。

代表的なアイテムは、

  • アート
  • ミラー
  • 大きめの花瓶

などです。

・「中(立体)」アイテム

cabinet_top_display (30).jpg

三角形の中間の高さを担う「中」は、
立体的な奥行きのあるアイテムを配置します。

代表的なアイテムは、

  • 中サイズの花瓶
  • 中サイズのオブジェ
  • テーブルライト

などです。

・「小(平面)」アイテム

cabinet_top_display (31).jpg

最後にもっとも高さの低い「小」は、
平面的なトレーや本
小物・オブジェを飾るとまとまります。

「大アイテム=垂直」「中アイテム=立体」
「小アイテム=平面」はアイテム選びの
指針になりますが、それほど神経質に
考えすぎなくても問題ございません◎

アイテムをディスプレイし、全体として
三角形に見えていれば美しくまとまります。

あくまでアイテム選びやサイズ感の
参考にしていただけますと幸いです。

「三角構図」のテクニックをさらに深く学びたい方は、
こちらをぜひご参照ください。

② レピテーション

cabinet_top_display (32).jpg

2つ目のセオリーは「レピテーション」です。

レピテーションとは、同じ色や素材、
形状のアイテムを繰り返し配置するテクニックです。

アイテム同士に共通点を持たせることで、
統一感のある美しいディスプレイに仕上がります。

cabinet_top_display (33).jpg 「大・中」アイテムは粘土のオブジェ、「小」アイテムは真鍮のトレー

具体的には、

「大・中・小」の3アイテムのうち、2つをレピテーションさせる(共通点を持たせる)

ことがポイントです。

そうすることで、統一感を演出しつつ、
遊び心も感じる三角構図をつくれます。

cabinet_top_display (34).jpg

  • 3アイテムともレピテーションさせる : まとまりすぎて面白みに欠ける
  • 3アイテムともレピテーションさせない : バラバラな印象になる

ということで、2アイテムを同じ色や素材で揃え、
1アイテムを異なる色・素材にするのがコツです。

「レピテーション」のテクニックを
さらに深く学びたい方は、こちらをご参照ください。

③ ステージグルーピング

cabinet_top_display (36).jpg

3つ目のセオリーは
「ステージグルーピング」です。

ステージグルーピングとは、トレーなどの
「ステージ(舞台)」となるアイテムを下に敷き
小物をまとめるテクニックです。

バラバラした印象になりがちな小物も、
下にステージを敷いてグルーピングすれば、
まとまった印象に変わります。

cabinet_top_display (35).jpg

ステージグルーピングは、
三角構図の「小(平面)」アイテム
活用するのがおすすめです。

まずはトレーや本・雑誌などの平らなアイテムを敷き、
その上に小物をディスプレイすれば、
簡単に「小」アイテムが完成します。

キャビネット上のおしゃれなディスプレイ方法

cabinet_top_display (3).jpg

それでは実際に、キャビネット上の
おしゃれなディスプレイ方法をご紹介します。

三角構図の「大・中・小」のアイテムを変えながら、
3パターンのディスプレイをつくります。

① アートポスターが中心のディスプレイ

cabinet_top_display (24).jpg

1つ目のディスプレイはこちらです。

  • 大(垂直)アイテム : アートポスター
  • 中(立体)アイテム : 花瓶 + 植物
  • 小(平面)アイテム : 本 + 小物

アートポスターを頂点に、中くらいの花瓶+植物、
本+小物で三角構図をつくっています。

こちらのディスプレイは、
三角構図の高さのバランスが取りやすく、
初心者の方にもおすすめです。

cabinet_top_display (2).jpg 上:アートフレームと器で「ウッド素材」をレピテーション
下:アートポスターとキャンドルで「グリーン」をレピテーション

アートフレームと器で「ウッド素材」を、
アートポスターとキャンドルで「グリーン」を、
それぞれレピテーションしています。

cabinet_top_display (27).jpg

さらに「小」アイテムは、
大きめの本の上に時計やキャンドルを飾り、
ステージグルーピングを取り入れています。

このように、3つのセオリーに沿って
アイテムを配置するだけで、
美しいディスプレイに仕上がります。

② ミラーが中心のディスプレイ

cabinet_top_display (23).jpg

2つ目のディスプレイはこちらです。

  • 大(垂直)アイテム : ミラー
  • 中(立体)アイテム : テーブルライト
  • 小(平面)アイテム : トレー + 小物

「大」アイテムには、
壁掛け式のミラーを取り入れています。

cabinet_top_display (26).jpg

ミラーは、お部屋の様子を映し出したり、
窓の外や光を反射したりして、
お部屋を広く見せてくれる効果があります。

窓の近くや、コンパクトなお部屋に
キャビネットを置く場合におすすめです。

cabinet_top_display (21).jpg テーブルライトを「大」アイテムとした小さな三角構図も。

少し背の高いテーブルライトは、
三角構図の「中」アイテムにぴったりです。

テーブルライト1つだと
寂しい印象になってしまうことも多いので、
テーブルライトを頂点にして、
小さな三角構図をつくると良いでしょう。

cabinet_top_display (22).jpg

このように細々したアイテムを飾る場合は、
トレーの上に乗せることでひとまとまりになります。

「小さな雑貨が散らかってしまう...」という方は、
少し大きめのトレーやケーキスタンドなどで
整理いただくのがおすすめです。

③ ウォールシェルフが中心のディスプレイ

cabinet_top_display (18).jpg

3つ目のディスプレイはこちらです。

  • 大(垂直)アイテム : ウォールシェルフ
  • 中(立体)アイテム : オブジェ
  • 小(平面)アイテム : オーディオ機器 + 小物

少し上級者向けになりますが、
「大」アイテムにウォールシェルフを飾っています。

cabinet_top_display (19).jpg

ウォールシェルフは、このように小さな雑貨を
美しくまとめるのに重宝するアイテムです。

飾り方にセンスが必要そうに感じますが、
こちらのマガジンをお読みいただければ、
セオリーに沿って誰でもディスプレイ可能です。

cabinet_top_display (20).jpg

「中」アイテムには、背の高いオブジェを
2サイズ並べてディスプレイしています。

このように同じアイテムをサイズ違いで並べると、
自然な三角形をつくりやすく、また必然的に
レピテーションも取り入れられます。

cabinet_top_display (17).jpg

本やトレーの他に、上部が平たいオーディオ機器も
ステージグルーピングの土台として活躍します。

高音質で音楽を楽しめるのはもちろん、
インテリアになじむデザインの機器を選ぶことで、
ディスプレイのアクセントにもなってくれます。

こんなときはどうする? ディスプレイのQ&A

最後に、「こんなときはどうする?」という
キャビネット上のディスプレイの疑問にお答えします。

① キャビネットの後ろに壁がない場合は?

cabinet_top_display (7).jpg

今回は、キャビネットを壁付けして
ディスプレイする実例を中心にご紹介しました。

ですが、キャビネットの後ろが窓だったり、
お部屋の間仕切りに使ったりする場合、
「壁にアートを掛けられない...」ということも。

もしくは、壁がコンクリート造などで
ピンやフックが刺さらない場合も、
壁面を活用することができません。

cabinet_top_display (6).jpg

そんなときは、「大(垂直)」アイテムに
卓上に置けるアートフレームを活用しましょう。

A3サイズなど、少し大きめサイズのアートであれば、
卓上に置けるフレームで立てて飾ることができます。

そちらを三角形の頂点にして、「中・小」の
アイテムをバランスよく配置してみてください。

② キャビネットの横幅が大きい場合は?

cabinet_top_display (5).jpg

今回は、横幅160cmの一般的なキャビネットで
ディスプレイ実例をご紹介しました。

ですが、それより横幅が長いキャビネットや、
壁一面の造り付け収納の場合、
ディスプレイのバランスを取りづらくなります。

そんなときでも、ディスプレイの基本は同じです。
「三角構図」をつくることを意識します。

横幅の大きいキャビネットは、
複数の三角形を重ねることに
挑戦してみてください。

cabinet_top_display (4).jpg

「三角構図A」「三角構図B」のように、
三角形のディスプレイを複数つくり、
それらをキャビネット上で重ね合わせます。

大きな三角形を並べるように配置することで、
横幅が大きいキャビネットにも対応できます。

ポイントは、キャビネットが大きくなればなるほど、
ディスプレイアイテムも大きめのサイズを選ぶこと。

そうすることで、遠くから見ても
バランスの良いディスプレイをつくりやすくなります。

3つのセオリーを理解して、
キャビネット上のディスプレイを楽しみましょう。

cabinet_top_display (37).jpg

いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。

▼キャビネット上をディスプレイする3つのセオリー

  • 三角構図 : 「大・中・小」アイテムを組み合わせる
  • レピテーション : 3つのアイテムのうち2つに共通点を持たせる
  • ステージグルーピング : 「小」アイテムは平面+小物でつくる

▼こんなときはどうする?

  • キャビネットの後ろに壁がない場合 : 「大(垂直)」アイテムに「卓上に置けるアートフレーム」を活用
  • キャビネットの横幅が大きい場合 : 複数の三角構図を重ねてディスプレイ

今回のマガジンが、
皆さまのお部屋づくりのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼ディスプレイするアイテム選びに迷ったら、こちらのマガジンをぜひご参照ください。

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