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【4.5畳〜6畳】狭いリビングの
レイアウト実例と配置のコツを解説

こんにちは。プロサポートの笠嶋です。

私達プロサポートは、提案スキルを磨くために
「みなさんが持つ、インテリアのお悩みは何だろう?」
と、日々、お客様のお声を集めています。

先日、当店の書籍「ナチュラルヴィンテージで作る
センスのいらないインテリア」をお読みくださった、
70名様からのアンケート回答を拝見していました。

20230215-16.jpg

満足していない点はどこですか? 」の質問に対して、
「広さ」と答えた方が約25%で、
4人に1人がお部屋が狭いことをお悩みに。

中でも、プロサポートにご相談いただくお客様の
お声として多いのが、「リビングの狭さ」です。

そこで今回は、
狭いリビングにまるわるお悩みを解決する方法を、
レイアウト実例を交えてお伝えします。

狭いリビングのレイアウトでよくある失敗例とは?

20230601145135.png

今回のマガジンを執筆するにあたり、
「リビングが狭い」と仰せのお客様宅の写真を
じっくりと眺めてみました。

すると、3つの「不」のパターンが見えてきました。

① 家具を置きすぎている。

「リビングには、●●を置かないと!」
という先入観から、
アレもコレもと家具を置きすぎて、
リビングが手狭になってしまっているパターン。

② 必要以上に大きな家具を選んでいる。

「これぐらいのサイズは必要だろう。」
「これぐらいのサイズならリビングに入るだろう。」
と目見当で決めてしまい、
自分の暮らしに必要以上の大きな家具を選択。

それによって、必要以上にスペースを
圧迫してしまっているパターンです。

③ 統一感のない家具を選んでいる。

統一感のない家具を選んでしまい、
家具が悪目立ちして、
圧迫感を生んでしまっているパターン。

「直接サイズに関わるわけでな無いのになぜ...?」
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
人は、目から得る情報が87%と言われています。

リビングに統一感が無く、
家具が悪目立ちしている状態だと、
実際のサイズよりも存在感が強まってしまいます。

圧迫感が生まれ、部屋が狭く感じるため、
「なぜかリラックスできない...」なんてことも。

狭いリビングのレイアウトを考える3ステップ

20230602171339.png

よくある失敗例を解消するには、
3つの方法があります。

それでは、ひとつずつ紐解いてみましょう。

① 本当に必要なアイテムか見極める。

家具を置きすぎないために、

「実際に使っているかな?」
「リビングに置く必要があるかな?」

と、本当に必要なアイテムか自問自答してみましょう。

一般的に、リビングに置くアイテムといえば、
ソファー・TVボード・ローテーブル・収納ですが、
意外と除いても支障がない場合もあります。

とくに見極めたいアイテムは、ローテーブルと収納。

例えば、ローテーブルは、
コンパクトなサイドテーブルに変更したり、
普段は他の部屋で使っているスツールで代用できます。

テーブルのないリビングのメリットと、快適に過ごすためのコツを知ろう!
【動画】センスのいらないインテリア|リビングテーブルは、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
【あったら、いいもの。スツール編】ひとつあると便利なインテリア。スツールの使い方と購入時のポイントをご紹介。

また、高さのある収納は、
一部、もしくは全てを他の部屋へ移動ができれば、
リビングがたちまちすっきりします。

では、ステップ1がもたらす変化を見てみましょう。

20230602182055.jpgリビング家具をたくさん詰め込んでしまった、窮屈な印象のリビング

20230602184028.jpgローテーブルや収納などの不要な家具を無くして、TVボードをスタンドに変えてみました。

いかがでしょうか?

同じアングル・同じコーディネートの画像ですが、
「After」の方が、すっきり、より広く見えることを
お分かりいただけたかと思います。

使わない家具は、他の部屋へ移動するか、
処分することになります。

家具の処分方法については、
こちらの動画をご参考になさってください。

【動画】センスのいらないインテリア|不要な家具の捨て方を学びましょう。

② 暮らしに必要なサイズか見極める。

「TVやソファーは大きい方がいい!」
誰もがそう思いますし、憧れますよね。

しかし...、狭いリビングの場合は要注意。

暮らしにあったサイズについて考えることが、
とっても大切です。

購入前に一度、

「リビングの広さに対して、
大きすぎるTV・TVボードを選ぼうとしていないか?」

「自分の暮らしぶりに余るほどの、
大きなソファーを置こうとしていないか?」

を、冷静に考えてみましょう。

TVボードやソファーのサイズ選びについては、
こちらのコンテンツでご紹介していますので、
自分の暮らしに合うサイズを見つめてください。

【特集】暮らしにあったTVボードの選び方

【動画】センスのいらないインテリア|「テレビボード」の最適な大きさを知りましょう。
【特集】暮らしにあったソファーの選び方

【動画】ソファーのサイズ選びに迷っている方必見!サイズ選びのコツをご紹介します。

では、ステップ2がもたらす変化を見てみましょう。

20230605133949.jpgお部屋全体の広さに対して家具のサイズを欲張ってしまった、手狭な印象のリビング

20230605134716.pngソファーやTVボードを、暮らしにフィットする適正サイズに変えてみました。

いかがでしょうか?

こちらのビフォーアフターからは、
家具のサイズがお部屋にもたらす印象の違いを
感じていただけたかと思います。

ちなみに、部屋に置く家具の量は、
部屋の面積の3分の1の占有率が理想
と言われています。

なぜなら、3分の1以上家具が多いと圧迫感を覚え、
逆に3分の1を下回ると、
心理的を不安に感じてしまうから。

この目安を軸に置いて
アイテム選びやサイズを選ぶとよいでしょう。

窮屈にならず、殺風景にもならない、
見た目にも心にもちょうどいいバランスの空間を
作ることができます。

③ 「家具同士の色」「家具と床や建具の色」を揃える。

よくある失敗例の3つ目では、

「統一感が無く、家具が悪目立ちしている状態だと、
実際のサイズよりも存在感が強まってしまい、
圧迫感を生んで部屋を狭く見せてしまう。」

とお伝えしました。

統一感のあるインテリアの作り方は、
「色」「質感・素材」「テイスト」
の三要素を意識したアイテム選びを行うことです。

とりわけ、視覚に強く働きかける「色」の影響は大きく、
私も、統一感のあるコーディネートを
ご希望いただいた時は、
まず、「色」を揃えるように意識しています。

意識することは、こちらの2つ。

  1. 家具同士の色を合わせること
  2. 家具と床や建具の色を合わせること

1については必須、2については、
理想のコーディネートイメージによって調整しています。

では、ステップ3がもたらす変化を見てみましょう。

20230605135302.png家具の色や内装との色にばらつきがあり、雑多な印象のリビング

20230605135939.jpg家具の色や内装との色を揃えて、統一感のある空間に変えてみました。

「質感・素材」「テイスト」を揃えることも大切ですが、
これらのテクニックは、少し上級者向け。

まずは、一番感覚をつかみやすい、
「家具同士の色」・「家具と床や建具の色」を
揃える方法を取り入れていただくことをおすすめします。

内装の色や、お好みのお部屋イメージによっては、
家具の色と揃えられない場合もあります。

その場合は、
下記のマガジン内でお伝えしているように、
ファブリックや小物で、
統一感を出すこともできます。

ナチュラルヴィンテージのお部屋をつくろう。~明るい色の床編~
ナチュラルヴィンテージのお部屋をつくろう。~濃い色の床編~

狭いリビングにおすすめのレイアウト実例

20230606174257.png

では、狭いリビングにおすすめの、
レイアウト実例をご紹介いたします。

今回は、よくある条件である、

  • 3~4人暮らしの場合に狭いと言われる「4.5畳」
  • 4~6人暮らしの場合に狭いと言われる「6畳」

の2パターンの実例をご用意しました。

なお、畳1枚あたりのサイズは地域によって異なります。

ご覧いただく間取りは、
一般的に知られていて普及している、
中京間の「1畳 = 91×182cm」で作成しています。

4.5畳(2~3人暮らしのリビング)

20230606133758.png

20230606134043.png

4.5畳のリビングでは、突き当りに掃き出し窓があり、
バルコニーへ行き来する動線が必要になり、
通路の確保が必要なケースが多いです。

このような間取りの場合は、ローテーブルを置かずに、
幅180cm程度の3人掛けソファーを
主役にしたプランがおすすめ。

圧迫感も軽減され、
生活もしやすいリビングになります。

20230606173620.png

なお、バルコニーへの行き来が必要ない場合は、
ソファーに座る人数を優先して、
窓側にオットマンや1人掛けソファーも配置できます。

シーンに合わせて手軽に移動できるオットマンは、
特に、狭いリビングで活躍します。

【動画】オットマンの3つの魅力

6畳(4~6人暮らしのリビング)

20230607124555.jpg

20230607124336.png

6畳の場合は、幅よりも奥行きが大きく、
縦長のレイアウトになることが多いです。

できるだけ多くのご家族が集えるように、
ソファーは、幅240cm程度の広めがおすすめ。

バルコニーへの出入りが必要な場合は、
ローテーブルを置かずに、
コンパクトなサイドテーブルがフィットします。

奥行きが大きい分、ソファーの後ろに
薄型の収納を配置出来ます。

20230606173208.png

収納よりも、
くつろぎスペースの確保を重視されるならば、
ソファーを後ろに下げて、床座りが出来るような
レイアウトも叶います。

この場合は、
ソファーの前にローテーブルを配置しても、
窮屈に見えることはございません。

コツを押さえて、狭いリビングを素敵な空間に。

20230605155037.png

今回は、狭いリビングを素敵に見せるためのコツを、
おすすめのレイアウト例と合わせてお伝えしました。

10畳以下の狭い「LDK」レイアウトでお悩みの方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。

10畳以下の狭いリビングダイニングで 気をつけたいレイアウトの注意点

それでは、最後に、
狭いリビングの失敗例を解消する3ステップを
おさらいしましょう。

  1. 本当に必要なアイテムか見極める。
  2. 暮らしに必要なサイズか見極める。
  3. 「家具同士の色」・「家具と床や建具の色」を揃える。

なお、今回ご覧いただいたレイアウトは、
あくまで一例です。

同じ畳数でも、各辺の寸法や窓の位置など、
間取りは様々。

お客様のお部屋タイプにあった、
最適なレイアウトをお知りになりたい場合は、
お気軽にプロサポートにお尋ねくださいませ。

ヒアリングを行いながら、
お客様だけのプランをご提案いたします。

ソファー選びのお悩み、プロサポートで解決しませんか?
プロにインテリア相談をしよう。
ご相談にかかせない事前準備についてお伝えします。

20230130130449.jpg

プロサポート アドバイザーのご紹介

このマガジンが、
狭いリビングのレイアウトでお悩みの方にとって、
解決のヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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