公開日 2021年07月30日(金)
更新日 2024年04月23日(火)
ナチュラルヴィンテージのお部屋をつくろう。
~濃い色の床編~
こんにちは。
プロサポートのかさしまです。
お部屋のコーディネートを考える時、
家具と床色の相性について悩まれる方も
多いのではないでしょうか。
今回から数回にわたって、
ナチュラルヴィンテージのお部屋づくりを
床色別にご紹介いたします。

3人掛けソファー AGRA / こたつテーブル FAM 円形 直径110cmタイプ
第一弾は、「濃い色の床編」です。
「ナチュラルヴィンテージなお部屋にしたいけど、
濃い色の床だと難しいですか?」
とのご質問をよくいただきますが、少しの工夫で、
ナチュラルヴィンテージなお部屋に
仕上げることができます。
それでは、具体的なテクニックを見ていきましょう。
濃い色の床でナチュラルヴィンテージをつくる3つのテクニック
こちらが、3つのテクニックを取り入れた、
「濃い床×ナチュラルヴィンテージ」のお部屋です。
今回は、こちらのお部屋を元に、紐解いていきます。
①大きめのラグマットで軽やかさを。
濃い色の床面積が大きいと、お部屋全体が、
重みのあるモダンな印象になります。
そんな印象を取り除くためには、
大きめかつ、明るめのラグマットを敷きましょう。
床面積をコンパクトにすることで、
空間に「軽やかさ」が生まれ、
ナチュラルヴィンテージテイストの
ベース(土台)を作ることができます。

②色の影響が少ない、やさしいカラーを選んで明るさを。
ラグマットやソファー、カーテンなど、
お部屋の大部分を占めるファブリック類には、
ベージュやグレージュなどの
色の影響が少ない、やさしいカラーを選びましょう。
濃い床による「暗さ」が和らぎ、
ほどよい「明るさ」が加わることで、
ナチュラルヴィンテージテイストへ一歩近づきます。


③素材や形でナチュラルさを、質感でヴィンテージ感を。
「ナチュラル」は、
選ぶアイテムの素材や形で表現できます。
木材以外の主な素材としては、
ラタン・ウール・リネン・レザーなど、
手仕事感のある天然素材を選びましょう。
ところどころに、
真鍮・ガラス・陶器を散りばめると、
アクセントとなり、コーディネートを惹き立ててくれます。

家具は元々、四角形が多いため、
ソファーやラグマットなどの大きいアイテムは、
四角いものが自然と集まります。
そのため、小さな家具や照明、雑貨に
丸みのあるデザインを取り入れましょう。
天然素材と丸みによって柔らかさが加わり、
「ナチュラル」な空間となります。

ヴィンテージ感を取り入れるには、
古びたアイテムを用意する他に、
ぼこぼこ・ざらざら・がしがしとした
質感のものを選ぶ方法があります。
このような質感のものは、
上記でご紹介した素材で取り入れることができますし、
クッションカバーやブランケット、
フラワーベースなどのインテリア小物で用意できます。

ナチュラルヴィンテージコーディネートでインテリアを楽しもう。
濃い色の床でつくるナチュラルヴィンテージ、
イメージいただけましたか?
3つのテクニックを用いることで、濃い色の床でも、
ナチュラルヴィンテージなお部屋に
仕上げることができます。
ぜひ、ご参考いただき、
ナチュラルヴィンテージコーディネートに
チャレンジしてみてください。
お部屋づくりの中で、お困りごとがあれば、
ぜひ、プロサポートサービスへご相談くださいませ。
おひとりおひとりに合ったコーディネートを
ご提案いたします。
それでは、また次回に。
インテリアに迷ったら、プロにしっかり相談を。
在宅で気軽に利用できる、3つのサポートをご紹介します!



















デザイナー 岡本
リセノ制作部
バイヤー 大場
BM 山本
編集部 江上