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心地よいリビングをつくる
センターテーブルの選び方とは?

こんにちは。商品部の大原です。

お気に入りのソファとラグを揃えて、
「くつろげるリビングができた!」と思っても、
なぜか落ち着かない...ということ、ありませんか?

そういった場合、
お部屋のぽっかり空いたスペースから感じる
物足りなさが影響している可能性が高いです。

センターテーブルは、そのようなリビングの
「空白感」を埋めてくれる存在のひとつ。

本やリモコンなどの単なる置き場としてだけでなく
実は、空間全体のバランスや使い勝手にも
影響の大きいアイテムです。

今回は、センターテーブルを選ぶときの
サイズ感や機能性、暮らしへのなじませ方について、
丁寧にご紹介していきます。

センターテーブルとは?

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センターテーブルとはその名の通り、
リビングの中心(センター)
置かれるテーブルのことです。

高さ 35〜45cm前後のタイプが主流で
ダイニングテーブルよりも低く、
ソファーや床座などの床に近い暮らしにフィットします。

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また、空間の中心にあることで、
お部屋の雰囲気や使い勝手にも影響を与える、
意外と重要な存在です。

ただ、なんとなく見た目だけで選んでしまうと、
思ったより使いにくかったり、
お部屋とのバランスが合わなかったり...ということも。

心地よいリビングをつくるために、
暮らしに合ったセンターテーブルの選び方を、
ここから一緒に見ていきましょう◎

センターテーブルのメリット・デメリット

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暮らしを支えてくれるセンターテーブル。

見た目だけでなく、使いやすさの面でも
「あると便利だな」と感じる場面は多いものです。

とはいえ、空間の中心に置く家具だからこそ、
注意しておきたいポイントも。

ここでは、実際の暮らしに役立つ視点で
メリット・デメリットをご紹介します。

メリット① くつろぎが中断されにくい

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飲み物やスマートフォン、テレビのリモコン...
ソファーで過ごす時間は、
気づけば手元に小物が集まってくるもの。

手を伸ばせる位置にテーブルがあると、
いちいちダイニングや棚まで
立ち上がらずに動作が完結します

リラックスや集中していた流れを
遮らずにすむのは嬉しいポイントです。

ちょっとした休憩や何気ないひとときの
居心地がぐっとよくなります◎

メリット② 空間が引き締まる

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センターテーブルがあることで、
ソファー・ラグ・テレビボードなど、
リビングに点在しがちな家具に重心が生まれます。

視線の集まる場所にまとまりが出ることで、
空間全体が引き締まり、居心地の良い雰囲気に。

「なんとなく空間がバラバラに感じる...」
「すっきりけれど、どこか軽やかすぎて物足りない」
というときにも、取り入れてみたい家具のひとつです。

メリット③ 多目的に活用できる

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ダイニングテーブルを使うほどでもない
ちょっとした作業や軽食に、
センターテーブルはちょうどいい存在です。

朝食やリモートワークはもちろんのこと、
お子さまの宿題や趣味のアイテムを広げても大丈夫。

シーンに合わせて使い分けることで、
マンネリしがちなリモートワークの気分転換をしたり、
夕飯前に急いでダイニングを片付ける手間が減ったりと
第2のテーブルとして重宝します。

デメリット① 動線を遮ることがある

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ソファの前のスペースがあまり広くない場合、
配置やサイズによってはテーブルを置いたことで
「通りづらくなった...」と感じるケースも。

この場合、出入りだけでなく
日々の掃除洗濯などの家事を行う際に、
動線を遮ってしまう可能性があります。

特にワンルームやコンパクトな空間では、
人の行き来がスムーズにできるかを
事前に確認しておくことが大切。

人が通るのに必要な幅は60cm以上が目安ですが、
ソファー前の場合は最低40cm以上あると
足とテーブルが干渉しにくく、安心です。

幅の確保がご不安な方は、
伸長や折り畳みが可能なタイプを選んだり
サイドテーブルで代用するなどといった
暮らしに合わせた工夫がおすすめです◎

デメリット② 物を置きすぎてしまう

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便利な位置にあるからこそ、ものが集まりやすく
つい書類や郵便物、飲みかけのマグカップなど
仮置きスポット化してしまうのも正直なところ。

生活感が出やすいアイテムが
集まりやすい場所だからこそ、
棚や引き出し付きのタイプを選ぶと、
見心地と使い心地がぐんと変わります。

置いておきたいものと隠しておきたいもの、
その線引きを意識するだけでも快適度がアップします。

ちょうどいいセンターテーブルの選び方とは?

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センターを取り入れるためには、
まず、暮らしにあった「サイズ」「形状」
そして「機能」を知ることが重要です。

具体的には、次の3つのポイントを押さえましょう。

  • 「自然な動作が叶う」高さを意識する。
  • 空間にあった「形状」を選ぶ。
  • 「機能付き」のものを選ぶ。

① 「自然な動作が叶う」高さを意識する。

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センターテーブルの高さは、
ソファーの座面より5cm前後の差が理想的。

これは、ソファーに座り手を伸ばしたときに
自然な動線を確保しやすいためです。

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30~40cm前後の低めのテーブルは、
床座スタイルにもよく合い、
ゆったりくつろげる空間をつくります。

ソファーの座面よりテーブルがやや低めだと、
圧迫感が減り開放的に感じられるため、
リビング全体が広く見える効果も◎

一方、40~50cm高めのテーブル
ソファーに腰掛けながらの作業や食事など
多用途に使いやすいのが特徴です。

お部屋のスタイルや使い方に合わせて、
使い勝手をイメージしながら選びましょう。

② 空間にあった「形状」を選ぶ。

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円形タイプは、角がないため
視覚的に優しく空間に柔らかさをもたらし、
圧迫感を感じにくいのが特徴です。

温かい雰囲気がお好みの方や
どこかお部屋の冷たい印象を
緩和したいという方におすすめです。

また、角にぶつかる心配が減るため
小さなお子さまがいるご家庭でも
安全に使える点も大きなメリットのひとつです。

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正方形や長方形タイプは、安定感があり、
空間に規律とすっきり感をもたらします。

整った印象がお好みの方におすすめで、
例えば壁にぴったり寄せて配置したり、
複数人での使用時にテーブル面を最大限活用したりと
家具の配置を効率的にしやすい形状でもあります。

③ 「機能付き」のものを選ぶ。

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使いやすさを高めたいときは、
ちょっとした機能がついたタイプがおすすめです。

棚・引き出しタイプ

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爪切りや常備薬、はさみなどの文房具...
つい出しっぱなしになりがちな小物たちですが
引き出しにサッと収納することですっきり整います。

また、天板下に棚があるタイプは
リモコンや膝掛け用のブランケット、読みかけの本など
すぐに取り出したいものの一時置きに便利です。

それぞれ、生活感を隠せるのが
棚・引き出しタイプのうれしいポイントです。

定位置が決まっていると、
使ったあとも片付けがしやすくなるため
自然と散らかりにくいリビングになり
空間にゆとりが生まれます◎

折り畳みタイプ

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部屋の広さに制限がある方や
家具の配置をよく変える方など、
そんなスペース重視の方におすすめなのが
折り畳みタイプのセンターテーブルです。

例えば、来客時にだけ使いたい場合や、普
段はプレイスペースとして
床を広く保ちたいご家庭にはぴったり。

必要なときにサッと展開し、
使わないときはコンパクトにしまえる軽やかさは、
暮らしの自由度を高めてくれます。

こたつタイプ

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あたたかさとくつろぎをもたらしてくれるのが
こたつ機能付きのセンターテーブルです。

最近では、シーズンオフも
違和感なく使えるものが増えており
春夏はそのままラグと合わせて、
すっきりとしたスタイリングも。

1台でテーブルと暖房器具を担っているため、
リビングのみならず、ご家族の個人部屋にも◎

省スペース、そして季節をまたいで使える便利さは、
暮らしの変化にも柔軟に寄り添ってくれます。

おすすめのセンターテーブル4選

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ここからは、機能付きの
リセノおすすめの商品を4つご紹介します。

① 別注プロダクト|折りたたみテーブル Henry

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丸みをおびた、なだらかなカーブを描くフォルムが、
優しい「折りたたみテーブル Henry」。

なめらかで美しい木目が特徴のアッシュ材を使用し
柔らかくて温かい印象を与えます。

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簡単に折り畳むことができるため
使わないときは、ソファー下などのデッドスペースに
片付けておけるのが、一番の大きなメリット。

お部屋の大きさ都合などで設置を諦めていた方や
筋トレなど日常的にスペースを確保したい方などに
おすすめなフレキシブルなアイテムです。

② Re:CENO product|こたつテーブル FAM

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季節問わず使えるよう、
テーブルとしての美しさを追求したFAMシリーズ。

テーパード脚の採用と船底仕上げを施しており、
軽やかでスタイリッシュなデザインが特徴です。

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そんな見た目からは想像し難いですが
その名のとおり、実はこたつ機能がついており
「センターテーブル」と「こたつ」の1台2役として
お使いいただけるのも嬉しいポイント。

ラグマットだけでは心もとない
冬場の床座スタイルも一瞬で暖まり快適です◎

③ SIEVE センターテーブル merge

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軽やかなデザインが美しい
「SIEVE センターテーブル merge」。

天然木オーク無垢材を採用しており、
温かみを感じる風合いです。

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引き出し付きタイプですが
収納が天板下にピタッと収まっており
足元もすっきりで軽やかな意匠。

足を伸ばしてくつろぐこともできるので、
床座で過ごすことが多い方にピッタリです。

④ SIEVE センターテーブル stand

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「SIEVE センターテーブル stand」は、
ソファーと組み合わせて使うことを
前提にデザインされたセンターテーブル。

ある程度の高さがあるため、
ソファーに腰掛けながらも自然な姿勢のままで
快適に動作を行うことができます◎

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天板下のオープン棚には、
生活感の出やすいティッシュやリモコンなど
さくっと収納することができます。

また、名前のようにテーブル全体が
すっと立ち上がっているかのような意匠で
天然木オーク無垢材でも軽やかな印象。

安定感と抜け感のバランスが絶妙で、
合わせるソファーを選ばず
長く愛用できるデザインです。

暮らしに合ったセンターテーブルで、くつろぎの空間を整えましょう。

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それでは、今回のおさらいです。

▼ センターテーブルのメリット

  • くつろぎが中断されにくい
  • 空間が引き締まる
  • 多目的に活用できる

▼センターテーブル選びのポイント

  • 「自然な動作が叶う」高さを意識する。
  • 空間にあった「形状」を選ぶ。
  • 「機能付き」のものを選ぶ。

毎日を過ごす場所だからこそ、
居心地のよさは大切にしたいもの。

見た目の好みはもちろんのこと、
使いやすさや機能にも目を向けながら
暮らしに合うセンターテーブルを取り入れて、

リビングをより快適な空間に
整えてみてはいかがでしょうか。

それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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¥69,800 ¥ 55,840


SIEVE センターテーブル merge

¥ 48,400


SIEVE センターテーブル stand

¥ 52,800


折りたたみテーブル Henry

¥ 21,800


こたつテーブル FAM/RD 円形 直径90cmタイプ

¥ 76,800




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