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【シンプルを極めるレシピ】せいろで作る
しっとり蒸し鶏

こんにちは。料理家の松山たけしです。

今回は、せいろを使ったレシピのご紹介です。

せいろレシピについては、以前にも
何度かご紹介させていただきました。

豚バラとキャベツのせいろ蒸し
せいろで作るアクアパッツァ

僕の結論としては「せいろは、良い」ということ。

13-b.jpg

  • 蒸すだけで、美味しい
  • 焦がす心配がない
  • 香りがいい
  • 水滴が落ちない
  • 部屋に置いてあってもかっこいい

このように、良いところがたくさんあります。

ということで、せいろのレシピの
レパートリーをもっと増やしていきましょう。

DSCF3083.jpg

今回ご紹介するのは、せいろで作る蒸し鶏。

いくつかのポイントを押さえておけば、
ほぼそのまま蒸すだけで、しっとりとした
美味しいメインディッシュに早変わりです。

▼使用した器
ひのき中華せいろ(21cm /1段)

蒸し鶏をしっとり仕上げるためのポイントは?

DSCF3080.jpg

今回のレシピに使う調味料はとってもシンプルで、
塩、酒、そして少量の砂糖です。

鶏肉は塩で食べるのが一番美味しい。
これは、焼き鳥屋さんも証明してくれています。

以前にご紹介したチキンソテーのレシピも
塩のみで作りました。

徹底的にチキンソテー

さらに今回は皮面を外側にして鶏肉を巻く
という、新たなポイントを1つ紹介します。

DSCF3068.jpg

焼き鳥をよく見ると、皮面を外側にして、
くるっと巻いて串打ちしていませんか?

デパ地下の唐揚げもよく見ると、皮面を外側にして、
くるっと巻いて揚げています。

ただ「くるっと巻く」だけなんですが、
丁寧な仕事をしているところでは、この手法で
調理しているところが多く、そして美味しい。

DSCF3091.jpg

これをすると、皮がクッションになって
やさしく火が入り、肉汁もある程度抱えてくれるので
しっとりジューシーに仕上がるんです。

巻くだけなんですけどね。これがかなり変わります。

下準備としては、鶏肉に対して適切な量の塩をして、
酒と砂糖を揉み込んで、水分を少し含ませてあげる。

DSCF3078.jpg

それをせいろで蒸して、黒酢やレモン、
少量の塩を振ったり、薬味と合わせたりして食べる。

すごく簡単ですが、食卓が華やかになる
楽しい一品が完成します。

材料

DSCF3054.jpg

  • 鶏もも肉 2枚
  • 塩 鶏肉に対して1%
  • 酒(あれば紹興酒) 適量
  • 砂糖 ひとつまみ
  • 小松菜 適量
  • レモン 適量
  • パクチー 適量
  • 黒酢 適量

作り方

DSCF3057.jpg

1. 鶏肉の余分な皮や脂肪分を取り除き、
  身の厚い部分には切り込みを入れておきます。

DSCF3059.jpg

2. 下処理の後、鶏肉に対して1%の塩をふります。

DSCF3060.jpg

3. ボウルに入れ、酒と砂糖を加えたら、
  水分がなくなるまでよく揉み込みます。

DSCF3061.jpg

4. 鶏肉の皮面を外側にして巻き込み、
  つなぎ目を下にして、クッキングシートなどを
  敷いたせいろに乗せます。

DSCF3066.jpg

5. 沸騰したお湯にせいろをセットし、再度湯気が
  立ち始めたら、弱火にして20分蒸します。
  火を止めたら、そのまま10分おきます。

途中でお好みの野菜(小松菜など)を加え、一緒に蒸しても美味しくなります。

6. 蒸している間に、パクチーやレモンなどを
  カットしておきます。

DSCF3071.jpg

7. 鶏肉をカットしたら、食卓に並べて完成です!

DSCF3076-2.jpg

今回は、せいろを使って蒸し鶏を作りました。

熱いかもしれませんが、ある程度温かい状態で
切り立てを食べた方が断然美味しいです。

お好みの薬味と合わせて、味わってみてください。

なお、今回ご紹介した器は、
以下からご覧いただけます。

ひのき中華せいろ(21cm /1段)

Styling Goods

ひのき中華せいろ

¥ 25,300 ~



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