
快適なクッションの使い方を、サイズ別でご紹介します。
https://www.receno.com/pen/school/u30/2020-03-13.php【お知らせ】 ゴールデンウィークの営業と配送について
こんにちは。Re:CENO福岡店の濵田です。
今回のテーマは、「クッション」についてです。
クッションは、手軽に変えられて
インテリアの模様替えを楽しめるだけでなく、
機能的にも様々な使い方ができるアイテム。
しかし、どう選べば、どう飾れば
素敵に見せることができるのか分からずに、
「しっくりこない...」となってしまう方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
今回のマガジンでは、
クッションの選び方と飾り方についてご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
またクッションの使い方については、
こちらのマガジンでも解説しております。
快適なクッションの使い方を、サイズ別でご紹介します。
https://www.receno.com/pen/school/u30/2020-03-13.phpお部屋の装飾として活躍するクッション。機能面に着目した、3つのサイズそれぞれの使い方をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2021-04-05.php初めに、
クッションカバー選びのポイントを4つご紹介します。
ポイントはこちらです。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
1つ目は、クッションを置くベースとなる
ソファーの色と相性が良いものを選ぶこと。
例えば、ベースとなるソファーの色がキャメル、
クッションには淡いグリーン。
この組み合わせの場合、
色の「トーン」が合っていない上、
「色味」も異なるため、チグハグに見えます。
特に注意したいのは、
ベースとなる家具に「有彩色」を選んでいる場合です。
その場合は、トーンと色味をよく確認し、
クッションカバーとの相性を確かめましょう。
トーンとは、
色の明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)を
掛け合わせた考え方のことで、色調とも言います。
同じ空間にあるもの同士で、
色味が異なるものを置く場合は、同じトーンで
揃えると馴染みやすく、印象もまとまります。
色味については、一口に「これが良い」とは
言えませんが、お部屋の中で使っている色味があれば、
その色を取り入れるのがおすすめです。
もしくは、ベースとなる家具と「同系色」か「類似色」
もしくは色のない「無彩色」から選ぶと
失敗が少ないです。
同系色:同じ色相の中で、明度や彩度を変えた色のこと
類似色:色相環で近い場所にある色相の色のこと
無彩色:色みを持たない白や黒、灰色のこと
ベースとなる家具に無彩色を取り入れている場合は、
比較的どんな色のカバーを置いても失敗は少ないです。
これからソファーを選ぶ方は参考にしてみてください。
インテリアのカラーコーディネートについては、
こちらのマガジンで詳しく解説しております。
カラーコーディネートを活用して、空間全体の印象を考えながら、インテリア選びを楽しみましょう。
https://www.receno.com/pen/coordinate/u14/2024-01-31.php2つ目は、
お部屋の「テイスト」に合うものを選ぶこと。
テイストとは、「ナチュラルテイスト」や
「ヴィンテージテイスト」などのように、
インテリアスタイルを一言で分類したグループのこと。
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ナチュラルテイストのお部屋であれば、
「色や素材に天然素材のクッションを選ぶ」など
テイストを揃えることで、
お部屋全体にまとまりを持たせることができます。
リセノが提唱するナチュラルヴィンテージスタイルの
作り方はこちらからご確認ください。
リセノが提案する「ナチュラルヴィンテージテイスト」を丁寧に解説。初回は、「シンプルでナチュラルな内装をベースに」を紐解きます。
https://www.receno.com/pen/howtonv/u4/2022-01-17.php3つ目は、「レピテーション」を意識して選ぶこと。
レピテーションとは「繰り返し」の意味で、
素材・色・形状・文化などの要素を
お部屋の中で繰り返し取り入れることで、
統一感のある空間を作るテクニックです。
お部屋の中で取り入れている何らかの要素をピックし、
クッションカバーにもその要素を取り入れましょう。
ファブリックアイテムであれば、
特に素材や色の要素が取り入れやすいかと思います。
こちらでは、レピテーションについて
詳しく解説しております。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レピテーション」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-07-19.php4つ目は、季節にあった素材を選ぶこと。
クッションやブランケットなどの
ファブリックアイテムは、
肌に触れることが多いため、素材選びが大切です。
オールシーズン同じものを使うことが
いけないわけではありません。
ですが、
夏にはさらっとした素材を選んだり、
冬には温かさを感じる素材を選んだりと
季節に合わせて、その時期に適した素材を
取り入れると、快適に過ごしながら
インテリアの変化も楽しむことができます。
▼季節ごとのおすすめの素材
春夏・・リネン・コットン・ヘンプ
秋冬・・ウール・コットン
お洋服を衣替えするように、お部屋も衣替えをして、気分を変えてみませんか?
https://www.receno.com/pen/coordinate/u67/2024-05-07.php寒い季節にぴったりのクッションコーディネートをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/sofas/u64/2022-12-05.php選び方がわかったら、次に飾り方です。
おしゃれに見せるための3つのコツをご紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
1つ目は、ソファーにはクッションは3つ置くこと。
クッションの数が1つだと、寂しい印象を与え、
2つだと、左右対称できっちりとした印象のため、
少し緊張してしまいます。
3つにすることで、空間に動きが出て、
リラックス感が生まれます。
これには、文化による影響がございます。
建築物やインテリアにおいて、
海外では、左右対称(シンメトリー)な状態が
美しいとされているのに対し、
日本では、左右非対称(アシンメトリー)で
絶妙なバランスが保たれていることに
美しさを感じる文化があります。
そのため、左右非対称でクッションを置く方が、
日本人には自然と落ち着ける空間になるのです。
2つ目は、3つ置くクッションのうちの1つを
サイズの小さいものにすること。
全て同じ大きさでも良いのですが
1つだけ小さくすることで、「外し」になり
よりアシンメトリー感を強めることができます。
こうすることで、動きが感じられ、
心地よいリズムが生まれるという効果もございます。
3つ目は、3つ置くクッションのうちの1つを
織ったもの・編んだものにすること。
織ったものや編んだものには「表情」があるため、
コーディネートのアクセントになります。
3つともがシンプルでも、色味や素材を揃えると
綺麗にまとまるのですが、少しだけ味気ない印象です。
ですので、1つだけは
アクセントに表情のあるクッションを選ぶことで、
ぐっと素敵なこなれた空間にすることができます。
1つはシンプル、1つは小さなサイズ、1つは編んだもので組み合わせた例
飾り方のポイントは、
1つはシンプル、1つは小さいもの、
1つは表情を与えてくれるものを組み合わせること。
この3つをバランスよく飾ることで、
こなれたソファー周りにすることができます。
動画でも解説しておりますので、
興味のある方はぜひこちらからどうぞ。
ソファーに置くクッションの個数は、3つがおすすめ。3つ置くことで、よりくつろげるソファーになります。ぜひご参考くださいませ。
https://www.receno.com/pen/coorderule/u4/2021-04-28.phpここからは、上記でお伝えした
3種類のおすすめをご紹介します。
シンプルなクッションカバーには、
リネンやコットンなどの
肌あたりが優しい素材がおすすめ。
シンプルながらも美しいカラーが魅力の
「elvang」のクッションカバー。
オーガニックコットンを100%使用した
「Thyme」はふわっとした柔らかさと
波打つような質感が特徴です。
馴染みやすいアースカラーで、
お部屋に穏やかな彩りをプラスしてくれます。
クタッとした柔らかいリネン100%の生地でできた
「ナトゥーラボンボン」。
シンプルですが、小さなボンボンがさりげない
アクセントとなっており、
お部屋の中で存在感を発揮します。
カラー展開が豊富で、ご自宅の雰囲気に合わせた
程よい彩りと上質な雰囲気をプラスしてくれます。
使い始めから、心地よいリネンの柔らかさを
感じられる「Daina」は
リトアニアブランド「linoo」のもの。
リネン特有のチクチク感やパリパリ感がなく
ふんわりした触り心地が特徴です。
空間に合わせやすいベージュとグレーの展開で、
異なる2色のフリンジが
さりげないアクセントになっています。
小さいサイズのクッションカバーは、
上記でご紹介した「シンプルなカバーの色味」と
相性の良いものを選ぶのがおすすめです。
しっかりとした厚手のリネン生地に、
繊細なフリンジがついた上品なデザインで、
洗練された雰囲気を与える「ヴェッキオ・ヴェント」。
色の展開はホワイト・ナチュラル・オートミールと
どの色も組み合わせやすいニュアンスカラーです。
日本国内で丁寧に織り上げられたリネンを
使用しているため、上質で長く使える
クッションカバーをお探しの方に特におすすめです。
先ほどの「ナトゥーラボンボン」と同じシリーズで、
小さいサイズの展開もご用意しております。
正方形のタイプとは、少し色味が異なっており、
組み合わせて使うことで、
同じ「素材」のレピテーションとなり、
まとまりをもたせることができます。
小さいサイズのものは、ボンボンありと
ボンボンなしの両方がございますので、
お好みでお選びいただければと思います。
表情を与える「織ったもの・編んだもの」の
クッションカバーには
立体感を感じられるものを選びましょう。
天然素材で味わいのある表情や風合いが
魅力の「CAELA」。
手織りならではのゆらぎや不揃いな
凹凸があり、素朴な温かみを感じさせます。
リズム感のあるデザインと太めのフリンジが
空間にゆったりとしたリラックス感を与えます。
単色ながらも立体感のある
マクラメで編まれた「HILTE」。
シンプルですが、
ざっくりとした模様が目を惹くクッションカバーです。
コットンロープで編まれているため、
季節を問わず快適にお使いいただけます。
「WOOLEN」は、
名前の通りウールを使って手織りで作られた
クッションカバーで、味わいある表情が特徴的。
こちらも手織りならではのゆらぎや不揃い感があり、
素朴な温かさを感じさせます。
ウールを丸めて作ったポコポコとした立体的な模様が
アクセントとなっており、味わいがありながらも
爽やかな印象を与えてくれます。
それでは、今回のおさらいです。
今回ご紹介したクッションカバー以外にも、
様々なアイテムを取り揃えておりますので、
ぜひご自身のお好みのものを見つけてみてくださいね。
クッションカバー一覧
二子玉川・青山・京都・福岡の各店舗でも
クッションカバーを展示しております。
直接肌に触れるものですので、
一度ご覧いただいた上で選ぶのがおすすめです。
クッションの選び方と、飾り方を知って、
ソファー周りのコーディネートを楽しみましょう。
それでは、また。
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