公開日 2024年05月10日(金)
更新日 2025年06月12日(木)
ファブリックで春夏仕様に衣替え。
ポイントとおすすめ商品をご紹介
こんにちは。
Re:CENO FUKUOKAの濵田です。
桜の季節が過ぎ、
じわじわと夏の匂いがし始めたこの頃。
みなさまは「お部屋の衣替え」を
していらっしゃいますか?
お洋服同様、お部屋の中も
季節に合わせて衣替えをすることで、
その時期を快適に過ごすことができます。
ただ、大型家具自体を変えたり、
新しく電化製品を取り入れたりするのは、
費用面だけでなく、収納場所などの関係で
現実的ではないこともしばしば。
ですが、ファブリックを使った変化であれば、
簡単で効果も感じやすいです。
そこで今回は、
ファブリックにフォーカスした衣替えのポイントと
おすすめのアイテムをご紹介します。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
衣替えしたい4つのファブリックアイテム
まずは、衣替えしたい
ファブリックアイテムのご紹介から。
個人的におすすめしたいのが、
こちらの4つです。
- クッションカバー
- ラグマット
- ブランケット
- 寝具
1つずつ見ていきましょう。
① クッションカバー
クッションカバーは、王道の衣替えアイテム。
1つは持っているという方も
多いのではないでしょうか?
クッションカバーを1つ変えるだけでも、
すぐにお部屋のイメージや
季節感、触り心地を変えることができます◎
ソファーやベッドの周りに置くだけで、
ぱっと目を引くアクセントにも。
選ぶ組み合わせやカラー、素材次第で、
お好みのインテリアスタイルに近づけられます。
クッションは、実際に
腰当てや枕として身体を支える用途で使えるため、
ぜひ取り入れていただきたいアイテムです。
こちらのマガジンでは、クッションの衣替えについて、
詳しく解説しておりますので、ご参考に。
クッションカバーでお部屋の衣替え。春夏におすすめのカバー5選
② ラグマット
ラグマットは、お部屋の中でも広い面積を占めるため、
季節感や印象をガラッと変えたい際にぴったり。
また、ラグマットを敷くことで、
暑さ・寒さ対策や生活音の軽減、床の傷防止など、
その他にもたくさんのメリットがあります。
サイズや毛足の長さ、素材、過ごし方、デザインなど
ラグマットを選ぶ際には、
様々な選び方の基準がございます。
ご自身にあったものを慎重に選びましょう。
お気に入りのラグをいくつか用意し、
シーズンごとのインテリアを楽しんでみては
いかがでしょうか。
選び方について、
解説したマガジンがいくつかございますので、
こちらもご参考にしてみてください。
ラグの色の選び方は?カラーコーディネートの基本に沿ってご紹介
ラグサイズを選ぶ3つのポイント。レイアウト例もご紹介します。
「織り方」の違いから、自分にあったラグマットを選ぼう。
③ ブランケット
ベッド周りやソファー周りの
コーディネートを完成させるブランケット。
羽織ったり、掛けたり、敷いたりと
いろんな使い方ができ、マルチに活躍します。
例えば、ソファーにコーデュロイなどの
起毛のあるカバーを選ばれている場合、
夏は少し暑い印象がありますよね。
そこに、リネンのさらっとした生地の
ブランケットをかけると、暑さが和らぎ快適に。
カバー自体を変えることが難しい場合でも、
ブランケットを取り入れるだけで
肌触りやお部屋の印象を変えることができます。
ブランケットは、
春夏用と秋冬用の2つを用意いただくと、
ソファーやベッド上で過ごす時間が
より快適になるかと思います。
ラグマットやソファーカバーなどを変えるのは
ハードルが高いと思われている方は、
程よく印象を変えられるブランケットがおすすめです。
こちらのマガジンでは、
サマーブランケットの選び方について解説して
おりますので、ぜひご参考にしてみてください。
【わたしの愛用品】春夏に向けて。サマーブランケットのメリットと選び方を、ご紹介します
④ 寝具
1日の約3分の1を占める睡眠。
その時間を快適にしてくれる1つの要素が、寝具です。
そもそも寝具には、寝ているときの保温
という大きな役割があります。
寝具を選ぶ際は、この点をふまえ
吸放湿性、保温性の高いものを選びましょう。
寝室の適温は、
夏場は25~28℃、冬場は20℃前後と異なります。
季節ごとに室温は変わるため、その変化に合わせて
寝具を変えることは、
身体のためにもとても大切なことなのです。
人によって、快適に感じる温度はそれぞれですが、
上記の適温を保つためにも、これからの季節に
合わせた寝具に変えることをおすすめします。
こちらから、ご自身に合う寝具をお探しください。
ベッド・寝具特集
春夏の衣替えをする際におさえたいポイント
次に、上記でご紹介したファブリックアイテムの
衣替えをする際に気をつけたいポイントを
「素材」と「カラー」の観点からお伝えします。
① 素材
ファブリックアイテムを選ぶ際は、
素材に注目しましょう。
おさえたいポイントはこちらの2点。
- 頻繁に肌に触れるものには、天然素材のリネンやコットンを。
- ラグマットは、薄手のコットンもしくはジュート素材で夏らしさを。
さらりとしたリネンは、
使うほどに柔らかくなり肌に馴染み、
風合いが増していきます。
吸水性・通気性・保湿性に優れており、
水に濡れると強くなるという特徴も。
空気の熱を外に出してくれるため、
暑い時期でも快適に過ごすことができます◎
優しい肌触りのコットンは、
ふんわり包みこんでくれるような、
気持ち良い触り心地が魅力。
リネンと同じで、
吸水性・通気性・保湿性に長け、
夏に限らず、冬にも活躍します。
同じコットンでも、夏はガーゼ生地、
冬はニット生地になっているものを
選ぶのがおすすめです。
また、ラグマットには、
いろんな毛足の長さのものがございますが、
平織りなどの薄手のものを選ぶことで、
お部屋の中の春夏らしさがぐっと高まります。
先ほどもお伝えしましたが、
コットン素材は、機能性に優れているため、
夏の暑い時期でも足元が涼しく、
快適に過ごすことができます◎
手洗い可能なものが多く、衛生的かつ
かさばりにくいため、収納も場所をとりません。
ジュート素材のラグは、ざっくりとした
風合いが特徴で、耐久性に優れています。
調湿性・通気性にも長けているため、
さらりとした状態を保ってくれるのも魅力。
コットン素材よりも、
より夏らしさを感じることができます◎
こちらのマガジンでは、
ジュートラグのメリット・デメリットを
詳しく解説しておりますので、興味のある方はぜひ。
ジュートラグのメリット・デメリットとは? 素材の魅力も解説
② カラー
色によって、人に与える影響も異なるため、
視覚から季節を感じやすいカラーを
選ぶことも重要です。
おさえたいポイントはこの2点。
- 色味は清涼感のある淡いトーンのアースカラーを。
- 既にあるアイテムとのレピテーションを意識して選ぶ。
色味は清涼感のある淡いトーンの
アースカラーを選ぶことをおすすめします。
アースカラーとは、木や土、植物など、
自然に存在しそうな色のこと。
その中でも、淡いベージュやブラウン、グリーンは
お部屋に馴染ませやすく、
春夏らしいさっぱりとした印象を与えてくれます。
自然に存在する色がベースなので、
どんなスタイルのお部屋にも取り入れやすいです。
レピテーションとは、「繰り返し」という意味で、
同じ要素をお部屋の中で繰り返すことで、
まとまりが生まれるテクニック。
ここでいう要素とは、カラーのことで、
同じカラーをお部屋の中でいくつか散りばめることで、
全体に統一感をもたせることができます。
この画像では、
- グリーン:植物、クッション、ブランケット
- ナチュラル:家具の木の色
- ホワイト:ラグ、時計、寝具、フラワーベース
というように、同じ色が複数散りばめられています。
新しくアイテムを取り入れる際は、
既存のインテリアアイテムに
どんな色を取り入れているか確認し、
レピテーションできるような色味のものを選ぶと、
失敗が少ないです。
カラー選びについて詳しく解説したマガジンは
こちらからどうぞ。
カラーコーディネートで理想のインテリア選び
おすすめファブリック商品6選
ここからは、リセノで取り扱いのある
春夏にぴったりのファブリックアイテムを
6つご紹介します。
①北欧生まれの上質なテキスタイル「elvang」
デンマークのテキスタイルブランド「elvang」は
厳選された最高の天然繊維にこだわり、
洗練された美しい商品を手掛けています。
リセノで取り扱うのは、
「Thyme」と「Dahlia」の2シリーズ。
Thymeは100%オーガニックコットン素材で、
ふんわりとした柔らかい風合いが特徴です。
カラーも優しいアースカラーで
お部屋に取り入れやすいです。
ブランケットはダブルフェイスになっており、
両面でカラーが違うため、
気分によって変えられるのが魅力。
Dahliaはオーガニックコットンと
オーガニックリネン素材のさらっとした風合いに、
格子柄が特徴的なアイテム。
シンプルすぎず、お部屋に程よい爽やかな彩りを
与えてくれます。
絶妙な色合いが素敵で、
上質な雰囲気を作ることができます◎
②リネン×アースカラーが魅力の 「ナトゥーラ」
上質なリトアニアリネン100%でできた
「ナトゥーラ」シリーズは、カラー展開が多く、
お部屋に馴染ませやすいクッションカバー。
シンプルなデザインですが、
周りに小さなポンポンがついており、
さりげないアクセントに。
小さいサイズと組み合わせることで、
ソファー・ベッド周りに立体感を与えます。
クッションカバーのカラー選びで迷った場合、
同じナトゥーラシリーズでまとめると
素敵なコーディネートにすることができます。
③ジュート×コットンの平織りラグ 「CONNOR」
「CONNOR」は、ジュートとコットン、
それぞれの良さを取り入れたラグマットです。
ジュートはコットンよりも通気性が高く、
清涼感を感じやすいのですが、少し硬さがあります。
CONNORは、ジュートとコットンを
かけ合わせることで、
チクチク感のない、柔らかい触り心地に。
デザインに奥行きがあるため、
コーディネートに複雑性をプラスしてくれます。
④程良いサイズ感のジュートラグ 「サークル」
120cmの円形で、ディテール感のある
デザインのジュートラグ「サークル」。
大きすぎず、小さすぎずで
ソファーの前やベッドの横、
ミラーの前、収納棚の前など
様々な場所に取り入れやすいのが特徴です。
一般的なジュートよりも、細い繊維で織ることで、
「しっとり感」を実現しており、
素足で心地良く過ごすことができます◎
⑤極上の寝心地をもたらす国産の寝具 「cocomani」
日本の寝具ブランド「cocomani」は、
「ふれごこち」「つかいごこち」「見た目ごこち」の
3つの「ここち」を大切に、商品を手掛けています。
極上の触り心地で、包まれたくなる気持ちよさ。
吸放湿性に優れていることはもちろん、
オーガニックコットンを使っているため、
肌への刺激も少なく、
敏感肌の方やお子さまにもおすすめ。
⑥さらっとした上質なリネン寝具 「fog linen work」
普段使いがテーマの「fog linen work」の製品は、
シンプルなデザインと上質な生地を使った
使い心地の良さが特徴。
リトアニア産のリネンを100%使用しており、
吸水性・発散性に優れているため、
汗を吸い取り、素早く発散させてくれます。
さらっとした触り心地が気持ちよく、
使うほどに柔らかく馴染み、
快適な睡眠をもたらします。
上記6選以外にも、春夏アイテムをたくさん
取り扱っておりますので、こちらよりお気に入りの
春夏アイテムを見つけてみてはいかがでしょうか。
素材から始める、夏のお迎え準備
ファブリックを使ったお部屋の衣替えをして、心地よく過ごしましょう。
それでは、最後に今回のおさらいです。
▼衣替えしたい4つのファブリックアイテム
- クッションカバー
- ラグマット
- ブランケット
- 寝具
▼春夏の衣替えをする際に気をつけたいポイント
- 頻繁に肌に触れるものには、天然素材のリネンやコットンを。
- ラグマットは、薄手のコットンもしくはジュート素材で夏らしさを。
- 色味は清涼感のある淡いトーンのアースカラーを。
- 既にお持ちのアイテムとのレピテーションを意識して選ぶ。
季節ごとに大型家具を変えることは難しいですが、
ファブリックアイテムなら手軽に
使い心地や見た目をがらっと変えて、
その季節を快適に過ごすことができます。
お部屋の衣替えをして、季節の変化を楽しみながら、
1年を通して心地よく過ごしましょう。
今回ご紹介したアイテムは
各店舗にも展示がございます。
(※在庫状況は変動いたしますので、
ご了承くださいませ)
SHOP LIST
ファブリックアイテムの風合いは、
触ってみなければわかりません。
ぜひ、お近くの店舗にお立ち寄りいただけると
嬉しいです。
また、YouTubeチャンネルでも
「お部屋の衣替え」を特集しています。
こちらも、ぜひご覧ください。
今すぐできるお部屋の衣替え。『季節の色』を取り入れるテクニックとは?
それでは、また。
















































編集部 武尾
デザイナー 木下
編集部 増田
青山店 人見
BM 山本
元京都店 舌
品質管理 遠藤
編集部 江上