
天然素材のジュートを使った「ジュートラグマット BOONTON(ブーントン)」。通気性と調湿性に優れた、素足で過ごす夏のお部屋にぴったりの夏ラグです。
https://www.receno.com/srug/bton-rug.php【お知らせ】社内研修の為、10月29日はオンラインサポート、29・30日は全店舗お休みをいただきます。
公開日 2024年04月24日(水)
更新日 2025年10月23日(木)
こんにちは。
動画クリエイターのひぐちです。
自然素材ならではの風合いと
シンプルながらも味わいのある素材感が、
多くの方に親しまれるジュートラグですが
「お手入れが大変そう...」
「肌触りはチクチクしないかな...?」
など、デメリットが気になる方も
多いのではないでしょうか。
今回は、ジュートラグの
メリット・デメリットをご紹介。
また、ジュートの素材感や
デメリットの改善策についても、解説いたします。
魅力や特徴を把握したうえで、
ご自身にぴったりのラグをお選びください。
まずはジュート素材について、
ご紹介いたします。
ジュートとは、麻の一種で、
「黄麻(こうま)」とも呼ばれる
植物の茎部分を加工して作られた繊維素材のこと。
身近なものでいうと、
コーヒーや穀物の袋などにも使われています。
ジュートの魅力は
なんといっても、通気性・吸水性の高さ。
吸放湿性に優れており、
さらっとした状態を保ちやすいのも特徴です。
また、ジュートは「エコ素材」と呼ばれることも。
原料の栽培から加工、廃棄の段階にいたるまで、
環境に対する負荷が小さいためです。
環境問題に興味のある方は、
選びたくなる素材かもしれません。
ジュートラグのメリットは、
大きく分けて次の3つです。
では、早速、3つの理由について
くわしく紐解いていきましょう。
ジュートは、
自然素材の中でも、抜群の耐久性を誇ります。
とても丈夫な素材ですので
椅子を出し入れする頻度の高いダイニングや、
家族が毎日集まるリビングなど、
日常的に摩擦が起こりやすい場所でも
気兼ねなくお使いいただけます。
耐久性が高いため、
掃除機をガシガシかけられるのも嬉しいポイント◎
ジュートは、コットンよりも通気性が良く
清涼感を感じやすい素材。
また「調湿機能」の高さから、
吸水性・速乾性にも優れています。
湿気を吸い込んですぐに乾いてくれるため
汗ばむ季節でも、さらりと快適に使えるのです。
さらに、ジュートは特有のシャリ感があり
見た目や触感からも、涼しさを感じられます。
私は、暑い季節に畳やござの上に
ごろんと寝転がったときの、ひんやりとした感覚が
気持ちよくて好きだったりします。
素材こそ違いはありますが、
ジュートも、そんな感覚をイメージしてもらうと
分かりやすいかもしれません。
そのような理由から
春夏に最適なジュートラグ。
実は、繊維の表面にある毛羽が
暖かな空気を逃しにくく、
保温性に優れているため、
寒い季節も快適にお使いいただけます。
ジュートラグは、
オールシーズンお使いいただけるアイテムなのです。
ジュートは、もともと汚れやにおいが
付きづらい素材。
また、静電気を帯びにくい特徴から、
埃やチリなどのお掃除がしやすい点も魅力です。
さらに、毛足の短いラグマットは
ゴミが詰まりにくいというメリットも。
洗濯機で丸洗いすることはできませんが、
普段は掃除機をかけていただくだけで大丈夫です。
自然素材なので、
一見、お手入れが難しそうな
イメージのあるジュートラグですが、
実は、日常のお手入れも簡単なのです。
うっかり、ジュースや料理をこぼしてしまった...
そんな時は、汚れが広がらないよう
即座に拭き取りましょう。
それでも汚れが取れない場合は、
中性洗剤を溶かしたぬるま湯で
布拭きをすることで、汚れを落とすことができます。
ジュートラグのデメリットは、
大きく分けて次の3つです。
これらについても、
その理由と改善策をご紹介します。
自然素材のデメリットとして
よく耳にするのが、素材の「チクチク感」。
使ううちに馴染んでくることが多いですが、
人によっては、チクチクとした質感を感じる場合も。
「お肌が弱い」
「薄着でゴロゴロしたい」
などの際には、ブランケットを纏ったり
クッションを枕にしたりして
くつろぐのがおすすめです。
ちなみに、リセノでお取り扱いしている
ジュートラグは、厳選された素材を使って
作られています。
ですので、一般的なジュートに比べて、
チクチク感を不快に思う心配がありません。
ですが、もしも気になるという場合は
コットンなど、肌触りの良い素材が入ったものを
選んでいただくのもおすすめ。
ジュートは、ものによっては
独特の「自然のにおい」を感じる場合も。
このにおいの原因は、製造過程にあります。
天然繊維であるジュートは、
収穫後、いくつもの工程を経て、製品化されますが
その一つに「バッチ処理」と呼ばれる工程があります。
バッチ処理工程で使う油のにおいが
製品化された後に残り、
ジュート独特のにおいの原因となるのです。
ただ、こちらは簡単な方法で改善できますので、
ご安心ください。
一番手のかからないのは、
「新鮮な空気にさらす」こと。
ラグを広げて空気に触れさせ、
1週間ほど置くと、においが気にならなくなります。
ここで注意点なのですが、
ベランダのような屋外に置いてしまうと
雨などの湿気で、繊維が傷む原因に。
また、長時間日光に当てすぎると、
「黄変(おうへん)」と呼ばれる
黄ばんだ色に変色する原因となりますので、
日の当たらない場所での陰干しがおすすめです。
それでも取れない場合は、
重曹をジュートラグに振りかけ、
一晩放置してにおいを吸収させます。
翌日、重曹を掃除機で吸い上げ、
裏返して、反対側も同じように繰り返します。
そうすることで、ジュートの頑固なにおいを
改善することが可能です。
自然素材の証でもあるのですが、
使い始めは、ジュートの細かい繊維が出やすいです。
ただ、こちらもずっと続くわけではありません。
日常的に掃除機をかけながら使用していると
少しずつ落ち着いていきますので、
ご安心ください。
また、自然素材で作られた製品の特性上
遊び毛が出ることもありますが、
こちらも同様に、掃除機がけを行うとよいです。
遊び毛とは、
ラグマットの生産時に付着した
糸の一部が取れる事象のこと。
新品のラグマットには遊び毛が付着しており、
掃除しながらご使用いただくと、
1か月ほどで、遊び毛の量は落ち着いてきます。
ここからは、
おすすめのジュートラグを3つご紹介します。
天然素材の素朴な風合いがなんともさわやかな
ジュートラグ「BOONTON」。
Aタイプ は「ウール 60%、ジュート 40%」の混合、
Bタイプは「ジュート 100%」です。
通気性の高いジュートがさらっと気持ちよく、
夏のリビングに最適なラグマットです。

天然素材のジュートを使った「ジュートラグマット BOONTON(ブーントン)」。通気性と調湿性に優れた、素足で過ごす夏のお部屋にぴったりの夏ラグです。
https://www.receno.com/srug/bton-rug.php「TERRE(テール)」の「Bタイプ」は、
ジュートとウールという異素材を織り交ぜた
立体感のある表情が特徴です。
荒々しいジュートとほっこりとしたニュアンスの
ウールが大胆に混ざり合い、
その不規則さがリラックス感ある印象です。

手織りの複雑なデザインが美しい「ラグマット TERRE(テール)」。ウールの素材感が引き立つ表情豊かな仕上がりです。
https://www.receno.com/rag/terre-rug.php「BRIQUE(ブリック)」は、
ジュートとウールを組み合わせて織られた
ナチュラルな風合いのラグマット。
さらっとした質感で通気性の高いジュートと、
吸湿性の高いウールの組み合わせは、
じめじめした蒸し暑い日本の夏にぴったりです。

ジュート×ウールの異素材を組み合わせた「ラグマット BRIQUE(ブリック)」。高い通気性と吸湿性に優れた天然素材は、春夏用におすすめです。
https://www.receno.com/srug/brique-rug.php今回は、
ジュートラグのメリット・デメリット、
ジュート素材の魅力についてお話しいたしました。
▼ジュートラグのメリット
▼ジュートラグのデメリットと改善策
ジュートラグのメリット・デメリットを
把握したうえで、ラグ選びをしていただくことで、
暮らしがもっと豊かになるはずです。
今回のお話が、少しでもみなさまの
暮らしの参考になると幸いです。
また、YouTubeチャンネルでは、
夏のインテリアに向けた
「お部屋の衣替え」を特集しています。
こちらも、ぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
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