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コーヒーマイスターが教える豆の選び方
〜産地の違い編〜

こんにちは、コーヒーマイスターのはまだです。

この企画では、コーヒー豆の選び方を
3回にわたって解説していきます。

初回は「ブレンドとシングルオリジンの違い
2回目は「焙煎度合いの違い」について解説しました。

最終回となる今回は「コーヒー豆の産地」
について解説していきます。

★7.2021_06_29_9822HARIOサイフォン_ブログ_挽き目-2.jpg

高品質な豆が身近になってきたものの、
産地や銘柄など、わからないこともまだまだ多いはず。

豊かな暮らしに欠かせないコーヒーだからこそ
自分好みの味を見つける際の参考になればなと思います。

コーヒーの産地について知りましょう。

coffee_belt-1.jpg

では、コーヒー豆の産地について
お話させていただきます。

コーヒー豆は赤道近辺の「コーヒーベルト」
と呼ばれるエリアで栽培されており、
年間を通して温暖な気候の地域で栽培されます。

初回の「ブレンドとシングルオリジンの違い
で記述しましたが、コーヒー豆には、
産地特有の風味特性があるため、国名は味を見極める
ための大事な要素の一つになります。

例えば、お店で豆を注文する際にも必ず
「エチオピア」「グアテマラ」「ブラジル」
のように、国名で表記されていますよね。

★5.2021_07_29_1625NEXTG_ブログ_安定したコーヒー-2.jpg

また、代表的な銘柄で言えば、
ジャマイカのブルーマウンテン山脈の
限られたエリアで栽培される「ブルーマウンテン」。

コーヒーの発信地として栄えた、
中東のモカ港に由来したエチオピアの「モカ」など、
山や港の名前が使われたりもします。

つまりお好みの豆を購入する際には、
国名や銘柄は必ず抑えておきたい
ポイントであるということです。

コーヒーマイスターが
おすすめの「産地」をご紹介します。

coffee_belt_アートボード 1.jpg

ここからは僕がおすすめする、
コーヒーの産地とその特徴をご紹介していきます。

①コーヒー発祥の地「エチオピア」

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まずは、コーヒー発祥の地「エチオピア」。
エチオピアのコーヒー豆は香りが強く、
フルーティーさが特徴です。

ジャスミンの香りやベリー系の酸味を感じる
とても華やかな印象のコーヒーが多いので、
浅煎りがおすすめです。

「迷ったらエチオピア!」というほどに、
コーヒ好きにとっては永遠の定番です。

②生産量世界一位の「ブラジル」

coffee_belt_アートボード 1 のコピー.jpg

続いては、コーヒーの生産量世界一位の「ブラジル」。
ほっとするような、程よい苦味とコクが特徴です。

日本に最も流通しているコーヒー豆が
ブラジル産なので、飲み慣れた安定の美味しさです。

その中でも「サントス」という銘柄は
比較的手に入りやすいと思うので、
見つけたらぜひ購入してみてください。

③サードウェーブで最注目の「グアテマラ」

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続いては、近年のコーヒーブームで最注目された
個性豊かな「グアテマラ」。

グアテマラコーヒーは果実を思わせる強めの
酸味と花のような香りが特徴です。

もちろん地域ごとに風味は異なりますが、
総じて、複雑な味わいと香りを楽しめる
面白いコーヒーのイメージです。

個性を楽しむためにも、浅煎りがおすすめです。

④南米のコーヒー大国「コロンビア」

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続いては、国民の1/4がコーヒー産業に携わっている
南米のコーヒー大国「コロンビア」。

コロンビアのコーヒーは甘味と柔らかな苦味とコク
豊かなフルーティーさが特徴とされており、
バランスが良いマイルドなコーヒーです。

とても有名な「エメラルドマウンテン」は、
コロンビアの代表的な銘柄です。

一般的には深煎りで飲まれることの多い
コロンビアですが、個人的には酸味を残した
中深煎りがおすすめです。

⑤最も注目度の高い「ホンジュラス」

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最後は、イチオシの「ホンジュラス」。
聞き馴染みのない方も多いと思いますが、
個人的には近年で最も注目のコーヒーです。

コーヒー豆の品評会カップオブエクセレンス(COE)
で数多く入賞し高品質の豆が安定して流通しています。

甘みや香りが強く、華やかな酸が感じられる一方で
コクも感じられるため、とても飲みやすい
コーヒーの印象。特に中煎りがおすすめです。

ということで、
おすすめの産地をご紹介しました。

国だけでなく地域によっても味に個性が出るので、
お気に入りの産地や農園を見つけて欲しいなと思います。

リセノのスタッフに飲み比べしてもらいました!

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今回、飲み比べをしてもらうのは、
社内の活動を独自の切り口で発信する
カメラマン辻口さんです。

2021_07_19_0379_詳細シーン-2.jpg

使用する豆は、エチオピアとホンジュラスの2種類。

リセノでも取り扱いのある
KINTO ブリューワースタンドセット
を使って抽出します。

ちなみに、ステンレスフィルターは
コーヒーがもつ味をダイレクトに引き出すため
フレッシュな豆に最適です。

では早速飲み比べを行っていきましょう!

2022_04_15_1851-2.jpg

濱田:
まずは、定番のエチオピアから。

辻口:
いつも飲んでるコンビニコーヒーと比べると
フルーティーさという表現がどんな味かわかりました。

濱田:
エチオピアは特に華やかな印象で
わかりやすく美味しいんですよね。

友達にコーヒーについて聞かれると、
決まってエチオピアの豆をおすすめするんです。

辻口:
さっぱりしているというか、
すごく飲みやすいです。あまり詳しくない僕でも、
美味しさがわかります。

濱田:
よかった!

2022_04_15_1829-2.jpg

濱田:
では続いて、ホンジュラスをどうぞ。
最近のイチオシです。

華やかさだけではなくコクをしっかりと感じられる
ものが多く、最近はホンジュラスを見つけると
ついつい購入してしまうんです。笑

辻口:
さっきのエチオピアと比べると
少し重たい感じがしますね...

濱田:
鋭いですね。
コーヒーは飲み口の軽さや重さがあって
それを「ボディ」と表現することもあります。
コクとか深みとかそんな類の表現です。

辻口:
コーヒーの世界って、いろんな表現があるし
産地や焙煎とか... いろいろ奥深い。

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濱田:
その奥深さにはまってしまって、
今では美味しいコーヒーが
生活に欠かせないものになリました。

難しそうというイメージだからこそ、
みんなにコーヒー豆の選び方を知って欲しいなと
思ってこの企画を始めたんですが、
少しでも参考になリましたか?笑

辻口:
すごく参考になりましたよ。
詳しくなったので、僕も自分好みの味を探しながら
自宅でコーヒーを楽しみたいと思います。

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ということで「コーヒー豆の産地の違い」
いかがでしたでしょうか。

3回にわたってコーヒー豆の選び方を
ご紹介させていただきました。

ぜひ、コーヒー豆を購入する際に
参考にしていただければ幸いです。


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