収納家具選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-07.php公開日 2026年02月18日(水)
リビング収納のコツ完全ガイド! ズボラでも片付けが続くアイデア8選
こんにちは。編集部の武尾です。
くつろぐ。遊ぶ。作業する。
暮らしの中心となるリビング。
家族が集まる場所だからこそ、
気づくとモノが増えて、
「片付けても、すぐ散らかってしまう...」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
テーブルの上の郵便物やリモコン。
ソファーに置いたままのブランケットや雑誌。
日々の暮らしの中で生まれる小さな置きっぱなしが、
いつの間にかリビングの景色を乱してしまいます。
実は、リビングが散らかりやすいのは、暮らしの
中心にある場所だからこそ起こる自然なことです。
だから大切なのは、頑張って片付けることよりも、
散らかりにくい仕組みをつくること。
この記事では、リビングが散らかりやすい原因を
整理しながら、無理なく続く収納の基本ルールと、
今日から取り入れられるアイデア8選をご紹介します。
リビングが散らかる3つの原因
まずは、リビングが
散らかりやすい理由を整理していきます。
原因が分かると、必要な収納の考え方も見えてきます。
① 家族共有スペースだから、モノが集中する
いちばん大きな原因は、
リビングが家族みんなで使う場所であることです。
くつろぐ場所であり、遊ぶ場所であり、
作業する場所でもあります。
用途が重なるぶん、自然とモノも集まります。
紙の書類や郵便物。子どものおもちゃ。
充電器やコード類、ゲーム機やリモコンなど。
それぞれは日常に欠かせない物でも、
集まることで散らかった印象を生みやすくなります。
リビングが散らかりやすいのは、
暮らしの中心にある場所だからこそ起こる
自然な状態と言えます。
② 収納スペースが足りないことが多い
もうひとつの理由は、
リビングには十分な収納が備わっていないことです。
クローゼットのような備え付け収納がない
間取りも多く、ソファーやテレビボードを置くと、
大きな収納家具を追加しにくくなることもあります。
その結果、モノの量に対して収納量が足りず、
置き場のない物が表に出やすくなってしまいます。
③ よく使う物ほど置きっぱなしになる
リビングに集まりやすいのは、
毎日使う身近なアイテムです。
リモコン、充電器、ブランケット、読みかけの本。
「またすぐ使うから」と置いたままになり、
その状態が当たり前になっていきます。
収納場所が遠かったり、
戻すのに手間がかかったりすると、
出しっぱなしはさらに増えてしまいます。
リビング収納の3つの基本ルール
ここからは、散らかりにくい状態をつくるために、
まず押さえておきたい基本の考え方をご紹介します。
① 「収納量 > モノの量」の状態をつくる
リビングを整えるうえで、まず大前提となるのが
収納量とモノの量のバランスです。
片付けがラクに続く理想の状態は、
収納量 >>> モノの量
つまり、片付けたいモノに対して、
収納できるスペースに圧倒的な余裕があることです。
スペースに余裕があれば出し入れはスムーズになり、
「戻す」こと自体がとても簡単になります。
反対に、収納がパンパンの状態では、
出すのも戻すのも手間がかかり、
次第に元へ戻す動きが止まってしまいます。
モノは暮らしの中で少しずつ増えていくため、
最初から余裕を持たせておくことが、
整った状態を保ち続けるポイントになります。
② 「見せる2:隠す8」のバランスをつくる
リビングは、家の中でも人の目に入りやすい場所です。
だからこそ、「見えているもの」の影響を強く受けます。
そこで意識したいのが、
見せる2:隠す8という考え方です。

お部屋にあるモノのうち見せてよいものは2割、
残りの8割は隠すと、空間がちょうどよく整って見える
というインテリアの基本的な考え方です。
ティッシュ、リモコン、充電器、書類などの
生活用品は、目に入るだけで
雑多に見えやすいものです。
だから基本は隠す収納に任せます。
生活感が出やすいものほど、扉やボックスの中へ。
それだけで、リビングの景色は
ぐっと整いやすくなります。
③ 片付けやすい仕組みをつくる
いくら収納力があっても、
戻しにくければ出しっぱなしは増えてしまいます。
だから大切なのは、
片付けやすい仕組みを整えること。
戻すまでの動作が多い。遠い。どこに戻すか迷う。
それだけで、置きっぱなしは増えてしまいます。
逆に言えば、「近い」「迷わない」「手間がない」
この3つがそろえば、片付けは自然に続きます。
仕組みづくりのポイントは次の通りです。
- 使う場所の近くに置く
- 家族全員が分かる定位置をつくる
- ワンアクションで戻せる収納にする
- 一時置きスペースを用意する
頑張らなくても戻せる状態をつくること。
それが、散らかりにくいリビングへの近道です。
リビング収納のアイデア8選
ここからは、散らかりにくい仕組みをつくるために、
今日から取り入れやすい収納アイデアをご紹介します。
① 低めの「扉付き収納」で収納力を底上げする
多くのリビングは、備え付け収納だけでは
収納量が足りません。
だから、家具で収納力を底上げすることが
出発点になります。
中でも扉付き収納は、
いわばズボラ収納の味方です。
中に入れて扉を閉めるだけで、
生活感を視界から消すことができます。
また、収納家具は小さいものを増やすより、
大きいものをひとつ入れる方が整いやすくなります。
収納が分散すると、
モノも散らかりやすくなるからです。
壁面に沿ってどんと置く。
それだけで片付けの流れがシンプルになります。
そしてリビングでは、高さ選びも大切なポイントです。
ソファ、テレビボード、ローテーブルなど、
リビング家具は重心が低いものが中心です。

この中に背の高い収納を入れると、
高さのバランスが崩れ、圧迫感も出やすくなります。

だから、リビング収納は高さを抑えるのが正解です。
目安は高さ50〜70cm程度。
視線を遮らず、空間を広く見せながら
収納力をしっかり増やせます。
② 白系の収納家具で壁になじませる
収納家具を取り入れるとき、
印象を左右するのが色です。
おすすめは、壁の色になじむ白や淡いトーン。
壁と同系色にすることで家具の輪郭が目立ちにくく、
まるで造作家具のように空間に溶け込みます。
リビングでは、収納を増やすほど圧迫感や
雑多な印象が出やすいものです。
色をなじませるだけで、収納量を増やしても
すっきりとした景色を保ちやすくなります。
白系のキャビネットを横に並べて、
壁面そのものを収納として使う方法も
効果的です。
「収納を足した」のではなく、
「もともとそこにあった」ように見える。
そんな整い方を叶えやすい方法です。
③ オープン収納は、かご・ボックスと併用する
扉付き収納が理想とはいえ、備え付けの棚が
オープンタイプだったり、すでにお持ちの収納が
見せる仕様という場合もあります。
また、オープン収納には出し入れがしやすいという
メリットもあります。
そんなときは、
かごやボックスを併用するのがおすすめです。
日用品や細かい物をそのまま置くのではなく、
入れ物にまとめて「ざっくり入れる」。
それだけで視界のノイズがぐっと減ります。
戻す動作はワンアクションのまま、
中身は見えにくくなる。
片付けやすさと見た目の整いを無理なく両立できます。
④ テレビボードも収納として活用する
見落としがちですが、
テレビボードもリビングの
大切な収納スペースです。
リモコンやゲーム機、ケーブル類、説明書など、
リビングに集まりやすい細かな物を収められます。
ここでもおすすめは、扉で中を隠せるタイプ。
中に入れてしまえば生活感が表に出にくく、
画面まわりの印象がすっきり整います。
テレビボードを収納としてしっかり機能させることで、
リビング全体の散らかりにくさが大きく変わります。
⑤ 大きめバスケットで「ざっくり収納」をつくる
リビングに散らかりやすい代表格が、
おもちゃやブランケット、コード類などの
まとまりにくい物です。
こうしたアイテムには、大きめのバスケットや
ボックスをひとつ用意しておくと便利です。
細かく分類する必要はありません。
ぽんっと入れるだけで片付く。
この気軽さが、続けやすさにつながります。
さらに、蓋付きのタイプを選べば、来客時などは
蓋を閉めるだけで美しく整います。
散らばりやすい物の逃げ場所を作る。
それだけで床やソファの上が散らかりにくくなります。
⑥ 小さめのかごやボックスで小物を整える
リモコン、文房具、郵便物、充電器など。
リビングには細かな日用品が集まりやすいものです。
量は多くなくても、見えているだけで
雑多な印象を生みやすいのが小物の特徴です。
そんなときは、小さめのかごやボックスに
まとめるのがおすすめです。
中に入れるだけで整い、そのまま出しておいても
景色になじみます。
「隠したいけれど、すぐ使うもの」は、
小さな入れ物にまとめて出しておく。
これが、使いやすさと見た目を両立するコツです。
⑦ リモコンとティッシュの定位置をつくる
リビングで気づくと散らばっているものといえば、
リモコンとティッシュではないでしょうか。
ここで大切なのは、探さなくていい状態をつくること。
つまり、定位置を決めるだけで整いやすくなります。
リモコンは、かごやラックにまとめる。
戻す場所が決まると、迷わず戻せるようになります。
一方ティッシュは、隠す収納にしまうより、
そのまま出しておく方が使いやすいアイテムです。
隠しても、結局すぐに出すことになります。
そこでおすすめなのが、
空間になじむティッシュケースを選ぶこと。
出したままでも生活感が出にくく、
使いやすさと見た目の整いを両立できます。
⑧ ワゴン・トローリーで「公式の一時置き」をつくる
リビングが散らかる原因の多くは、
一時的に置いた物です。帰ってきたカバン。
読みかけの本。飲みかけのカップ。子どもの持ち物。
これらをゼロにするのは難しいものです。
だから最初から、一時置きしていい場所を
用意しておくのがおすすめです。
ワゴンやトローリーは、
まとめて置けるのに高さが低く、
目線のノイズが散りにくいのが特徴です。
必要なときだけ動かせるため、
掃除や来客時にも役立ちます。
リビングテーブルの上に仮置きを作るのではなく、
ワゴンに公式の一時置きを作る。
これだけで、リビングの散らかり方が変わります。
リビング収納を取り入れて、散らからない仕組みづくりを。
今回は、リビングが散らかりやすい理由と、
無理なく続く収納の基本、
そして具体的なテクニックをご紹介しました。
リビングが散らかるのは、性格や片付けの
得意・不得意の問題ではありません。
暮らしの中心だからこそ、
モノが集まりやすい場所なのです。
だから大切なのは、頑張って片付けることではなく、
散らかりにくい仕組みを整えること。
- 収納に余裕を持たせる
- 見せるものと隠すものを分ける。
- しやすい定位置をつくる。
この基本を押さえるだけで、
片付けはぐっとラクになり、
整った状態が続きやすくなります。
なお、収納の基本や実例については、
以下のマガジンでも詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
家具を買う前に「見せる収納」と「隠す収納」のメリット・デメリットを理解しましょう。
https://www.receno.com/pen/storages/u7/2023-04-17.php気づくと物が増えるダイニングに、戻せる置き場所を。狭くても整う工夫を8つまとめました。
https://www.receno.com/pen/dinings/u71/2026-02-06.php【お知らせ】 リセノ公式アプリをリニューアルしました。
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商品部 大原
カメラマン 岡
お客様係 山崎
編集部 江上