収納家具選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-07.php公開日 2026年02月06日(金)
更新日 2026年05月22日(金)
ダイニング収納アイデア8選。テーブルが散らからない「置き場所」の作り方
こんにちは。編集部の武尾です。
ダイニングテーブルの周りって、
気づくと物が増えていませんか?
郵便物やティッシュ、読みかけの本。
ノートPCや充電器、仕事道具。
「あとで片付けよう」と思っていたものが、
そのまま定位置になってしまう...。
わが家も、まさにそのタイプでした。
6畳のダイニングで2人暮らしなのですが、物が多くて
気づけばテーブルがいつも「一時置き」に。
ズボラな私が試行錯誤する中で気づいたのは、
ダイニング収納をうまくいかせるコツ。
それは、置き場所を先に作るということです。
定位置が決まると、しまう動きが自然に増えて、
テーブルの上がすっきり保ちやすくなります。
この記事では、ダイニング収納が
うまくいかない原因を整理しながら、
狭い空間でも取り入れやすい収納のコツと
アイデア8選をご紹介します。
「片付けても、すぐに戻ってしまう...」という方こそ、
ぜひ参考にしてみてください。
ダイニングが散らかる2つの原因
まずは、ダイニングが散らかる理由を整理しましょう。
原因が分かると、必要な収納も迷わなくなります。
① ダイニングは家族の「作業台」になりやすい
ダイニングは、食事の場所であると同時に、
家の作業台になりやすい場所です。
パソコンを開いて仕事をする。
書類に目を通す。子どもが宿題をする。
買ってきたものを一旦広げる。
郵便物を開ける。
こんなふうに、毎日の
「ちょっとした用事」が集まります。
ダイニングが散らかるのは、
性格の問題というよりも、役割が多い場所だから。
まずはこの前提を知っておくだけで、
「収納を足すべき場所」が見えてきます。
② しまう場所が足りず、テーブルが物の置き場になる
もうひとつの原因は、とてもシンプルです。
しまう場所が足りないと、テーブルが
「仮置き場」になっていきます。
さらに見落としがちなのが、手軽さ不足。
しまう場所はあっても、遠い、開け閉めが面倒、
戻すのに手間がかかる。
それだけで置きっぱなしは増えてしまいます。
ダイニングに集まりやすいのは、だいたいこの3つです。
- 毎日使う日用品
- 処理途中の紙もの
- 散らばりやすい小物類
これらは「今日だけ」のつもりで置いたものが、
いつの間にか常駐しがち。
収納が遠かったり、戻すのが面倒だったりすると、
戻す動きが止まってしまいます。
だからこそ、ダイニング収納は
「収納量」と「手軽さ」の
両方を整えることが大切です。
プロが教えるダイニング収納の3つのルール
ここからは、アイデア8選に入る前に。
まずは「散らかりにくい仕組み」を作るための
基本だけ押さえましょう。
① 使う場所の近くに定位置を作る
暮らしの中心であるダイニングに物が集まるのは、
ある意味自然なことです。
問題は「集まること」ではなく、戻せないこと。
つまり、使う場所としまう場所が離れている状態です。
だから、ダイニングで使う物は、
ダイニングの横に定位置を。
これだけで「戻す」という動作が、ぐっと増えます。
ポイントは、頑張らなくてもできる距離感。
立ち上がらずに届く、せいぜい数歩で戻せる。
このくらいの近さがあると、片付けが習慣になります。
② 「隠す」と「見せる」を8:2で分ける

ダイニングは、日用品が溢れ、
生活感が出やすい場所です。
そこで意識したいのが、収納の
見せる2:隠す8という考え方です。
家の中にあるものの多くは、インテリアとしては
主役ではない日用品。
隠したいものまで見えてしまっているNG例
見せたいものは2割で十分で、
残り8割は隠した方が景色が整いやすくなります。
生活感が出やすいものは扉の中へ。
紙ものや細かい物、ストックなどは、
見えるだけで雑多になりがちです。
逆に、見えていても気分が上がるものは、あえて外へ。
お気に入りの器や花、アート。
インテリアになる収納ボックスも、
この「見せる2割」に入ります。
「全部隠す」だと味気なくなり、
「全部見せる」だと散らかって見えやすい。
8:2で分けるだけで、整って見えるラインが作れます。
③ 「一時置き」の場所を確保する
ダイニングが散らかる原因の多くは、
「一時的に置いた物」です。
帰宅後に置いたカバン。処理待ちの郵便物。
読みかけの本。飲みかけのカップ。
これらをゼロにするのは難しいです。
だから、最初から
一時置きしていい場所を用意します。
ここがあると、テーブルの上に置かなくてよくなる。
さらに「あとで戻す」も、ワンアクションで済みます。
ダイニング収納アイデア8選
ここからは、狭いダイニングでも取り入れやすい
収納アイデアを8つご紹介します。
① 扉付き収納で生活感をまとめて隠す
まず最優先で取り入れたいのが、扉付き収納です。
扉付き収納の強みは、整理整頓を完璧にしなくても
「片付いて見える」こと。
いわゆる「ずぼら収納」を味方にできるのが、
ダイニングには効きます。
わが家も、6畳のダイニングで物が多く、
テーブルが一時置きになりがちでした。
そこで壁際に扉付き収納を置いたところ、
収納力が一気に底上げされて、
「とりあえずテーブルに置く」が減りました。
さらに、サイドボードの上は
ディスプレイの土台にもなります。
扉の中で生活感を隠しつつ、
上にはアートや雑貨を飾って
フォーカルポイントをつくる。
「片付く」と「お部屋が整って見える」を、
同時に叶えやすいのが魅力です。
② 壁一面を扉付き収納にして、収納力を底上げする
2つ目のアイデアは、収納を
壁一面で増やす方法です。
例えば、白いキャビネットを横にずらっと並べて、
壁そのものを収納に変えてしまう。
これだけで、ダイニング周りの片付けが一気にラクになります。
ポイントは、大きくしても圧迫感を出しにくい選び方。
奥行きが深すぎないものを選ぶと、
動線をつぶしにくいです。
色は壁になじむ白や淡色にすると、
サイズのわりに存在感が出にくくなります。
収納量が増えると、片付けは「頑張ること」から
「入れるだけ」に変わります。
ユニットシェルフ「R.U.S(ラス)」を、モダンデザインにアップデートして、新たな仲間を追加しました。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u7/2025-12-01.php③ ワゴン・トローリーで「一時置き」と移動収納をつくる
3つ目のアイデアは、ワゴンやトローリーを
「一時置き専用」にする方法です。
ダイニングが散らかるのは、「しまえない」よりも先に
そもそも「いったん置く場所」がないから。
そこで、テーブルの近くに
「一時置きしていい場所」を1つ作ってあげましょう。
わが家でも、トローリーを
一時置きとして活用しています。
ワゴン・トローリーは、
まとめて置けるのに高さが低いので、
目線が散りにくいのもメリット。
必要なときだけ動かせるので、
掃除や来客時にも便利です。
かごやボックスと組み合わせておくと、
入れるだけでまとまりやすいです。
④ かご収納で、死角にまとめて「ぱっとしまう」

4つ目のアイデアは、「死角収納」をつくる方法です。
扉付き収納は、生活感を隠せてとても優秀。
ただ、毎回きちんと扉を開けて戻すのが面倒で、
ついテーブルに置きっぱなし...も起こりがちです。
そこで便利なのが、かごを使った「死角収納」。
日用品を、かごにぽんと入れて中身を見えにくくする。
これだけで、見た目の雑多さがぐっと減ります。
戻すのがラクなのに、中身は見えにくいので景色は整う。
片付けと見た目の両方を、無理なく両立できます。
生活感を減らし、お部屋を「いい感じ」に見せるかご・バスケット選びのコツをまとめました。
https://www.receno.com/pen/storages/u37/2022-08-08.php⑤ インテリアになる収納ボックスで、手に取りやすく整える
ダイニングに集まりがちなのは、細かいもの。
こうした「小さいけれど生活感が強いもの」は、
まとめるだけで印象が変わります。
ここで効くのが、
美しい収納雑貨を活用すること。
隠したいけれど、取り出しやすさは落としたくない。
そんなときに、置いてあるだけで景色になじむ
ボックスが役に立ちます。
たとえばシェーカーボックスのように、
見た目が整っている入れ物に日用品をまとめる。
わが家でも、サイドボードの上に収納ボックスを
置いています。郵便物はシェーカーボックスに。
ティーバッグなどは、ideacoの
オーバルボックスにまとめています。
ちなみにティッシュのような必需品は、ケースごと
美しいものに替えるのもおすすめです。
わが家ではmoheimのティッシュケースを使っていて、
出しっぱなしでも気になりにくくなりました。
⑥ オープン収納は「見せる2:隠す8」で使う
6つ目は、オープン収納を「散らかる原因」ではなく、
「片付けを続ける仕組み」として使う方法です。
オープン収納は、戻しやすい反面、
中身が見えるぶん難易度が上がります。
だから、日用品をそのまま置くのは避けて、
見た目にも美しい
「かご」や「ボックス」と併用するのが安心です。
見せる場所には、見えて心地いいものだけ。
隠したいものは、かごやボックスを使って
「死角収納」にする。
オープン収納でも、入れ物にざっくり入れるだけなら、
戻す動作がワンアクションで済みます。
⑦ スリム収納を足して、すき間に収納を増やす
7つ目は、ダイニングの「ちょっとした余白」を
収納に変える方法です。
狭いダイニングほど、収納家具をどーんと増やすのは
難しいですよね。
そんなときは、壁際や家具の横にできやすいすき間に、
スリム収納を足すのがおすすめです。
たとえば、ダイニングに入ったあとに目に入る
「窓の横のスペース」。
なんとなく空いているけれど、
家具を置くほどでもない...という
余白が残りやすい場所です。
ここに奥行きの浅いスリム収納をひとつ足すだけで、
ダイニング周りの「置きっぱなし」が
逃げ込める先ができます。
⑧ テーブル下を使って、細かいものの置き場所を増やす
8つ目は、これから買い替えを検討している方に
ぜひ知っておいてほしい、
「テーブル自体に収納を持たせる」方法です。
ダイニングが散らかる原因は、だいたい
「細かい物の居場所がない」こと。
上に出しっぱなしになりやすい物ほど、
定位置が必要です。
そこで便利なのが、テーブル下に棚が付いたダイニング。
手を伸ばすだけで「下に逃がせる」ようになります。
しかも、棚は扉の開け閉めがありません。
戻す動作がラクなので、
片付けが自然に続きやすいんです。
ダイニング収納に悩んでいるなら、
「棚付きのテーブル」という選択肢も効きます。
ダイニング収納は「置き場所作り」で美しく整います。
最後に、今日の内容をぎゅっとまとめます。
ダイニングが散らかるのは、
意志が弱いからではありません。
暮らしの中心にあって、
物が集まりやすい場所だからです。
だからこそ大切なのは、「物を減らす」より先に
「戻せる置き場所」を作ること。
定位置が決まると、片付けは「頑張ること」から
「流れ」に変わります。
ダイニングは毎日使う場所だからこそ、
収納で暮らしのストレスを減らしていきましょう。
なお、収納アイデアや家具の選び方については、
以下の記事でも詳しく解説しているので、
ぜひご覧ください。
インテリア好きのリセノスタッフが実践している収納アイデアを、「リビング」「ダイニング」「寝室」などのお部屋ごとに一挙にご紹介します。
https://www.receno.com/pen/storages/u85/2026-05-22.php収納家具選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-07.php「Re:CENO Mag」では、
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