スツールの役割は、「座る」と「飾る」の両面があります。今回は、わが家でのスツールの「楽しみ方」を写真たっぷりでお届け。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u18/2024-09-20.php公開日 2023年06月15日(木)
更新日 2025年04月23日(水)
オットマンとは?
スツールとの違いや便利な使い方をご紹介
こんにちは、インテリアカメラマンの辻口です。
皆さんは「オットマン」をご存知でしょうか?
オットマンとは、ソファーやチェアとセットで使う
足置きのことで、「フットスツール」とも呼ばれます。
こちらの写真のようなアイテムがオットマンです。
使ったことのある方はご存知だと思うのですが、
足を伸ばしておけるだけで、くつろぎ時の
リラックス感が格段にアップするんです。
ですが、ソファやチェアに比べると、
まだまだなじみが薄い方も多いオットマン。
似たような見た目のアイテムに
「スツール」がありますが、
「どうちがうの?」と気になる方もいると思います。
そこで今回は、オットマンの魅力について徹底解説。
オットマンの由来や基礎知識から、
スツールとの違い、便利な活用方法まで、
詳しくご紹介します。
オットマンとは? スツールとの違いを解説
オットマンとは「オスマン風の椅子」という意味で、
18世紀頃のオスマン帝国で使われていた
「背もたれのないソファー」に由来するんだとか。
よく「スツール」との違いを尋ねられますが、
実は両者に明確な定義はありません。
ただ、スツールは「椅子」に近いデザインで、
「座ること」がメインの用途であることが多いです。
- オットマンは、「主に足を乗せるための背もたれがないソファー」
- スツールは、「主に座るための背もたれがない椅子」
という表現がしっくり来そうですね。
オットマンはしっかり安定感があるものが多く、
スツールは軽くて扱いやすいものが多いです。
- 足を伸ばしてゆったりくつろぎたいなら「オットマン」
- 簡易的なチェアとして「座る」をメインで使うなら「スツール」
こんな使い分けが良いかもしれません。
それでは、ここからオットマンの魅力や使い方、
ソファーやチェアと一緒に使いたい
おすすめアイテムについてご紹介していきます。
▼「スツール」の活用方法について詳しく知りたい方は、こちらもチェック
オットマンの魅力は、使い方の幅広さ
足を伸ばしてくつろぐには、2人掛けソファーを
一人で使ったり、縦に長いカウチソファーを
置いたりする必要がありますよね。
ただ、一人暮らしをされている方や、コンパクトな
お部屋にお住まいの方は、大きなソファーを
置くことがなかなか難しいかもしれません。
そこで活躍するのが「オットマン」です。
コンパクトで取り回しやすいオットマンなら、
広いリビングはもちろん、スペースの限られた
ワンルームであっても、取り入れるハードルが
ぐっと下がります。
1人用のコンパクトソファと組み合わせることで、
あっという間にカウチソファに変身します。
足を伸ばせるだけでなく、ソファーとぴったり
くっつければゴロンと横になれるのも嬉しいところ。
くつろぎの方の幅が大きく広がりますね。
また、オットマンは実は足置き以外にも
マルチに使える家具なのです。
役割を「兼用」することで家具を減らし、
さらにお部屋を広く使えるようになります。
活用方法① 来客時のスツールとして
独立して単体で動かせるオットマン。
友人やご家族が遊びにきたときに、
スツールの代用としても活躍してくれます。
座面が広く座り心地の良いオットマンなら、
おもてなしの場としても喜ばれそうです。
活用方法② センターテーブルやサイドテーブルとして
座面の広く硬めのオットマンなら、このように
センターテーブルとしてもお使いいただけます。
センターテーブルはリビングの面積を多く
取るものですから、「人が集まるときだけ
使いたい...」という方もいらっしゃいますよね。
普段は足置きとして、来客時にはテーブルとして、
オットマンなら2つの役割を果たしてくれます。
ひとり暮らしの方にとっても、1つの家具で
様々な使い方ができるオットマンは便利ですね。
▼2人掛け以上のソファにオットマンを組み合わせることで、小さな「L字ソファ」を作れます。
L字ソファー選びは「サイズ」がポイント。生活スタイルやお部屋の広さにあわせたおすすめ商品をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/sofas/u85/2025-03-10.php▼動画でも詳しく解説しています。
ソファーとの組み合わせで、最高のくつろぎをもたらしてくれる「オットマン」。生活シーンをより充実させる、オットマンの3つの魅力をご紹介します!
https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2021-05-10.phpソファーに合わせる、おすすめのオットマン4選
オットマンを選ぶ際は、ソファーやチェアと
「シリーズで揃える」ことをおすすめしています。
その理由は2つ。
1つ目の理由は、座り心地が最適になることです。
同じシリーズの商品なら、座面が低すぎたり、
逆に足の位置が高すぎたりという
ミスマッチを避けることができます。
2つ目の理由は、シリーズで揃えたほうが
見た目にも美しいということです。
オットマンのデザインがソファーやチェアと
揃っていることで、お部屋に統一感が出て、
コーディネートの完成度も高くなります。
リセノでは、ソファーと同シリーズの
オットマンも多数展開していますので、
おすすめのアイテムについてご紹介いたします。
① 柔らかい座面が特徴の「folkシリーズ」
バフっと柔らかい座面と、
重心が低くリラックス感のある座り心地が
特徴の「folk(フォーク)」。
味わいのある「コーデュロイ生地」や
さらっとした肌触りの「リネン生地」など、
好みに合わせてカバーを選んでいただけます。
オットマンはもちっとした可愛らしい見心地で、
お部屋にあたたかみをプラスしてくれます。
カバーを付け外し可能なカバーリング仕様ですので、
汚れてもお手入れできるのが嬉しいポイントです。

ふんわりもっちりとした座り心地が魅力のオットマン「folk/NA(フォーク ナチュラル)」。3種類の上質な風合いが楽しめる全 4色展開です。
https://www.receno.com/ottoman/folkotna.php
ふんわりもっちりとした座り心地が魅力のオットマン「folk(フォーク)」。上質な風合いを楽しめる 3種類 5色の生地からお選びいただけます。
https://www.receno.com/ottoman/folkotbr.php② 北欧デザインが美しい「NOANAシリーズ」
柔らかさの中に芯がある安定した座り心地と、
北欧家具のように「シンプルかつ美しい」デザインが
魅力の「NOANA(ノアナ)」シリーズ。
こちらもコーデュロイ生地やリネン生地、
クリンプ生地など豊富なバリエーションから
お選びいただけます。
こちらもソファのクッションデザインと合わせて、
丸みのあるふっくらしたデザイン。
アッシュ無垢材のフレーム部分にも滑らかな曲線を
採用するなど、細かな設計にこだわったアイテムです。

北欧テイストの上質なデザインに、ナチュラルな雰囲気をまとったオットマン「NOANA(ノアナ )」。フェザークッションによる、ワンランク上の座り心地をぜひお楽しみください。
https://www.receno.com/ottoman2/noanaot.php③ 組み合わせ自由なユニットソファー「rectシリーズ」
硬めのクッションでしっかり身体を受け止めてくれる
座り心地の「rect(レクト)」シリーズ。
一人掛け、二人掛け、カウチ、オットマンと、
豊富な種類を自由に組み合わせ、暮らしに合わせて
レイアウトできるユニットソファーシリーズです。
ソファーとデザインを統一し、シンプルで無駄のない
四角形のデザインが特徴のオットマン。
座面に安定感がありますので、
足置きとしてはもちろん、
サイドテーブルとしても活躍してくれます。

幅、奥行きの違うサイズを、自由に組み合わせて使える「rect unit sofa(レクト ユニットソファー)」シリーズ。ソファーに合わせて、ゆったりと足を伸ばしてくつろげるオットマンタイプです。
https://www.receno.com/ottoman/rect-ot.php▼組み合わせ自由なrectオットマンのレイアウト事例は、こちらで詳しくご紹介しています。
rect unit sofaにオットマンが加わることで、さらに使いやすくなりました。
https://www.receno.com/pen/sofas/u51/2023-03-08.php④ ふっくらハリ感のある「bulgeシリーズ」
ハリ感のあるふっくらとした座り心地が特徴の
「bulge(バージュ)」。
シワになりにくく丈夫なポリエステル生地が
使われており、お手入れがしやすく、いつでも
パリッとした質感を保てるソファーシリーズです。
ソファ本体と同じく、ミニマルながらも
ふっくらあたかみを感じるデザインのオットマン。
木のあたたかみを中心にしたナチュラルな
インテリアにぴったりのアイテムです。

ふわっと体を包み込むような、柔らかな座り心地の「bulge sofa(バージュソファー)」。ソファーに合わせて、ゆったりと足を伸ばしてくつろげるオットマンです。
https://www.receno.com/ottoman/bulge-ot.php省スペースでも置ける、オットマンとチェアの組み合わせ。
オットマンを取り入れたいけれど、
ソファーを置くスペースがない...という方も
いらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、
「チェア」と「オットマン」の組み合わせです。
書斎や寝室など省スペースなお部屋にも
取り入れやすく、気軽に足を伸ばせるリラックス感を
暮らしの中で味わえます。
① 畳一畳分のくつろぎ「Nychair X (ニーチェアエックス)」
チェアとオットマンの組み合わせで
おすすめしたいのが「Nychair X」です。
Nychairはよく「畳一畳分のくつろぎ」と
表現されるコンパクトさや、折り畳めて
持ち運びしやすい構造が特徴のラウンジチェア。
Nychairを広げれば、お家の色んな場所が
くつろぎ空間に早変わりします。
こんなふうにベランダに広げて、ちょっとした
アウトドアスペースを作るのもいいですね。

日本古来の柄模様を用いて、名作チェアをリデザインした「Nychair X Shikri(ニーチェア エックス シキリ)」。暮らしに馴染む、美しく機能的なラウンジチェアです。
https://www.receno.com/loungechair2/nycrxs.php② 「スツール」をオットマン代わりに。
ちなみに、冒頭でお話ししたスツールを
オットマンの代わりに使う方法もあります。
ダイニングでくつろいだり、デスクワークを
したりすることが多い方は、スツールを1つ
ダイニングに置いておくと、休憩時間が充実します。
オットマン代わりのスツールを選ぶ際は、
「クッション」や「ペーパーコード」など、
座面が柔らかいものを選びましょう。
そうすれば、長時間足を乗せていても
踵が痛くなりにくいです。

ペーパーコードとオーク材を使ったダイニングスツール「folk(フォーク)」。 あらゆる生活シーンに役立つ、Re:CENOオリジナルプロダクトです。
https://www.receno.com/diningchair/folkdst.phpオットマンを取り入れて、暮らしをもっと快適に。
オットマンの使い方や魅力についてお話ししましたが、
いかがでしたでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼オットマンとスツールの違い
- オットマンは、「主に足を乗せるための背もたれがないソファー」
- スツールは、「主に座るための背もたれがない椅子」
▼オットマンの魅力
- ソファーにプラスすることでゆったりくつろげる
- コンパクトで移動やお手入れがしやすい
- 来客時のスツールとしても使える
- サイドテーブルとしても使える
▼リセノのおすすめオットマン4選
- folkシリーズ
- NOANAシリーズ
- rectシリーズ
- bulgeシリーズ
▼省スペースのお住まいには...
- チェア+オットマンの組み合わせがおすすめ
- スツールをオットマン替わりに使う
ソファーやチェアの購入を検討されている方は、
オットマンもあわせて取り入れていただくと、
より暮らしにフィットするくつろぎ空間を
作っていただけるかもしれません。
リセノのソファを購入される際も、
ぜひ一緒にご検討ください。

オットマンの商品一覧はこちら。
https://www.receno.com/ottoman/index.php最後までお読みいただき、ありがとうございました。









































福岡店 大塚
お客様係 森田
福岡店 林田
お客様係 中村
元二子玉川店 大友
品質管理 遠藤
お客様係 山崎