センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.php公開日 2025年12月02日(火)
ソファーなしのリビングのレイアウト術!
おすすめアイテムと実例をご紹介
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
「ソファーは欲しい。でもお部屋が狭くなる...。」
こんなお悩みをよく耳にします。
ワンルームや1LDKのように限られた間取りでは、
「ソファーを置くかどうか」が大きな分岐点ですよね。
ですが、ソファーがないリビングでも、
くつろぐ方法はたくさんあります。
床に近い目線で過ごす心地よさや、
スペースを広く感じられる開放感。
お掃除などのメンテナンス面でも、
「ソファーなしリビング」にはメリットがあります。
今回のマガジンでは、ソファーを置かなくても
快適に過ごせるリビングレイアウトについて、
実例とともにわかりやすくご紹介します。
「今のままじゃくつろげない...」と感じている方も、
きっとヒントを見つけていただけます。
ぜひ最後までお付き合いください。
「ソファーなしリビング」の魅力とは?
まずは、ソファーを置かないリビングの
メリットをご説明します。
① お部屋を広く見せられる
ソファーを置かないことで、
お部屋を広く見せることができます。
ソファーはリビングの中でも特に大きな家具。
それがなくなると、広々とした余白が生まれます。
10畳以下のコンパクトなLDにお住まいなら、
あえてソファーを外し、開放感を優先するのも手です。
また、お部屋が広くなることで、
お子さまやペットがのびのびと遊べるようになります。
特にお子さまが小さなうちは、ソファーを外すことで、
おもちゃを広げる空間を確保できます。
衝突や落下の危険など、お子さまの安全面でも
「ソファーなしリビング」なら安心です。
② スペースを有効に使える
ソファーを置かないことで、
空いたスペースを有効に活用できます。
・収納を増やせる
空いたスペースに「収納家具」を追加することで、
収納量を増やすことができます。
備え付けの収納スペースが少ない賃貸住まいの方は、
お部屋のすっきり感を優先して、
ソファーを置かないことも選択肢のひとつです。
収納家具の周囲を美しくディスプレイすることで、
ソファーという「主役」がいなくても、
見どころのあるリビングをつくれます。
・作業スペースをつくれる
空いたスペースにデスクを追加すれば、
簡易的な作業スペースをつくれます。
リモートワークがある方や、自宅学習をする方は、
ダイニングとは別に「作業スペース」があると、
集中がグッと高まります。
コンソールテーブルなどの
コンパクトなデスクを選ぶことで、
小さなリビングでも無理なく配置できます。
③ お掃除が楽になる
ソファーを置かないことで、
お掃除の手間が減ります。
ソファーの下は掃除機が入りにくく、
気が付くとホコリが溜まっていた...なんてことも。
掃除機がけや床の拭き掃除がしやすくなり、
毎日のお掃除の負担が軽減されます。
まとめると、「ソファーなしリビング」は、
次のような方におすすめです。
- 10畳以下のコンパクトなリビングダイニングにお住まいの方
- 小さなお子さまやペットと一緒に暮らしている方
- 収納スペースや作業スペースなど、別の用途が明確になっている方
「ソファーなしリビング」のデメリット
一方で、ソファーを置かないリビングには
デメリットもございます。
① くつろぎ心地が低下する
心地よい姿勢でくつろげるソファーがない場合、
くつろぎ心地が低下する可能性があります。
硬いフローリングに座って過ごすとなると、
立ち座りの動作や、身体への負担、
姿勢の悪化などにつながることも。
クッション性のあるラグマットや、
一人用のラウンジチェアなど、
代わりのくつろぎアイテムを置くのがおすすめです。
② 空間のバランスが崩れる
リビングの中でも存在感の強いソファーがない場合、
空間全体のバランスが崩れる可能性があります。
リセノでは、お部屋を
「上・中・下」の3つの空間に分けて
スタイリングすることをおすすめしています。
3つの空間に分けることで、
お部屋のどこに彩りが足りないかが明確になります。
ソファーは、主要な家具が位置する
「中空間」を彩るアイテムです。
リビングの「中空間」と言えばソファーですから、
そのソファーがない場合、
お部屋の真ん中がぽっかりと空いてしまいます。
ですので、空間のバランスを崩さないように、
代わりに目線を集めるアイテムを配置しましょう。
チェアやテーブル、収納家具、クッションなどを
1つ置くだけでも、お部屋の寂しさがやわらぎます。
まとめると、
ソファーなしでも快適に過ごせるリビングには、
次の要素が必要になります。
- ゆったり快適にくつろげるアイテムを配置する
- お部屋の「中空間」を代わりに埋めるアイテムを配置する
「ソファーなしリビング」におすすめのアイテム5選
ここまで、「ソファーなしリビング」には
ソファーの代わりのアイテムが必要とご説明しました。
そこでここからは、ソファーを置かないリビングに
おすすめのアイテムを5つご紹介します。
① ラグマット
リビングの過ごしやすさを考えると、
ラグマットはぜひとも敷いておきたいアイテム。
床に座る生活が中心なら、2cm以上の厚みがあり、
クッション性にすぐれたラグマットがおすすめです。
毛足の長いものは肌触りがふかふかで気持ちよく、
毛足の短いものは掃除などのお手入れが楽になります。
「全面敷き」のカーペットもありますが、
ソファーを置かないリビングの場合は、
ラグマットを「部分敷き」するのがおすすめです。
床の一部にラグマットがあることで、
お部屋の「下空間」に注目ポイントができ、
全体の見た目が整います。
お気に入りの一枚が見つかる、リセノのラグの魅力をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/rags/u93/2025-11-06.php② クッション・プフ
楽な姿勢でテレビを観たりしたいとき、
背もたれになるクッションやプフが便利です。
一般的な45×45cmのクッションは
床置きすると少し寂しい印象になってしまうので、
立体感のある大きめのクッションを選びましょう。
プフはクッションよりも安定感があり、
来客時の椅子やサイドテーブル代わりにも使える
万能アイテムです。
「プフ」の魅力を解説し、おすすめアイテムを2つご紹介いたします。
https://www.receno.com/pen/sofas/u78/2024-05-14.php③ ラウンジチェア
背もたれに身体を預けてくつろぎたい方は、
1人用のラウンジチェアがおすすめです。
ソファーほど広い場所を取らず、
それでいて楽な姿勢で座れるため、
リビングの快適さが大きく向上します。
見た目が美しいチェアを選べば、
インテリアとしての見栄えも整います。
また、折りたたみ式のラウンジチェアなら、
遊びやお掃除のときにサッと片付けられて便利です。
ラウンジチェアで自分だけのリラックス空間を作って、快適な生活を楽しみましょう。
https://www.receno.com/pen/enjoy/u83/2025-02-27.php④ サイドテーブル
お部屋の「中空間」を埋める実用アイテムとして、
サイドテーブルもおすすめです。
ラグマットの上に直接置きにくい食べ物や飲み物、
読みかけの本、PCなどを置いておくのに重宝します。
また、観葉植物やオブジェなどを飾り、
リビングを彩る「ディスプレイ台」としても活躍します。
⑤ コンソールテーブル・ビューロー
「leftiシリーズ」 左:コンソールテーブル、右:ビューロー
ソファーの代わりに作業スペースをつくりたい方は、
コンソールテーブルやビューローがおすすめです。
省スペース性や移動しやすさを取るなら、
コンソールテーブルを。
400年以上の歴史を持つコンソールテーブル。現代日本の暮らしに取り入れるメリットがたくさんあります。
https://www.receno.com/pen/livings/u85/2025-11-20.php収納スペースも同時に増やしたいなら、
ビューローを選ぶと良いでしょう。
収納と作業を兼ね備えたビューローを取り入れて、片付く暮らしを。
https://www.receno.com/pen/storages/u83/2025-11-19.php「ソファーなしリビング」のレイアウト実例
それでは最後に、「ソファーなしリビング」の
レイアウト実例をご紹介します。
こちらのよくある8畳ほどのリビングダイニングで、
二人暮らしをしていると想定します。
2人で座れるソファーを置いた状態から、
それを取り除いたレイアウト案を考えてみます。
① ラグマット+プフで、
快適な「床生活」を送るレイアウト
まずは、ラグマット+プフで
快適な「床生活」を送るレイアウトです。
ポイントは、以下の3つです。
- ラグマットをサイズアップ
- 大きめのプフでリラックス
- アート、フロアライトで目線の先に彩りを
・ラグマットをサイズアップ
もともとのレイアウトでは、
ソファーの大きさに合わせて
「140×200cm」のラグマットを敷いていました。
床でくつろぐ時間が増えるため、
「200×250cm」のひと回り大きい
ラグマットにサイズアップしています。
ソファーがなくなった分、床を広く埋めてくれて、
インテリアの見心地も整います。
・大きめのプフでリラックス
背もたれや肘置き、サイドテーブル代わりなど、
床生活のくつろぎ時間にあると便利な
大きめのプフを2つ配置しています。
テレビを囲むように配置することで、
リビング全体のまとまりをつくっています。
肌寒いときに使うブランケットや、
お尻の下に敷くクッションなどがあると、
さらに快適さが向上します。
・アート、フロアライトで目線の先に彩りを
空いてしまいがちな目線の先の「上空間・中空間」は、
アートポスターやフロアライトを
配置してカバーしています。
ラグマット+プフのレイアウトは、
どうしてもインテリアが下に集まりがちなので、
「上空間」の彩りを意識することがポイントです。
② ラウンジチェア+サイドテーブルで、
ゆったり読書を楽しむレイアウト
続いて、ラウンジチェア+サイドテーブルで
趣味の読書時間を楽しむレイアウトです。
ポイントは、以下の3つです。
- ラウンジチェア2脚を自由にレイアウト
- 2人それぞれ使えるネストテーブル
- ブックシェルフで収納+彩りを
・ラウンジチェア2脚を自由にレイアウト
2人一緒にリビングで過ごせるように、
ラウンジチェアは2脚レイアウトしています。
折りたたみ式で軽量なラウンジチェアなら、
ソファーのように置き場所に縛られず、
気分に合わせて柔軟に位置を変えられます。
クッションやブランケットなどを
合わせて使用いただくことで、
さらに快適な過ごし心地になります。
・2人それぞれで使えるネストテーブル
サイドテーブルには、2人一緒にも別々にも使える
ネストテーブルをレイアウトしています。
大小2つのテーブルが入れ子になっているので、
2人でそれぞれ好きなものを置いて使えます。
・ブックシェルフで収納+彩りを
読書が趣味であることを想定して、大きめの
ブックシェルフをレイアウトしています。
本や雑誌の収納に加えて、フォトフレームや
お気に入りのオブジェ、植物などを飾ることで、
目線の先の「彩り」としても活躍します。
おしゃれな本棚の飾り方は、
ぜひこちらのマガジンもご参照ください。
インテリアを楽しむおしゃれな「本棚」の選び方と、美しく本を飾るコツについて解説します。
https://www.receno.com/pen/storages/u85/2025-01-15.php③ コンソールテーブルで、
作業環境を整えるレイアウト
最後に、コンソールテーブルで
リビングに作業環境を整えるレイアウトです。
ポイントは、次の3つです。
- コンソール+キャビネットで作業場所を
- 「リラックス・食事・作業」のスペースを区別
- ラグマットで「ゾーニング」を
・コンソール+キャビネットで作業場所を
コンパクトなリビングに作業場所をつくるなら、
コンソールテーブルがおすすめです。
一般的なデスクは場所を取ってしまいますが、
コンソールテーブルなら8畳ほどのリビングにも
無理なく置くことができます。
スペースがあれば、近くに事務用品や書類をしまう
小さな収納家具を配置することで、
さらに集中するための環境を整えられます。
・「リラックス・食事・作業」のスペースを区別
リビングに作業スペースをつくる際には、
休息や食事など、ほかの用途のスペースと区別
することが重要です。
用途ごとにスペースを明確に分けていれば、
同じ空間で2人で過ごしていても、
作業場所での集中を保ちやすくなります。
・ラグマットで「ゾーニング」を
狭いお部屋でスペースを区切る際におすすめなのが、
ラグマットで「ゾーニング」する方法です。
ゾーニングとは、過ごす目的や用途に応じて
お部屋のスペースを分けること。
見た目と過ごしやすさが向上するテクニックです。
8畳のコンパクトなリビングでは、
家具やパーテーションで物理的に区切るのではなく、
ラグマットを敷いて視覚的に区切るのがおすすめ。
お部屋の広さはそのままに、
用途に応じたゾーニングを実現できます。
「個室」がなくても、作業空間はつくれる。書斎スペースのレイアウトのコツと、リセノスタッフの実例をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/offices/u85/2025-08-20.phpインテリア選びに迷ったら。
リセノのプロサポートにご相談ください。
リセノでは、独自に研究を重ねた
「インテリアのセオリー」に基づき、
プロによるアドバイスを行っています。
難しい「インテリア選び」だからこそ、
インテリアのプロが寄り添って相談に乗り、
アドバイスをすることが必要と考えています。
セオリーがあるから迷わないし、
センスがなくても取り入れられる。
ぜひ、みなさまのインテリア選びが
楽しいものになるように、
サポートできればと思います。
ご興味がありましたら、リセノの各店舗や、
こちらのページからお気軽にお申し込みください。
無料で使える3Dシミュレーションツール
「Homestyler」で作りました。
今回のマガジンで作成したレイアウトは、
無料の3Dシミュレーションツール
「Homestyler(ホームスタイラー)」で作成しました。
とても直感的な操作で、どなたでも
お部屋の3Dモデルを作っていただけるツールです。
リセノでは、初心者の方でもHomestylerを
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興味がございましたら、ぜひあわせてご覧ください。
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https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2025-04-25.php自分の暮らしに合ったリビングレイアウトを楽しみましょう。
いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼ソファーなしリビングのメリット
- お部屋を広く見せられる
- スペースを有効に使える(収納、作業スペースなど)
- お掃除が楽になる
▼ソファーなしリビングのデメリット
- くつろぎ心地が低下する
- 空間のバランスが崩れる
▼ソファーなしリビングにおすすめのアイテム
- ラグマット
- クッション・プフ
- ラウンジチェア
- サイドテーブル
- コンソールテーブル・ビューロー
今回のマガジンが、
皆さまのお部屋づくりのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼今回のマガジンを気に入っていただけましたら、こちらのマガジンもおすすめです!
デザイン性と機能性を持ち合わせた「ロッキングチェア Nychair X」の魅力をご紹介します。
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編集部 辻口
お客様係 山崎
編集部 江上