「リビング」「キッチン」「洗面脱衣所」3つのシーンごとに、かごの具体的な使い方をお届け。
https://www.receno.com/pen/essay/u73/2023-09-01.php公開日 2025年11月28日(金)
【整理収納のヒント手帖】生活にメリハリを付けると、
片付きやすくなる
こんにちは。北欧式整理収納プランナーのmahoです。
本格的に寒くなってきた近頃。ストーブや毛布などを出
してきて、家の中が冬の景色に変わりつつあります。
この時期ならではの温かみあるインテリアを楽しみたい
と思いつつ、どうしても使うモノが増えると散らかりが
ちに...。
そんな時こそ、収納の力が頼りになります。でも、どこ
に何を収納するのが良いのか、そこが難しいところ。
片づけが楽になる習慣づくり、
わが家の3つの事例
片づけを楽にするためには、
・家族の動きや家事の動線に合わせる
・使う場所に近いところに収納しておく
などなど色々な方法がありますが、今回ご紹介するのは
「生活のメリハリを収納のメリハリに繋げる」という考
え方です。
例えば、平日と休日の過ごし方のメリハリを付けること
で、自然とモノの収納場所を考えやすくなることがあり
ます。
今回は、具体的に「わが家の事例」をご紹介しますね。
①おやつ作りのグッズ
おやつ作りが好きなのですが、基本的には休日にしか作
りません。平日は保育園や学童でおやつを食べてくる子
どもたち。家で食べるのは週末だけなのです。
というわけで、おやつ作りグッズはキッチンから少し離
れた扉付きの収納棚を定位置にしています。
ちなみに夫のコーヒーミルも同じ棚に収納。平日はイン
スタントコーヒーなので、こちらも休日にしか使用して
いません。
多くなりがちなキッチン用品ですが、毎日のように使う
ものと週末だけ使うものを分けることで、収納エリアに
メリハリが生まれます。
②ゲーム用品
わが家では、「ゲームはパパがいる休日に1時間だけ」
と決めています。そのため、定位置は手に取りにくい押
入れの枕棚でOK。休日になれば夫がセットして一緒に
遊んでいます。
枕棚から取り出すときには脚立が必要なので部屋の隅に
置いているのですが、こちらも平日はほぼ出番がないの
で、ウエス入れのかごを置いて収納場所のひとつとして
活用しています。
「休日だけ」「夫がセットする」と決まっていることで
やや取り出しにくい場所を定位置にする分、他のおもち
ゃを手に取りやすい場所に収納することができています。
③子どものおもちゃ
平日は朝から夕方までそれぞれの場所で活動している子
どもたち。家で遊ぶ時間は短いため、常におもちゃ全種
類を揃えておく必要はありません。
収納場所も限られているため、細かいおもちゃである
LEGOとシルバニアはどちらかひとつだけ出しておくと
決めています。
もう片方は押入れに収納していて、娘たちから
「交換して~」と要望があったタイミングで入れ替え。
この入れ替えも休日にすることになっているので、平日
は今出しているおもちゃで遊ぶことになっています。
生活のメリハリは、収納のメリハリに繋がっている
先に収納を整えることで生活にメリハリが生まれるとい
うことも事実。でもその逆に、生活(特に平日と休日の
過ごし方)にメリハリを付けることで、収納にメリハリ
が生まれることもあると感じています。
モノは人の動きに付随しているので、
人の行動= 生活スタイルのメリハリ→モノの定位置のメリハリ→散らかりにくい家に近づく
のではないでしょうか。
過去の記事では、収納に必要不可欠なアイテム「かご」
について、使い方の実例をご紹介しています。こちらも
合わせて読んでいただくと、より理解が深まるかと思い
ますので、よろしければ一読いただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。










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