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アートポスターの「飾り方」
押さえておきたい3つのポイントをご紹介

こんにちは。
Re:CENO KYOTOの宮崎です。

今回は、以前ご紹介した
「アートフレーム・ポスターの選び方」に続き、
どなたでも簡単に実践できる
アートの飾り方についてご紹介します。

お部屋にあったアートフレーム・ポスターの選び方 3つのポイントをご紹介します。

お部屋にアートを飾るのは憧れるけれど、
「どこに」「どんなアートを」「どのように」
飾ればいいか分からないという方。

今回は、誰でも簡単にアートを取り入れられる
ポイントを解説します。

アートは素敵なフォーカルポイントを
作るうえでも重要な役割を担うアイテムですので、
ぜひ今回の内容を参考に、
インテリアを楽しんでいただければ嬉しいです。

アートポスターを素敵に飾る3つのポイント

アートを素敵に取り入れるためには、
まず、お部屋にあった「設置場所」「アート選び」
「設置方法」を知ることが重要です。

具体的には、次の3つのポイントを抑えましょう。

お部屋のフォーカルポイントとなるような場所に飾る。
余白の形に合わせて、大きいサイズのアートを1枚飾る。
住まいにあった設置方法で飾る。

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

1. お部屋のフォーカルポイントとなるような場所に飾る。

福岡店店長榎本宅：リビング

はじめに、お部屋の最適な
「設置場所（どこに）」についてです。

ここでのポイントは、
お部屋のフォーカルポイントを見つけること。

フォーカルポイントとは、
「お部屋でよく目に入る場所」＝
「インテリアにおいて、重要な場所」のことです。

フォーカルポイントについては、
下記の記事で詳しく解説しておりますので、
ぜひあわせてご覧ください。

「フォーカルポイント」とは？ インテリアを美しくするテクニック

このフォーカルポイントとなる場所が
ぽっかり空いてしまっていると、
どれだけ素敵な家具を配置しても、お部屋全体は、
味気なく物足りない印象になってしまいます。

例えば、ソファーの後ろ。

ソファーの背面を壁につけて配置した際、
後ろの白壁が、ぽっかり空白になってはいませんか。

まさにここは「フォーカルポイント」と
なるべき場所です。

リセノで1番人気の「AGRAソファー」。

クッションやシープスキンで
素敵にコーディネートしているにも関わらず、
全体でみると、どこか物足りない印象です。

ここにアートを1枚配置してみます。

アート以外全て同じアイテムを
使用しているにも関わらず、全体の印象が
ワンランク上の上質な空間に仕上がっています。

今のお部屋にどこか味気なさを感じる方は、
「フォーカルポイント」というキーワードで
空白となっている壁に目を向けて見てください。

そこが、お部屋にとって
最適なアートの「設置場所」です。

具体的には、キャビネットの上、
ダイニング横やベッド上の壁などが
フォーカルポイントになりやすい場所ですので、
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

また、フォーカルポイント＝「よく目に入る場所」と
いった部分で、もう1つ重要なポイントがあります。

それは設置する「高さ」です。

アートの中心を人の目線の高さとなる
床から145cmに持ってくることで、
さらに目に入りやすくなります。

実際に飾る際には、この「高さ」も意識して
設置するようにしましょう。

2. 余白の形に合わせて、大きいサイズのアートを1枚飾る。

続いて「アート選び（どんな）」についてです。

冒頭でもお伝えした通り、
「アートフレーム・ポスターの選び方」については、
別の記事で詳しく解説しておりますので、
ここではポイントだけ復習しておきましょう。

お部屋にあったアートフレーム・ポスターの選び方3つのポイントをご紹介します。

ここでの抑えるべきポイントは、3つ。

大きめのアートを1枚だけ飾る。
余白の形に合わせた向きのアートを選ぶ。
ソファーやシェルフの上は、幅7割までのアートを選ぶ。

この3つのポイントを抑えたのち、
取り入れたアートをお部屋に馴染ませるためには、
レピテーションを使うことがおすすめです。

レピテーションとは、「繰り返し」という意味で、
同じ要素をお部屋の中で繰り返し使うことで、
まとまりが生まれるテクニックです。

レピテーションに用いられる要素には、
色・形・素材が主に挙げられますが、
アート選びでは主に「色」に対して、
レピテーションを取り入れましょう。

アートのデザインは様々あり、
その中には多くの「色」が使われています。

このアートに取り入れられている色を、
同じ空間に繰り返し使うことで、
アートがお部屋に馴染み、一体感が生まれます。

京都店「AGRAソファー」展示風景
例えば、クッション。

クッションカバーを変えるだけで、
簡単にレピテーションを取り入れられるので、
おすすめです。

その他にも、アートに使われている色の
フラワーベースや、ディスプレイ雑貨を
一緒に配置するのも◎

ぜひ、ポイントを抑えて、お部屋にぴったりな一枚を
楽しみながら、見つけていただければ嬉しいです。

3. 住まいにあった設置方法で飾る。

最後に3つ目の
「設置方法（どのように）」についてです。

アートを飾りたいけれど、
「今のお部屋は、賃貸だから壁に傷が付けれない。」
と、アートを飾ること自体を悩まれている方。

アートには、様々な設置方法があり、
住まいにあった方法で
取り付けていただくことが可能です。

例えば、賃貸の壁にアートを設置する場合には、
石膏ボードの壁にホッチキスで
固定するタイプのフックがおすすめです。

このタイプは、壁に画鋲よりも小さい穴しか
開かないため、修繕負担の心配がありません。

その他にも、賃貸の壁に使える様々なタイプの
フックがございますため、ぜひこちらの記事も
参考にしていただければ嬉しいです。

賃貸でも使える！ 穴を開けない壁掛けフックおすすめ4選

また、壁がコンクリートの打ちっぱなしで
フックが付けられないという方は、
キャビネットの上に置いて飾る方法がおすすめです。

アートは高さがあるため、他のアイテムと
組み合わせることで、高低差のある「三角形飾り」が
簡単に作れます。

【動画】センスのいらないインテリア｜ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。

なお、実際にアートを設置する際には、
手順を詳しく解説しているこちらの記事も
あわせてご覧ください。

アートフレームを設置する正しい手順をご紹介します。

スタッフ宅　アートのレイアウト実例

カメラマン辻口宅：ダイニング

ここからは、今回ご紹介した3つのポイントを抑えて
素敵にアートを取り入れている
スタッフ宅の様子をご紹介していきます。

店舗MG 岩田宅：ソファー後ろ

まず、はじめにご紹介するのは、
店舗マネージャー岩田宅のリビングシーン。

2人掛けソファーNOANAの後壁には、
「Oak round frame 50cm×70cm＋α」に
「アートポスター Figure 02」が配置されています。

アートフレームとソファーフレーム、
フロアライト支柱部分のブラウン。

アートの少しかすれたグレーを拾った
クッションカバー。

レピテーションを使いながら、
壁の余白やソファーともバランスが整った
サイズ・デザインのアートが選ばれています。

制作部中原宅：キャビネット上

次にご紹介するのは、
デザイナー兼カメラマンとして、ルームツアーにも
度々出演する中原宅のキャビネット上です。

ヴィンテージテイストなアート・フレームとあわせて
馬のオブジェやドライフラワーを配置することで、
統一感かつ、趣深さを演出。

また、高さ違いのアイテムを複数組み合わせることで、
高低差のある「三角構図」が作られており、
立体感のあるディスプレイになっています。

商品部清水宅：ベッド上

最後にご紹介するのは、
こちらも度々ルームツアーで紹介される
清水宅のベッドルーム。

ヘッドボード付きのベッドに比べて、
壁に余白ができやすいヘッドレスタイプですが、
そこにアートを飾ることで、
素敵なフォーカルポイントに仕上がっています。

フレームは、周辺家具と同じナチュラルカラー。

アートは、隣にくるシェルフにあわせて
ブラックを用いたデサインを選ぶことで、
さらにお部屋全体で見たときにも
まとまりがあるコーディネートになっています。