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ディフューザーを置く場所に迷ったら。
おすすめの置き方・飾り方を解説します。

こんにちは。デザイナーの木下です。

一週間働いたあとの週末は、
心も体もぐったりお疲れ気味に...。

そんなとき、
アロマの香りにふっと癒されることがあります。

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最近は、ベッドの横にディフューザーを置いて、
好きな香りを楽しみながら
眠ることが習慣に。

ただ、ディフューザーを買った当初は、

「どこに置こう?」
「どんなふうに飾ろう?」

と、置き場所や飾り方に悩みました。

たとえば、香りが行き届きやすい高さや風通し、
ディスプレイとして美しく見せるバランスや色合わせ。

ちょっとした工夫で、香りの心地よさも、
インテリアの洗練度もぐっと上がるんです。

今回は、香りとインテリアの両方を楽しみたい方に、
ディフューザーの置き場所と、
美しく飾るためのコツをご紹介します。

ディフューザーを置く場所は?
エリアごとにおすすめをご紹介

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ディフューザーは「どこに置くか」で
香りの感じ方が変わります。

おすすめの共通ポイントは以下の2つ。

  1. 下から上に香りを広げられる「少し低めの所」
  2. 香りがこもらず自然に広がる「風通しのある所」

ここからは、エリアごとに
おすすめの置き場所をご紹介します。

① 心地よいくつろぎ時間を過ごせる「リビング」

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リビングでは、
キャビネットの上
テレビボードの上
など、目線より少し低めの場所がおすすめ。

空間全体に香りがふわりと広がり、
ソファに腰かけるたびにリラックスできます。

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また、ブックシェルフの棚
ディスプレイしていただくのもおすすめです。

収納家具に飾ると、
物を出し入れするたびにアロマがふわっと香り、
日々の何気ない瞬間に心地よさを感じます。

② 香りで集中力がアップする「ダイニング」

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ダイニングテーブルの上
カウンターの上など、
作業をする場所の近くに置くと、
香りがやさしく漂って作業もはかどります。

集中できる効果のある香りを取り入れると、
効率はさらにアップ。

ただし、作業や食事をすることが多いダイニングでは、
作業の邪魔にならない位置に置いたり、
集中できない強すぎる香りを選ばないように
することもポイントです。

③ リラックス効果で、ぐっすり眠れる「寝室」

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寝室では、ベッドの近くにある
ナイトテーブルの上
ディフューザーを置くのがおすすめです。

香りが直接鼻に届きすぎず、
ほどよくリラックスできる距離感を保てます。

夜にリラックス時間を過ごす寝室は、
心を解きほぐしてくれる香りを選ぶと、
自然と深い眠りへと導いてくれます。

④ 清潔感をさりげなく演出できる「サニタリー」

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洗面所やトイレなどのサニタリースペースでは、
棚の上ミラー横など、
目に入りやすい場所を選ぶと、空間が整った印象に。

サニタリースペースは、清潔感を出すため、
白を基調としていることが多いです。

シンプルなデザインのディフューザーを選ぶと、
清潔感を損なわず、香りの演出が叶います。

⑤ 香りでお客様をお出迎えする「玄関」

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玄関にディフューザーを置くと、
家に入った瞬間から心地よさを感じられる空間に。

靴箱の上小さな棚の上など、
視線の先に香りがあると、自然と気分がほぐれます。

玄関には、清らかでやさしく香る香りがおすすめです。

出かけるときも帰ってきたときも、
心をふっとゆるめてくれる香りが
迎えてくれます。

香りが強すぎないものを選ぶことで、
訪れた人にもやさしい香りが届き、
お家の第一印象アップに繋がります。

ディフューザーの置く場所で
避けるべきポイントとは?

香りのある暮らしを楽しむには、「置き場所」に
少しだけ気を付けるのがコツ。

ポイントは以下の3つ。

  1. 直射日光やエアコンの風が当たる場所
  2. 倒れやすい場所・不安定な棚の上
  3. 狭くて空気がこもりやすい場所

毎日心地よく使うためにも、
避けたいポイントを詳しく見ていきましょう。

① 直射日光やエアコンの風が当たる場所

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ディフューザーは繊細な香りの変化を楽しむアイテム。

直射日光や冷暖房の風が当たると、
香りが飛びやすくなったり、劣化の原因になることも。

なるべく日陰で、
空調の風が直接当たらない場所を選びたいですね。

② 倒れやすい場所・不安定な棚の上

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リードタイプやガラス瓶のディフューザーは、
安定感のある場所に置きましょう。

ぐらつくラックの端や、
物を頻繁に動かす場所に置くと倒れてしまうことも。

お気に入りの香りがこぼれてしまわないように、
安定した場所を選びましょう。

特に床掃除の際に動かしやすい場所は、
思わぬ事故の元。

歩いた時や掃除の時に
うっかり倒してしまわないように、
日常の動線も意識すると安心です。

③ 狭くて空気がこもりやすい場所

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香りは空気の流れと一緒に広がっていくもの。

換気の悪い空間や密閉された棚の中などに置くと、
香りが強く感じられすぎてしまう場合があります。

ほのかに香るくらいが、ちょうどよい心地よさに。

空気がゆるやかに循環する
「窓の近く」や「部屋の出入り口付近」を選ぶと、
香りも自然と暮らしに溶け込みます。

ディフューザーを
美しく飾るコツ

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香りを楽しむだけでなく、
目にも心地よい空間にしてくれるディフューザー。

ちょっとした飾り方の工夫で、
お部屋の雰囲気がぐっと洗練された印象に。

ディプレイのコツは、以下の2つ。

  1. 「三角構図」で高さにリズムをつける。
  2. 「素材」や「色」を揃えて、まとまりのある印象に。

ポイントを抑えて、
ディフューザーでお部屋をおしゃれに飾りましょう。

① 「三角構図」で高さにリズムをつける。

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ディフューザーをただ置くだけでなく、
まわりのアイテムとの「高さのバランス」を
意識するだけで、空間の印象がぐっと洗練されます。

おすすめは三角構図と呼ばれる飾り方。

大・中・小、3つの異なる高さのアイテムを
三角形になるように配置すると、
視覚的なバランスが取れて、
ディスプレイが美しく仕上がります。

例えば、
「大」のアイテムとして
A4サイズのポスターフレーム。

「小」のアイテムとして
真鍮のトレーと木のオブジェ。

「中」アイテムとして
アロマディフューザーを加えることで、
高さのバランスが取れた「三角形」が完成します。

このように、お手持ちの雑貨に
アロマディフューザーを添えていただくことで、
美しいディスプレイを作っていただけます。

② 「素材」や「色」を揃えて、まとまりのある印象に。

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飾るアイテムの
「素材」や「色」に共通点を持たせると、
不思議と空間がまとまりよく見えるもの。

「3つのアイテムのうち、2つの素材を揃える」と、
ディスプレイに自然なまとまりが生まれ、
さらに洗練された見心地になるのです。

こちらでは、アロマディフューザーのネックカバーと
ポスターフレームで、
「木」の素材を揃えてディスプレイ。

さらに、ディフューザーのボトルとポスターで、
「白」のカラーも揃えています。

飾るアイテム同士の素材や色に
共通点を持たせることで、初心者の方でも
簡単に美しいディスプレイを作っていただけます。

また、ディスプレイの基本について
さらに詳しく解説したこちらの記事もございますので、
お時間ある方はぜひ読んでみてください。

おすすめ商品
アロマディフューザー 「KUSU HANDMADE Forest Aroma」

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心を解きほぐすさわやかな「森の香り」。

インテリアとしても美しい
「KUSU HANDMADE Forest Aroma」は、
お部屋に置くと、まるで「森林浴」をしているような
心地良い自然の香りに包まれます。

たとえるなら、由緒ある「旅館」を訪れた時の安らぎ、
ノスタルジーを感じる香りです。
ふわっと香るひとときが、疲れを癒してくれます。

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さらに嬉しいのが、
「インテリアとしての美しさ・使いやすさ」がある所。

KUSU HANDMADE アロマディフューザーは、
どんなお部屋にも自然と溶け込むシンプルなデザイン。

リビングや玄関、寝室など、
香りとアクセントが欲しい場所に、
手軽に置けるサイズ感です。

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天然木を使用したネックカバーや
リードスティックのおかげで、
素朴さの中にも個性的な風合いを感じるデザインに。

ネックカバーには天然の「楠」を使用。
こちらがあたたかみのあるアクセントになっています。

よく見ると、かわいらしい木の刻印が。

こういった細かなデザインに、
手作業のこだわりを感じます。

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リードスティックには、天然木の「ヤナギ」を使用。

こちらがアロマを吸い上げ、
香りをやさしくお部屋に広げます。

天然素材ならではの有機的なデザインが、
ディスプレイに個性をプラスします。

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今回ご用意した香りは3種類。

  • カーミングフォレスト
  • ウォーミングフォレスト
  • ホーリーフォレスト

どれも天然の「楠」の香りを中心に、
自然由来100%の落ち着いたブレンドになっています。

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カーミングフォレストは、
「楠」の香りに、
「ベルガモット」、「パチュリ」をブレンド。

木漏れ日が差す森の中で
深呼吸するようなさわやかさが特徴です。

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ウォーミングフォレストは、
「楠」の香りに、
「ラベンダー」、「マジョラムスイート」、
「シダーウッド」をブレンド。

お花が咲いた森の中で、
甘い香りに包まれるような感覚です。

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ホーリーフォレストは、
「楠」の香りに、
「セージ」、「フランキンセンス」、
「ベンゾイン」をブレンド。

3種類の中で最も「自然の雄大さ」を思わせ、
ほんの少しスパイス感のある洗練された香りです。

自然由来のやさしい香りは、
おもてなしにも、自分を癒す時間にもぴったり。

楠のアロマディフューザーをインテリアに取り入れて、
「香りのある暮らし」を始めてみませんか?

ディフューザーの置く場所と飾り方を工夫して、
癒しの空間をつくりましょう。

いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。

▼ディフューザーを置く場所は?

  1. 心地よいくつろぎ時間を過ごせる「リビング」
  2. 香りで集中力がアップする「ダイニング」
  3. リラックス効果で、ぐっすり眠れる「寝室」
  4. 清潔感をさりげなく演出できる「サニタリー」
  5. 香りでお客様をお出迎えする「玄関」

▼ディフューザーの置く場所で避けるべきポイントとは?

  1. 直射日光やエアコンの風が当たる場所は避けよう
  2. 倒れやすい場所・不安定な棚の上はNG
  3. 狭くてこもりやすい場所は香りが強すぎることも

▼ディフューザーを美しく飾るコツ

  1. 「三角構図」で高さにリズムをつける
  2. 「 素材」や「色」を揃えて、まとまりのある印象に

▼おすすめ商品

  • アロマディフューザー 「KUSU HANDMADE Forest Aroma」

心やすらぐ香りを取り入れて、
癒されるおうち時間を楽しみましょう。

Styling Furniture

アロマディフューザー KUSU HANDMADE Forest Aroma

¥ 2,750 ~


ナイトテーブル RattanMix/NA

¥ 54,800


ブックシェルフ silta

¥ 98,000 ~


サイドボード Tambour

¥ 138,000 ~


Artek STOOL60

¥ 38,500 ~



Styling Goods

fog linen work ブラストレー

¥ 1,980 ~


アートポスター the poster club

¥ 1,800 ~


リングホルダー TEAK

¥ 2,200 ~


テーブルライト COPYING

¥ 28,600



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