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【リセノのあの人】撮影チームの岡さんへ
インタビューしました。

こんにちは。
撮影チームの辻口です。

リセノでは、インテリアの魅力を
リアルな暮らしの中でお客様に
感じてもらえるよう、写真の中にモデルとして、
スタッフたち自らが登場しています。

インテリアが好きで、暮らしを楽しんでいる
リセノスタッフなら、誰もが素敵でおしゃれな
暮らしのヒントを持っているはず。

そんな、ちょっと気になる「リセノのあの人」たちに
インテリアのカメラマン暦4年、リセノ暦1年の
僕からインタビュー。リセノの裏側や暮らしに
まつわるお話を伺っていきたいと思います。

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「好き」をいかして活躍する、
制作チーム・岡さん

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第7回目の今回は、2020年に
EC制作チームへ入社された岡さんです。

リセノのサイトを見てくださっている方なら、
岡さんに見覚えのある方も多いと思います。

現在は撮影チームに所属し、カメラマンとして
だけでなく、エッセイやマガジンのライターも
務めるなど、幅広く活躍されています。

リセノは「好き」がいきる場所だと語る岡さん。

入社されたきっかけや、素敵なお部屋作りのポイント、
エッセイやVlogの裏側についてなど、たくさんお話を
伺うことができました。

もっとインテリアの楽しさを伝えたい。
同じ思いを感じた「リセノ」へ。

2022_06_17_5397.jpg

辻口:
満を持してと言いますか、リセノのサイトで、
岡さんほど登場頻度の高い人はいないんじゃない
かと思います。

岡:
撮影チームに所属しているので、モデルを務める
回数はどうしても多くなってしまうのですが、
正直恥ずかしいです笑

20210806155027.jpeg

辻口:
いつもありがとうございます笑

そんな、リセノの顔としても活躍されている
岡さんが、どんな人なのか気になっている方も
おられると思います。

いつも撮影チームとして一緒に
お仕事している間柄ですが、改めて
いろいろお話を聞かせてもらえればと思います!

岡:
はい!
よろしくお願いします〜!

辻口:
よろしくお願いします!

早速ですが、岡さんは
2020年の3月に入社されています。

リセノへは、どんな経緯で来られたのでしょうか?

岡:
前職では、大手のインテリアショップで
販売スタッフを勤めていました。

元々、インテリアショップや雑貨屋さんに
行くことがとても好きで...。

仕事をする中で、一番楽しさを感じる
瞬間があって、それは3Dコーディネートの
ご提案をしているときでした。

20211222174528-thumb-800x640-74481.jpeg
リセノでもご案内している、3Dコーディネート


辻口:
3Dコーディネートというのは、お客さまが
実際に住まわれているおうちを、PC上で
再現しながらご案内するサービスですね。

岡:
そうです。
お客さまと、一番密にお話できる時間が、
3Dコーディネートの時でした。

家具を提案するときは、動線の確保や、色のバランスと
いうふうに、お客さまの実際の暮らしにフィットする
かどうかを、プロの目線で考えることがとても大事で。

そうやって、知識をふまえながらお話していると、
「インテリアって、楽しいんですね!」と言って
もらえることがよくありました。

辻口:
インテリアに馴染みの少ない方は、
「楽しい」より「難しい」というイメージを
持っている方が多いかもしれません。

岡:
そうなんです。

なので、インテリアって実は楽しいものなんだって、
お客さまと通じ会える瞬間が、何よりも嬉しくて。

販売スタッフからもう少し視野を広げて、
「インテリアの楽しさを伝える仕事がしたい」
と思ったのが、リセノへ来るきっかけになりました。

辻口:
なるほど。

インテリアを取り扱うお店はいっぱいあると
思うのですが、リセノを選んだポイントは
何かあるのでしょうか?

2022_06_17_5417.jpg

岡:
実は、リセノの「folkソファー」に一目惚れして、
京都の店舗へ相談しにきたことがあったんです。

その時に対応してくださったスタッフさんが、
すごく真摯に考えてくださって...。

「置くことは可能なのですが、今のお部屋だと
少し窮屈になってしまうので、あまりおすすめは
できません」という回答でした。

「欲しい」と思っている人に「売る」のは簡単ですが、
その誠実な対応が、私の接客していた時に
大切にしていた気持ちとすごく似ているなと思って。

それが、リセノで働いてみたいと思った理由です。

「ネットで買って失敗した」を、
1人でも多く減らしたい。

20210705112525.jpeg

辻口:
ありがとうございます。
リセノに共感する部分があったと...。

そうして、岡さんは主に商品ページを
制作する部署へと入社されています。

店舗スタッフという選択肢もあったと
思うのですが、制作チームを希望したのには
何か理由があるんでしょうか?

岡:
「インテリアの楽しさを伝えたい」と考えた時に、
やっぱり「発信」にまつわるお仕事がしたいなと。

なので、自ずと制作チームを選ぶ形になりました。

辻口:
ちなみに、クリエイティブに関わるお仕事は
何か経験があったのでしょうか?

岡:
いえ、まったくありませんでした笑

辻口:
商品ページを制作するチームは、Webの知識を
始めとして、写真の補正や文章のライティングなど、
覚えることがたくさんあります。

けっこう大変だったのではないでしょうか?

岡:
確かに、覚えることは多かったのですが、
大変だと思ったことはなかったです。

色んなことを学べるのが嬉しいというか、
出社するたびにできることが増えていくのが、
すごく楽しくて。

こう言うと、すごくお気楽な人みたいですけど笑

2022_06_17_5424.jpg


辻口:
いえいえ笑
でも、とても前向きな姿勢だと思います。

岡:
若いうちに色んな経験をしたいと思っていたので、
そこがフィットしている部分もあったと思います。

後は、店舗時代に仲のよかったお客さまとお話
したことがずっと頭の中に残っていて...。

「ECサイトで家具を買ったんだけど、思っていたのと
違っていて、やっぱり岡さんに相談すればとよかった」
と言っていただいたことがあるんです。

辻口:
実物の家具のイメージと、PCやスマホ上で
見る家具のイメージを合わせるというのは、
実はとても大変な作業です。

岡:
そうなんです。

でも、現実にはECサイトでインテリアを買う方は
増えているし、どこにいても好きな家具を
選べるというのは、すごくいいことだと思います。

なので、大げさに聞こえるかもしれませんが、
「ネットで買って失敗した」というお客さまを、
1人でも減らしたいなというモチベーションで、
ページ制作のお仕事に取り組んでいました。

すべての「経験」がいきる
撮影チームへ。

★ときふるモデルシーン (1).jpg

辻口:
ありがとうございます。
ページが分かりやすい!という
お声をいただくと、すごく嬉しいですよね。

さて、岡さんは商品ページの制作チームを
経験された後、撮影チームへと異動されています。

これは、どういった経緯だったのでしょうか?

岡:
実は、面接の時に代表の山本さんから
「ゆくゆくは撮影チームにも挑戦してみない?」
とお声がけをいただいていました。

インテリアショップで働く前は、写真と子供が
好きという理由で、キッズ撮影がメインの
フォトスタジオで仕事をしていたことがありました。

そこも考慮してくださったんだと思います。

辻口:
なるほど。

撮影チームに移られてからは、
どんなお仕事をされているのでしょうか?

岡:
最初は、コーディネートやモデル、
撮影のアシスタントが主な仕事でした。

20210806141507.jpeg
撮影チームのミーティング風景

辻口:
僕が撮影チームに入社したとき、岡さんの
コーディネートやディスプレイの速さに
驚いたのを覚えています。

岡:
ありがとうございます笑

店舗のお仕事をしていたとき、自分が
担当しているコーナーをコーディネートする
ことも、役割の一つでした。

使えるアイテムの数が限られていて、
うかうかしていると、自分が使うアイテムが
どんどん無くなっていってしまうんです笑

なので、その経験がすごくいきていると思います。

辻口:
すごく鍛えられそうです笑

モデルも多く務める岡さんですが、
写真の中にスタッフが多く登場するのは、
リセノの特徴の一つですよね。

★モデルシーン.jpg

岡:
先ほどのお話にも繋がるのですが、
インテリアのリアルなイメージを、画面上で
表現するのはすごく難しくて。

でも、モデルが入って、誰かがそこで
暮らしている場面を再現することで、
リアルなイメージに近づけられると思っています。

コーヒーウェアの撮影のときも、
はまさんが入ると、ぜんぜん画力が
変わると思います笑

2020_07_03_8818.jpg
撮影チームの濱田さん

辻口:
確かに!笑
モデルが入ることで、インテリアの
魅力がより伝わるということですね。

岡:
はい!

あくまでも主役は家具や雑貨なので、
インテリアを邪魔しない服装や身なりを
心がけるようにしています。

「できません」より「やってみます」。
成長するための心構え

20220414195813-thumb-800x800-81235.jpeg


辻口:
知られざる努力です。

最初はコーディネートやアシストを主として
スタートされた撮影チームですが、現在では写真から
動画まで、幅広くカメラマンとして活躍されています。

大変なことはなかったでしょうか?

岡:
インテリアの撮影は、一室のコーディネートを
何度も組み替えるので、家具を動かしたり運んだりと、
体力勝負な一面はあると思います。

でも、そこはチームで協力しながら取り組めるので
あまり苦に感じたことはないかもしれません。

ただ、制作部のカメラマンとして
「良い写真を撮らなければ何も始まらない」
という責任感の大きさは常に感じています。

辻口:
写真は、ECの制作には欠かせないものですし、
確かに責任は大きいかもしれませんね。

★ときふる撮影シーン.jpg

岡:
そうですね。

なので、チームを離れて自分ひとりで撮影する
機会があると、最初の方はけっこう不安でした笑

でも、その分いい写真が撮れたときは
すごく充実感があります。

撮影チームにいるときは、常に自分だったらどう
撮影するかを考えたり、気になる撮影のポイントが
あればすぐに聞いたり...。

そうやって、今も学んでいる最中です。

辻口:
写真に正解はないですし、なかなか難しいですよね。

岡:
難しいです!

でも、写真もインテリアも好きで始めたことで、
そこにチャレンジさせてもらえたり、学べる環境が
あるのは、本当にありがたいことだと思います。

「できません」と言うのは簡単ですが、
チャンスをもらえたら、とにかく1回やってみる、
という精神をずっと大事にしています。

20220329194104-thumb-800x800-80276.jpeg

「好き」をいかしてくれたリセノ

2021_11_15_9320.jpg


辻口:
よく「好きなことを仕事にするべきか否か」
という話が聞かれますが、岡さんは
全力で好きなことを仕事にされています。

岡:
そうしたいと思っているところもあったり、
リセノが好きをいかしてくれる会社だという
ところもあります。

写真やインテリア以外にも、趣味で
やっていたことが役に立つ場面があったりして...。

2021_09_17_4289.jpg
お弁当 岡さん作

辻口:
器の撮影をするときの料理の盛り付けは、
岡さんも多く担当されていますよね。

岡:
大学生のとき、他学部の
「フードコーディネート論」という授業に、
単位はもらえないけど出席していた事もありました笑

料理は「得意」というより「好き」という感じですが、
初めて撮影で料理を盛り付けたとき、「すごいね!」
ってみなさん褒めてくださって。

すごく嬉しかったのを覚えています。

辻口:
素敵に、かつスピーディーに仕上げてくださるので、
いつも助かっています。

岡さんの暮らしを切り取ったVlog、
「晴れのち、キッチン」では、
岡さんのハンドレタリングも披露されています。

④_3_ハンドレタリング.00_00_32_04.静止画001.jpg
晴れのち、キッチン 第2話

岡:
これも趣味で練習してたことなんですが、
ときどき、古いもの」のロゴを書いた時に、
「すごい、なんで隠してたの!」って言ってもらえて笑

わたしは、なにかひとつずば抜けたことがないのが
悩みだったんですが、色んな「好き」が強みになる
ということを、リセノで教えてもらえた気がします。

insta1.jpg

ミッドブラウンだけど、女性らしく。
お部屋づくりのポイント

20220526181342.jpeg

辻口:
素敵なお話です。

さて、非常に多才な岡さんですが、
実際にどんなお部屋に住まわれているのか
気になっている方も多いと思います。

今回は、岡さんのご自宅を切り取った
春めく部屋の手づくりレシピ」の写真をもとに、
岡さんのお部屋づくりのポイントを
解説していただければと思います!

岡:
承知しました!

もともと、ナチュラルカラーのお部屋が
好みだったのですが、引っ越しに伴って、
ミッドブラウンを基調としたお部屋にも
挑戦してみようと思いました。

20220526181339.jpeg

辻口:
さわやかな印象の、素敵なワンルームですね。

確かに、ブラウンカラーの木製家具が多く
取り入れられていますが、重たくならず、
すごく軽やかなイメージです。

岡:
ミッドブラウンは、メンズライクなイメージに
なりがちだと思うんですが、しっかり女性らしさを
表現できるように意識しています。

辻口:
どんなところを工夫されているのでしょうか?

岡:
例えば、ソファーのカバーリングやクッション、
寝具やラグなどのファブリックには、
ホワイトやベージュのカラーを多く使っています。

辻口:
なるほど。

面積の多い箇所に明るい色を取り入れることで、
軽やかな印象になっているわけですね。

20220526183933.jpeg

岡:
そうですね。

小物や雑貨類にも、白いものや
ガラスといった女性らしいものを、
多く取り入れるように工夫しています。

辻口:
小物も、蚤の市で買われたものや、
かわいらしいものが多くて、岡さんらしさを
感じるセレクトです。

岡:
ありがとうございます!
古いものって、ついつい集めたくなりますよね。

後は、生花や枝ものをたくさん取り入れるのも
ポイントの一つかなと思います。

20220526180533.jpeg

辻口:
要素で紐解いていくと、
お部屋づくりのコツがよく分かります。

岡さんのご自宅には、
リセノプロダクトの家具が多く
使われていますね。

20220526181349.jpeg

岡:
撮影チームは、リセノで扱う家具に
触れる機会が一番多い部署だと思います。

自分達の家具ではありますが、長く見ていて、
素直に「良い家具だな」と思えるので、
自然と多くなりました。

一番身近で使いながら、リアルな声を
届けていければなと思っています。

プロとして、一個人として。
暮らしを楽しむ小さなヒント

2022_06_17_5405.jpg


辻口:
ありがとうございます。

僕がインタビューするといつも長くなって
しまうんですが、あと少しだけお付き合いください。

岡さんはカメラマンだけでなく、商品ページの
文章や、マガジン・エッセイの執筆など
ライターとしても活躍されています。

岡さんは、親しみのある素敵な文章が印象的ですが、
どんなことを意識されているのでしょうか?

岡:
ありがとうございます...!

インテリアの楽しさを伝えるというテーマは、
どのジャンルにも共通している思いです。

商品を紹介するブログでは、アイテムをただ
紹介するのではなく、それがあることで
暮らしがどう素敵になるか、ということを
意識して書いています。

★12_デスクでメイクしている_スタンドミラーオーバル_2022_02_04_9999_10.jpg
岡さんが執筆された商品ページ

辻口:
接客の経験がいきているところも
あるのでしょうか?

岡:
ありますね!

ずっとリアルなお客さまと接していたので、
「ここ気になるだろうなぁ」というポイントも
なんとなく分かるというか。

インテリアのプロに囲まれていると、
客観的な感覚が麻痺してくることも
あるので、お客さまとお話していたことを
よく思い出すようにしています。

辻口:
なるほど。

エッセイを書くときは、また違った
気持ちで書かれているのでしょうか?

20211006162546-thumb-800x800-70339.jpeg
【 晴れのち、キッチン 】楽しみ探しのワンルーム

岡:
そうですね。

商品ブログはプロとしての立場から提案しますが、
エッセイは、ありのままの自分というか、
暮らしを楽しむ一個人として書いています。

辻口:
ブログはプロとして、エッセイは一個人として、
でも根底には「インテリアの楽しさを伝える」
ということが共通しているわけですね。

20220317212606-thumb-800x800-79528.jpeg
【 晴れのち、キッチン 】 おばあちゃんのギザギザ卵と、ハンバーグ

岡:
そのとおりです!

好きな器にお菓子を移してみたり、
フラワーベースの水を替えてお花を飾ったり、
そんな些細なことで、暮らしは楽しくなるというか。

良い家具に囲まれるということだけが
「豊かな暮らし」ではないと思いますし、
暮らしを楽しむ小さなヒントを
伝えていけたらなと思っています。

「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に。」

20210806141505.jpeg


辻口:
さて、岡さんが幅広く活躍されている分、
インタビューもついつい長くなってしまいました。

岡さんは今後、リセノでどのように
活躍されたいですか?

岡:
そうですねぇ。

まだまだ学びの途中なので、今頑張っていることに
全力で取り組んでいきたいです。

エッセイやVlog、マガジンと色んなことに
関わらせていただいているので、そのすべての中で
「インテリアの楽しさ」を表現していけたら
良いなと思います!

辻口:
ありがとうございます!
好きをいかして活躍する岡さんの
今後が楽しみです。

今日はいろいろなお話をありがとうございました!

岡:
こちらこそ!
ありがとうございました〜!

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