
公開日 2025年08月15日(金)
【整理収納のヒント手帖】夏は、「冷蔵庫」がパンパン。すっきり整理するポイントとは?
こんにちは。北欧式整理収納プランナーのmahoです。
夏は、他の季節に比べて、冷蔵庫の中が混み合いがち。
そこで今回のテーマは、冷蔵庫の整理にまつわ
る考え方と、2つの実践ポイントをご紹介します。
冷蔵庫をスッキリ保つ「2つの実践ポイント」
冷蔵庫ポケットには、麦茶やアイスコーヒー。冷凍庫に
はアイスクリームなど、夏ならではの飲料と食べ物。
さらに、普段なら常温保存の食品でも、気温の高い夏は
冷蔵保存が推奨されるものもありますよね。
わが家では毎年冬に味噌を仕込むのですが、暑い時期は
野菜室に保存しています。また、パン類も傷みやすいの
で基本は冷凍保存です。
そうなってくると、いつの間にか庫内がパンパンに...。
新たに購入した生鮮食品を入れたくても、毎回配置に悩
むことが多々ありました。
そこで、夏の混み合う冷蔵庫を整理するポイントを考え
てみました。
わたしが実践した方法は、2つ。
- 調味料の数をスタメンだけに絞る
- 保存容器や保存ビンの数を増やさない
それでは、実例をご紹介します。
① 調味料の数をスタメンだけに絞る
夏は、限られた調味料だけで料理を作るという方法を試
してみました。
そのためには、毎日使うようなスタメン調味料と使用頻
度の低い2軍の調味料に分ける必要があります。
ちなみに、このような調味料は2軍候補です。
- 知らぬ間に増えているもの
- 消費スピードが遅いもの
- いつの間にか賞味期限が切れているようなもの
普段は料理を楽しむために調味料のバリエーションを増
やしておきたいのですが、夏の間はあえて減らす。
暑い中キッチンに立つのも大変なので、調味料の選択肢
を減らすことで、悩まずささっと調理を終えられるとい
うメリットもあります。
わが家では、消費スピードの遅かった白だしと黒酢を2
軍調味料と位置づけました。
「使い切りウィーク」と題して、この2つを使うレシピ
を集中的に作ることで、冷蔵庫に空きスペースを設ける
ことに成功。
夏が終わり、涼しくなってきた頃に再び買い直すことは
あるかもしれませんが、今は空きスペース優先です。
② 保存容器やビンを増やさない
保存容器は作り置きおかず用として、保存ビンも梅シロ
ップやグラノーラを入れる用途に活用しています。
夏は果物シロップや夏野菜の保存食など色々と作りたく
なるので、「容器が足りない!買い足そう!」と勢い込
んでネット注文しようとしましたが...。
ここで思い留まりました。
作り置き用の保存容器が空いていないということは、需
要と供給のバランスが合っていないということ。
作りすぎて、消費が追い付いていないのです。
夏は食材が傷みやすいので、作り置いたとしても数日の
うちに食べきりたい。そう考えると、今持っている容器
の数でうまく回せるように、「作る」と「食べる」ペー
スのバランスを見直すことが先決だと感じました。
収納グッズを増やせばモノが増えるように、ここで保存
容器を買い足してしまうと、さらに作り置きをしてしま
い、結果として冷蔵庫内を圧迫することになってしまい
ます。
保存ビンに関しても同じこと。果物シロップを入れた色
とりどりのビンが並んでいる姿は素敵です。
とはいえ、毎年作っているハチミツ黒酢梅シロップ以外
は、わたし以外誰も消費しません。
これは、「作って満足している」状態。それなのに保存
ビンを増やしてしまうと、この状態を助長することにな
ります。
作る楽しみも味わいたいけれど、夏は特に保存容器や保
存ビンを安易に増やさないようにしたいものです。
冷たいおやつや果物をいただくことがあっても、すぐ冷
やすことができるように一定の空きスペースは確保して
おきたいもの。
冷蔵庫を開け閉めする回数が増える夏こそ、見渡しやす
く風通しの良い収納を保つことで、目的のものをさっと
出し入れしやすいよう意識していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。