
材料は「新玉ねぎ」「塩」「バター」だけの、究極にシンプルなポタージュ。もっとも簡単な作り方が、もっともおいしいのです。
https://www.receno.com/pen/eat/u68/2025-04-01.php【お知らせ】 ゴールデンウィークの営業と配送について
こんにちは。料理家の松山たけしです。
野菜を丸ごと調理する。
なんだか、おいしそうな響きです。
ですが、丸ごとかぶりつくわけにもいきませんので、
食べるときにはカットすることになります。
実は、「カットしてから調理する」のと、
「調理してからカットする」のでは、
味わいが違ってくるのをご存じでしたか?
「調理してからカットする」作り方なら、
野菜から水分や香りが逃げにくく、
素材本来の風味が凝縮されて、なおかつジューシーに。
普段は気づかなかったような
野菜のおいしさを感じられると思います。
材料は「新玉ねぎ」「塩」「バター」だけの、究極にシンプルなポタージュ。もっとも簡単な作り方が、もっともおいしいのです。
https://www.receno.com/pen/eat/u68/2025-04-01.php前回ご紹介した「新玉ねぎのポタージュ」も、
玉ねぎをカットせず水分が飛ばないように
調理しましたが、同じ話ですね。
そして今回ご紹介するのは、
「丸ごとカリフラワーのせいろ蒸し」。
何の野菜を丸ごと蒸そうか色々と考えましたが、
「カリフラワー」が一番お手軽で、
感動的なおいしさになると思っています。
カリフラワーは旨みの多い野菜です。
適切に火を入れてあげるとそのままでも十分おいしい。
やわらかいところやコリっと歯ごたえのあるところ、
ひとつの食材で食感の変化も感じられます。
そして、「せいろ蒸し」は作り方も非常に簡単。
カリフラワーの茎の部分に十字に切り込みを入れて、
そのまませいろで蒸すだけです。
案外早く火も通り、10~15分くらいで蒸し上がります。
それを切り分けてバターをつけ、少し塩を振る。
これが、じゃがバター並みの好相性なのです。
今回はバターもせいろで温めて
「溶かしバター」にしてから、
カリフラワーと一緒にお皿に盛り付けました。
パセリを刻んで、お好みでレモンや
白ワインビネガーを加えて少し酸味を足せば、
見た目も美しい前菜の完成です。
ほのかにせいろの木の香りも楽しめますよ。
1. カリフラワーの茎部分に十字に切り込みを入れます。
茎に十字の「隠し包丁(切れ込み)」を入れておくことで、火が通りやすくなります。
2. お湯を沸かした鍋にせいろを乗せ、
カリフラワーを丸ごと入れて、
強火で10〜20分ほど蒸します。
竹串を刺して中心部までスッと入ればOKです。
3. バターを小さな耐熱皿などに入れ、
せいろで温めて溶かします。
4. お皿にバターを流し入れ、大きめにカットした
カリフラワーを乗せて、塩をひとつまみ振ります。
お好みで刻みパセリや、
レモン・白ワインビネガーをかけて完成です。
せいろで丸ごと蒸すことで旨みをぎゅっと閉じ込め、
ジューシーなカリフラワーを味わえます。
ぜひお試しください。
手軽にヘルシーな蒸し料理が楽しめる「ひのき中華せいろ」。 熟練の職人さんにより、長くご愛用いただける技術が詰まっています。
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