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大阪府 O様邸
お客様からいただいたご要望
家族構成 | 二人暮らし | ご予算 | ~50万円 |
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購入予定時期 | すぐにでも | 提案希望のお部屋 | リビングルーム ダイニングルーム |
床の色 | 床:ブラウン | ドアの色 | ドア:ブラウン |
スタイリングイメージ | ナチュラル、明るい、爽やか、ウッド、リネン | ご希望の生活スタイル | ペットを飼っている |
ご希望のアイテム | ソファ(カウチ) 【アイテムおまかせ】 | ||
提案に含めて欲しい商品 | カウチソファ | お持ち(予定)のアイテム | ダイニングテーブルとデレビできれば残しておきたいです。 ダイニングテーブル:幅85cm 奥行130cm 高さ70cm テレビ:92*55 |
現在のお悩みを教えてください。 | 今のリビングはシンプルすぎて、統一感がないです。 | 理想の暮らしを教えてください。どんなお部屋で、どんな風に過ごしたいですか? | 温かみで、上品で、くつろぎやすい環境がほしいです。 |
伝えたい内容など |
ご提案のポイント解説
コーディネート概要
現在のお部屋は、ダークブラウンカラーを基調とした、重厚感を感じるコーディネートですが、シンプルすぎて物足りなさをお感じでございますね。
あたたかみのある、くつろげるお部屋をご希望いただきましたので、ナチュラルカラーのウッドと、ファブリックにもやわらかなカラーを用いて、ナチュラルな雰囲気でまとめました。
また、表情豊かな自然素材や、アクセントアイテムを取り入れることで、お部屋に彩りを添えています。
リビングでは、大きなカウチソファーでのんびりとお過ごしいただくことをイメージして、リラックス空間をコーディネートいたしました。
レイアウトプラン ①
幅240cm程度のカウチソファーの導入を前提に、レイアウト案を2プランご提案いたします。
まず、1つ目のプランが、ダイニングの延長線上にTVボードを配置したプランです。
入り口から自然な流れでソファーに座れる点と、ダイニングからもテレビを視聴できる点がメリットのレイアウトです。
ソファーをダイニングに背を向けて配置することになりますが、今回ご提案するソファーは、いずれも背もたれの高さが低いため、圧迫感や閉塞感を感じる心配もございません。
リビングとダイニングを緩やかに仕切りながらも、双方のスペースからもコミュニケーションが可能です。
ソファーの背もたれ高さがあると、背もたれで画面が一部隠れてしまう懸念がございますが、高さを抑えたデザインの場合、その心配も少なくなり、お食事の際も快適なテレビ視聴が叶います。
約19畳と広々としたLDKなので、大型ソファーを配置しても、スペースに余裕がございました。
壁面側に、ペットのためのスペースや、関連グッズを収納するためのキャビネット収納をレイアウトしています。
クローゼット隣のスペースは、衣類などを収納できるユニットシェルフを導入しています。
レイアウトプラン ②
続いて、リビングを90度回転させたレイアウトパターンもご紹介いたします。
こちらのレイアウトのメリットは、リビングを広く設けることができる点と、回遊性が高い点です。
先のプランでは、ソファーがリビングとダイニングの仕切りになるようなレイアウトでしたが、90度回転させ、カウチ部分を壁面付にすれば、入り口~ダイニング・キッチン~リビング間でスムーズな移動が可能となります。
レイアウトプラン①の場合、入り口~ダイニングスペースへの動線を確保するため、ソファーとテレビの視聴距離は約200cm程度にとどまりました。
お持ちのテレビが約40インチ程度かと存じますため、視聴距離としては問題のない距離ですが、もし今後テレビのサイズアップをご検討であったり、冬場はこたつを導入したい、そんな場合は視聴距離が約70cmほど広く取れるこちらのレイアウトプランがおすすめです。
ちなみに、快適なテレビ視聴距離は、「テレビ画面の高さ×3」なので、40インチの場合は約150cm程度が目安となります。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|テレビとソファーの配置の基本を知りましょう。
贅沢サイズのカウチソファーが主役のリビングスペース
今回、ご希望をいただきましたカウチソファーは、足を伸ばしてくつろいだり、寝転んだりと、リラックスタイムのお供にぴったりのアイテムです。
サイズバリエーションも様々ございますが、お部屋の広さを鑑みて、ご家族が思い思いにおくつろぎいただけて、ご来客にも対応できる、幅240cm台の大型タイプを2種類ご提案いたします。
▼ 広くて贅沢なだけじゃない!カウチソファーを取り入れる、3つのメリットとは?
【 ソファーセット Aタイプ culum unit sofa/NA 】は、まるで畳の上で過ごしているような、しっかりとした硬さのある座り心地が特徴のソファーです。
当店のソファーの中でも最も硬めの座り心地で、沈み込みがほとんど起こらないので、長時間座っていても体が疲れにくくなっています。
ソファー内部に使用している「モールドウレタン」が座り心地の秘密ですが、特筆すべきはその耐久性。
ご家庭で約7年使用しても、ほとんどへたりが起こらないことを、専門機関の試験にて確認済みです。
▼ モールドウレタンとは? スラブウレタンとの違いやメリットを解説
シンプルなスクエアシルエットですが、背もたれクッションのくるみボタンがどこか愛らしさも感じさせます。
背もたれクッションは、フェザーとシリコンフィルをたっぷり詰め込んでいるので、座面とは違い、もっちりとしたコシのある感触で、背中にフィットします。
ソファーカバーは、リネン100%のさらりとした質感で、自然素材ならではのナチュラルな素材感が優しい印象です。
カバーのみの販売もございますので、春夏はリネン、秋冬はコーデュロイなど、季節ごとに異なる素材で雰囲気を変えていただけます。
▼ 「カバーの種類はどれにしよう?」リセノプロダクトのソファーカバーを生地別にご紹介。
▼ 【わたしの愛用品】リネンから、コーデュロイに。AGRAソファーのカバー替えをレポートします。
もう1種類ご提案いたしますのは、【 SIEVE rect unit sofa カウチセット Aタイプ 】です。
先にご案内の【 culum 】とも似たデザインですが、サイズは【 culum 】が幅 248cm × 奥行き 155cmで、【 rect 】は幅 240cm × 奥行き 152cmと、わずかに【 rect 】の方がコンパクトです。
その他の違いとして、座り心地は当店のソファーの中では、比較的「硬め」にはなりますが、【 culum 】よりはやわらかく、程よいハリのある硬さです。
▼ 本当に座り心地のいいソファーとは?人気商品を硬さ順に解説します。
また、どちらもアームのあるデザインですが、【 rect 】はアームが固定されていないので、自由に取り外しができます。
もし、今後お引越しやレイアウト変更をされる可能性がある場合は、カウチのアーム位置を自由に変更できるので、自由度の高さにおいておすすめの商品でございます。
こちらもカバーリングタイプなので、替えカバーのご用意がございます。
カラーは全部で6色あり、素材はポリエステル100%で、自然素材に比べると、少しカチッとした印象です。
2種類ともに、ドライクリーニングを推奨しておりますが、ペットとの生活では汚れも何かと気になるかと思いますので、未然にスプレーすることで、防汚・防水効果を得られる【 テキスタイルプロテクター 】もぜひ、併せてご使用ください。
▼ 【動画】家具を汚れから守るテキスタイルプロテクターについてご紹介します。
どちらもL字型なので、カウチでは一人が足を伸ばしてくつろぎ、もう一人も横になることができるほど、豊かなサイズ感です。
下記ページでも、2商品の違いを紐解いておりますので、ぜひ比較しながらご検討いただけますと幸いです。
▼ リセノの人気ユニットソファー「culum」と「rect」の違いをご紹介します。
続いて、リビングを構成するその他のアイテムもご紹介いたします。
TVボードにおすすめいたしますのは、【 TVボード LINE 幅150cmタイプ 】です。
前面の格子デザインと細身の脚がスッキリとした印象で、ナチュラルカラーがほっこりとしたあたたかみも感じさせます。
【 LINEシリーズ 】は、幅が4種類、高さが3種類、カラーが2種類と、選べるバリエーションの豊富さが魅力です。
幅は、お持ちのテレビサイズに合わせて150cmタイプをご提案していますが、カウチソファーが大きいので、収納力を重視する場合や、今後テレビのサイズアップをご検討でしたら、大きいサイズもぜひご検討ください。
高さについては、4cm脚、14cm脚、22cm脚と3種類ございます。
もし、ダイニングからもテレビを視聴するレイアウトにされる場合は、全高45cmとなる「22cm脚」がおすすめですが、床やソファーで寝転んで見ることが多い場合は、「14cm脚」がおすすめです。
▼ 【動画】サイズ選びで失敗しない!TVボードを買う前に知っておきたい、2つのポイント
リビングでお使いいただくテーブルは、カウチソファーの場合はコンパクトサイズが設置しやすく、手軽に移動もできるので、おすすめです。
【 ネストテーブル RattanMix/NA 】は、大小直径と高さが異なるテーブルを2つ組み合わせた、使い勝手の良いテーブルです。
また、ソファーやラグマットがスクエアシルエットなので、円形のアイテムを取り入れることで、空間のアクセントとなり、やわらかく優しい印象を室内にもたらします。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|暮らしに「円形家具」を取り入れましょう。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|リビングテーブルは、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
モカカラーの床色や、ライトグレーのアクセントクロスなど、落ち着きやスタイリッシュさを感じる内装なので、ラグマットやカーテンには、ソファーと同じく淡めのやわらかなトーンのカラーをセレクトし、あたたかみをプラスしています。
ラグマットは、ペットとお暮らしなので、水洗いが可能な【 ラグマット LUCE 四角形タイプ/200cm×250cm 】をご提案いたします。
素材は、摩擦や害虫に強いポリエステルを使用し、2cmの長い毛足がふわっとやわらかな手触りです。
ところどころに異なるカラーを数色ミックスしているので、無地ですが、のっぺり感も感じず、さりげないアクセントになるデザインです。
カラーは6色ある中でも、明るさと落ち着きを感じるニュアンスカラーの「サンドベージュ」をおすすめいたします。
大きな掃き出し窓のあるお部屋なので、カーテンが占める面積も自ずと大きくなります。
思いの外、お部屋の中でも存在感の出るカーテンは、立体的な織り感や、ナチュラルさを演出できる、自然素材をぜひお選びください。
機能性は化学繊維には劣りますが、風合いの豊かさは、自然素材にしか出せない魅力です。
▼ カーテンは天然素材・化学繊維のどちらがいい?メリット・デメリットをご紹介します。
ドレープカーテンは、リネンとコットン混紡の【 リネン&コットンカーテン Spring 】がおすすめです。
淡いライトグレーのカラーが、アクセントクロスのカラーとリンクし、空間に調和をもたらします。
レースカーテンには、リトアニア産リネン100%使用の【 リネンカーテン Utena 】を組み合わせています。
ドレープ・レースともに、適度に光を通す透け感のある素材で、自然素材がもたらすリラックス感やナチュラルな風合いが、お部屋を上質に仕立てます。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|カーテンは、シンプルな天然素材のものを選びましょう。
「見せる」と「隠す」を組み合わせて、バランスの良い収納に。
リラックス感のあるナチュラルテイストのお部屋に仕上がるよう、お部屋の雰囲気に合わせた収納家具も、いくつかご提案いたします。
キッチンカウンター前は、リビングに比べるとコンパクトなスペースのため、薄型かつ高さを抑え、圧迫感を感じにくいアイテムをセレクトしました。
当店のロングセラー商品【 R.U.S ユニットシェルフ 】は、「暮らしに、はまる」をコンセプトにしたユニットシェルフです。
サイズやパーツ、カラーのバリエーションが豊富で、生活スタイルの変化に応じて、自由に組み替えていただけますので、永く暮らしに寄り添います。
オーク材や艶消しの真鍮パーツ、マットなアイアンなど、素材やデザインにもこだわっているので、お部屋に彩りを添えることもできるアイテムです。
【 R.U.S おすすめセット #9 薄型 】は、奥行き23cmのスリム設計。
「見せる収納」のオープン収納には、頻繁に使うアイテムや、お気に入りの雑貨を飾るスペースに。
「隠す収納」の扉付きキャビネット収納には、生活感のある雑多なアイテムや、目に鮮やかな生活雑貨などを入れて、暮らしを整えていただけます。
▼ 【動画】自由な組み合わせで暮らしにフィット◎省スペースに最適な薄型ユニットシェルフ。
▼ 「見せる収納」と「隠す収納」の違いを理解して、お部屋をきれいに片づけましょう。
レイアウトプラン ① の場合は、入り口扉の脇・クローゼット横にも家具の設置スペースが出来たので、ハンガーラックの付いた【 R.U.S おすすめセット #24 】をご用意しています。
冬場はコート、夏場は帽子など、季節に応じて使う頻度の高いアイテムの収納場所として、いかがでしょうか。
お天気の悪い日には、部屋干しスペースとしてもご活用いただけます。
ダイニング側の収納がコンパクトサイズなので、リビング側にも一つ【 2ドアサイドボード silta 】のナチュラルカラーをご用意しています。
扉付きの「隠す収納」なので、本やペット関連用品など、生活感のあるアイテムはまるっと隠してスッキリと収納いただけます。
天板上は、グリーンやライト、アートなど、お部屋を彩るアイテムを飾っていただくと、より素敵な一角に仕上がります。
▼ 【お家で使ってみた。】リセノスタッフ3名が、新作「silta cabinet」をレビューします。
▼ 【動画】「隠す収納」と「死角収納」で、あか抜けたお部屋づくり|インテリアの間違い探し
お部屋に複雑性を加える、『アクセントアイテム』と『フォーカルポイント』
現在のお部屋がシンプルすぎるとお感じの場合は、『アクセントアイテム』を導入いただいたり、お部屋の見どころとなる『フォーカルポイント』を作っていただくと、お部屋に複雑性が加わり、メリハリのある空間に仕上げることができます。
▼ 【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方|Vol.4 お部屋をアクセントアイテムで、彩りましょう。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|「フォーカルポイント」を学びましょう。
今回のコーディネートに取り入れたアイテムや手法について、ご案内いたします。
『フォーカルポイント』とは、お部屋の中で、自然と視線が向かう場所を指します。
フォーカルポイントを作るポイントとして、入り口から対角線上が効果的な位置なので、ダイニング後方のシェルフ上にアートを取り入れています。
壁面にボリュームのあるものを飾り、『フォーカルポイント』を作ることで、物足りなさを解消することが出来ます。
▼ 空間を豊かに仕上げるヒント。リビングに「フォーカルポイント」をつくりましょう。
リビング側の【 2ドアサイドボード silta 】上にも、100×70cmのアートを取り入れ、広い壁面スペース一角に彩りを添えました。
アート以外にも、ボリューム感のある観葉植物や、高さのあるフロアライトも、アクセントアイテムとして有効です。
▼ 【動画】お部屋をぐっとセンス良く見せる「シンボルツリー」の飾り方
【 フロアライト Brass&LinenMix 】は、コットンとリネンを織ったやわらかな風合いのシェードと、艶消しの真鍮素材を組み合わせた、上品な佇まいのフロアライトです。
▼ 【動画】やわらかな光で、居心地の良いお部屋に。|あったら、いいもの。フロアライト編
『フォーカルポイント』『アクセントアイテム』としてはもちろんですが、フロアライトやテーブルライトといった間接照明は、居心地の良いお部屋作りにぜひおすすめのアイテムです。
高さの異なる位置に光源を複数配置することで、空間に光の陰影ができ、複雑性が加わることで、より豊かな空間に仕上がります。
▼ 居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。
リビングの一角も、立派な『フォーカルポイント』ですが、より魅力的に見せるアイテムが、クッションやブランケットです。
カラーや素材の異なるクッションを複数並べたり、お昼寝の際にもお使いいただけるブランケットを無造作にアーム部分に掛けたりするだけで、立体感や動きのある空間に。
取り入れていただく際は、カラーや素材に共通性を持たせる『レピテーション』も意識してアイテムをお選びいただくと、素敵なコーディネートにまとまります。
ぜひ、ご参考くださいませ。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア|クッションは「3つ」並べましょう。
★★★★★ 2024年7月31日
提案を受け取りました。