
フェザークッションのお手入れ方法を、1分間の動画でご紹介します。
https://www.receno.com/pen/school/u26/2017-04-20.phpこんにちは。
品質管理チームのわたなべです。
みなさんは、
「ソファーのふんわり感がなくなってきて疲れる」
「座面や背もたれがのクッションが薄くへたってきた」
といった経験はありませんか?
わたしも、初めて迎え入れたソファーが、
はじめて座ったときは快適で気持ちの良かったのに、
だんだんとクッションがへたり、リラックス感が
悪くなって後悔したことが。
でも「正しいお手入れの方法」を知ることで、
ソファーをふかふかと快適な座り心地に戻したり、
へたりにくく、長く快適に使えるようになりました。
今回は、へたりを解消して、お気に入りのソファーを
長く愛用できる方法を解説します。
ソファーのへたりを予防するために、
定期的に行いたいお手入れ方法をご紹介します。
簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
いつも同じ場所に座り続けてしまうと、
そこだけ中のウレタンに負荷がかかり、早くへたって
座り心地に影響が出てきます。
ウレタンを部分的にへたらせないためには、
荷重がかかる場所を分散させることが大切です。
座面クッションが取り外せる場合、
クッションの左右、表と裏を入れ替えると、
同じ箇所がへたることを防ぐことができます。
効果的にへたりを予防するには、
月に1度は入れ替えすることをおすすめします。
クッションが外せない場合は、座る位置を変えたり、
親子や夫婦など何人かで使う場合は、
座る定位置を交替することで、
部分的なへたりを抑えることができます。
ウレタンは、負荷がかかり続けてつぶれてしまうと、
元には戻らなくなるので、
工夫してへたりを抑えましょう。
フェザークッションにつかわれている羽根は、ウレタ
ンのようにへたらずに、「型崩れ」しているだけなの
で、座り心地を、簡単に復元することができます。
フェザーをたっぷりと使ったクッションは、空気につ
つまれるような、弾力のある柔らかい座り心地で、
とても快適です。
しかしながら、長く座っていると、空気が抜けたり、
フェザーが偏ったりして、型が崩れて、座り心地に影
響が出てしまいます。
劣化して、へたってしまったわけではないので、メン
テナンスすることで、簡単に復元できます。
クッションを側面から押さえて、中の空気を入れ替え
ながら、フェザーの位置と形を整えてあげるだけで、
見た目も弾力も、良い状態に戻すことができます。
リンク先で、詳しいお手入れ方法を紹介していますの
で、ぜひご参照ください。
フェザークッションのお手入れ方法を、1分間の動画でご紹介します。
https://www.receno.com/pen/school/u26/2017-04-20.php
クッションの中材のウレタンやフェザーは、湿気を吸
収すると、重くなってしまい、復元力が低下して、座
り心地がかたくなってしまいます。
さらに湿気を含み続けたままにしていると、素材自体
の劣化が早まり、型崩れでなく、元に戻せなくなるほ
ど、へたってしまいます。
湿気を吸収させないためには、通気性のよい場所に設
置することが大切です。
それでも、人が使うものなので、湿気がクッションに
徐々に溜まっていってしまいます。
使用頻度が高いときや、雨が続いた日などは特に
湿気が、溜まってしまいがちです。
さきほど紹介したフェザークッションのお手入れをす
れば、中の空気を入れ替えて、溜まった湿気を逃がす
効果もあり、へたりを予防することができます。
お手入れすることで、お手入れ直後の座り心地の復活
だけでなく、年月を経たあとのへたりを抑えられるの
で、できれば毎日お手入れしていただくと良いでしょう。
フェザーを使用していないウレタンのみのクッション
の場合は、陰干しを行いましょう。
ウレタンだけでなく、フェザーやシリコンフィルなど、
どのような中材にも有効なので、日々のメンテナンス
と併用いただくとより良いです。
少し面倒に感じてしまうかもしれませんが、人が触れ
る布団などの寝具も、定期的に干したりして、乾燥さ
せるように、ソファーでも同様のお手入れが必要です。
クッションカバーを外して、陰干しをすることで、
溜まった湿気を取り除くことができます。
陰干しは、晴れて湿度の下がった日に、通気性の良い
場所でおこなうと、より効果的です。
日光を当てれば、乾きはよくなりますが、生地をいた
めてしまうので、直射日光は避けてください。
定期的に、陰干しをしていただければ、生地もクッ
ション材も劣化が遅くなり、ソファーの快適な状態を
長持ちさせることができます。
ソファーをへたらせずに長く使うには、
正しいお手入れ方法を知ることに大事ですが、
「へたりにくいソファーを選ぶ」ということも
大切です。
リセノでは、フェザーをたくさん使ったものや、
「モールドウレタン」というウレタンの中でも
強くてへたりにくい素材を使ったソファーを展開。
そんな中から、おすすめのソファーを
いくつかご紹介します。
北欧家具のような
上質な趣を感じるNOANAソファー。
フェザーをふんだんに使用しており、
座ったときに、バフッとフェザーが体を包み込み、
柔らかく受け止めてくれます。
また、フェザーだけでは
柔らかくなりすぎてしまうため、
固さの違うウレタンを合わせて使用しています。
ウレタンによって、立ち座りのしやすい
程よい硬さが生まれ、
当店でも人気の高いソファーです。
模様替えをして、改めて感じたNOANAソファーの魅力。愛用しているスタッフと、お気に入りポイントを語ってみました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u23/2022-06-20.phpその名前の通り、「あぐらがかける」を
コンセプトにしたAGRAソファー。
シングルベッドとほぼ同サイズとなる
100cmの奥行きと、背もたれ替わりの
大きなクッションによって、
様々な姿勢でくつろぐことができます。
先ほど紹介したNOANAと同様に、
ウレタンとフェザーをミックスした
座り心地となっています。
また、背面のクッションは
フェザーとシリコンフィルの混合仕様となります。
シリコンフィルとは : 羽毛の柔らかさを再現した化学繊維。耐久性や持続性に優れ、底つき感のない弾力が特徴です。
体全体がうずもれる感覚と
適度な反発力が、
他のソファーにはない魅力です。
大人と子ども8人でも大丈夫。「家族みんなで遊びにおいで」が叶うソファー
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u55/2024-05-31.php最後に紹介するのがculumソファー。
クッションについたボタンのようなデザインが、
柔らかく、かわいらしい印象を与えます。
一方で座り心地はしっかりと硬め。
座面には、
モールドウレタンを使用しています。
体を預けつつも、沈み込みは少なく、
長時間座っても疲れにくい
芯のある硬さが特徴的です。
また、奥行や座面の高さなど、
平均的なソファーよりコンパクトな作りなため、
食事や作業のスペースとして
ご利用いただくことも可能です。
ダイニングセットを変えてみて感じた、リアルな感想をお伝えします。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u12/2023-07-28.php
リセノのソファーの中でも、とくに人気なのが
フェザーをふんだんに使ったAGRAソファー。
フェザーソファーということもあり、ご購入前に
「クッションは、へたらないですか?」という
ご質問を多くいただきます。
そこで、AGRAソファーを2年ほど愛用している
スタッフに、リアルな使用感を聞いてみました。
「結論からお伝えすると、座り心地については、
使い始めとほとんど変わらないと感じています。
この変わらない使い心地を維持するために
ひとつだけ重要なのが、クッションのお手入れです。
ほんのちょっとの手間はかかりますが、
ゆっくり行っても10分かからないくらい。
お手入れにより、クッションが復元した時には、
わーふかふかだ!と、毎度嬉しくなります。」
(上)空気を入れる前(下)空気を入れた後
詳細のレポートにつきましては、
以下の記事よりご覧いただけますと幸いです。
AGRAソファーの愛用歴2年の私が、リアルレポート。気になるクッションのヘタリについてお伝えします。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u37/2023-03-27.php
ソファーの座り心地を長持ちさせる方法はいかがでし
たでしょうか。
最後に内容をおさらいしておきましょう。
以上のことを守っていただければ、何年もの間、買っ
てまもない頃の座り心地を、維持できます。
これらを守っていただいても、ウレタンがへたってし
まったら、中身を交換するしかありません。
ただ「モールドウレタン」のような硬いウレタンを
使ったソファーであれば、そもそもへたリにくいので、
長年使うことを想定されている方にはオススメです。
また過去のマガジンにて、長く使えるソファーの選び
方を紹介していますので、購入時にはご参考にして
いただけますと幸いです。
「長く使えるソファー」の要素を、お客様係の視点から紐解きます。
https://www.receno.com/pen/livings/u19/2023-02-13.php最後までお読みいただきありがとうございました。
とっても簡単♪蜜蝋ワックスで、オイルフィニッシュ家具をメンテナンスしよう。
オイルフィニッシュの無垢材家具にワックスを塗って、保湿をするメンテナンス手順をご紹介します。