【まいにち、ちょっといいこと。】いよいよ、次の場所へ
窓から入る風が心地よい季節になりました。
前にもちらっと書きましたが、
夏に中古のマンションを購入し
現在リノベーションが進んでいて、
予定通り進めば、来月中には引越し予定です。
着工時には
「完成は3か月後かぁ...まだまだ先だなぁ」
なんて悠長に構えていましたが、
あっという間に、気づけば残すところ1か月。
ついに引越し日も決まり、
慌てて家の中の整理を進めているところです。
新居のあちこちで使用予定のもののサンプルたち
新居に持っていくもの、譲るもの、
フリマアプリに出すもの、処分するもの...と分別し、
友人や家族に声をかけてみたり
出品作業をしたりと、地道な作業の繰り返し。
処分は最終手段。綺麗なものは、綺麗なうちに必要としてくれる方へ
サイズアウトしたけれど、捨てられずに
残してあった子供服やおもちゃ。
いつかまた読むかも、ととっておいた本。
昔は好きで集めていた布。
手放す勇気が出なくて「とりあえず」と
ここまできたものたちが、出てくる出てくる。
決断を先送りにしてきた過去の自分を
少々うらめしく思いつつ、
「やるなら今しかない!」と自分に喝を入れ、
もくもくと手を動かしています。
思い出の詰まったものたちを整理するのは
なかなか簡単なことではなくて、
一度手放そう! と思っても迷いが出てきて
手が止まってしまうこともあって。
物を増やすのは簡単なのに、
手放すのはこんなにもエネルギーがいるのか...と
痛感しています。
実家にいたころから使っていて南米まで持っていった衣装ケース。ありがとう!
手放すまでは散々悩むものの、いざ思い切って手放すと
その瞬間は寂しさもありつつも
時間の経過とともに清々しい気持ちに。
1箇所整うごとに余白ができていき、
モノと同時に気持ちも整理される気がして、
意外とこの時間が好きで楽しく向き合えています。
元はといえば新居の収納数ペースが
今の家より少なくなるから...と始めたモノの整理。
断捨離を進めていく中で、気持ちにも変化があって。
ここ数年は、子どもが増えたこともあり
物が増えていく一方で、それもしょうがないよね、
なんて半ば諦めていましたが...
今回の断捨離で、目に見えてものが減っていき
余白ができていくと、心も軽くなって
とにかくすっきり暮らしたい!
という思いがどんどん強くなっていきました。
新居では、ほんとうに大切にしたいものだけに
囲まれて暮らしたいな。
断捨離とともに今頭の中にあるのは、
この家にある日常を残す、ということ。
どたばたと引越しの荷造りが進むと
もう元に戻ることはできない
この家に確かにあった日常を、
日常が日常であるうちに少しでも残しておきたくて。
思い返せば、娘が幼稚園に行き始めたあの日も、
お友達と初めてお泊まり会をしたのも、
生まれたての息子との暮らしがスタートしたのも、
家族の節目をお祝いしたあの日も
なんでもない週末の朝ごはんも。
4年間の家族の思い出と子どもたちの成長は
この家と共にありました。
いい家だったな。
結婚してからは3度目の引越し、4軒目の家。
次は初めての持ち家になります。
この家での愛おしい思い出たちを胸に、
新しい家でもまた一つ一つ心地よい暮らしを
作っていきたいと思います。
きっと、大丈夫。
さ、片付けもあともう一踏ん張り!
今頑張ればきっと気持ちよく年末を迎えられるはず。
我が家は断捨離と転居の秋。
みなさんはどんな秋を過ごしていますか?