
【シンプルを極めるレシピ】生の白菜を味わう「白菜シーザーサラダ」
こんにちは。料理家の松山たけしです。
白菜といえば、大根と同じように
「ザ・日本の食材」というイメージを
お持ちの方も多いかもしれません。
意外と知られていませんが、
白菜は、実は結構グローバルな食材。
海外では、サラダとして
食卓に並ぶことも多いんです。
鮮度のいい白菜は、生で食べると
「リンゴかな?」と思うほど
みずみずしくて、甘みがあります。
適切な大きさにカットして、
オリーブオイルやレモンと、軽く和えるだけで
サラダの中でもトップ級の美味しさに。
そこで今回は、旬の白菜をたっぷり使った
白菜シーザーサラダを作りましょう。
生の白菜を美味しく食べるためのポイント
生の白菜を美味しく食べるために、
押さえておきたいポイントは2つあります。
1つ目は、冬の白菜を使うこと。
鮮度の良さは、もちろん不可欠なんですが、
旬の白菜を使うことが大切です。
冬の白菜は驚くほど甘く、反対に
旬じゃない白菜は少し辛味があります。
調理をする前に、素材のまま少しだけ
食べてみると、気づきがあるかもしれません。
2つ目のポイントは「切り方」。
白菜は、切り方一つで、印象がかなり変わります。
それは、包丁の向きで、水分の出方が変わるから。
おすすめは、繊維に沿うように
縦にカットすることです。
その方が繊維が壊れないので、水分がキープされ、
みずみずしく食べることができます。
繊維を断つように横に切ると、若干水っぽい感じに。
水分が出た白菜も美味しいですが、そこに塩を加えると
なんとなく漬物感が生まれるんですよね。
反対に、縦切りにして、ハーブ等を入れると
一気に海外風のサラダになります。
ビネガーと塩とオリーブオイル、
パルメザンチーズとベーコンを合わせて、
しっかりと白菜に絡めると
本当に美味しいシーザーサラダが完成します。
材料
- 白菜 1/4個
- ベーコン 50g
- イタリアンパセリ 適量
- パルメザンチーズ 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ3
- 白ワインビネガー 大さじ1
- はちみつ 小さじ1/2
- 塩 ひとつまみ
- 黒胡椒 適量
- パルメザンチーズ(仕上げ用) 適量
作り方
1. 白菜をカットします。
白い部分は、長さ3cm、幅5mmの縦切りに。
葉っぱの部分は、一口大に手でちぎります。
3. ベーコンは、1cm幅にカットし
弱火で炒めてカリカリにします。
3. ボウルに、白ワインビネガー、パルメザンチーズ
塩、オリーブオイル、はちみつを入れ、
よく混ぜ合わせます。
4. 3に白菜とベーコンを入れ、よく絡めます。
盛り付けたら、追いチーズ、黒胡椒、
刻んだイタリアンパセリなどを振って、完成!
今回は、旬の白菜を使った
シーザーサラダを作りました。
いつも食べ慣れた「日本の白菜」とは
また一味違った魅力が感じられるはずです。
冬の間に、ぜひ作ってみてくださいね。