
窯業の盛んな、長崎県波佐見町から生まれた「HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)」のボウルラウンド。凛とした存在感と機能性を兼ね備えた、美しいテーブルウェアです。
https://www.receno.com/bowl2/hp-rbowl2.phpこんにちは。料理家の松山たけしです。
クリスマスが近づくと、うれしいことがあります。
それは骨付きの鶏もも肉が売っていること。
普段はなかなか見かけないんですが、
この時期はどこのスーパーでも置いてありますね。
「クリスマスのローストチキン用に」
ってことなんだと思いますが、これがうれしい。
そこで今回は、骨付きの鶏もも肉を使って
ボリートミストを作りましょう。
ボリートミストは
「イタリアの肉おでん」とも呼ばれますが
煮込みというより、茹で肉に近い料理。
クリスマスには、
ローストチキンもいいですが
今年はボリートミストを作ってみませんか?
窯業の盛んな、長崎県波佐見町から生まれた「HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)」のボウルラウンド。凛とした存在感と機能性を兼ね備えた、美しいテーブルウェアです。
https://www.receno.com/bowl2/hp-rbowl2.php
骨付き肉は、何をするにも美味しいんです。
その理由は、大きく分けて2つ。
特に煮込み料理のときは、
鶏肉に火が入りすぎて
パサパサになることがありますが
骨付きなら、その心配が少なくなります。
以前、せいろで作る蒸し鶏をご紹介しました。
下準備して、せいろで蒸すだけ。しっとりジューシーなメインディッシュです。
https://www.receno.com/pen/eat/u68/2024-09-03.phpこちらでは、鶏肉をくるっと巻いて皮目を外側にし、
身に直接火が当たることを避けることで、
しっとりと仕上げましたが、
骨付きの鶏もも肉は、最初からその状態です。
何もしなくてもしっとりと仕上がるのです。
ちなみに、スーパーでは
骨付き肉でも火が入りやすいように、
中の骨が見えるように開いてあるものもありますね。
ですが、できれば、
そのままぶつ切りしたものを選んだ方が、
より美味しく仕上がります。
作り方は、お肉を塊でゆっくり煮るだけ。
僕は牛肉と鶏肉を一緒に煮るのが好きで、
シンプルなんですが、奥行きのある味になり、
かなり美味しいです。
多少火を入れ過ぎても、骨付きだと
ジューシーでホロホロに仕上がります。
1. 牛スネ肉と鶏もも肉にそれぞれ1.5%の塩をふり、
よくすり込んだら、一晩置きます。
2. 玉ねぎ、人参は適当な大きさにカット。
ニンニク、ローリエ、牛スネ肉、トマト、
水をすべて鍋に入れ、火にかけます。
一度沸騰したら、アクを取り、弱火で2時間半ほど
牛スネ肉が柔らかくなるまで煮ましょう。
3.牛スネ肉を取り出し、スープをザルで濾します。
4.スープと牛スネ肉を鍋に戻し、鶏もも肉を入れて
さらに弱火で30分ほど煮ます。
味を見て、スープが薄いようだったら、肉を取り出して煮詰めましょう。
6. 刻んだイタリアンパセリとレモンをトッピング。
レモンをかけていただきましょう。
今回は、イタリアの茹で料理
「ボリートミスト」を作りました。
盛り付けの際に、
お好みでショートパスタを添えたり、
一緒にレンズ豆やグリーンピースを煮ると、
しっかりとしたメイン料理になります。
お鍋であたため直すだけなので、
ローストチキンよりも、提供するときの
タイミングの融通がききます。
クリスマスのパーティメニューとして
ぜひチャレンジしてみてください。