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【シンプルを極めるレシピ】
アサリとズッキーニの冷製マリネ

こんにちは。料理家の松山たけしです。

アサリの酒蒸しは、手軽で美味しいですよね。

アサリ自体が旨みをたっぷり含むので
どんな調理をしても、大概は美味しくなります。

今回は、そんな旨味たっぷりの
アサリの煮汁を生かして、
夏にぴったりの冷たいマリネを作っていきます。

★帯画像_DSCF2870のコピー.jpg

▼使用した器
ボウル TG heat-resistant Bowl(1100ml)

アサリの旨味を余すことなく味わう方法とは?

DSCF2879.jpg

最もシンプルで美味しくアサリを味わえる
調理方法は、アサリの酒蒸しだと思いますが
いくつか欠点もあると思っています。

一つは、食べられる量が少ないというところ。
一瞬でなくなってしまいますね...寂しい。

もう一つが、アサリの煮汁
活かせてないというところ。

せっかく美味しい出汁が出ているのに、
身だけしか食べないのは、かなり勿体無い。

かといって、煮汁だけ飲むってのも、
何だか品がありません。

DSCF2864.jpg

そこで僕がよく作るのは、
酒蒸ししたアサリを取り出して、
その煮汁で野菜を煮るというやり方です。

そうすると、アサリの煮汁が染み込んで、
美味しい野菜の煮物ができます。

アサリの出汁も無駄にしない。
食べるところも増える。

いいことだらけのアサリの酒蒸しが完成します。

DSCF2871.jpg

あとこれ、冷やしても美味しいんです。
むしろ冷やした方が美味しい。

レモンとオリーブオイル、
パセリなどを加えてマリネにすると、
しっかり旨みのある冷菜に仕上がります。

冷蔵庫に入れておけば、すぐ食べられる
夏に最適な一品の完成です。

材料

DSCF2852.jpg

  • アサリ 150g
  • ズッキーニ 1本
  • 白ワイン 100cc
  • ニンニク 1片
  • オリーブオイル 少々
  • レモン 1/2個
  • 塩 ひとつまみ
  • イタリアンパセリ 適量

作り方

1. アサリは砂抜きします。海水くらいの塩水を作り、
  数時間冷蔵庫で砂出しをして、
  貝同士をこすり合わせるようにして洗います。

DSCF2855-2.jpg

2. ニンニクは薄くスライス。
  ズッキーニは2cm角くらいにカットしておきます。

DSCF2857.jpg

DSCF2860.jpg

3. 鍋にアサリ、白ワイン、ニンニクを入れ
  蓋をして火にかけます。

DSCF2863.jpg

4. アサリが開いてきたものから、
  別ボールに取り出します。

火を入れすぎると、身が小さくなるので要注意。

DSCF2865.jpg

5. アサリを全て取り出したら、
  余った煮汁にズッキーニを入れ、
  蓋をして中火にかけ5分。

DSCF2866.jpg

DSCF2867.jpg

6. 柔らかくなってきたら火を止め、
  ボウルでアサリと一緒に合わせます。

寄り_★帯画像_DSCF2870のコピー.jpg

7. オリーブオイルとレモンを絞って入れ、
  よく混ぜたら冷蔵庫で冷やします。
  刻んだイタリアンパセリを合わせ、
  盛り付けたら、完成です。

DSCF2872.jpg

今回は、アサリの煮汁を吸い込んだ
旨味たっぷりのマリネの作り方をご紹介しました。

冷蔵庫でしっかり冷やして食べると
暑い夏、バテた体に染み渡ります。
ぜひチャレンジしてみてください。

なお、今回使用した器は以下からご覧いただけます。

9-b.jpg

ボウル TG glass Heat-resistant Bowl(1100ml)

Styling Goods

ボウル TG glass Heat-resistant Bowl

¥ 2,640 ~


まる皿 錆かいらぎ

¥ 1,320 ~



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