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【ほんとうの、美味しいって?】秋の贅沢! 秋刀魚の炊き込みご飯

「何を作ったらいいかわからない」
「献立のアイディアがない」
「いつも同じで飽きてきた」

料理をしていたら、往々にして出てくる問題たち。

そんな問題をに解決してくれる
1番身近な方法があります。

それが「旬」。

季節によって変わる食材。
一定期間しか味わえない限定的美味しさ。

はたまた、環境に合わせて身体を整えてくれる効果。
めくるめく旬の食材を味方につける事ができたら
それは変化だらけ。

旬の食材の使い方を知っていれば、
献立に悩む頻度も減るはずです。

そこで今回は、秋の旬「秋刀魚」を使った
「秋刀魚の炊き込みご飯」をご紹介します。

美味しい「秋刀魚の炊き込みご飯」とは。

DSCF0396_2.jpg

今回ご紹介する「秋刀魚の炊き込みご飯」は、
僕が思う「三大サカナの炊き込みご飯」の一つ。

残り二つは、「鯛めし」と「鮎のご飯」なんですが、
それぞれ、特徴があって...

鯛めしは、鯛からいい出汁が出るので、
それを米に染み込ませるイメージ。

鮎の炊き込みご飯は、
鮎が持つ夏の青い香りを活かすために、
炊き上がってから後から混ぜます。
(夏にレシピをご紹介しています。こちらも是非)

【ほんとうの、美味しいって?】夏の正解。鮎の炊き込みご飯

そして、秋刀魚の炊き込みご飯は、脂の多い秋刀魚を
高温で焦げ目をつけるように焼きます。

それを一緒に炊き込むことで、
米に脂が馴染み、コクのある仕上がりに。

秋刀魚自体の味がしっかりしているため、
お出汁は不要。

つまり、塩焼きをドンと入れて炊くだけなのですが、

「秋刀魚の塩焼き」と「白米」を食べるのと、
「秋刀魚の炊き込みご飯」にして食べるのでは

なぜだか全く違う味わいになり、強烈に美味しいです。

では、作ってみましょう。

DSCF0388_2.jpg

ここからは、作り方をご紹介していきます。

「秋刀魚の炊き込みご飯」を作るポイントは3つ。

  1. 秋刀魚にしっかりと塩を振ること
  2. おろしニンニクを少し入れること
  3. 焦げ目がつくまで焼くこと

炊き込みご飯の全体の塩気を
秋刀魚に一点集中することで、
素材の味がはっきりと感じられます。

また、おろしニンニクをほんの少し入れることで、
秋刀魚の強い味とご飯をうまく繋げてくれて、
いいバランスに。

このちょっとしたポイントが、
美味しさを大きく左右するので、
必ず覚えておいてください。

材料(2〜3人分)

DSCF0366-2.jpg

  • 白米 1.5合
  • 秋刀魚 2匹
  • 塩 大さじ1程度
  • 酒 大さじ1
  • おろしニンニク 小さじ1/4
  • 米油 小さじ1/2
  • 昆布 一切れ
  • 水菜 適量  

作り方

1. 秋刀魚に塩に振って、魚焼きグリルで
  焦げるまで両面をしっかりと焼ききます。

  魚にふった塩気が、ご飯全体の塩気にもなるので
  塩はたっぷりめに振ります。

DSCF0374-2.jpg

2. あとは全て炊飯ジャーに入れて炊きます。
  秋刀魚が入り切らない場合は、
  半分に切ってください。

  また、鍋炊きの心得がある方は、
  土鍋などで炊きましょう。

土鍋で炊く場合
・白米を洗い、30分以上浸水。
・ザルにあげて水気をきり、土鍋に水270ccと白米、
 残りの材料をいれて、蓋をして強火にかける。
・沸騰したら、弱火にして10分。火を止めて10分蒸らす。

DSCF0376-2.jpg

3. 炊き上がったら、秋刀魚を取り出して、
  ほぐして骨をとり、
  刻んだ水菜と一緒に混ぜ合わせる。

DSCF0384-2.jpg

この時期ならではの味わいです。
是非、秋の味覚を楽しんでみてくださいね。

DSCF0392.jpg

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