雑多になりがちなリビングの「見せる収納」。美しい空間づくりのアイデアをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/livings/u19/2023-09-01.php公開日 2025年08月07日(木)
更新日 2025年08月10日(日)
雑貨が映えるトレーの活用術。
美しい「見せる収納」の作り方とは。
こんにちは。福岡店の大塚です。
見ていてスッキリ・美しいと感じるトレー収納。
トレーを購入してみたけど、
- 何を飾ったら良いのかわからない
- 見栄え良く整理整頓がしたい
というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みをお持ちの方でも、
トレーを上手く活用すると、整理しながら、
インテリアを楽しむことができるようになります。
お部屋のアクセントとして活用しやすい
ディスプレイトレーを活用した
見せる収納の楽しみ方と実例をご紹介します。
トレーを使った見せる収納の魅力
ちょっとした雑貨や日用品も、
ただ並べるだけでは雑多に見えてしまいがち。
そんな時に活躍するのが「トレー」です。
置くだけで自然とまとまりが生まれ、
収納とディスプレイを同時に叶えてくれます。
ここでは、トレーを使った見せる収納の魅力をご紹介します。
① 見せる収納とは?
見せる収納は、
収納したアイテムを単に隠すのではなく、
視覚的に楽しむことを目的としています。
日常的に使うアイテムを美しく配置することで、
生活空間がより魅力的になり、
整理整頓もしやすくなります。
② トレーの利点と役割
トレーは、アイテムをまとめて
整理するのに非常に便利なツールです。
異なるデザインや素材のトレーを使うことで、
インテリアスタイルに合わせた見せる収納が可能です。
リセノが提唱しているセオリーには、
「ステージグルーピング」があります。
土台・ステージをつくることで、
一気にまとまり感が出ます。
また、トレーは軽量で移動が簡単なため、
配置を変更したり、
掃除の際に取り外したりするのも容易です。
これにより、柔軟な収納方法が実現します。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「ディスプレイ」のセオリー後編をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-09-07.phpトレー収納の選び方
トレーひとつで収納の印象はガラッと変わります。
素材、サイズ、形などポイントを押さえるだけで、
ぐっと使いやすく、見栄えもアップします。
暮らしにピッタリのトレーを選ぶためのポイントを
ご紹介します。
① 素材別の特徴
トレーの素材によって、
見た目や機能性が大きく変わります。
木製のトレーは、自然な風合いがあり、
インテリアに馴染みやすい一方で、
湿気に弱い場合があります。
ガラスや陶器は、
おしゃれなデザインが多いですが、
割れる心配があります。

金属製は耐久性があり、
スタイリッシュな印象を与えますが、
重さや冷たさが気になることもあります。
リセノで取り扱っている真鍮素材のトレーには、
時間と共に味わい深くなる
経年変化を楽しむことができます。
用途や好みのインテリアスタイルに合った
素材を選びましょう。
② サイズと形状の選び方
トレーのサイズや形状は、
使用目的や収納スペースに応じて選ぶことが重要です。
円形タイプは、柔らかく、美しい見心地です。
角の角張る家具が多い中に
円形のアイテムを取り入れると、
優しい、柔らかい印象になります。
四角形は、
スタイリッシュでスッキリとした印象になります。
リセノ取り扱いのシルバートレーの四角形タイプは、
モダンスタイルに最適な見た目となっています。
長方形や八角形型には、
直線的だけど丸みを感じる不思議な魅力があります。
丸でも四角形でもない、
幾何学的な装いが感じられます。
③ 選ぶ際の注意点
真鍮素材には経年変化があります。
購入当初は真鍮の輝きが強いと
感じるかもしれませんが、
時間とともに味わい深く変化します。
画像のものはまだ大きな変化はないですが、
使用3ヶ月後の方が、
艶が増してしっとりとしています。
光沢の加減が鈍り、深みがほんの少し加わりました。
長く新品のような綺麗な状態のものが好まれる方には、
経年変化のない素材をおすすめします。
トレー収納を楽しむためのヒント
トレーを使った見せる収納は、
ほんの少しの工夫でぐっと洗練された印象になります。
ちょっとしたコツを意識することで、
より美しく、空間に馴染む収納が叶います。
① 美しいディスプレイのコツは三角形を作ること
ディスプレイの基礎的なテクニックは
「三角構図」です。
三角構図をわかりやすく説明すると、
「大・中・小」3つの高さの異なるアイテムを使用し、
三角形をつくるディスプレイ手法です。
高さの異なるアイテムを三角形に配置することで、
美しいディスプレイが完成します。
トレーは小アイテム(平面)に属します。
トレーに小物をまとめて置くと
「グルーピング」というテクニックになります。
詳しいディスプレイ方法は下記の記事をご覧ください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「ディスプレイ」のセオリー後編をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-09-07.php② インテリアとの調和
トレー収納をインテリアに調和させるためには、
まずトレーの素材選びが重要です。
周囲の家具との色合いや
装飾とのバランスを取ることが大切です。
しかしながら、
全く違う素材のものを購入してしまった!
という方もご安心ください。
リセノでは、
レピテーション(繰り返し)という
ディスプレイのコツがあります。
同じカラーや形状、素材をもった仲間を
足していくという方法です。
小アイテムとなるトレーの上に、
トレーと同じ色や素材のものを置いたり、
中アイテムに同じ色や素材のものを置いたりする
ことをおすすめします。
お気に入りで購入したトレーが
お部屋の中でうまく調和しない場合には、
レピテーションを意識することで、
統一感が一気に出てきます。
③ 雑貨のまとめ方と飾り方
実際にトレーを活用した飾り方を紹介します。
アロマオイルやメガネ、アクセサリーなどの
アイテムがバラバラと置いてあると、
散らかった印象になります。
トレーを活用することで、
雑多な印象がなくなり、スッキリ整います。
▼円形のトレーの活用例
- 指輪やアクセサリーなどちょっとしたものを
置くのにちょうど良いです。 - 形が真円だと、配置の自由度が高くなります。
また、どこから見ても柔らかく美しいです。
▼四角形のトレーの活用例
- 正方形、長方形どちらも
スタイリッシュな見た目になります。 - 長方形になると、アロマオイルを並べて置いたり、
ハンドクリームを並べておいたりと、
用途は多岐にわたります。
▼丸みを帯びた長方形の活用例
- 見た目の華やかさや上質さから、
洗練された印象になります。 - 特徴的な形のため、
置くものによって印象が左右されます。
トレーを使って見せる収納を楽しみましょう。
いかがでしたでしょうか。
トレーを活用した収納のおさらいです。
- インテリアの一部として
視覚的に楽しむことができる - アイテムをまとめて整理するのに
非常に便利なツールである - ステージグルーピングとして
ディスプレイを飾ることができる
店頭にも様々な種類のトレーをご用意しております。
是非こちらもご参考にしていただき、
お好みのトレーを見つけてくださいね。
迷った際には店頭でご相談ください。

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商品部 大原
リセノ制作部
編集部 増田
編集部 江上
元京都店 戸田