ベッド選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-14.php公開日 2025年03月28日(金)
シングルとセミダブル、どっちを選ぶ?ベッドサイズの選び方をやさしく解説
こんにちは。デザイナーの木下です。
そろそろ、桜が芽吹き始める頃。
新しく生活を始める時に、
「ベッドはシングルとセミダブル、どっちにしよう?」
と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、こちらの記事では、
シングルとセミダブルの
サイズや寝心地の違いをご紹介します。
また、ベッドからナイトテーブルの選び方まで
幅広く解説したこちらの記事もございますので、
詳しく知りたい方は、あわせて読んでみてください。
シングルベッドとセミダブルベッドの違い
それではさっそく、シングルとセミダブルの
サイズや特徴をご紹介していきます。
① シングルベッドのサイズ・特徴
シングルベッドのサイズは、
幅100cmです。
これに対して、
男性の平均の肩幅は60cm。
女性の平均の肩幅は50cm。
そして、寝返りを打つのに必要な幅が、
左右20cmとなります。
ここから1人辺りに対するスペースを計算すると
- 男性:肩幅 60cm+右 20cm+左20cm=100cm
- 女性:肩幅 50cm+右 20cm+左20cm=90cm
となります。
寝返りを考慮すると、シングルベッドは、
「余裕のないピッタリサイズ」
だということが分かります。
1人で寝るスペースは確保しつつ、
コンパクトなお部屋に向いているのがシングルサイズ。
ですが、大柄な方や
寝相を気にせずゆったり過ごしたい方は、
少し窮屈に感じる可能性もございます。
② セミダブルベッドのサイズ・特徴
セミダブルベッドのサイズは、
幅120cmです。
寝返りに必要な幅の20cmを考慮しても、
- 男性:ベッド120cm-肩幅 60cm-右 20cm-左20cm=余り20cm
- 女性:ベッド120cm-肩幅 50cm-右 20cm-左20cm=余り30cm
となりますので、
1人で寝るのに十分なスペースを確保しつつ、
ゆったり眠ることができます。
ただ、ベッドの幅はシングルサイズより
20cm大きいので、コンパクトなお部屋に置くと、
圧迫感を感じる可能性もございます。
理想の睡眠環境や、お部屋のサイズなどを考慮して、
自分に合ったベッドサイズをお選びください。
シングルとセミダブル、どっちがいいの?
リセノでは、ずばり
イメージよりも1つ大きい「セミダブル」
をおすすめしています。
寝返りを打つために必要な左右20cmを入れても、
セミダブルなら、
ゆったりと体をのばして眠ることができます。
ベッドの上で、本を読んだり、
スマホを見ながらゆったりする時間も
快適に過ごせるでしょう。
ベッドサイズの選び方
ここからは、自分に合ったベッドサイズの選び方を
- お部屋の広さに合わせる
- 体格に合わせて選ぶ
- 寝相や寝姿で選ぶ
の3つのポイントに分けて詳しくご解説します。
① お部屋の広さに合わせる。
6畳程のコンパクトなお部屋には、
シングルサイズがおすすめ。
このサイズなら、ベッドを置いても
ゆとりを持って歩けるスペースが確保できます。
一方、8畳以上のお部屋であれば、
セミダブルサイズがおすすめ。
人は平均して一晩に20回前後、
寝返りを打つといわれています。
窮屈なベッドだと体がこわばってしまい、
肩こりや腰痛の原因になってしまうことも。
セミダブルなら、寝返りを打つスペースは
十分に確保されているため、ぐっすり眠れます。
また、ベッドサイズの種類を比較表で解説した
こちらの記事もございますので、
詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
適したベッドサイズとは?一覧表とともに、選び方のポイントを解説します。
https://www.receno.com/pen/beds/u67/2024-01-10.php② 体格に合わせて選ぶ。
身長や体型によって、
快適に眠れるスペースは変わってきます。
体格が大きめの方は、
セミダブル以上のサイズを選ぶことをおすすめします。
シングルだと寝返りを打つ際に窮屈さを感じたり、
手足がはみ出してしまう可能性があります。
セミダブルなら、ゆとりを持って横になれるので、
リラックスした状態で眠ることができるでしょう。
小柄な方やお子さまであれば、
シングルサイズでも十分な場合が多いでしょう。
気になる方は店頭に足を運んで、
実際に寝転んでみるとわかりやすいと思います。
③ 寝相や寝姿で選ぶ。
まっすぐな姿勢で眠る人や、
あまり寝返りを打たない人であれば、
シングルサイズでも十分な快適さを得られるでしょう。
一方、寝ている間に体が丸まったり、
大きく寝返りを打ったりする人は、
セミダブルサイズを選ぶことをおすすめします。
セミダブルは、シングルよりも幅が広いため、
自由に動けるスペースが確保できます。
おすすめのベッド3選
ここからは、おすすめのベッド3選をご紹介。
サイズ展開も豊富なので、
自分好みのベッドを探してみてください。
① Re:CENO product|木製ベッド folk
アッシュ無垢材のヘッドボードが美しい
「folk(フォーク)」。
厚さ2cmのアッシュ無垢材を贅沢に使用し、
こだわりのオイル塗装を施すことで、
素朴な温かみを存分に感じさせるデザインに。
また、長く愛用いただける工夫として、
2台をぴったりくっつけられる設計にしています。
シングルを2つくっつければワイドキングサイズに。
生活に合わせて買い足すという
使い方ができるベッドなんです。
シングルからクイーンまでご用意しているので、
生活スタイルに合わせたサイズをお選びいただけます。
② Re:CENO product|木製ベッド NOANA
美しいフレームで、お部屋を上質な雰囲気に仕上げる
「NOANA(ノアナ)」。
ヘッドボードやフレームに質の良いアッシュ無垢材を
使用しており、耐久性と機能性にも優れ、
長くご愛用いただけます。
また、ライフスタイルに合わせて、
高さを3種類ご用意。
購入後に変更もできる仕様になっています。
NOANAは、スタンダードタイプとヘッドレスタイプの
2種類がございます。
スタンダードタイプは、
線が美しいヘッドパネルがついています。
格子状にデザインされた
アッシュ無垢材のヘッドボードが付いていることで、
すっきりとしながらも品の良い印象のベッドルームに。
ヘッドレスタイプは、
パネルがございません。
小さなお部屋で、すっきりと使いたいという方は、
ヘッドパネルなしタイプをお選びいただければと思います。
壁際に置いて、クッションを重ねて並べると
おしゃれなお部屋に仕上がります。
③ 別注プロダクト|ヘッド付きフロアベッド PIATTO
お部屋を広く見せるフロアベッド
「PIATTO(ピアット)」。
床からマットレスを置く位置までの高さが17cmと
低く設計されたベッドなので、
「お部屋を広く見せたい」という方におすすめです。
さらに、便利な「10cm棚」と「コンセント付き」。
寝る前に本を読んで過ごしたい方や、
携帯をぱっと充電したい方も安心です。
カラーは、お部屋のテイストに合わせて選びやすい、
ナチュラル、ホワイト、ブラウンの3色展開。
それぞれシングル〜クイーンの4サイズがありますので、
お部屋のテイストに合ったベッドを選びつつ、
サイズも自由に選ぶことができます。
適切なサイズのベッドを選んで、快適な眠りを。
それでは、今回のおさらいです。
▼シングルベッドとセミダブルベッドの違い
- シングルベッドのサイズは幅100cm
- セミダブルベッドのサイズは幅120cm
▼シングルとセミダブル、どっちがいいの?
- イメージよりも1つ大きい「セミダブル」がおすすめ
▼ベッドサイズの選び方
- お部屋の広さに合わせる。
- 体格に合わせて選ぶ。
- 寝相や寝姿で選ぶ。
▼おすすめのベッド3選
適切なサイズのベッドを選んで、
ぐっすり眠って、素敵な新生活を送りましょう。









































編集部 増田
編集部 辻口
お客様係 中村
元京都店 舌
品質管理 遠藤
お客様係 山崎