同じお部屋の広さであっても「広く感じさせる」スタイリングをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-04-11.php公開日 2026年01月16日(金)
テーブル「Pair」の企画経緯と
コンセプト設計についてお話しします。
こんにちは。ヤマモトです。
2025年6月の発売以来、とてもご好評いただいている
Re:CENO productの「Pair(ペア)シリーズ」に、
新しい仲間が加わります。
本日のマガジンでは、この新しいテーブルシリーズの
企画経緯と、コンセプト設計について、丁寧に紐解い
ていきます。
「白く、細い」家具は、お部屋が広く見える。
日本の住宅にフィットする「抜きテーブル」
日本のお家は、世界的に見てもコンパクトな作りで、
小さなお部屋に暮らしている人も多いでしょう。
1人暮らしであっても、パートナーや夫婦、そして子供
と暮らすようになっても、常に課題になるのは
「コンパクトな空間をいかに活用するか」
ということです。
物理的に広いお部屋に引っ越すことは、大抵の場合は
難しいですから、
現状のお部屋を、いかに広く感じる様に工夫できるか
が、ポイントになってきます。

リセノが提唱している「センスのいらないインテリア」
では、この課題に対して
- 物理的に「体積を変える」
- 心理的に「印象を変える」
という2つのアプローチによって、豊かな暮らし空間を
作るアプローチを紐解いています。
(詳しくは、下記のリンクよりご一読ください)
この記事の中では、お部屋を広く見せるテクニックを
7つご紹介しています。
その中でも、以下の2つのセオリーは、特に有用です。
- 「ニュートラルカラー」を多く使う
- 「線の細い」家具を選ぶ
この2つを意識してお部屋づくりをすることで、お部屋
の広さを見違える様に、広く感じられます。
すこしひも解いていきましょう。
①「ニュートラルカラー」を多く使う
お部屋を広く見せるテクニックの1つは、
「ニュートラルカラーを多く使う」ことです。
ニュートラルカラーとは
- 無彩色の中でも「白」や「グレー」
- アースカラーの中でも「アイボリー」や「ベージュ」
など「色の薄いカラー」のことを指します。
ニュートラルカラーは、見た目に重さを感じさせない
ため、お部屋を広く感じさせる効果があります。
「白い洋服は、膨張色だから太って見える」
という言葉を聞いたことがあると思いますが、その通
り「白は、膨張色」ですので、体も、お部屋も、
大きく見せる効果があるのです。
たとえば、下の画像を見てみましょう。

同じお部屋であっても、ニュートラルカラーを主役に
することで、圧迫感を減らして、お部屋を広く感じさ
せることができます。
これをインテリアの用語で、
色を「抜く」 = 強い色を「取り除く」
と言います。
テーブルの色を「抜く」ことによって、お部屋を広く
感じさせる心理的効果があり、このテーブルはそんな
効果を狙った設計をしているわけです。
②「線の細い」家具を選ぶ
お部屋を広く見せるテクニックのもうひとつは、
「線の細い家具を選ぶ」ことです。
線が細い = 物理的に体積が少ない
状態であり、また目線が「抜ける」ため、より圧迫感
を減らすことができます。
また、脚の本数についても
- 金属 = 剛性が高く、脚1本で天板を支えられる
- 木製 = 金属よりも剛性が低く、複数の脚で天板を支える
という特徴があります。
金属は、木に比べて「剛性が高い」ので、少ない脚で
天板や人の体重を支えることができます。
脚が少ないことで、より目線が抜けて、ますますお部
屋を広く感じる効果があるということです。
さらには、Pairシリーズの天板には
「船底仕様」という設計を入れています。
「船底仕様」とは、下に向かって
斜めにカットしている仕様のこと。
天板が薄く見えて、美しく、細い印象を感じられます。
このような工夫によって、ますますお部屋を広く感じ
るようにしています。
「モジュール」だから、親から子へ、孫へ。
ライフステージの変化も考えた「設計思想」
そんな「お部屋が狭い問題」を解決するために最適な
仕様の「Pairテーブル」ですが、もうひとつ設計に込
めた想いがあります。
それは、長くお使いいただける設計です。
① モジュール設計で、ライフスタイルの変化に寄り添います。
このテーブルは、耐久性の高いテーブルですので、親
から子へ、ともすれば孫世代へと、長くご愛用いただ
くことを想定しています。
そうすると、家族でダイニングテーブルとして使って
いたけれど、子供が一人暮らしをはじめるタイミングで、
「デスクとして、1人暮らしで使いたい」
「リビングテーブルとして持っていきたい」
なんていうことも、あるかもしれませんね。
その様な「ライフスタイルの変化」に対応しているの
が、このPairシリーズ。
- 天板
- 脚
について、モジュールサイズで設計しているので、
後から交換も可能です。
たとえば、
- 脚を付け替えて「ダイニングテーブル」から「リビングテーブル」に
- 天板だけ新しく買い替えて、テーブルのサイズを変える
みたいなことが可能です。
もちろん、天板が汚れてきちゃったから、天板だけを
買い替えるなんていうこともありですね。
質の良い家具は、長く愛用できる耐久性を持っている
ので「安価な家具を、買っては捨ててを繰り返す」よ
りも、結果的に経済的だったりします。
ただ、ライフステージの変化によって、使い勝手が悪
くなっては、どんなに耐久性が高くても、使いづらい
家具になってしまいます。
もちろんすべての未来を想定することは難しいですが、
出来る限りゴミにならずに、長く使い続けられるよう
に設計をすることは、大切なことだと思っています。
使い続けたテーブルには、家族の思い出もいっしょに
加わりますからね。
② 使い勝手の良い「高い耐久性」
また、高い品質も長く快適に使える理由です。
メラミンを配した「ホワイトカラー天板」は、
水や傷に強く、メンテナンスも不要で、
長くご愛用いただけます。
「オーク無垢材天板」タイプは、オークの力強い木目
を感じられる、美しい木製家具です。
ウレタン塗装によって、メンテナンスフリーで、
長く美しくお使いいただけます。
ちなみに「オーク脚(棚板付)」は、
天板下に便利な棚が付いています。
ラタンの棚板が美しく、ティッシュやノートPCなどを
置くのにとても便利で、快適さにも十分に配慮しています。
ダイニングテーブルと、リビングテーブル。
それぞれ分かりやすく見ていきましょう。
「お部屋を広く感じる」「暮らしの変化に対応」とい
うコンセプトを基に設計したPairシリーズですが、今
回リリースするアイテムは、高さの異なる2種類です。
- ダイニングテーブル
- リビングテーブル
① ダイニングテーブル

まずは、ダイニングテーブルなどに最適な
「高さ72cmタイプ」からご紹介しましょう。
天板は、2つのサイズからお選びいただけます。
- 天板は、75cm/100cmの2種類
- 脚は、ステンレス脚/オーク脚(棚板付)の2種類
です。
・ダイニングテーブル 組み合わせ一覧
モジュール設計で、さまざまに組み合わせができます
ので、組み合わせの種類について、ひとつずつご紹介
していきます。
1.ホワイト天板75cm×ステンレス脚
75cmタイプはこぶりなサイズ感で、カフェテーブルと
呼ぶのがしっくりきます。
1人暮らしの自宅や、ちょっとしたコーヒータイムの
スペースなどにぴったりのサイズ感です。
剛性の高いステンレス脚ですので、脚が1本だけであり
小さな一人暮らしでも、よりすっきりと見えます。
2.オーク天板75cm×ステンレス脚
こちらは、同じく小ぶりなサイズのテーブルで、
天板にオーク材を選んだタイプです。
すっきりとしながらも、オーク天板の柔らかな雰囲気
が、お部屋にあたたかみをプラスしてくれます。
3.ホワイト天板100cm×ステンレス脚
100cmタイプは、ダイニングテーブルとしてもしっか
り使えるサイズ感です。
4人~座ってもゆとりをもって使えるサイズですので
家族のメインダイニングとしても活躍してくれます。
「ステンレス1本脚」タイプは、抜け感がある為、お部
屋をより広く見せてくれます。
脚が中央に1本あるだけですので、みんなで座っても
足元が広く感じられ、使い勝手が良いのも特徴です。
4.オーク天板100cm×ステンレス脚
こちらは、100cmのオーク天板を組み合わせたタイプ
です。
趣きを感じさせる天板ながら、足元はすっきりとする
ので、あたたかみを感じさせながらも、ダイニングを
広く感じさせてくれます。
5.ホワイト天板100cm×オーク脚(棚板付)
ホワイト天板に、棚付きのオーク脚を組み合わせた
タイプです。
木製家具の良さがあり、棚の便利さもありながらも
天板をニュートラルカラーにすることで、お部屋を
すっきりと見せることができます。
6.オーク天板100cm×オーク脚(棚板付)
オーク天板×オーク脚で、北欧的なスタイルを実現
できるナチュラルな組み合わせです。
あたたかみのある木製家具を、ダイニングに揃えたい
方には、ぴったりの組み合わせです。
② リビングテーブル
続いては、Pairシリーズとしては初の登場となる
リビングテーブルをご紹介していきましょう。
- 天板は、75cm/100cm/オーバルの3種類
- 脚は、ステンレス脚/オーク脚(棚板付)の2種類
です。
リビングテーブル 組み合わせ一覧
モジュール設計で、さまざまに組み合わせができます
ので、組み合わせの種類について、ひとつずつご紹介
していきます。
1.ホワイト天板75cm×ステンレス脚
ホワイト天板を、ステンレス脚と組み合わせたタイプです。
すっきりと、モダンな印象をお部屋に与えることがで
き、やわらかな雰囲気のソファとも、非常にフィット
感がでやすいのが特徴です。
上の写真では、ソファーはナチュラルテイストであり、
ラグマットはキリムの中東的なテイストという「ミッ
クスインテリア」において、ちょうど中和する役割を
担ってくれています。
2.オーク天板75cm×ステンレス脚
こちらは、オークの天板と、ステンレス脚を組み合わ
せたタイプです。
モダンな雰囲気の白いソファ、無彩色のカーペット床
という「無機質で、すっきりとした空間」に対して、
オーク材ならではの雰囲気の良さ、複雑性が良いアク
セントになっています。
3.ホワイト天板100cm×ステンレス脚
こちらは、ホワイト天板の大きいサイズです。
広めのリビングで、ソファー自体が大きい場合には
こちらのタイプが合うでしょう。
また、床に座って食事をする方などには、大きさがあ
り、使いやすいと思います。
4.オーク天板100cm×ステンレス脚
こちらは、オーク天板の大きいサイズです。
ソファーをL字で組んでいるリビングなどでは、ある
程度の大きさがあることで、どちらのソファーからも
テーブルに手を伸ばせて、便利です。
5.ホワイト天板100cm×オーク脚(棚板付)
100cmの天板×棚付きのオーク脚タイプです。
大きい天板でも、白い色なので大きさを感じづらいの
と、棚があることで、ティッシュボックスやリモコン
などの日用品を隠せるのが特徴です。
6.オーク天板100cm×オーク脚(棚板付)
こちらは天板も脚もオーク材で揃えた組み合わせです。
高級樹種のオーク材の良さをふんだんに感じられる組
み合わせで、リビングに高級感を与えてくれます。
7.ホワイト天板オーバル×ステンレス脚
こちらは、リビングテーブル独自のサイズ展開である
「オーバル(楕円形)」タイプです。
小ぶりな横長のデザインは、リビング前でちょうど
配置しやすいサイズ感です。
ソファー前に置いておくことで、見心地のバランスが
良くなるのと、コーヒーや雑誌などをちょっと置くた
めの場所=コーヒーテーブルとして、ジャストサイズ
です。
横長のフォルムですので、リビングが小さい場合や、
一人暮らしなどでも、動線を邪魔せずに、良いサイズ
感で置くことができます。
リセノスタッフでも人気が高いタイプで、社内では
「ハッピーターン型」などと呼ばれて、親しまれて
います。
8.オーク天板オーバル×ステンレス脚
1本脚ですっきりとしながらも、オーク天板で趣きも
あるという、1つで2つの良さを出してくれる組みあわ
せです。
モダンデザインのソファーなどの前に置くことで、
無機質な印象に寄りすぎずに、あたたかみのあるリビ
ングスタイルを出すことができます。
9.オーク天板オーバル×オーク脚(棚板付)
最後に、オーバルのオーク材タイプです。
こぶりなオークのテーブルで、モダンテイストのお部
屋などでも、小さいながらも、良いアクセントになっ
てくれます。
スタイリングシーン
というわけで、新シリーズのPairについて、設計思想
や、組み合わせ例などを紐解いてきました。
最後に、スタイリングシーンを載せておきます。
① ダイニングテーブルのスタイリング実例
参考画像
オーク天板100cm×オーク脚(棚板付)
ホワイト天板100cm×ステンレス脚
ホワイト天板100cm×ステンレス脚
ホワイト天板100cm×オーク脚(棚板付)
ホワイト天板100cm×ステンレス脚
② リビングテーブルのスタイリング実例
参考画像
オーク天板オーバル×オーク脚(棚板付)
ホワイト天板オーバル×ステンレス脚
ホワイト天板75cm×ステンレス脚
ホワイト天板オーバル×ステンレス脚
ホワイト天板75cm×ステンレス脚
こだわりを詰め込んだ「Pairシリーズ」
2026年1月16日(金)より発売します。
というわけで、新しく発売する「Pair新シリーズ」に
ついて紐解いてきました。
リセノでは、近年「白い家具」というものを様々に
企画・リリースしていまして、それは今回お話した様
に、「小さなお家を、いかに広く、快適に暮らすか」
という日本の大きな課題に対しての、私たちなりの
アプローチとなります。
お部屋全体を白ばかりで揃えるのではなく、
一方、木製家具ばかりで揃えるのでもなく、
「白と、木」のそれぞれをバランスよく配置すること
で、お部屋はとても広く、趣深いものになります。
共感いただけた方は、ぜひともテーブル選びのひとつ
に加えていただければ幸いです。

コンパクトなリビングに配置しやすい、横長のフォルムが特徴の「リビングテーブル Pair(ペア) オーバル」。 好みに合わせて、天板のカラーや脚の形状を自由にお選びいただけます。
https://www.receno.com/table2/pairlto.phpなお、Pairシリーズの既存製品の読み物も、合わせて
ご参考ください。
天板・脚・サイズを、「好み」や「使いやすさ」に合わせてカスタマイズできるダイニングテーブルを作りました。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u89/2025-06-18.phpステンレス脚の新作チェアについて、企画経緯とコンセプト設計を紐解いてきます。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u89/2025-06-20.php














製品企画 加納
製品企画 中原
店舗MG 岩田