「経年変化」で味わいが増す「真鍮」アイテム。風合いを残しながら美しく育てていくためのお手入れ方法を解説します。
https://www.receno.com/pen/maintenance/u41/2025-09-08.php公開日 2026年01月26日(月)
傘立て「TRIA」の企画経緯と
コンセプト設計についてお話します。
こんにちは、なかはらです。
今回のマガジンでは、玄関を素敵に彩る
傘立て「TRIA(トリア)」について、
ご紹介させていただきます。
- 玄関がきれいに整わない。
- 傘立てが浮いて見える。
- 生活感が出てしまう。
そんな違和感を感じている方に、
ぜひ検討いただきたい傘立てです。
家に入って最初に足を踏み入れる玄関は、
いわば「家の顔」のような場所。
どれだけ素敵なお家を建てても、
どれだけお部屋を彩っても、
その印象は玄関の仕上がりに
大きく左右されます。
特に、傘や傘立ては生活感が出やすく、
空間を台無しにしてしまうこともありますが、
「玄関に見合う傘立てが意外と見つからない...」
という声も多く耳にします。
そこで今回は、玄関を「ひとつのお部屋」
として大切にしたい方のための、
「傘立てではなく、傘のためのインテリア」
という新しい発想から生まれた
傘立てをご紹介します。
傘を「隠す」のではなく、
傘を「飾るように置く」
一般的な傘立ては
「傘をどう隠すか」「どう収めるか」といった
「収納の発想」が中心です。
しかしTRIAは、その真逆。
三角形の軽やかな木枠に
傘を「飾るように置く」ことで、
この傘立ては完成します。
傘そのものが、デザインの一部として主役になる――
そんな発想から生まれました。
「傘が丸見えになるのはどうなの?」
と思われるかもしれません。
しかし、実はここが大きなポイントで、
- 「見える」からこそ、乱雑に置かず、
自然と整える習慣ができる。 - 傘を入れた瞬間に佇まいが締まり、
玄関全体が整って見える。
それがTRIAの魅力です。
「せっかくなら、少し気分の上がる傘を」
傘が飾りになるわけですから、
次はどんな傘をお迎えしようかと、
自然と傘選びも楽しくなります。
そんなふうに、傘を選ぶ時間まで
変えてくれる傘立てなのです。
見えるからこそ、整えたくなる。
見えるからこそ、選びたくなる。
見えるからこそ、玄関が美しくなる。
その小さな積み重ねが、
毎日の心地よさにつながっていきます。
幅・奥行き18cmで、
「角」に馴染むコンパクト設計

スタッフ 中原宅の場合
玄関には「使えそうで使いづらい場所」があります。
それは、玄関扉のすぐ横にある「角のスペース」。
我が家やスタッフの自宅、その他多くのお家を
見渡してみると、そこにはおおよそ20cm前後の
空間が存在しています。
靴箱と壁、扉と壁の間などに生まれる、
広くはないけれど、確実に存在する余白は、
大きく2つの理由で出来てしまいます。

スタッフ 遠藤宅の場合
ひとつは、玄関の設計上の理由。
玄関扉は開閉のために、
壁から少し距離を取って設けられます。
また、靴箱も扉や人の動きを妨げないよう、
壁いっぱいには配置されないことがほとんどなので、
意図して使われることのない
「10〜20cmほどの余白」が、角に残ります。
もうひとつは、動線を確保するための配慮。
玄関は、靴を脱ぎ履きし、
扉を開け閉めする場所。
設計段階から、中央や正面は
「空けておく」前提でつくられています。
その分、動線から少し外れた角のスペースだけが、
使われないまま残りやすいのです。
そこでTRIAは、このような
20cm前後の角スペースに、
無理なく、でもぴたりと収まる
幅・奥行き18cmというサイズに設計しました。
余白を埋めるのではなく、
余白が「意味のある場所」に変わる
サイズ感です。
置いた瞬間、最初からここにあったように、
静かに馴染んでくれます。
ちなみに、名前の「TRIA(トリア)」は、
角にそっと寄り添う「三角形(triangle)」
に由来したもの。
玄関に心地よくフィットする
このフォルムを象徴する一語です。
あえて傘の入る本数を制限しました。
このコンパクトさには、
もうひとつ理由があります。
それは「傘を入れすぎない」という選択です。
もちろん、詰め込めばたくさん入りますが、
TRIAは3本以内での収納を想定して設計しています。
たくさん入る傘立ては便利な反面、
家族全員がなぜか数本ずつ傘を持ってしまう...
なんてことに。
玄関でよくある話ですよね。
あえて入る本数を絞ることで、
本当に使っている傘だけが残り、
玄関の印象は自然とすっきり整います。
そして、TRIAをより美しく使うためのコツは、
「傘をきちんと閉じてから入れる」ことです。
「乾かすために、あえて閉じずに入れている」
という方がいるかもしれませんが、
そもそも傘は傘立ての中では乾かず、
「濡れたまま放り込む」のは逆効果。
一度しっかり乾かしてから閉じることで、
木枠の中にすっと収まり、見た目も整います。
ぜひ、傘を「そっと飾る」ように置いてください。
オーク無垢材 × 真鍮の受け皿。
玄関に「家具としての品格」を与えます。

美しいオーク無垢材の木目
どれだけ美しい玄関でも、
傘立てだけプラスチックなどの簡易品だと、
全体の印象が崩れてしまいます。
この傘立てには、
オーク無垢材を使用。
木目の優しさと強度を兼ね備え、
玄関の空気をふわりと上質にしてくれます。
水に強いウレタン塗装
塗装には「ウレタン塗装」を施しています。
水や汚れに強く、メンテナンス不要で、
非常に長持ちする塗装方法です。
水拭きも出来ますので、
ちょっとした汚れがついた場合も、
簡単にメンテナンスが出来ます。
底面には、真鍮製の受け皿を。
ちらりと上品に輝くその姿が、
空間を華やかに彩ります。

水に濡らして2週間後の変化
水に触れるものですので、真鍮部分には
「水溶性防錆剤」という薬剤を塗布し、
経年変化を遅らせる加工を施しています。
完全に経年変化を止めるものではありませんが、
この加工をした場合としなかった場合では、
写真のように大きく違いが出ます。
ゆっくりと味わいが出てきますので、
その変化も楽しみのひとつです。
もし経年変化が気になる場合は、
真鍮をピカピカに戻す方法もございます。
こちらのお手入れマガジンを
参考にしていただければと思います。
もちろん、角のスペース以外でも
お使いいただけます。
玄関の「ちょっとした角」を考慮して
開発した傘立てですが、もちろん、
それ以外の場所でもご使用いただけます。
壁から少し離して置くことで、
オブジェのようなフォルムが強調され、
玄関のアクセントに。
より目を引く存在として、
そこに佇みます。
Re:CENO productで定番の
3カラーをご用意しました。

様々な玄関の雰囲気に合うように、
「ナチュラル」「ヴィンテージレッド」
「ブラウン」の3色を作りました。
馴染みの良い爽やかな「ナチュラル」
ナチュラルは、オーク材の色味を活かした、
爽やかで明るい仕上がりです。
木の温かみを感じながら、
空間をスッキリ広く見せられます。
北欧家具をイメージした「ヴィンテージレッド」
ヴィンテージレッドは、1950年代頃の
北欧ヴィンテージ家具のような趣きと、
上質さをイメージしたカラーです。
古い北欧家具にも馴染みますので、
ヴィンテージ好きの方にも
お選びいただきたいカラーです。
深みがあり、こっくりと趣深い「ブラウン」
ブラウンは、男性っぽい印象がありますが、
リセノスタッフの中でも、女性スタッフに
とても人気のあるカラーです。
木目がはっきりとしており、
より木製家具のような趣きを感じられます。
玄関インテリアが整う傘立て「TRIA」は、
2026年1月26日(月)より発売します。
新作の傘立てについて、
企画の経緯とコンセプト設計を紐解きました。
意匠性だけでなく、
暮らしや住宅に合わせて、
サイズ設計にもこだわっています。
独自性のあるデザインに仕上げましたので、
家づくりやリノベーションにこだわった方にも
共感していただけるかと思います。
TRIAがあることで暮らしが整い、
心まで整ってくれたら嬉しいです。
青山店・吉祥寺店・二子玉川店・京都店・
福岡店でも展示していますので、
ぜひ店舗にてご覧いただければと思います。

傘を美しく飾り、玄関を上質に整える「傘立て TRIA(トリア)」。生活感を解消しながら、空間に心地よくフィットします。
https://www.receno.com/umbrellastand/tria-us.php
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
それでは、また。
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