デザインだけではない、円形ラグの魅力を詳しく紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/rags/u82/2024-09-20.php公開日 2025年04月23日(水)
更新日 2025年07月23日(水)
6畳の部屋のラグの選び方!
おすすめのサイズを部屋別に解説
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
先日、自宅のリビングにラグを敷いたのですが、
サイズ選びに苦労しました。
「200cm×200cm」という数字だけを見ても、
サイズを具体的にイメージするのは難しいですよね。
床にメジャーを当ててみたり、物を置いたりして
なんとか感覚を掴もうとしましたが、
なかなかイメージがつきませんでした。
リビングやダイニングなどのお部屋ごとに、
「このサイズのラグなら、こんな見た目になります」
というイメージがあれば、わかりやすいですよね...。
そこで今回は、一番わかりやすい「6畳」のお部屋に
様々なサイズのラグを敷いてみて、
どんなイメージになるかを検証していきます。
ラグを敷いた時の「見た目」や「バランス」を、
お部屋別にチェックしていきます。
各部屋のサイズ選びのポイントもあわせて解説します。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
ラグを選ぶ前に確認したい3つのポイント
まずは、ラグを選ぶ前に確認したい
3つのポイントをご説明します。
- ラグを敷く場所の寸法を把握する
- 用途や過ごし方を具体的にイメージする
- 「四角形」か「円形」か検討する
① ラグを敷く場所の寸法を把握する
最も大切なのは、
ラグを敷く場所の寸法を把握することです。
一口に「6畳」と言っても、間取りによって、
実際にラグを敷ける場所は異なると思います。
正方形に近い間取りならわかりやすいですが、
細長い長方形や、L字型などの間取りの場合、
ラグを敷けるスペースが限られることもあります。
ラグやカーペットなどの敷物を選ぶ時は、
必ず敷きたい場所の採寸をして、
正確な寸法を把握しておくことが大切です。
丁寧に採寸を行うことで、
買った後に「イメージと違った...」という
失敗を防ぐことができます。
また、畳数には「京間」「江戸間」などの種類があり、
地域や建物によって間取りのサイズが
若干異なることも押さえておきましょう。
畳サイズの違いを以下の表にまとめていますので、
ご参照ください。
・畳サイズの違い
| 名称 | 1畳のサイズ | 6畳のサイズ | 主な地域・建物 |
| 京間 | 1.82平方メートル | 10.94平方メートル | 西日本 |
| 中京間 | 1.65平方メートル | 9.93平方メートル | 愛知・岐阜・三重 |
| 江戸間 | 1.54平方メートル | 9.27平方メートル | 東日本 |
| 団地間 | 1.44平方メートル | 8.67平方メートル | マンション・アパートなど共同住宅 |
同じ「6畳」でもお部屋のサイズが
異なる場合がありますので、
しっかり寸法を測っておきましょう。
② 用途や過ごし方を具体的にイメージする
次に、ラグの用途や過ごし方を
明確にイメージしておくことも大切です。
同じ6畳のお部屋であっても、
用途や過ごし方によって必要サイズが異なるためです。
たとえばリビングの場合、
「ソファに座って過ごす」か「床に座って過ごす」か
によって、適正サイズが変わります。
ソファに座ることが多い方は
それほど大きなラグでなくても大丈夫ですが、
床に座ることが多い方なら、床に腰を下ろす分だけ
ゆとりあるサイズの方が過ごしやすいです。
また「LDKのリビングとダイニングを区切る用途」で
ラグを取り入れたい場合は、より大きいサイズの方が
目で見てわかりやすく効果的です。
このように、ライフスタイルや目的によっても
最適なラグのサイズは異なります。
詳しくは、次の章で解説していきます。
③ 「四角形」か「円形」か検討する
ラグの形状が四角形か円形かによって、
お部屋に与える印象が大きく変わります。
円形は角がなくやわらかい印象で、
心理的に安心感をもたらす効果があります。
ラグは大きな面積を占めるアイテムですので、
円形を選ぶと部屋全体のリラックス感が高まります。

また円形は角の部分がないため、同じサイズの
四角形に比べるとややコンパクトな印象になります。
四角形と同じイメージでサイズを選ぶと、
床がスカスカな印象になってしまう可能性も。
円形のラグを選ぶ場合は、
「四角形とサイズ感が違う」ことを
意識いただくと良いと思います。
▼円形ラグのメリットやおすすめ商品は、こちらのマガジンでご確認いただけます。
お部屋別:6畳のラグサイズの選び方
それでは、6畳のラグのサイズの選び方を
お部屋別に解説していきます。
今回は、以下の3パターンのお部屋を検証します。
- リビング
- ダイニング
- ワンルーム
① リビングの場合
まずは、6畳のリビングのパターンです。
検証用にシンプルな12畳の長方形LDKを用意し、
その半分の6畳を「リビングエリア」として
ラグを敷いてみることにします。

今回は、「90cm×140cm」「140cm×200cm」
「200cm×200cm」「200cm×250cm」の
よくある4種類のサイズで検証します。
90cm×140cm
「90cm×140cm」のラグですと、
やや小さすぎる印象ですね。
140cm×200cm
「140cm×200cm」は、ソファーとテレビボードの
間をちょうど埋めてくれるサイズ感。
「ソファーに座って過ごす」スタイルの方なら、
こちらのサイズがおすすめです。
200cm×200cm
「200cm×200cm」は、「140cm×200cm」よりも
奥行きが加わり、ソファーとテレビボードの間を
しっかりと埋めてくれるサイズ感です。
「床に座って過ごす」スタイルの方には、
硬い床にお尻がつくことがなくおすすめです。
200cm×250cm
「200cm×250cm」は、「200cm×200cm」より
さらにリビングに占める割合が増えて、贅沢な印象に。
リビングとダイニングを視覚的に区切る
「ゾーニング効果」を求める方は、
こちらのサイズが最もおすすめです。

続いて円形ラグも、「直径130cm」、
「直径190cm」の2パターンで検証します。
直径130cm
「直径130cm」ですと、小さくて寂しい印象。
直径190cm
「直径190cm」なら、ソファーとテレビボードの間を
ちょうど埋めてくれます。
リビングに円形ラグを敷く場合は、
こちらのサイズの方がおすすめです。
▼ラグとあわせて確認したい、6畳のお部屋の「ソファー」の置き方はこちら。
レイアウトから圧迫感を軽減させるコツまで、6畳のお部屋にソファーを取り入れるポイントをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/sofas/u12/2024-03-26.php② ダイニングの場合
続いて、6畳のダイニングのパターンです。
さきほどの12畳のLDKのうち、
残り半分の6畳を「ダイニングエリア」として
ラグを敷いていきます。

先ほどと同じく、ラグのサイズは
「90cm×140cm」「140cm×200cm」
「200cm×200cm」「200cm×250cm」で検証します。
90cm×140cm
「90cm×140cm」ですと、小さすぎて
ダイニングテーブルの下に隠れてしまいます。
チェアの下までカバーできておらず、
もっと大きなサイズが必要です。
140cm×200cm
「140cm×200cm」は、「90cm×140cm」よりも
見た目が整い、テーブルの下を広くカバーできます。
ただ、チェアを引くと後ろの脚がラグからはみ出て
ガタついてしまうので、注意が必要です。
200cm×200cm
「200cm×200cm」なら、
チェアを引いてもラグからはみ出ることなく、
ダイニング全体をしっかりカバーすることができます。
ダイニングにラグを敷く場合は、
「200cm×200cm」以上のサイズがおすすめです。
200cm×250cm
「200cm×250cm」もダイニング全体をカバーでき、
「ゾーニング効果」を求める方におすすめです。
ダイニングにラグを敷く際は、
チェアを引いたときもラグに収まるように、
テーブルの端から「+20~30cm」ほど
余裕のあるサイズをお選びください。

円形ラグも、「直径130cm」、
「直径190cm」の2パターンで検証します。
直径130cm
「直径130cm」ですと、
ダイニングテーブルに隠れてしまい、小さすぎます。
直径190cm
「直径190cm」なら、テーブルとチェア下を
広くカバーすることができます。
チェアを引くとガタつきが出る場合もありますが、
円形なら「直径190cm」以上がおすすめです。
▼ダイニングにラグを敷くメリットや選び方は、こちらのマガジンで解説しています。
ラグマットをダイニングに敷くことを検討中の方は必読
https://www.receno.com/pen/maintenance/u41/2023-06-14.php③ ワンルームの場合
続いて、コンパクトな6畳のワンルームに
ラグを敷いていきます。
一人暮らしのお部屋や、
シングルベッドを置いた寝室のイメージとして
ご確認いただければと思います。

検証するラグのサイズは、これまで同様に
「90cm×140cm」「140cm×200cm」
「200cm×200cm」「200cm×250cm」です。
90cm×140cm
「90cm×140cm」は、コンパクトなので
ベッドサイドのエリアラグにちょうど良いサイズ感。
ただし、こちらのようにローテーブルを置く場合は
やや小さく、アンバランスな印象になってしまいます。
140cm×200cm
「140cm×200cm」は、ベッドの横を広く
カバーできるようなサイズ感です。
ローテーブルの下に敷くとバランスよく収まり、
2人以上が対面で快適に座れます。
200cm×200cm
「200cm×200cm」は、ベッドの横の床に
カーペットを敷き詰めるようなサイズ感になります。
ベッドやローテーブル周辺の「くつろぎエリア」を
満遍なくカバーできますので、
床に座って過ごす方にはこちらがおすすめです。
ラグの上に家具の脚が乗る可能性が高いので、
気になる方は注意が必要です。
200cm×250cm
「200cm×250cm」は、ワンルーム全体に
ラグを敷くようなイメージに近くなります。
「200cm×200cm」までと異なり、
ラグを敷いていないフローリング部分が
かえって目立つような感じになります。
6畳のワンルームに「200cm×250cm」のラグを
敷くなら、床全体に敷き詰める「カーペット」を
選んでいただく方がおすすめです。

円形ラグも、これまでと同じく
「直径130cm」「直径190cm」の2つを検証します。
直径130cm
「直径130cm」は、コンパクトなので
ワンルームのベッド横にちょうど良いサイズ感です。
ただし、やはりローテーブルを置くと
バランスを取りづらく、もう少し大きなサイズが
欲しくなります。
直径190cm
「直径190cm」なら、お部屋にローテーブルを置いて
床で過ごすスタイルの方におすすめです。
▼一人暮らしにおすすめのラグと、選び方のコツはこちらをご確認ください。
一人暮らしのお部屋には、ぜひラグマットを取り入れましょう。
https://www.receno.com/pen/rags/u61/2024-10-30.php▼6畳の寝室の「ベッドの配置方法」については、こちらをご確認ください。
快適な6畳の寝室をつくるために重要な、ベッド配置のポイントをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beds/u35/2024-03-13.phpインテリアのプロが選ぶおすすめのラグ3選
最後に、リセノスタッフが選ぶ
おすすめのラグ3選をご紹介します。
① マイクロファイバーラグマット colette
こちらはリセノで人気の高い
「colette(コレット)」。
高密度のマイクロファイバーを使用しており、
ふんわりとろけるような肌触りが心地良く、
リピートいただくお客様も多いラグマットです。
ご自宅で洗えるウォッシャブル仕様ですので、
子どもやペットの汚れも気にせずお使いいただけます。

ついつい寝転びたくなる、サラッとなめらかな触り心地が魅力の「colette(コレット)」の四角形タイプ。 劣化しにくい強度のある耐洗濯性ウレタンを使用しており、お洗濯も可能です。
https://www.receno.com/rag/colette.php「colette」も円形タイプをご用意しています。
四角形よりもやわらかな印象を
お求めの方にはこちらがおすすめです。

ついつい寝転びたくなる、サラッとなめらかな触り心地が魅力の「colette(コレット)」の円形タイプ。 劣化しにくい強度のある耐洗濯性ウレタンを使用しており、お洗濯も可能です。
https://www.receno.com/rag/colette-c.php② ペット対応ラグマット Merle2
「Merle2(マール2)」は、ペットとの
心地良い暮らしを叶えてくれるラグマットです。
抜け毛が付きにくい特殊繊維を採用しており、
気になるにおいを分解する消臭加工もされているため、
愛犬・愛猫の抜け毛やにおいにお悩みの方におすすめ。
ペット対応ラグは野暮ったいデザインも多いですが、
「Merle2」はインテリアにしっくり溶け込む
シンプルで使いやすいデザインが魅力です。

ペットとの心地よい暮らしを叶えるラグマット「Merle2(マール2)」。抜け毛やニオイなど、ペットとの暮らしに特化した機能がたくさん備わっています。
https://www.receno.com/rag/merle2-rug.php③ 洗える ダイニングラグマット Soflina
ダイニングに敷くラグマットなら、
おすすめは「Soflina(ソフリナ)」です。
洗濯機で丸洗い可能ですので、
食べこぼしやシミが気になるダイニングでも
気兼ねなく使えるところが特徴です。
丈夫でへたりにくい「ポリプロピレン100%」素材で、
軽くて扱いやすい実用性に秀でたラグです。

洗濯機で丸ごと洗えるダイニングラグマット「Soflina(ソフリナ)」。 木目を模したデザインは、ウッド素材との相性がよく、お部屋にさらりと馴染みます。
https://www.receno.com/rag/soflina-rug.php最適なラグのサイズを理解して、お部屋を彩りましょう。
いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼ラグを選ぶ前に確認したい3つのポイント
- ラグを敷く場所の寸法を把握する
- 用途や過ごし方を具体的にイメージする
- 「四角形」か「円形」か検討する
▼インテリアのプロが選ぶおすすめのラグ3選
- マイクロファイバーラグマット colette
- ペット対応ラグマット Merle2
- 洗える ダイニングラグマット Soflina
▼「使い心地」「見心地」の観点で、ラグの選び方を詳しく解説しています。
ラグ・マットを選ぶ際のポイントを使い心地、見心地の観点から紐解きます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-28.php最後までお読みいただきありがとうございました。



















お客様係 森田
商品部 大原
リセノ品質管理部
お客様係 山崎
元京都店 舌