
公開日 2023年03月06日(月)
更新日 2023年03月14日(火)
花粉症でお悩みの方に。ラグマットを活用した室内の対策を紹介します。
こんにちは、品質管理チームのかとうです。
今回のマガジンでは、意外と知られていない、
ラグマットの花粉症対策効果について、ご紹介します。
ラグマットを敷くことで、室内に入ってきた花粉が
舞い上がりにくくなる、という効果をご存知ですか?
花粉症の症状を、少しでも和らげたいという方は、
ぜひ最後まで、お読みいただければと思います。
花粉症対策に、なぜラグマットが効果的なのか。
ラグマットには「ダストポケット効果」という機能が
あります。
ラグマットの繊維が花粉を吸着し、繊維内部に取り込む
ことで、花粉が舞い上がりにくくなるというものです。
何も敷いていないフローリングや、畳の場合、一度
落ちた花粉が、人が動くたびに、何度も舞い上がり
ます。
その分、空気中の花粉を、吸いこんでしまう量が増えて
しまいます。
ラグマットを敷くことで、お部屋の中の花粉が、舞い
上がるのを抑え、吸い込んでしまう量を減らすことが、
できるのです。
では、どういったラグマットの種類が、花粉症対策に
適しているのか、ご紹介していきます。
天然繊維でパイルの長いラグマットを、選びましょう。
先ほどの「ダストポケット効果」は、ラグマットの
パイル(毛足)が長ければ、それだけ効果が大きく
なります。
ラグマット BIANCA LINE-DOT / パイルの長さ 35㎜
長いパイルは、表面積が増大し、より多くの花粉を
絡め取ることができます。
その分、室内の空気中に漂う花粉の量は、減っていく
というわけです。
パイルの長さは、15㎜以上の長さのものを、お選び
いただくとよいでしょう。
パイルの長いラグマットは、こちら。
また、パイルが長くないものでも、天然繊維である
コットンやウールは、繊維の密度が高いため、効果的に
花粉をキャッチすることができます。
シーズンやスタイルに合わせて、パイルの短いものを
ご希望の方は、天然繊維でできたラグマットをお選び
ください。
ラグマット HANOI RUG / ウール90% コットン10%
2つの要素を、合わせたラグマット。
つまり、パイルが長く、かつ天然繊維でできたものが、
花粉症対策の観点では、最も効果的と言えるでしょう。
生活スペースそれぞれに、ラグマットを敷きましょう。
ラグマットが、花粉の舞い上がりを抑えてくれるという
ことは、床の面積に対して、ラグマットが占める割合が
大きいほど、効果が高くなります。
リビングはもちろん、ダイニングやベッドルームなど、
生活するスペースそれぞれに、ラグマットを敷いて、
お家の中全体で、花粉の舞い上がりを少なくします。
それぞれの場所ごとに、適切なサイズをお選びいただくことができます。
適切な範囲内で、大きめのサイズをお選びいただくと、
最大限の効果が、期待できます。
こまめな掃除でラグマットをキレイに保ちましょう。
ラグマットが、花粉をキャッチしているとはいえ、
アレルギー症状を防ぐには、こまめな掃除が必要です。
ラグマットの花粉を、残さず除去するには、掃除機と
いっしょに粘着式クリーナー、いわゆるコロコロを
使いましょう。
まず掃除機をかける前に、粘着式クリーナーで、
ラグマット表面の花粉を、取り除きます。
続いて、掃除機をていねいにかけていきます。
掃除機をかける際は、ヘッドをラグマットに密着させ、
ゆっくりと動かします。
縦方向と横方向、それぞれ2回ずつかけておくと、
パイルの奥深くの花粉まで、吸い取ることができます。
掃除機をかけ終えたら、30分から1時間後にもう一度、
粘着式クリーナーで、表面の花粉を取り除きます。
これで、掃除の際に舞い上がってしまった花粉も、
除去できます。
加湿器でお部屋の湿度を上げると、空気中を舞っている花粉に水分が付着し、重たくなって、床に落ちやすくなります。
ラグマットを敷いて、花粉の季節も快適に過ごしましょう。
それでは今回の内容をおさらいします。
- ラグマットを敷くと、花粉の舞い上がりが少なくなります。
- パイルの長さは15㎜以上、もしくは天然繊維のものがおすすめです。
- 生活スペースそれぞれに、ラグマットを敷きましょう。
- 掃除機と粘着式クリーナーで、こまめなお掃除を。
花粉症対策のひとつとして、ぜひラグマットを、
取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回は「花粉」に着目して、ラグマットの効果を
お話ししましたが、そのまま「ハウスダスト」に対し
ても、同様の効果が期待できます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。