正しい「テレビの視聴距離」を知って、居心地のいいお部屋を作りましょう。
https://www.receno.com/pen/tvs/u51/2022-02-08.php公開日 2026年03月16日(月)
横長リビングのテレビ配置は何が正解?
3つの配置パターンを比較解説します。
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
横長リビングは、空間にゆとりがある一方で、
テレビ配置に迷いやすい間取りでもあります。
「なんとなく壁に沿わせているけれど、これが正解?」
「窓や出入り口に干渉して置きづらい...」
そう感じている方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一般的な横長リビングにおける
おすすめのテレビ配置パターンを3つご紹介します。
これからお引越しをされる方はもちろん、
今のレイアウトを見直したい方も、
ぜひ参考にしてみてください。
テレビの配置で押さえておくべきこと
はじめに、テレビの配置で押さえておきたい
基本ポイントを2つ解説いたします。
① 視聴距離
テレビの見やすさを左右するのが視聴距離です。
画面に近すぎると目が疲れやすく、
逆に遠すぎると迫力を感じにくくなります。
リセノでおすすめしている最適な視聴距離は、
「テレビ画面の高さ×3」になります。
たとえば55インチのテレビなら、
一般的な画面の高さは「約68.5cm」。
そのため最適な視聴距離は、
68.5cm×3=205.5cmとなり、「約2m」です。
お手持ちのテレビのサイズから、
「ソファーとテレビをどれだけ離せばいいか」
を導き出してみましょう。
その数値によって、
テレビとソファーをどこに、どの向きに置くべきかが
おのずと変わってきます。
② 高さ
もうひとつ大切なのが高さです。
テレビを過度に見上げて/見下ろして視聴すると、
肩や首の疲労につながることも。
一般的には
「目線高よりテレビの中心が10~15度下がる」
高さが適切と言われます。
つまり、座ってテレビを観たときに、
わずかに目線が下がるくらいが自然な高さです。
ダイニングから視聴する場合は、
少し背の高い収納家具の上もおすすめ◎
どこからテレビを視聴するかによって、
最適な高さが変わってくることもポイント。
床に座って視聴するのと、
ダイニングチェアに座って視聴するのとでは、
目線の位置が大きく変わりますよね。
「お部屋のどこでテレビを観ることが多いか」
を考えて、最適な高さのテレビ台を検討しましょう。
テレビボードのベストな高さを知って、快適なテレビ視聴を楽しみましょう。
https://www.receno.com/pen/livings/u44/2023-11-16.php横長リビングレイアウトのポイント
続いて、横長リビングのレイアウトの
ポイントを3つ解説いたします。
① 窓の出入り口を確保する
横長リビングは、お部屋の長辺に
大きな窓がある間取りが多いです。
日光を取り入れやすく開放的な一方で、
家具を置ける場所が限られ、配置の制限に悩むことも。
掃き出し窓の前にテレビボードやソファーを置くと、
ベランダやバルコニーへの出入りがしづらくなり、
小さなストレスが積み重なります。
窓を塞がない配置を意識することで、
開放的で暮らしやすい空間を保てます。
② 暮らしをイメージして動線を計画する
横長のLDKでは、リビングとダイニングを
左右にレイアウトするのが基本。
キッチンからダイニング、リビングへと
自然に移動できる動線づくりは、
横長リビングの要になります。
ここでは、特に重要なポイントを3つご紹介します。
・ダイニングはキッチンの近くに
調理から配膳、食事までをスムーズに行えるように、
ダイニングはキッチンに近い場所に。
先にダイニングの位置を決めて、
次にリビングの位置を決めるのがおすすめです。
・リビングとダイニングの間は空けておく
リビングとダイニングの間の空間は、
もっとも頻繁に人が行き来する場所。
この空間は通り道として、
何も置かないのがおすすめです。
後述しますが、リビングとダイニングを
エリア分けしたい場合は、ラグマットを敷くなど、
物理的に区切らない方法を検討するといいでしょう。
・窓への通り道も考慮する
ベランダやバルコニーがあるお家では、
お部屋の入口から掃き出し窓までの動線も
空けておくと、移動しやすいです。
テレビやソファーが通路を遮らないようにすれば、
毎日の移動や家事がグッと楽になります。
③ 「ゾーニング」を意識する
横に広い空間は、ゾーニングを意識することで
さらに整った印象になります。
「ゾーニング効果」とは:過ごす目的や用途に応じて、
お部屋のスペースを分けること。見た目と過ごしやすさが向上する
インテリアの基本テクニックです。
狭いお部屋では、収納家具やカーテンなどで
区切ってしまうと、圧迫感を感じることも。
ラグマットや観葉植物で、
視覚的にエリア分けする方法がおすすめです。
▼ 横スクロールできます。
ラグマットなしのLDK。
お部屋全体につながりを感じます。
ラグマットありのLDK。
リビングとダイニングがエリア分けされます。
リビングとダイニングをゆるやかに区切ることで、
それぞれのスペースの快適さが向上します。
配置パターン①:窓に直角に配置する場合
それではここから、横長リビングの
テレビ配置パターンを3種類ご紹介します。
- 窓に直角に配置するパターン
- 窓に平行に配置するパターン
- 窓に斜めに配置するパターン
それぞれメリット・デメリットがありますので、
皆さまの生活スタイルに応じて
最適な配置パターンをお選びください。
まずは、もっとも取り入れやすい
「直角配置パターン」から解説します。
① メリット
こちらのように、リビングの窓に対して直角に、
壁に沿ってテレビを配置するパターンです。
テレビを窓に直角に配置するメリットは、
LDK全体に一体感が生まれること。
ダイニングからもテレビを見やすく、
家族みんなでテレビを見ながら過ごせる配置です。
▼ 横スクロールできます。
テレビに対して横向きにソファーを置けば、
圧迫感を抑えられます。
広さにゆとりのあるリビングなら、
テレビの正面にソファーを置いても◎
ソファーの向きは、
お部屋の広さに応じて選ぶのがおすすめ。
テレビに対して横向きなら広々として、
正面ならおこもり感のあるリビングになります。
テレビの正面にソファーを配置する場合は、
ダイニングからの視線を遮らないように、
背もたれの低いソファーを選びましょう。
② デメリット
△ テレビの存在感が目立っている状態
テレビを窓に直角に配置するデメリットは、
テレビの存在感が強調されやすいこと。
リビングの奥の壁は、お部屋の中でも特に目立つ
フォーカルポイントと呼ばれる場所。
自然と目線が集まるこの場所にテレビがあると、
その無機質さが強調されやすくなります。
◎ テレビの存在感がやわらいでいる状態
そんなときは、テレビの左右に照明や植物を置いて
存在感をやわらげる工夫がおすすめ。
テレビボードの余白に
小物をディスプレイするだけでも、
印象が大きく変わります。
誰でも真似できる「セオリー」を使って、2つのコーディネートを提案します。
https://www.receno.com/pen/coordinate/u4/2025-08-29.php配置パターン②:窓に平行に配置する場合
続いては、テレビを
窓に平行に配置するパターン。
横長リビングのラインを活かした、
すっきりとした印象のレイアウトです。
① メリット
こちらのように、リビングの窓に対して
テレビを平行に配置します。
テレビを窓に平行に配置するメリットは、
テレビの存在感が出にくいこと。
お部屋の入口からテレビが見えづらいため、
無機質な印象を隠すことができます。
また、
リビングとダイニングにメリハリが生まれ、
空間が整って見えることもポイント。
視線が分散しにくく、集中しやすいので、
ダイニングで作業や仕事をする方にもおすすめです。
② デメリット
デメリットは、
ダイニングからテレビを見づらい
場合があることです。
食事中にもテレビを楽しみたい方は、
角度の調整や、家具の配置の見直しが必要です。
光の入り方によっては反射も起こりやすいため、
遮光カーテン選びも含めて検討しましょう。
配置パターン③:窓に斜めに配置する場合
最後に、テレビを
窓に斜めに配置するパターンです。
少し個性的ですが、空間を有効に使える方法です。
① メリット
こちらのように、リビング奥の窓に対して
テレビを斜めに配置するパターンです。
テレビを窓に斜めに配置するメリットは、
お部屋を広く使えるところです。
テレビを角に効率よく配置することで、
リビングに広いスペースが生まれます。
また、リビング・ダイニングの両方から
テレビに視線を向けやすくなります。
限られた広さでも開放感を感じやすく、
テレビの見やすさにも配慮できるレイアウトです。
② デメリット
テレビを窓に斜めに配置するデメリットは、
大きなテレビを置きにくいことです。
コーナーはスペースが限られるため、
ダイニングからの距離が遠い場合は、
画面が小さくて見づらい可能性があります。
また、コーナーテレビボードは通常のものに比べて
収納力も減る傾向にあります。
お部屋の広さや周辺機器の量などを見て、
バランスよく選択することが重要です。
インテリア選びに迷ったら。
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リセノでは、独自に研究を重ねた
「インテリアのセオリー」に基づき、
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難しい「インテリア選び」だからこそ、
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セオリーがあるから迷わないし、
センスがなくても取り入れられる。
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https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2025-04-25.phpテレビの配置パターンを理解して、暮らしやすいリビングに。
いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼テレビの配置のポイント
- 最適な視聴距離は「テレビの高さ×3」
- 最適な高さは「目線高よりテレビの中心が10~15度下」
▼横長リビングのレイアウトのポイント
- 窓の出入り口を確保する
- 暮らしをイメージして動線を計画する
- 「ゾーニング」を意識する
▼横長リビングのテレビ配置パターン
- 窓に直角に配置する:LDK全体でテレビを見やすく、一体感が生まれる
- 窓に平行に配置する:リビングとダイニングを区別し、メリハリが生まれる
- 窓に斜めに配置する:お部屋を広く使えて、テレビも見やすく調節できる
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編集部 江上