公開日 2021年11月18日(木)
更新日 2022年07月24日(日)
【にちにちこれ、好日】晩秋を、漂うように暮らす。
みなさんこんにちは。
長い夏からの急激な冬を思わせる冷え込みに
「あれ、秋ってあった?」と思わずには
いられなかった今年の気温の変化。
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とはいえ「山粧う」という言葉があるように、
山々の変化も楽しめる時期になりましたね。
娘は相変わらず採集好きで、
道すがら小さい秋を見つけて楽しんでいます。
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落ち葉のカーペットを踏みしだく感覚や、
夕暮れの賑やかな秋からすに反応する
子どもたちを見て、郷愁を感じずには
いられない季節。
そうして寒くなってくるうち、
家から出るのがいよいよ億劫になります。
なぜかというと、からだが常に眠りを欲している......
これはもうバイオリズムなのかも??
熊とか虫もそうだし...と1人腹落ちしてます。
ともかく室内で過ごす時間が増えるので、
あらためて家の整えをしないといけないな〜、
ということで、今回は晩秋のある
1日の記録を綴ってみました。
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朝の家事を終えて、まずは衣替え。
厳冬に備えたアウターや
厚めのニットもここで登場です。
冬服は夏服に比べてかさばるので、
見立てが甘いと収納に入らない。
パズルのように引き出しにはめ込んでいく作業に
毎シーズン頭を燃やしています。
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その後京都ではおなじみ、平安蚤の市へ。
掘り出し物を見つけるなら朝一番がいいのでしょうが、
なんせ寒いとそれどころではなくなるので、
日が高くて暖かい午後からお邪魔しました。
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蚤の市は、パリ発祥のいわゆる古物市です。
その名前の所以は、
「蚤が湧くような古いものが集まる場」や、
「人から人へ蚤のように渡っていく場」と、
諸説あるそうです。言い得て妙ですね。
しかしこの蚤の市というワードを知った時、
表現で"蚤"を使うってなんと激しいユーモア...
と珍妙な気持ちになったのを覚えてます。
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陽が傾いてきたので、帰路につきます。
最近は鍋を出す機会が一気に増えました。
鍋のポテンシャルって高いです。
出汁と具材を変えてしまえば、
どこまでも違う料理として賄える。
そしてなによりあったまる。
寒い時期の確かな信頼相手、それが鍋です。
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食事でお腹を温めたあとの一日の締めは
子どもたちと冬の本丸イベント、
クリスマスに向けての飾り付けです。
少しイベントとしては早いように思いますが、
早め早めに準備した方がイベント気分を長く
楽しめる......。
上の子に「サンタさんに何お願いする?」と聞くと、
「お化粧セットとお絵描きセットと
お人形と絵本とおかしと...」
とまさかのノンストップ要望。
思わず「多いわ!」とツッコミつつ、
娘の楽しそうな表情に気持ちが寛ぎました。
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これから訪れる年の瀬の慌ただしさ。
痛いほど身体を冷やす冬に四苦八苦しながら、
新年度に向けての新しい生活の準備。
虫や動物のように冬籠りしたいけど、
人間はそういうわけにはいきません。
だからこそ、今日はなにしようか?
と、日柄をみながら漂うように暮らす。
今みたいな季節の変わり目の過ごし方も
やぶさかではない我が家でした。










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