神奈川県　K様 邸

コーディネート概要

明るいナチュラルカラーのウッドと、ブラック・グレージュ・キャメルといった、トーンを落としたカラーをミックスすることで、さわやかさと落ち着き、両方を感じていただける空間にコーディネートいたしました。

内装やお持ちの家具と相性の良いアイテムで構成し、空間全体の調和を図りました。

レイアウト

12畳のリビングダイニングは、キッチンカウンターと平行にダイニングテーブルを配置し、窓面と垂直に3人掛けソファーを設置しています。

カウチソファーをご希望いただいておりましたが、お部屋サイズを考慮して、幅185cmの3人掛けソファーとオットマンを組み合わせることで、L字にできるようにしております。

洋室は、ご希望いただいた通り、ご夫婦の寝室としてシングルベッドを2台レイアウトしています。

リビングダイニング側から見ても映えるようなレイアウトおよびアイテムセレクトです。

調和と居心地のよさを重視した、リビングダイニング

お部屋全体のカラーについて、ウッド部分の色を明るいナチュラルカラーで統一することで、空間にまとまりを感じていただけるようにいたしました。

ホワイトカラーベースの内装に、強い色味が入ると家具が浮いて見えてしまいますが、ベースとなるカラーを揃えることで統一感を持たせています。

また、グレーのアクセントクロスや、お持ちの淡いブルーのカーテンにも合うよう、ソファーやベッドリネン、小物などにグレー系のカラーを取り入れています。

グレー系のカラーは、お持ちのテーブルやシェルフのブラックアイアンと、内装のホワイトカラーを中和する役割も担っているので、家具が浮いてしまう心配も軽減できます。

リビングダイニングのコーディネートアイテムをご紹介いたします。

ダイニングにご提案いたしますのは、【 2人掛けソファー WIRY 】と【 ダイニングベンチ WIRY 】です。

お持ちのテーブルの脚部と意匠が同じ、アイアン脚のソファーです。
細身のアイアンは軽やかな印象で、ソファータイプなのでチェアーよりもリラックスしてお過ごしいただけます。

キャメルカラーはグレー系のカラーとも相性が良く、コーデュロイの生地がどこかカジュアルな印象をもたらします。

【 3人掛けソファー folk-natural 】は、「ふんわり、もっちり」とした、極上のやわらかさを体験できるソファーです。

疲れた体を預けて、深く腰掛けたり、寝転がったり...
座る人を優しく癒やしてくれる、そんなソファーです。

同じシリーズの【 オットマン folk-natural 】をご使用いただくことで、L字のカウチソファーに早変わり。

ご来客の際にはこんな風に、一人分の座るスペースを確保することも可能です。

【 サイドテーブル folk-natural 】は、こちらもソファーと同じシリーズなので、ソファーの横にぴったりとフィットします。

天板以外にも、サイドに本を収納することも可能な、フレキシブルなテーブルです。

【 TVボード WIRY-NATURAL 幅150cmタイプ 】は、テーブルと同じナチュラルカラーのオーク材と、アイアン、真鍮を組み合わせた、上品な印象のTVボードです。

奥行き・高さを抑えたデザインは、お部屋に圧迫感を与えません。

ソファー前に敷いた【 ラグマット BIANCA DIA 四角形タイプ 】は、厚みもあるので、時には床でゴロゴロとお過ごしいただく場合にもぴったりのラグマットです。

民族調のデザインは、さりげない空間のアクセントになり、やさしいアイボリーカラーは床色とソファーをまとめる役割もあります。

木のあたたかみを感じるベッドルーム

リビングダイニングに隣接する洋室は、シングルサイズのベッドを並べたご夫婦の寝室としてレイアウトいたしました。

【 木製ベッド folk-natural 】は、ソファー・サイドテーブルと同じfolkシリーズです。

こちらのベッドは、アッシュ無垢材にオイル塗装を施した、存在感のあるヘッドボードが特徴です。

リビング側から見た時にも、やさしい木目があたたかみを感じさせてくれます。
ソファーやサイドテーブルと同じシリーズで統一することで、空間としてのまとまりを高めているので、続き間として扉を開け放し、空間を広くご活用いただくのもおすすめです。

また、木材をふんだんに使用したデザインなので、観葉植物を置くことでより一層ナチュラルな印象が高まります。

複数の照明を組み合わせて、リラックスタイムに彩りを。

お部屋で一層リラックスしてお過ごしいただくためには、照明計画は外せないポイントです。

▼ 居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。

こちらの記事にもあるように、居心地のいい空間を作るためには、明るさも大切ですが照明の配置も重要です。

シーリングライトだけで明るさを補うのではなく、ペンダントライトやフロアライトなど、複数のタイプを組み合わせた多灯遣いがおすすめです。

複数タイプを組み合わせることで、自然と照明の高さも変化します。

また、高低差がつくことで空間にはメリハリが生まれ、陰影ができることでやわらかな印象をもたらします。

多灯照明にすると、夜はフロアライトやテーブルライトメインにして、バーに入るような非日常感を味わうことも可能です。

ぜひ、いろんな照明を組み合わせて、インテリアをお愉しみください。

担当：プロサポート　中島