夏冬を快適に過ごすアイデア。「遮熱カーテン」をエアコンと一緒に使ってみませんか。
https://www.receno.com/pen/windows/u85/2025-02-20.php公開日 2025年03月06日(木)
ドレープカーテンの特徴とは?
失敗を防ぐ「選び方の法則」を解説
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
皆さま、カーテンをどのくらい意識して
選んでいますでしょうか。
「とりあえずこれで」と、あまりこだわらずに
選んでしまうケースは意外に多いです。
ですが、カーテンはインテリアでとても重要な存在。
大きな面積を占めるものですので、
選び方ひとつでお部屋の印象ががらりと変わります。
カーテンの種類のひとつに
「ドレープカーテン」があります。
ドレープカーテンは最もよく出回っている
カーテンの種類のひとつ。
定番だからこそ、
なんとなく無難なものを選んでしまいがちです。
買ってから、「お部屋の雰囲気にあわなかった」
「色々な選択肢があることを知らなかった」と
後悔することもしばしば。
ドレープカーテンには、選び方の法則があります。
法則を知ることで、お部屋に合う
ドレープカーテンを見つけることができるのです。
それが次の3ステップです。
- 「機能」を知る
- 「見心地の違い」を知る
- 「選ぶ観点」を知る
今回は「ドレープカーテンとは」という基礎知識から、
機能や見た目の特徴、
選び方のポイントまで詳しく解説します。
おすすめのドレープカーテン5選もご紹介しますので、
ぜひ最後までお読みください。
ドレープカーテンの機能
カーテンには大きく「ドレープカーテン」と
「レースカーテン」の2種類があります。
ドレープカーテン : 厚手の生地で仕立てたカーテン。遮光性・遮熱性・遮音性が高く、重たい印象のものが多い。
レースカーテン : 薄手の生地で仕立てたカーテン。遮光性・遮熱性・防音性は低めで、軽やかな印象のものが多い。
「ドレープ」とは
「布を垂らしたときにできるヒダ」を意味します。
それが転じて、ゆるやかなヒダができる
厚手カーテンのことを「ドレープカーテン」と
呼ぶようになったと言われています。
では、ドレープカーテンとは
どのような特徴を持つカーテンなのでしょうか。
ドレープカーテンの「機能」についてご説明します。
① 「遮光」機能
ドレープカーテンは生地が厚く、
光を遮る「遮光」機能が備わった商品が多いです。
光をどれくらい遮れるかによって「1級~3級」の
等級が定められているので、覚えておくと便利です。
| 等級 | 遮光率 | 特徴 |
| 遮光1級 | 99.99%以上 | 外からの光をほとんど通さない。人の表情が識別できない程度の明るさ。 |
| 遮光2級 | 99.80%以上 99.99%未満 | 西日などの強い光は通す。人の表情は識別できる程度の明るさ。 |
| 遮光3級 | 99.40%以上 99.80%未満 | 外からの光をぼんやり通す。薄い暗がり程度の明るさ。 |
② 「遮熱」機能
ドレープカーテンは密度の高い生地や裏地加工による
「遮熱」機能が備わった商品が多いです。
窓に設置することで外からの空気を遮り、
お部屋の温度変化を軽減します。
また室温を外に逃がさない保温効果もあり、
冬にはお部屋のあたたかさを保つ役割もあります。
▼カーテンの遮熱効果については、こちらのマガジンでも詳しく解説しています。
③ 「遮像」機能
ドレープカーテンには室内のプライバシーを保護する
「遮像」機能が備わった商品が多いです。
建物の1階にお住まいの方や
近隣の住居との距離が近い方は、
窓越しに家の中が見えてしまう可能性があります。
ドレープカーテンを閉めることで、
外からの視線を遮ることができます。
④ 「防炎」機能
ドレープカーテンには
「防炎」機能が備わったものもあります。
燃えにくい素材・加工でつくられており、
万が一火がついてしまっても燃え広がるのを防ぎます。
火を取り扱うキッチンや暖炉周りのほか、
高さ31メートル以上(約11階建て以上)の建物に
お住まいの方は、防炎カーテンの設置が必要です。
また、あくまで「燃えにくい」だけですので、
絶対に燃えないわけではない点に注意しましょう。
ドレープ(ヒダ)よる見心地の違い
ドレープカーテンは窓の幅よりも大きな生地を使い
ドレープと呼ばれる「ヒダ」を作ります。
ボリュームたっぷりのヒダがあることで、
お部屋に上品な雰囲気をプラスすることができます。
カーテンは
ヒダがどれくらいあるかによって見心地が変わります。
オプションでヒダの仕様を変えられるものも多いので、
お好みのスタイルをお選びください。
① 1.5倍ヒダ
「1.5倍ヒダ」は、仕上がり幅の
1.5倍の生地を使った一般的なスタイルです。
ヒダの間隔が広く、程よいドレープ感があります。
カジュアルですが華やかさも感じられる見心地で、
迷ったら1.5倍ヒダがおすすめです。
② 2倍ヒダ
「2倍ヒダ」は、仕上がり幅の
2倍の生地を使った贅沢なスタイルです。
1.5倍ヒダに比べてヒダの感覚が狭く、
カーテンの波打つ表情がより豊かに感じられます。
上質な雰囲気が好みの方や、
お部屋を淡白に感じられている方におすすめです。
使用する生地が多くなりますので、
保温性などの機能も高まります。
③ フラット(ヒダなし)
「フラット」は、
生地にヒダを加えないシンプルなスタイルです。
凹凸が無いため陰影ができず、
窓周りがすっきりした印象になります。
お部屋の雑多な印象を解消したい方や、
カーテンの印象を控えめにしたい方におすすめです。
▼カーテンのヒダの種類と特徴は、こちらのマガジンでも詳しく解説しています。
カーテンの「ひだ」とは?それぞれの魅力と特徴を紐解きます。
https://www.receno.com/pen/windows/u77/2024-02-06.phpドレープカーテンを選ぶポイント3選
続いて、ドレープカーテンを選ぶ際に
チェックしたい3つの観点をご紹介します。
① 「機能」で選ぶ
1つ目は「機能」です。
室内で快適に過ごしたいという方は、
先ほどご説明した「遮光」や「遮熱」などのうち、
必要な機能を備えたカーテンを選ぶのがおすすめです。
またカーテンを長く使うためには
耐久性やお手入れのしやすさも大切なポイント。
日焼け・湿気に強い素材かどうかや、
洗濯機で洗えるかどうかも確認してみましょう。
② 「素材」で選ぶ
2つ目は「素材」です。
カーテンの素材には大きく
「化学素材」と「天然素材」があります。
一般的に化学素材のものは機能性に優れ、
天然素材のものは見た目や肌触りなど質感に優れます。
ナチュラルテイストのインテリアがお好きな方や、
天然素材のファブリックがお好きな方は、
コットンやリネンなどのカーテンがおすすめです。
窓回りに天然素材のやわらかな風合いがプラスされ、
お部屋がさわやかな印象に変わります。
③ 「色・柄」で選ぶ
3つ目は「色・柄」です。
ドレープカーテンは様々な色・柄のものがあります。
リセノではシンプルな色・柄のカーテンでの
ベースづくりをおすすめしていますが、
理想のお部屋のイメージにあわせて、
カーテンで個性をプラスすることもできます。
また、濃い色のカーテンの方が遮光率が高くなるなど、
機能や素材の観点とあわせて
色を選んでいただくと良いでしょう。
▼ドレープカーテンとレースカーテンを組み合わせてお使いいただくのもおすすめです。
機能性レースカーテンには、天然素材のドレープカーテンを組み合わせて素敵な窓周りを作りましょう。
https://www.receno.com/pen/windows/u64/2023-08-04.phpおすすめのドレープカーテン5選
最後に、リセノで取り扱っている
おすすめのドレープカーテン5選をご紹介します。
① 遮光1級カーテン Breeze
1つ目は「遮光1級カーテン Breeze」です。
こちらはお部屋に暗さが欲しい方や、
個性のあるカラーを取り入れたい方におすすめです。
Breezeは遮光等級1級と、お部屋を暗くする性能に
優れたドレープカーテンです。
「夜勤で就寝時間が不規則」など、
明るい時間帯に睡眠を取るライフスタイルの方には、
特にその効果を実感していただけると思います。
またアイボリーなどのシンプルな色に加えて、
ピンク、イエロー、グリーン、ブルーの
カラー展開もご用意しています。
どれもトーンを抑えた色味ですので派手になりすぎず、
お部屋にやさしく個性をプラスすることができます。

外光を 99.99%カットしてくれる遮光 1級カーテン「Breeze(ブリーズ)」。 光に敏感で、朝早くに目が覚めてしまうという方におすすめです。
https://www.receno.com/drape/breezet.php② リネンカーテン Mar
2つ目は「リネンカーテン Mar」です。
こちらは天然素材リネンの質感を取り入れたい方、
お部屋に軽やかな抜け感を加えたい方におすすめです。
あえて太めの糸を使ったリネンの質感が、
お部屋にあたたかみのある雰囲気をもたらします。
外からの光を受けることでリネンの表情は
さらに豊かになり、お部屋が明るい印象に。
リネンのドレープカーテンは、化学素材に比べて
軽やかで抜け感があるところが魅力です。
ナチュラルテイストでお部屋を統一したい方には、
ぜひともおすすめしたいカーテンです。

リネン 100%の天然素材を使用した、ドレープカーテン「Mar(マー)」。 光を通したときの柔らかく、優しい風合いが魅力です。
https://www.receno.com/drape/mar.php③ 遮光2級・遮熱カーテン Mousse
3つ目は「遮光2級・遮熱カーテン Mousse」。
こちらは睡眠の質にこだわりたい方や、
お手入れ簡単なカーテンをお求めの方におすすめです。
Mousseは、遮光等級2級、遮熱機能、遮像機能など、
睡眠の質を高める機能が多数備わっています。
インテリアにはこだわりたいけれど、同時に
快適な睡眠も実現したいという人におすすめです。
ポリエステル生地で型くずれやシワに強く、
「形状安定加工」でピシッと整った状態を
長く保つことができるところも魅力。
ひとつのカーテンを長く使い続けたいという方にも
最適なドレープカーテンです。

睡眠の質を高めてくれる遮光 2級・遮熱カーテン「Mousse(ムース)」。夜はぐっすり眠りたいけれど、朝は自然の光で目覚めたいという方におすすめです。
https://www.receno.com/drape/mousset.php④ リネン&コットンカーテン Spring
4つ目は「リネン&コットンカーテン Spring」。
こちらは天然素材の風合いを楽しみつつ、
お手入れもしやすい商品が欲しい方におすすめです。
Springはリネンとコットンが合わさった
天然素材のドレープカーテン。
一度洗いをかけてなじませた生地が、
お部屋にあたたかみのある風合いを添えてくれます。
リネンは見た目が美しい素材ですが、
シワや縮みが目立ちやすいという側面もあります。
コットンがミックスされることで、
リネン100%よりもお手入れしやすい
カーテンになっています。

リネン×コットンでなめらかな肌触りの、ドレープカーテン「Spring(スプリング)」。光を程よく取り込み、天然素材の柔らかな透け感を楽しめます。
https://www.receno.com/drape/spring.php⑤ スクエア織カーテン Waffle
5つ目は「スクエア織カーテン Waffle」です。
こちらは無地のカーテンは少しつまらないという方や、
さりげないアクセントを加えたいという方におすすめ。
縦横が異なる色の糸で織られたワッフル生地は、
ふわっとボリューム感があります。
立体的な格子柄とやわらかい透け感が、
お部屋にさりげないアクセントをプラスします。
近くで見るとぷくぷくしたワッフル柄が印象的ですが、
遠くから見ると派手過ぎず、お部屋になじみます。
無地は無難なので避けたいけれど、
かといって派手な柄物もあわせるのが難しい......。
そんな悩みをお持ちの方におすすめのカーテンです。

細かく立体的に織られたデザインのドレープカーテン「Waffle(ワッフル)」。 ポリエステル素材ながら、化学繊維にはない味わいある雰囲気が魅力です。
https://www.receno.com/drape/wafflecu.php「選び方の法則」を押さえて、最適なドレープカーテンを選びましょう。
いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
▼ドレープカーテンの機能
- 「遮光」機能
- 「遮熱」機能
- 「遮像」機能
- 「防炎」機能
▼ドレープ(ヒダ)の種類
- 1.5倍ヒダ
- 2倍ヒダ
- フラット(ヒダなし)
▼ドレープカーテンを選ぶポイント3選
- 「機能」で選ぶ
- 「素材」で選ぶ
- 「色・柄」で選ぶ
▼おすすめのドレープカーテン5選
▼オーダーカーテンを注文する際のチェックリストは、こちらのマガジンでご確認ください。
既製カーテンにはない、オーダーカーテンの魅力を解説いたします。
https://www.receno.com/pen/windows/u65/2023-06-07.php最後までお読みいただきありがとうございました。

















































元動画クリエイター 樋口
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