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ペーパーコードチェア「folk chair|stool|bench」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。

こんにちは。ヤマモトです。

先日発売しました「folk round arm」のシリーズアイ
テムである「チェア、スツール、ベンチ」の3種類を
Re:CENO productより、新たにリリースします。

「folk」の名を冠したダイニングシリーズは、今回の
3タイプのリリースにより、完成します。

本日のマガジンでは、この新作チェアたちについて、
企画の経緯とコンセプト設計について紐解いてきます。

インテリアづくりで最も重要なのは、
過ごす時間の長い「リビングとダイニング」

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みなさんは、ご自宅での時間を、どのお部屋で過ごす
ことが多いですか?

 ・リビングで、ソファーに座ってゆっくりする。
 ・ダイニングで、食事や作業をする。

という風に、リビングとダイニングのあるご自宅であ
れば、寝る時以外は、どちらかで過ごす時間が長いと
いう方が、多いのではないでしょうか。

ワンルームの方であれば、リビングとダイニングは
ひとつの空間の中で簡易的に融合しているわけです
から、すべての自宅時間を過ごしていると言っても
良いかもしれません。

20230601-06.jpg ライフスタイル誌でも、大抵リビングとダイニングが主題です。

つまりは、リビングとダイニングは、毎日の暮らしの
中心と言えるわけです。

そして、過ごす時間が長い場所の家具というのは、暮
らしの中で、見たり、触れたり、使ったりという時間
が多いということですから「暮らしの主役の家具」と
言えます。

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リビングで言えば、主役はソファーです。

ソファーは、くつろぐための家具ですから、滞在時間
が必然的に長くなりますし、ソファーは大きいですか
ら、美しさの観点からも、影響の大きい家具です。

ですから、ソファーは「インテリアの主役」となる
家具ですし、良いものを選びたいものですよね。

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そして、ダイニングの主役は、ダイニングテーブルと
チェアです。

毎日、必ず食事をする場所ですし、仕事や勉強などの
作業をダイニングで行う人も多いでしょう。

座って使わない時であっても、ダイニング家具は、目
線に近い高さにある家具であり、必然的によく目に入
ります。

ですから、ダイニングテーブルとチェアも、ソファー
と並んで「インテリアの主役」と言えます。

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ちなみに、余談ではありますが、ダイニングに配する
家具が大事だということを、間接的に裏付ける事実も
あります。

それは「チェアは、名作家具が多い」という点です。

多くの人たちに長年愛される北欧デザインの家具は、
様々ありますが、その中でも、チェアは「名作」と呼
ばれるデザインが、非常に多いのです。

これは、過去から現在に至るまで、多くの人がチェア
にこだわりを持っているからに起因しており、それが
ゆえに良質なデザインが多数生み出されたのです。

「名作」と呼ばれるダイニングテーブルやソファーは
チェアに比べるとずいぶんと少ないですから、そうい
う家具では、チェアこそが、インテリアにおける真の
主役ということかもしれませんね。

使い心地の良い家具 + 見心地の良い家具
=「心の充足」につながる。

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ちなみに、リセノでは、

  •  過ごす時間が長い家具  = 「使い心地」が重要
  •  目にする機会が多い家具 = 「見心地」が重要

という視点で、家具の重要性をとらえて、

  •  使い心地 + 見心地 =「心の充足」につながる

という考え方を、提唱しています。

良質な家具を使うことは、ひいては、心の充足にまで
つながるという考え方です。

家具選びの前に読んでほしい「使い心地と、見心地」と「充足感」についてのお話

20230602-02.jpg

お家の中で多くの時間を過ごすリビングやダイニング
に、「使い心地」と「見た目」に満足のいく家具を選
ぶことは、ひいては心の充足につながります。

インテリアづくりは、

 ・部屋選び(家づくり)
 ・家具選び
 ・インテリア選び(ラグ・カーテンなど)
 ・雑貨選び(花瓶・食器・オブジェなど)

という感じで、さまざまな要素を選び、組み合わせて
いくことで、完成に向かいます。

徐々に自分好みのお部屋を作っていくのは、とても
楽しいものです。

が、人によっては「大変だなー。分からないなー」と
思われるかもしれません。

そんな方は、まず、今回ひも解いてきた通り、
暮らしの「主役」と言える

 ・ソファー
 ・ダイニングテーブル
 ・チェア

だけは、気に入ったものを選んでみてください。

これらの「インテリアの主役」アイテムに、自分が気
に行ったものを選ぶだけで、いかに暮らしが豊かにな
るかを感じていただけると思います。

「ペーパーコード × オーク材」を使った
王道デザインの「folk chair」

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さて、インテリアづくりにおいて、最も重要な要件の
ひとつが「チェア選び」であることは、お分かりいた
だけましたでしょうか?

僕自身も、家でもっとも長くいる場所がダイニングで
あり、いつも自分が作った「folk round arm」で過ご
しています。

もっとも愛着があり、暮らしを供にしている家具です。

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そして、そんなインテリアの主役といえる「チェア」
において、とても良いプロダクトが完成しましたので
ご紹介していきます。

この新作チェアは、座り心地が良く、見た目が美しく、
北欧の名作のチェアと同様のクオリティでありながら、
より手の届きやすい価格を実現しています。

自信をもって、インテリアの主役を張れるチェアが
完成しましたので、こだわりをご紹介していきます。

ゆるやかなカーブの背もたれをもつ
「王道デザイン」のチェア

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このチェアで最も注目していただきたいのは、
「背もたれ」です。

シンプルでオーソドックスな背もたれでありながら、
そのゆるやかに描かれたカーブは、背中を想像以上に
優しく包み込みます。

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オーク無垢材を贅沢に使った背もたれは、木を曲げて
作る「曲げ木」の手法で、職人の手で、1点1点丁寧に
作られています。

1cmほどのしっかりとした厚みを持つこの背もたれは、
椅子を引く際の手触りもよく、使い込むほどに味わい
を増していきます。

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本体フレームと、背もたれを留める部分には、あえて
色味を深くした「木栓」を使用しています。

左右に配した「4つのぽっち」が、それです。

この「木栓」は、背もたれとフレームを接合するのに
必要なネジを隠すための役割があります。

ただ、隠すだけではなく、この部分の色合いを変える
ことで、どこか「ボタン」の様に見えて、可愛らしい
印象を与えています。

小さな工夫ですが、より長く愛せるような愛らしさを
設計デザインとして与えているのです。

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また、後ろの丸みもきれいにデザインしていますので
ここも可愛らしく、個人的な推しポイントです。

チェアというのは、テーブルに向かって配置されるの
で、正面と並んで、背中を見ることが多いのです。

その点で、後ろ姿の美しさにはこだわりました。

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また、正面から見た姿も、美しい仕上がりです。

シンプルでスタンダードなデザインは、座らない場面
でも、その佇まいが美しく、空間を上質に感じさせて
くれます。

例えば、ご自宅の廊下などに、そっと置いてみましょう。
それだけで、空間に締まりがでます。

シンプルなデザインだからこそ、場所を選ばず置けて、
ただそこにあるだけで、凛とした佇まいを感じさせて
くれる。

これこそが、美しいチェアの条件だと思います。

使うほどに味わいが深まる「オーク材」
強度もあり、長くご愛用いただけます。

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また、このチェアの美しさのポイントのひとつは、
「オーク」の無垢材の美しさです。

オーク材は、木目が緻密で美しく、そのしっとりとし
た手触りは、長く使っていくほどに、深く深く、味わ
いを増していきます。

チェアは10年、20年と長く使っていくものですから、
使うほどに味わいを増し、その中で愛着が増すことは
とても大事な要素です。

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シリーズの「folk伸長式ダイニングテーブル」も同じ
オーク材ですから、デザイン的な統一感を感じること
ができます。

オーク材のチェアは丈夫で壊れにくく、長く使えます
ので、ぜひお子様、またお孫様へと、北欧文化がそう
であるように、長く引き継ぎながら、お使いいただけ
ればと思います。

こだわりの丸みが、柔らかい印象を生みだす
「エンタシス」設計

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また、樹種だけではなく、意匠設計にも工夫をしています。

脚部の形状には、北欧チェアなどに用いられることの
ある「エンタシス」という意匠を、採用しています。

「エンタシス」とは、一本の木を削りだす際に、両端
は細く仕上げ、中央に向けて丸みを帯びる形状のこと
です。

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この形状により、全体は細く見せながらも、しなやか
な強度を得ることが出来、同時に可愛らしい印象も与
えてくれます。

シンプルながらも、細かなディテールにこだわった
一脚なのです。

絶妙な柔らかさと、フィット感を。
「ペーパーコード」について

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みなさんは、ペーパーコードのチェアに座られたこと
はありますか?

ペーパーコードとは、簡単に言うと「樹脂を含ませて
撚った紙ひも」のことです。

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ペーパーコードは、第一次世界大戦中に生産される様
になり、当初は、麦などを束ねる紐として利用されて
いました。

椅子の座面に使われはじめたのは、1940年代頃からだ
そうで、従来の植物の茎や、葉を原料として作られた
ものよりも品質が均一なことから、椅子にも用いられ
る様になったそうです。

それから、約80年。今日に至るまでペーパーコードを
使ったチェアは生産され続け、また、とても人気の
ある椅子として、長く愛され続けています。

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このチェアにも採用しているペーパーコードの特徴は、
座った時の独特のフィット感と、耐久性にあります。

まずは、フィット感から紐解きましょう。

ペーパーコードのフィット感について

お尻当たりが柔らかなチェアとしては、例えば座面に
ウレタンを仕込んだ「布製チェア」などがあります。

板座の上にウレタンを入れていることにより、柔らか
な感触を得られます。

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ただ、弱点としては、どうしても時間の経過とともに
ウレタンがへたり、底付き感が出やすいのが難点です。

最初のうちは格別に柔らかで良いのですが、使ってい
く中でウレタンがへたることで、柔らかさが無くなり、
「落とし穴」の様に凹んでしまっているチェアをよく
見かけます。

これでは、せっかく柔らかなチェアを買っても、長く
は愛用できません。

安価な布製チェアを買わない様に、注意が必要です。

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また「板座面」のチェアもあります。

こちらはウレタンがへたるような心配はありませんが、
お尻が直接木に触れるので、座り心地は硬めです。

特に長い時間座るようなライフスタイルの場合には、
疲れやすいこともあるので、どのくらいの時間を座る
のかを考慮した方が良いでしょう。

20230601-17.jpg

そして、ペーパーコードです。

ペーパーコードはへたりがほぼ無く、絶妙にしなやか
な座り心地を、長く味わえます。

北欧チェアに多く使われているため、見た目の素晴ら
しさに話を取られがちですが、実は、座り心地に置い
ても、独特な良さがあるのです。

使うほどのお尻の形状にフィットしていきますので、
どんどん快適さを感じることができるでしょう。

ペーパーコードの耐久性について

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また、ペーパーコードの耐久性についてもお話してお
きましょう。

ペーパーコードは、つまりは「紙」ではありますが、
一般的にイメージするような「紙」ではありません。

「防水・防汚加工」を施してあり、またしっかりと撚
り合わせてあるので、10年以上も平気で持ちます。

20230214-26.jpg

よりきれいに長くご愛用いただく為のお手入れとして
は、完全に水をはじく仕様ではないため、コーヒーや
お醤油などの液体をこぼした時は、染み込んでしまう
前に、軽く濡らした布で叩くようにして、吸い込ませ
て汚れを取り除きましょう。

強く擦ってしまうと染み込みの原因となるので、しな
い様にしてください。

お手入れと張り替えについて

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また、一番のおすすめは、買った直後のひと手間。

「ユニタス テキスタイルプロテクター」を振りかけて
いただければ、さらに汚れが落ちやすくり、万が一に
飲み物などをこぼしてしまった場合にも安心です。

プロテクターは、1本あれば、4脚を1年以上保護できま
すので、一緒にお買い求めいただくのをおすすめします。

ユニタス テキスタイルプロテクター

また、ペーパーコードは強い素材ですが、傷みが出て
きた場合は、張り替えが可能です。

張り替えの際は、ご相談いただければ、有料にはなり
ますが、専門業者と連携し、新しいペーパーコードに
張り替えをいたします。

封筒編みについて

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そして、座り心地をさらに向上させる為に「封筒張り」
を採用しました。

「封筒張り」とは、座面の中央に向けて、封筒の閉じ
部分のようにペーパーコードを張る仕様のことです。

中央に向けて角度が付いていきますので、より絶妙な
柔らかさで、お尻にフィットしてくれます。

20230601-15.jpg 左:鹿の子編み 右:封筒編み

また、見た目的にも、鹿の子編みよりも風合いがあり、
美しいのも特徴です。

これにより、より民藝のようなヴィンテージ感を感じ
させる意匠に仕上がっています。

届いたその日から、ペーパーコードの「こなれ感」を
より強くダイニングシーンを楽しむ事ができます。

ゆとりのある横幅50cmサイズと、
体にフィットする角度と曲線設計

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もうひとつ使い心地としてこだわった点として、座面
幅を通常のチェアよりもかなりゆとりのある「50cm」
に設計し、体の大きな男性でもゆったりと座っていた
だける様に配慮しました。

20230602-24.jpg

また、奥行きもしっかりとあるため、体の大きい男性
などでも、さらにゆったりと座ることができます。

この「ゆとり」のある設計が、実は、意外と大きな
座りやすさのポイントになっています。

20230602-12.jpg

座面も中央に向けて自然なカーブをつけることで、
太もも裏が痛くなりづらい仕様にしています。

20230601-19.jpg

また、座面は後ろに向かって、徐々に傾斜をつけています。

これらの設計を入れることにより、より楽な姿勢を自
然と作れるようになり、しっかりとした座感でいなが
らも、体に負担の少ない座り心地を実現しています。

シンプルな意匠ながらも、サイズ、曲線、角度を
絶妙に調整することで、座り心地の良いチェアに
設計しました。

ゆったりとした座面で、しなやかなペーパーコード、
しなやかな曲線と、至れり尽くせりの座り心地です。

ダイニングで過ごす時間が、これまでよりも、きっと
長くなることでしょう。

民藝のような趣きを感じさせる
「folk stool & bench」

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続いて、スツールとベンチについて、ご紹介します。

基本的な特徴はチェアと同じで、長く愛せる工夫を
たくさん入れています。

その中でも、最も特徴的なのは「封筒編み」でしょう。

スツールや、ベンチにおいて「封筒編み」を採用して
いるものは、世の中に多くありません。

20230601-07.jpg

写真をご覧いただければ感じ取っていただけると思い
ますが、スツールやベンチに「封筒編み」を施す事で、
まるで「民藝」のような、古き良き味わいのようなも
のが出ていると思います。

この趣きこそが、最大の特徴と言えるでしょう。

スツールは、ひとつあれば、いろんな用途に。

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ここでは、それぞれの使い方のご提案を、合わせて
入れておきましょう。

スツールは、1脚あれば、様々な用途に活用できます。

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座る用途以外に、ソファー横に置いてサイドテーブル
代わりとしても、意外に重宝します。

20230602-13.jpg

また、玄関脇において置くことで、使わない時には
風景として美しく、出かける際には、身支度の際に
役立ちます。

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キッチンの近くなどに置いておけば、高い所のものを
取るのに、脚立の役割も果たしてくれますし、

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煮物の番をしながら、タブレットを見たりする時には
腰掛けとしても、とても便利です。

20230601-02.jpg

また、ダイニング近くに1脚あれば、来客用などとして
も、意外と重宝します。

20230602-09.jpg

また、チェアに座って、脚をスツールに置くことで、
ダイニングで晩酌の際などには、とてもリラックスで
きるので、おすすめです。

---

この様に、背もたれのない「スツール」は、1脚あれば
様々なシーンで重宝します。

普段の生活の邪魔にならないので、特に目的を決めす
ぎずに、1脚を持っておくのがおすすめです。

ベンチは、ダイニングに抜け感を作れます。

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ベンチは、ダイニングに「抜け感」を作りたいときに
重宝します。

小さなダイニングでは、チェアを4脚並べると、圧迫感
を感じてしまうことがあります。

そんな時には、片側をベンチにしましょう。

20230601-01.jpg

そうすることで、目線に入る「背もたれ」部分が減り、
ダイニングの空間を広く感じることができます。

リビングにいる人との会話も遮られづらくなり、会話
もきっと弾むことでしょう。

20230602-10.jpg

また、背もたれが無い分、座る動作もフレキシブルに
なるため、出入りがしやすいというメリットも生まれ
ます。

目線の高さに入らず、抜け感を作れる。

これこそが、ベンチの最大の良さと言えます。

長く、大切にご愛用いただくために。
品質検査もしっかりと行っています。

20230601-31.jpg

ペーパーコードのチェアや、スツール・ベンチは、も
しかすると、壊れやすいような印象をもたれる方もい
らっしゃるかもしれません。

そのような心配も予想されましたので、他のオリジナ
ルプロダクトと同様に、専門機関での強度試験を実施
いたしました。

この試験は「体重95kgの人が5万回座る」ことを想定
したもので、ご家庭での平均1日20回座ると想定して
7年間の使用の後に、どの程度の問題が発生するかの
試験です。

試験の結果、背もたれ、ひじ部、座面のすべてにおい
て異常は発生せず、7年使った後にも問題が発生しない
ことが実証されました。

テストは一般的に行われる7年想定のものを行いました
が、さらに長く使用しても問題ないと考えています。

カラーは、テーブルに合わせた3色と、
差し色の「ブラック」を作りました。

カラーは、ダイニングテーブルに合わせた3色と、差し
色として使える「ブラック」の計4カラーを作りました。

順番に見ていきましょう。

ナチュラルカラー

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北欧スタイリングに最適な「ナチュラルカラー」。

ホワイトオークの美しい樹色を感じることができ、
ペーパーコードのチェアとして、最もベーシックな
カラーです。

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ブラウンカラー

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ヴィンテージスタイリングに最適な「ブラウンカラー」。

専用のブラウンカラーに染めたオーク材は、長年使い
こんだような味わいで、深みのあるインテリアとして
お楽しみいただけます。

ダークブラウンのような暗く、深いカラーではなく、
僕たちが「ミッドブラウン」と読んでいるとおり、
絶妙なヴィンテージ感のある茶色を表現しています。

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ヴィンテージレッドカラー

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北欧ヴィンテージ家具の色味を再現したオリジナルの
色である「ヴィンテージレッドカラー」です。

北欧ヴィンテージ家具に多い「赤みのあるブラウン」
を表現したカラーで、落ち着きのある北欧家具のスタ
イリングがお好きな方には、ぴったりのカラーです。

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ブラックカラー

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そして、最後に新色の「ブラックカラー」です。

ブラックカラーは、差し色としてダイニングに加えて
もらうことで、全体を引き締める効果があります。

ブラックは「無彩色」なので、1脚だけを差し替えて
もらっても、良い感じに調和します。

20230601-35.jpg

20230602-15.jpg

また、デザインの異なるチェアを並べるときにも、
このようにブラックという共通点を持たせることで、
きれいに仕上げることができます。

20230602-16.jpg

もちろんブラックで統一するのも、良いでしょう。

ブラックは「無彩色」のため、お部屋の色数を増やしす
ぎて、ごちゃごちゃした印象を与える心配もありません。

それでいて、黒色は「締まり」の要素を与えてくれま
すので、お部屋にきりっとしたイメージを加えられます。

4色それぞれに良さがありますので、お好みや、お持ち
の家具に合わせて、お選びいただければと思います。

(もしかすると、folkダイニングテーブルについても、
 ブラックカラーを作るかもです。お楽しみに。)

こだわりを詰め込んだ「folk chair|stool|bench」
2023年6月9日より発売します。

20230601-37.jpg

というわけで、新作のチェア、スツール、ベンチにつ
いて、企画の経緯とコンセプト設計を紐解きました。

ペーパーコードを用いたチェアは、非常に美しく、ま
た、気持ちの良い座り心地を、長くお楽しみいただけ
ます。

安価なチェアではありませんが、長く過ごす場所に、
良いものを用いることは、心身の健康に影響を与える
と思います。

また、安価なチェアを買ってしまうと、結局数年で
使えなくなってしまいますが、良質なチェアは長く使
い続けることができるので、どんどんと味わいと思い
出を、ため込んでくれます。

ぜひ、チェア選びのひとつに加えていただければ、
嬉しいなと思います。

東京・京都・福岡店での展示はすでに開始しています
ので、気になる方はぜひ店舗へお越しいただき、体感
いただいたり、店舗スタッフにご相談いただければと
と思います。

Re:CENO product|folkダイニングシリーズ
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