公開日 2021年10月13日(水)
更新日 2024年12月01日(日)
【 My DIY HOME 】小物入れやスプレーカバーに便利な
籐かごをDIY!
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みなさまこんにちは。
おかもとです。
今回のマガジンでは、インテリアが好きな方なら
一つは持っていると思われる「籐かご」の
DIYにチャレンジ。
玄関で鍵を入れたり、デスクで筆記用具を入れたり、
キッチンでカトラリーを入れたり。
出し入れが便利で隠しておくこともできるので、
非常に便利なアイテムです。
シンプルな材料でチャレンジできて、
簡単に作ることができるので、
女性にもおすすめのDIY。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
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まずは準備物をご紹介
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- 籐(2mmサイズのものを50gほど使用)
- 霧吹き
- エンマ
- 鉛筆
- 目打ち
- はさみ
編む前の下準備から始めます。
まず始めに、籐は乾燥していると、
折れたり割れたりするので、
バケツに水をはって10分ほど浸しておきましょう。
10分ほど経ったらひとまず取り出して、
タオルなどで軽く拭いておきます。
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続いて、籐をカットしていくのですが、
出来上がりサイズの「幅」+「高さ×2」+40cmほど
あれば大丈夫です。
この籐が「竪芯(たてしん)」と呼ばれるもので、
骨格のようなイメージです。
それでは、底面から編み始めましょう。
今回は竪芯を全部で9本使用しています。
上が5本、下が4本になるようにセットし、
ちょうど縦と横、それぞれの中央でクロス。
最初の組み方は幾つか種類があるのですが、
今回は「十字組」という組み方で編んでいきます。
先程の竪芯に対して、実際に編んでいく籐を
「編芯(あみしん)」と言うのですが、
スタートはこの様に下の5本目として配置し、
1cmほどはみ出させてから編み始めます。
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クロスした竪芯を上、下と巻いていくように2周。
この時、霧吹きで編芯をしっかり濡らして、
折れないようにしつつ、隙間ができないように
編んでいきます。
2周巻くことができたら、ここで一度裏返し。
写真の様に竪芯に引っ掛け、逆向きに編んでいきます。
逆向きに編み始めて1周と3/4周ぐらい。
ここで、クロスした竪芯を2本1組ずつに分けながら
編んでいきます。
隣り合う竪芯をセットにしていくと、
2本1セットで9つのセットに分かれるでしょう。
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それぞれの間隔を少しずつ調整しながら、
等間隔になるよう編んでください。
ちなみに編芯が途切れた時、
このように縦芯の後ろでクロスされるように
セットして編み直せば大丈夫です。
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籐かごのサイズは直径10cmで考えていたので、
底面まで編み終えることができました。
続いて側面を編んでいきましょう。
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ここから側面に変わるので、エンマを使って、
立ち上げるポイントの繊維を潰します。
9つ全ての縦芯の折り曲げ地点を潰して、
写真のように直角に折り曲げます。
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ここからは、予定の高さになるまで、
ただひたすら編んでいきます。
ここまで来るとスイスイと編み進めていけるので、
単純で無心にできる、楽しい時間となります。
かなり籐かごらしくなってきました。
縁を止めて、いよいよ完成!
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ここまで来たら、あと少し!
今回は「うろこどめ」という方法で止めいくのですが、
写真のように縦芯の余りの部分を、
隣の縦心の方へ前後に通していきます。
これを最後まで繰り返すと、このような縁になります。
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以上で完成です!
使い勝手が良よさそうな
籐かごが出来上がりました。
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いかがでしたでしょうか?
完成後、味わいを出すため、
OSMOカラーのエキストラクリアで塗装しましたが、
少し黄味がかった味のある風合いに仕上がりました。
直径が10cmあるので、
カトラリーからスプレーカバーまで使用可能。
テーブルやカウンターに消毒液を置くと、
どうも味気なくなるなと思っていたのですが、
おかげさまで、消毒液も少し可愛くなりました。
興味を持たれた方は是非チャレンジしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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編集部 江上
製品企画 中原