神奈川県　K様 邸

コーディネート概要

お部屋を広く見せる工夫を凝らしてコーディネートいたしました。

無垢材たっぷりの内装に馴染むように、明るいナチュラルカラーをベースに、グレーやイエローカーキ、ダークブラウンといった、落ち着いたトーンのカラーを差し込んでいます。

レイアウト

リビングダイニングがコンパクトなので、ソファーダイニングとにするか迷っている、とのことでしたが、3Dで再現してみたところ、リビングとダイニングそれぞれのスペースを設けても無理なくお過ごしいただけそうです。

ごちゃつきそうで心配...ということでしたが、家具の色味を揃えることで空間全体に統一感が出るので、ご安心いただければと思います。
リビングとダイニングはリセノオリジナルの【 folkシリーズ 】で揃えています。

ソファーはゆったりと座れるように、幅185cmの【 3人掛けソファー folk-natural 】をレイアウトしています。

通路を歩行するためには【 60cm 】以上の導線を確保するとスムーズに往来ができます。
現在のレイアウトでもソファ⇔ダイニング間の導線は確保できていますが、もし通路幅にゆとりを持たせたいようであれば幅165cmの2人掛けをお選びいただければと思います。

リビングスペースは、小さなお子様がいらっしゃるのであえてセンターテーブルは置かずに、ソファーと同じシリーズの【 サイドテーブル folk-natural 】を合わることで、ソファー前は広々としたスペースを確保しています。

赤ちゃんがコロコロ転がれるように、ふかふかの【 ラグマット LUCE 】140×200cmを敷いていますが、ご家庭での手洗いも可能なウォッシャブル対応タイプなので、汚れても安心です。

ダイニングはラウンドテーブルをご検討とのことでしたので、直径110cmの【 伸長式ダイニングテーブル folk-natural 】をご提案いたします。

円形ダイニングは、長方形よりも設置面積がコンパクトですし、フレキシブルにお使いいただけます。
普段は円形でお使いいただき、5人以上の人が集まった時には、天板を伸長してお使いいただけるので、機能面においてもおすすめです。

お部屋を広く見せるため、工夫を凝らしました。

お部屋を広く見せるためのポイントを3つご紹介します。

まず1つめのポイントは、家具のメインカラーを明るいカラーで統一させています。

白は膨張させる色で、黒は引き締める効果がある色ということはファッションでも同じですね。
その法則を取り入れて、ベースカラーを明るいナチュラルカラーで統一し、空間を広く感じるようにしています。

2つ目のポイントは、家具の高さを抑えて圧迫感を感じさせないようにしています。

例えばダイニングのチェアーは、テーブル天板高さよりも低いので、全体を見渡した時にすっきりとした印象です。

収納家具も背の高いものは置かず、カウンター下スペースとテレビ下スペースを有効活用して、横に長いタイプのユニットシェルフを設置しています。

3つ目のポイントは、家具のフォルムです。

ユニットシェルフやダイニング・カウンター用のチェアーなど、脚の線がスリムなものを選んでいます。
脚がなかったり太かったりすると、安定感は感じられますが、どっしりとした重厚感が出るので、なるべく抜け感があって軽やかな印象の商品を選んでいます。

ダークブラウンのポイント遣いで、北欧ヴィンテージの雰囲気をプラス

ナチュラルカラーをベースにしていますが、ソファーのグレーやラグマットのイエローカーキで濃淡をプラスして、空間にメリハリをつけています。

さらに壁面アートフレームや間接照明、壁掛時計など、小物類にダークブラウンカラーをポイント遣いでアクセントを加えています。

北欧スタイルでよく用いられるカラーでコントラストを付けることで、無垢材をふんだんに使用しているお住まいにもよく馴染む、ほっこりとしたあたたかみのある空間に仕上がります。

担当：プロサポート　中島