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【リセノのあの人】生産管理チームの清水さんへ
インタビューしました。

こんにちは。
撮影チームの辻口です。

リセノで働く、インテリアに熱いスタッフたち。

インテリアが好きで、暮らしを楽しんでいる
リセノスタッフなら、誰もが素敵でおしゃれな
暮らしのヒントを持っているはず。

そんな、ちょっと気になる「リセノのあの人」たちに
インテリアのカメラマン暦5年、リセノ暦2年の
僕からインタビュー。リセノの裏側や暮らしに
まつわるお話を伺っていきたいと思います。

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「生産管理」と「クリエイティブ」を
兼任するスタッフ・清水さん

247A3555.jpg

第9回目の今回は、2018年にリセノへ
入社された清水さんです。

学生アルバイトとしてスタートし、現在では
「生産管理」と、Vlogなどの動画を発信する
「動画制作チーム」を兼任され、ちょっと変わった
働き方で活躍されている清水さん。

そこに至った経緯や、知られざる「生産管理」という
お仕事、素敵なご自宅やVlog制作にまつわるお話を
たくさんお伺いすることができました。

「韓国」と「カフェ」が導いた
インテリアの世界

247A3480.jpg

辻口:
今日は清水さんのご自宅で
Youtubeの「ルームツアー」が撮影されるということ
ですが、便乗してインタビューにやってきました。

清水:
緊張しています笑

辻口:
緊張されているところ申し訳ないのですが、
ちょっと変わった働き方をされている
清水さんなので、容赦なく色んなことを
聞かせていただければと思います笑

清水:
ぜんぜん大丈夫です!笑
よろしくお願いします〜!

辻口:
ありがとうございます!
よろしくお願いします。

早速なんですが、清水さんは2018年に
学生アルバイトとしてリセノへ入社されていますよね。

当時は大学生でしょうか?

清水:
そうです!

大学4回生のころ、就職活動の中で
インテリアの会社を探していて。

当時はアルバイトで通っていた「京都」のことも
好きだったので、その2つの条件が揃っている
リセノを見つけたときに「ここだ!」と思って
すぐに応募しました。


辻口:
なるほど。

インテリアには元々興味があったのでしょうか?

清水:
そうですねぇ...。
深く考えたことはなかったのですが、
わたし、韓国とカフェインテリアがすごく好きで。

カフェに行って、写真撮って、コーヒーを飲んで...。
そんなことをずっとやっていました笑

韓国のカフェって、すごくお金をかけて
世界観が作り込まれているんですよね。

今思えば、カフェにはあまり置かないような
名作の家具が当たり前みたいに置かれていたり、
そういう空間がすごく好きでした。

辻口:
韓国にはよく通われていたんですか?

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清水:
もう、韓国に行くために日本で
働いていました笑

インスタで韓国のおしゃれなアカウントも
いっぱいフォローしたり。

辻口:
まさに女子大生という感じですね笑

今は「韓国インテリア」というスタイルも
確立されていて、北欧をベースにしたトレンド感の
ある雰囲気が魅力的ですよね。

清水:
韓国の方って流行りに敏感で、
良いものはすぐに取り入れるんですよね。

なので、韓国に行くとみんな同じ髪型や服装に
なっていたりするんですけど笑

韓国インテリアのトレンド感が強いのは、
そういう理由もあるかもしれませんね。

ちょっと変わった出会いから、
正社員の道へ。

20220805223414.jpg

辻口:
ちょっと韓国へ寄り道してしまいましたが...

入社の経緯はどういったものだったのでしょうか?

清水:
わたし、大人数の会社説明会みたいなものに
参加したりするのがちょっと苦手で笑

「Wantedly」というツールを使って
就職先を探す中で、リセノに出会ったんです。

辻口:
Wantedlyというと、企業と
直接やり取りできるSNSですよね?

どちらかというと、中途採用などで
使われるイメージですが...

清水:
わたしも特殊ですが、当時のリセノも
特殊な使い方をしていたんだと思います笑

そこで、代表の山本さんと直接メッセージの
やり取りをして「アルバイトからでよければ
募集してるよ」って教えていただいて。

辻口:
それ、緊張しますね笑

清水:
今は、怖くてそのメッセージを見返せないです笑
そんな経緯で、リセノへ入社させていただきました。

辻口:
なるほど。

学生アルバイトとして入社されて、
どんなお仕事から始められたんでしょうか?

清水:
最初は、当時人手が足りていなかった
「撮影アシスタント」と「在庫管理」を
主な仕事としてやらせていただいていました。

在庫の管理にまつわる業務を教えてもらいながら、
たまに商品撮影のアシストやモデルとして
参加させていただいたり。

そうやって、週に2~3日ほどアルバイトを
させていただいていました。

辻口:
ちなみに、就職活動は継続されていたんでしょうか?

247A3542.jpg

清水:
実は、他のインテリア会社で内定を
いただいたタイミングもあったのですが笑

「インテリアテスト」に合格したら、
ぜひリセノで正社員として働いてほしいという
嬉しいお言葉もいただいていて。

なので、就職活動は一旦やめて、
インテリアテストに合格することを
目指していました。

辻口:
インテリアテストというのは、リセノ社内で
定期的に行われている、インテリア知識の向上を
目的とした取り組みのことですね。

清水:
そうです。

12月には合格することができていて、
4月の卒業と同時に、正社員として
お仕事をさせてもらえることになりました。

必要なときに、お客さまの元へ。
生産管理というお仕事

20220805222723.jpg
商品部のみなさま


辻口:
結構難しいテストなのですが、流石です。

正社員になられてからは、どんな
お仕事をされるようになったのでしょうか?

清水:
アルバイトのころから取り組んでいた、在庫管理を
含む「生産管理」のお仕事をさせていただくように
なりました。

辻口:
ちなみに、生産管理というのは
どういったお仕事になるでしょうか?

清水:
簡単に説明すると「お客さまの必要としているものが
ほしいときに手元へ届く」ように、製品の流れを
コントロールするお仕事ですね。

自分たちで作っている製品については、
海外への発注や入庫の処理、製品がお客さまへ
送られるまでの在庫の保管・管理が主になります。

仕入れている商品については、メーカー様と
連携しながら在庫を管理しています。

辻口:
普段、なかなか知る機会のないお仕事ですが、
どんなところが大変でしょうか?

247A3535.jpg

清水:
そうですねぇ。

もちろん、在庫をたくさん持っていれば
お客さまにはいつでもお届けできるのですが、
在庫というのはある意味、先行投資なんですよね。

在庫の量を間違えると、会社が危険な状態に
なってしまうので、どれくらいお客さまが
お求めになるかを予測して、必要な分だけ
用意する必要があるんです。

辻口:
多すぎると保管場所がなくなり、少なすぎると
お客さまが必要なタイミングにお届けできなくなる、
ということですね。

清水:
そうです。

それから、海外へ発注して製品が日本に到着するのは、
発注してから2〜3ヶ月、コロナ情勢になってからは
半年くらい時間が掛かるようになりました。

なので、すごく先のことを考えながら
発注を考えるんです。

辻口:
なるほど。

もちろん、お客さまがどれくらいの数を
注文されるか、ということも
時期や状況によって変わるわけですよね。

清水:
そうなんです。

なので、色んなデータを分析して、適切な
発注量を考えるのが難しいポイントですね。

辻口:
見えない数字を追う、大変なお仕事です。

クリエイティブに憧れて。
動画制作チームのはじまり

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辻口:
さて、清水さんは「生産管理」という緻密なお仕事に
取り組みながら「動画制作チーム」にも所属し、
クリエイティブ方面でも活躍されています。

リセノには2つの異なる仕事に取り組む「兼任
という制度がありますが、その中でもさらに
特殊な働き方をされているように思うのですが...

清水:
言われてみると、そうかもしれません笑

辻口:
これは、どういう経緯だったのでしょう?

清水:
動画チームが始まったのは、
生産管理のお仕事を始めてから
2年ほど経ってからのことで。

クリエイティブのお仕事にはずっと憧れが
あったのですが、兼任となったきっかけは
岩部さんかもしれません。

年齢と入社時期の近い岩部さんとは仲が良くて、
趣味が近かったりとか、Youtubeで見る動画も
同じものが多くて。

いつか、一緒になにかできたらいいねという
話をずっとしていたんです。

辻口:
岩部さんは、現在福岡でお仕事されている
制作チームのスタッフですね。

20220523165832-thumb-800x800-83266.jpeg制作チームの岩部さん

清水:
そうです。

クリエイティブに挑戦したいということは
会社にも相談していたのですが、岩部さんとの
コソコソ話も、届いていたのかもしれません笑

そんなことで、2年目にチャレンジさせて
いただけることになりました。

辻口:
僕も撮影とライターの役割を兼任をしていたり、
他にも兼任を実施しているスタッフは多いですが、
内容の振れ幅が一番大きいのは
清水さんかもしれませんね。

清水:
そうなのでしょうか笑

でも、全く違う仕事へチャレンジさせて
もらえたことは、本当に貴重で
ありがたいことだと思っています。

基礎を学んで楽しくなった
インテリアの世界

にわか3.jpg

辻口:
一番最初の動画チームでは、見事に
岩部さんと組まれていますよね。

清水:
そうですね!
本当に嬉しかったです。

辻口:
岩部さん&清水さんのチームといえば、岩部さんの
日常を切り取ったVlog「日々うらら」が印象的です。

清水さんが出演されている回もあります。

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日々うらら|第6話 紫陽花と鴨川

清水:
懐かしいですね笑

岩部さんとやりたいことを話し合ったときに、
Vlogを作るという意見はすぐに一致しました。

辻口:
今では、いろんなスタッフの日常が
垣間見れるVlogがずいぶんと増えました。

今までは生産管理のお仕事に取り組まれて
きたわけですが、新しく始まった動画の取り組みに
苦労したところはなかったでしょうか?

清水:
めちゃくちゃ、ありました笑
もう、最初は本当になにもできなくて。

Vlogだけじゃなくて、インテリアスタイリングを
解説する「コーディネートレッスン」という動画も
制作していたのですが...。

コーディネートはもちろん、分かりやすく解説する
ための文章を書くということも初めてで。

制作の経験が豊富な岩部さんに
たくさん助けてもらった部分があります。

辻口:
動画を作るということは、インテリアスタイリングの
知識はもちろん、脚本を書いたりと、幅広い能力が
必要ですよね。

清水:
そうなんです。
なので、もう泣きながら色々と勉強しました笑

辻口:
今では、インテリアのスタイリングも
ストーリーの表現も巧みに活躍されています。


maxresdefault2.jpeg
コーディネートレッスン 15

清水:
コーディネートについては、ベースになっている
ルールさえ理解すれば、意外と分かりやすくて。

最初は戸惑いましたが、動画制作を繰り返す中で
苦手意識がなくなって、よりインテリアを
楽しめるようになりました。

「にわかに、暮せば。」

にわか_1_サムネ.jpg

辻口:
なるほど。

現在は、制作スタッフの大場さん・岡さんと
チームを組まれて、「にわかに、暮せば。」という
ご自身のVlogも制作されていますよね。

なんだか変わったタイトルですが、
どういった意味が込められているのでしょうか?

清水:
わたしたちは今、3人でチームを組んでいて
それぞれの暮らしを切り取った
Vlogを制作しているのですが...。

古いものが好きな大場さん、料理が好きな岡さん
というふうに、その人の個性がしっかりある中で、
わたしは「これが好き!」といえるものがなく。

チームでミーティングをしたときに、
清水さんって新しいものをいち早く取り入れたり、
名作家具も好きだよねという話が出て。

冗談で「にわかファンみたい!」という
感じで盛り上がったんです笑

20220621144226-thumb-800x800-85908.jpgVlogを制作する清水さんチーム

辻口:
なるほど笑
なんとなく、先ほどの韓国のお話も思い出されます。

清水:
その影響もあるかもしれません笑

でも、そうやって新しいものをたくさん
取り入れて、どんどん暮らしが変わっていく様子を
楽しんでもらえるんじゃないかなと思って。

なので、あえて「にわか」という
言葉を使ったタイトルにしました。

辻口:
すごく赤裸々というか、暮らしや仕事について
等身大で発信している感じが素敵で、おじさんで
ある僕ですら共感してしまう部分があります笑

清水:
ありがとうございます笑

ミーハーではありますが、若い子には若い子
なりに考えていることがあるというか。

「わたしは今こういうことを考えているんだ、次の
瞬間には忘れてしまうかもしれないけれど」みたいな
ことを残したり、表現できたら良いなと思っています。

20220418120137-thumb-800x800-81413.jpg

インテリアの基本に、
暮らしの心地よさを乗せる。

にわか4_サムネ.jpg

辻口:
さて、そんな「にわか」の舞台でもある
清水さんのご自宅にお邪魔しているわけですが...

にわかだなんてとんでもなく、すごく
素敵なお部屋になっていますね。

清水:
ありがとうございます!

20220526100430-thumb-800x800-83637.jpg

辻口:
清水さんはどんなことを意識して
お部屋づくりをされているんでしょうか。

清水:
そうですねぇ...。

「暮らしの中で心地よさを感じる瞬間」が
ベースになっているかもしれません。

例えば、夕方に灯りをつけたとき、ふとその光に
癒やされたりすると、照明を探し始めたり。

朝起きたときに、飾っているお花がすごく素敵に
感じて、いつも飾るようになったり。

そういった「暮らしの中で癒やされる瞬間」から
お部屋に置くものを探すことが多いと思います。

247A3557.jpg

辻口:
なるほど。

気持ちからスタートするお部屋づくりということ
だと思うのですが、インテリア全体を通して
すごく統一感がありますよね。

なにかコツがあるのでしょうか?

清水:
うーん、自分が美しいと感じるものをセレクト
しているんですが、今まで迎え入れてみてお部屋に
合わなかった、ということはあまりないですね。

247A3562.jpg

辻口:
それは、天才です笑

動画作りの中で学んだコーディネート術なども、
活かされていたりしますか?

清水:
あ、そうですね!
すごく無意識だったので、気づかなかったですが...。

「素材を合わせて統一感を出す」というのは、
自分が好きなものを集めていることもあって、
自然とそうなるというところもありますね。

他には、ナチュラルカラーが多くなって、お部屋が
ボヤケてしまうのが気になることもあったのですが。

意識的にブラックカラーを取り入れることで
お部屋の雰囲気を引き締める、といったテクニックを
使ったら、自分好みに仕上げることができました。

247A3565.jpg

辻口:
なるほど。

普遍的なコーディネートテクニックを
ベースに、暮らしの心地よさを取り入れた
お部屋づくりということですね。

「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に。」

★ミーティングシーン (1).jpg

辻口:
さて、清水さんが幅広く活躍されているので、
インタビューも長くなってしまいました。

「生産管理」と「クリエイティブ」の兼任は
大変ではないですか?

清水:
わたしは、兼任を楽しめるタイプだと
いうことが、やってみてわかりました。

気づきの幅が2倍になるというところに、
すごく充実感があるというか。

どちらかだけだったら、絶対に学べなかったことを
発見できるので、やっていてよかったなと感じます。

辻口:
「気づきの幅が2倍になる」というのは、
素敵な表現です。

日々進化されている清水さんですが、
今後リセノの中でどのように活躍されたいですか?

247A3491.jpg

清水:
わたしもインテリアに関しては0から始まって、
仕事を通して基礎を学ぶ中で、インテリアを
より楽しめるようになりました。

なので、ひとつはインテリアが楽しくなるような
インテリアの基礎や知識を、動画や
マガジンで引き続き発信していきたいです。

そして、基礎の上には自分が
「なんかいいよね」って思えるものが乗せられると
インテリアはもっと楽しくなると思うんです。

そんな暮らしのヒントを、Vlogで表現
していけたらいいなと思っています。

辻口:
ご自身が体験したことを、お客さまにも
届けたいということですね。

今後清水さんが発信されることだけでなく、
この後に撮影されるルームツアーの公開も楽しみです。

撮影、頑張って下さい!

清水:
緊張しますが、頑張ります〜!

辻口:
今日はお忙しいところ、
たくさんお話をお聞かせいただいて
ありがとうございました!

清水:
とんでもないです!
ありがとうございました。

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