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ラタンチェア「WICKER BENCH/STOOL」の企画経緯と
コンセプト設計についてお話します。

こんにちは。ヤマモトです。

Re:CENO productから「WICKER CHAIR」のシリーズ
として、新作ベンチとスツールをリリースします。

ラタン×チークで設計した「WICKER CHAIR」は、
とても軽く、ダイニングや書斎のアクセントになる
ことから、大変ご好評いただいています。

本日のマガジンでは、この「WICKER」シリーズに
新たに仲間入りするベンチとスツールを、インテリア
に取り入れるメリットについて紐解いていきます。

ちなみにWICKERシリーズの企画経緯は、CHAIRの
発売時に書いた以下の記事をご参照ください。

「WICKER CHAIR」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。

使うほどに味わいが深まる
「チーク×ラタン家具」

2020_11_05_6170ウィッカー(NA)ベンチ_メイン.jpg

チェア・ベンチ・スツールから構成される「WICKER」
シリーズは、Re:CENO productでは初採用となる
樹種「チーク」の無垢材を使用しています。

10.jpg

チークは、世界三代銘木の一つに数えられる高級材で
油分を多く含んでいるため水分や湿気に強く、かつて
は、船の甲板材としても使用されていたほど耐久性に
優れた素材です。

木目は緻密で美しく、しっとりとした感触は、ながく
使っていくほどに深い味わいを増していきます。

4.jpg

また、座面には「ラタンのピール(=皮)」を
編み込んでいます。

9.jpg

ラタンは、非常に強い素材で、何十年と受け継がれて
いけるほどの耐久性があります。

非常に軽量ながらも、強さと柔軟性を兼ね備え、
また、使っていくほどに表面が深みを増します。

座り心地も、ラタンの柔軟性を十分に活かした、
しなやかな弾力を感じさせるものです。

木製の板座とも、ウレタンクッションとも異なる
張りのある座り心地は、とても快適です。

ラタンとチークは、新品のうちから独特の風合いが、
他にはない味わいを感じさせ、また、長い年月の利用
による経年変化で、さらに美しく完成していきます。

アクセントとして、ぜひインテリアに加えていただき
たい製品に仕上がりました。

2020_11_04_5971ウィッカー(BR)スツール_ブログ_弾力.jpg

小さなダイニングも広く使える
「ベンチスタイリング」

2020_11_05_6210.jpg

さて、ここからは、ベンチをインテリアに採用する
メリットを紐解いていきます。

ダイニングには、4つのチェアを揃える方が多いと
思いますが、今回新たなシーンとして提案したいのは
「チェア2脚とベンチ1脚」を合わせるスタイリングです。

ベンチは背もたれがないため、長くリラックスする
のにはあまり向きませんが、その反面、背もたれが
ない分、空間に「抜け感」を感じさせてくれます。

2020_11_05_6232★.jpg

そのため、小さめのダイニングに、なるべく圧迫感を
感じさせず、広く感じさせる効果があります。

さらに、当店人気の「folkダイニングテーブル」に
合わせていただける様に、より圧迫感を減らすために、
脚間にすっぽり収まるサイズに設計しました。

2020_11_05_6126.jpg

使用時以外には、テーブルの下にまるまる入り、通路
をまるまる確保できますので、小さなダイニングを
物理的にも広く使うことができます。

ちなみに両側ともにベンチにしちゃうのも、個人的に
は、わりとアリかなと思ってます。

さらにダイニングに広さを与えることができます。

2020_11_04_6003ウィッカー(BR)ベンチ_ブログ_両側すっぽり(合成_右).jpg

1脚あれば、いろいろ便利に使える
「スツール」

2020_11_04_6082.jpg

続いては、スツールを取り入れるメリットです。

スツールは、背もたれのない簡易的な椅子です。

たまの休みには、友人たちをお家に招いて、ゆっくり
と食事をともにするという方も多いと思いますが、
なかなか複数台の椅子を、余分として用意しておく
ことは難しいものです。

そんな時には、スツールがうってつけです。

そもそも背もたれがない小さな椅子ですので、部屋の
隅にちょこっと置いておいてもいいですし、

2020_11_04_6090.jpg

普段は別用途として、例えば、キッチンでの調理中
の休憩に使ったり、

2020_11_04_6109.jpg

普段は玄関の靴を履く時用の簡易な椅子として使ったり、

2020_11_12_6840.jpg

ソファ横のサイドテーブルとして使ったり、

2020_11_05_6116.jpg

ドア横などにちょっとしたアクセント台として使ったり、

20201106.jpg

と、いろいろに活用できるというかなりの便利アイテムです。

1~2脚持っていれば、インテリアのどこかでは必ず
活躍してくれるアイテムです。

とても軽く、持ち運びしやすいので、
天気のいい日にはテラスへ持ち出して。

IMG_0022.png

また、WICKERシリーズはとても軽いのも良い点です。

スツールの重量は、2.6kg。
ベンチの重量は、5.7kg。
ともに、とっても軽いです。

チークは、古くは船の甲板に使われていたほどに
水に強い木材ですし、ラタンも自然に自生している
蔓(つる)ですので、こちらも水に強いです。

ずっと外に置きっぱなしは、さすがに傷んでくる
可能性がありますが、たまの外置きなら、まったく
問題なし。

2020_11_04_6095.jpg

天気のいい日には、ひょいっと持ち上げて、テラスに
置いて、つまみとビールがあれば、気分の良いテラス
席に早変わり。

背もたれが無いから取り回しが良く、水に強くて軽い
からこそできる即席テラス席。
たまにはこんな使い方もおすすめです。

2020_11_06_6311.jpg

「WICKER BENCH/STOOL」
2020年11月16日より順次予約受付を開始します。

2020_11_04_6038.jpg

というわけで、新たにWICKERシリーズとして発売
するベンチとスツールについて紐解いてみました。

チェアとは違った良さをもつ「背もたれのない椅子」
たちですが、それぞれがチェアとは異なる良さをもち、
生活の「不」を解消してくれる製品です。

座面などの張替えも国内で対応可能ですので、
長くご愛用いただけると思います。

また、オンラインでは11月16日から順次予約での販売
を開始しまして、2021年1月頃にお届けできると思います。

ぜひご検討いただければと思います。

WICKERシリーズ
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