
お家のシンボルツリーとしておすすめしたい!ベンガレンシスの育て方と、素敵に飾るポイントをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/green/u23/2023-05-26.php公開日 2025年10月03日(金)
こんにちは。福岡店スタッフの大塚です。
観葉植物をお部屋に置きたいけど、
どこに置けば良いか迷ったことはありませんか。
窓際が良いのか、リビングの角でも大丈夫なのか...。
植物は置き場所を工夫するだけで、
インテリアのアクセントになるだけでなく、
光や風の取り込みもサポートしてくれます。
この記事をお読みいただくことで、
どこに置けばよいか迷っている方も、
植物とインテリアの両方を楽しむことが
できるようになります。
植物のような自然素材をお部屋に取り入れることで、
リセノが提唱しているセオリーの
「複雑性」も理解できるのではないでしょうか。
そこで今回は、
観葉植物としてよく取り入れられているものを例に、
インテリアとして楽しむ方法と
生育方法の観点からご紹介します。
観葉植物を置くことによって得られる利点は
多岐にわたります。
その中でも植物をお部屋に迎えるにあたって、
メリットは大きく2つあります。
観葉植物には、空気をきれいにする効果があると
いわれています。
光合成を通じて、
二酸化炭素を吸収し、酸素を放出することで、
空気の質を改善します。
さらに、葉からは水分が蒸発し、
適度な加湿効果をもたらすため、
乾燥しがちな室内環境を整えてくれます。
また、植物の緑色には、
人の心を落ち着かせる効果があるといわれています。
自然な色や形に触れることでストレスが和らぎ、
リラックスしやすい空間をつくることができます。
デスクやリビングに植物を置くだけでも、
視覚的な癒しとなり、気持ちを前向きに整え、
自然と気分を明るくしてくれます。
植物は日光を必要としますが、
直射日光が強すぎると
葉焼けを引き起こすことがあります。
明るい間接光の当たる場所を選び、
日中は日差しが強くなる時間帯には、カーテンを
利用するのも良いでしょう。
レースカーテン越しの柔らかな光が理想的です。
余談ですが、
私自身も植物は日光を
浴びれば浴びるほど良いと思っていました。
風通しの良い環境を選ぶことで、
葉に付いた湿気を逃し、
カビや害虫の発生を防ぐ効果があります。
適切な光と空気の流れを確保することで、
植物はより元気に育ち、
長く楽しむことができるのです。
始めて観葉植物を取り入れる方にとっては、
どの植物を選ぶべきか迷うことも少なくありません。
日常生活に無理なく取り入れられ、
育てやすいものを選ぶことで、
長く楽しむ一歩となります。
ここでは、初心者の方でも管理がしやすく、
インテリアとしても人気の高い3種の
植物をご紹介します。
縞模様で剣のような形をしたサンスベリアは、
別名「トラの尾」とも呼ばれています。
耐陰性があることや、
病害虫にも比較的強くいため、
非常に育てやすい植物です。
明るく、日光が当たる場所を好み、乾燥に強く、
水やりの頻度は少なめで、
5〜9月の間は、表土が乾いてから3〜4日後に。
葉は硬く直立し、
縁取りや模様が美しい種類が多く、
シンプルながら存在感のあるフォルムが特徴です。
直線的な葉の形のため、
モダンで洗練された印象をつくりあげます。
東南アジアやインドなどに生息し、
耐陰性と耐暑性がある植物です。
水やりは、春〜秋はほぼ毎日で表土が渇いていたら、
冬場は2〜3日に1回、表土が乾燥してからを目安に。
それ以外は、特別なお世話もほとんど必要ないため、
非常に育てやすいです。
丸みを帯びたグリーンの葉っぱと白い幹が
かわいらしい印象を与えるので、
ナチュラルな雰囲気のインテリアにも馴染みます。
フィカス・ベンガレンシスについて、
育て方などを解説した記事もありますので、
ぜひご参考にしてみてください。
お家のシンボルツリーとしておすすめしたい!ベンガレンシスの育て方と、素敵に飾るポイントをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/green/u23/2023-05-26.php中央アメリカの熱帯雨林に自生するつる性の植物で、
高温多湿の日本の季節にも適しています。
深い切れ込みの入った
大きなハート形の葉が個性的なモンステラ。
成長していくにつれて葉も大きくなり、
切れ込みが入ったり、穴が空いて広がってきたり
独特な形になっていく姿を楽しめるのが魅力。
サイズが豊富で、小さいもので20〜30cm、
大きいものだと1〜2mまで成長します。
存在感があるため、
インテリアのアクセントにもぴったりです。
モンステラよりも、もう少しコンパクトな方がいい
という方は、「ヒメモンステラ」という
あまり大きくなりすぎない品種もありますので、
お好みに合わせてお選びください。
モンステラ・ヒメモンステラについて、
育て方などを解説した記事もありますので、
ぜひご参考にしてみてください。
わが家で育てている「モンステラ」「ヒメモンステラ」は、初心者におすすめな観葉植物です。
https://www.receno.com/pen/green/u37/2023-06-16.phpここまでは植物を取り入れるにあたっての
利点や重要性を見てきました。
続いては、リセノが提唱しているセオリーに基づいた
植物の取り入れ方法とサイズ別の使い分けについて
ご紹介します。
植物はインテリアとして取り入れると、
自然素材ならではの
「立体感」や「複雑性」を感じられます。
リセノが提唱している
「自然素材でお部屋に複雑性を加える」という
装飾のセオリーがあります。
自然素材とは、植物やお花のことを指し、
それらの生命感や複雑性は、
人工物であふれた無機質なお部屋に
有機的な印象を与えてくれます。
お部屋に植物を置く方法は
大きく3つの方法があります。
床に直接置くスタイルは、
観葉植物の存在感をしっかりと楽しめる配置方法です。
背の高い植物をソファーやキャビネット横に
置くと、空間に縦のラインが加わり、
空間全体がすっきりと引き締まった印象になります。
また、テレビ横に置くこともおすすめしております。
黒いスクリーンの存在感を緑が和らげ、
自然な調和をもたらしてくれます。
無機質になりがちな家電周りに
柔らかなバランスが生まれます。
棚の上に植物を置くと、
目線に緑が入りやすくなり、
空間にさりげない色どりを添えてくれます。
サイドボードやキャビネットなどの棚上に飾ると、
木の棚板や陶器の器といった素材感に
緑が重なることで、異なる質感がアクセントとなり、
あたたかな風合いになります。
吊り下げて飾る観葉植物は、
視線の先に自然な動きを生み出し、
空間に新しいレイヤーを加えてくれます。
天井や棚から吊り下げることで、
家具が並ぶ床面とは異なる高さに彩りをもたらし、
お部屋に奥行きを与えてくれます。
床や棚に直接置かず、吊るすことで生じる
影や揺れもまた、暮らしの中に柔らかな表情を
添えてくれます。
住宅や家具など人の手で生み出された造形物のなかに
自然素材ならではの「複雑性」がプラスされ、
インテリアに奥深さが生まれます。
そこに、小さな植物をテーブルや棚上のような
平面に配置すると「立体感」が生まれ、
視覚的な美しさを感じられるようになります。
様々な種類のものや違ったサイズ感を
複数の鉢を並べて置くのもテクニックのひとつです。
表情がさまざまで面白いと思います。
植物はサイズによって、
空間に与える印象や役割が異なります。
観葉植物のサイズを確認するときは、
鉢の号数をチェックしましょう。
1号は約3cmの植木鉢を指します。
鉢のサイズ(号数)を意識すると
配置のイメージがつかみやすくなります。
一般的に3~4号程度の小さな鉢は、
机や棚の上に置きやすいサイズ感です。
(鉢の直径が9〜12cm)
小さめサイズのため、
サイドボードなどの棚上に
本や雑貨と一緒に並べることで、
棚全体にリズムが生まれ、
ディスプレイ性も高まります。
デスクやカウンターに置くと、
さりげない彩りとして
日常の細やかなシーンに自然な温かみを加えます。
小鉢の質感や葉の形を活かすことで、
細部までこだわった空間づくりが可能です。
注意点として、
日光が全く当たらない場所の場合は、
定期的に日光の入る場所に置いたり、
耐陰性のある植物を飾ることが良いでしょう。
5~7号になると、
棚上や床置きに適しているサイズ感です。
(鉢の直径が15~21cm)
棚やサイドボードに置くと、
程よいアクセントとして空間に馴染みます。
他にもスツールやフラワースタンドの上に置くと、
高さを出すことができ、
部屋全体のバランスを整えることができます。
スツールなどのアイテムを使用すると、
楽に移動ができるため、
掃除の際や日当たりの良い場所に動かしたいときに
扱いやすい点が魅力です。
8号以上になると、基本床置きとなります。
(鉢の直径が24cm以上)
リビングやテレビ横、部屋の隅に置くと、
空間に存在感を与えるポイントになり、
四角い印象がやわらぐ効果があります。
背の高い葉や幹が縦のラインをつくることで、
天井の高さや部屋の広がりを強調することもできる、
便利なインテリアアイテムにもなります。
ただ、大きめサイズになると重量があるため、
一度設置すると頻繁に移動させることが
難しくなります。
そのため、「窓際」の光が入りやすいお部屋の角に
配置するのがおすすめです。
植物は置くだけでも空間を彩りますが、
少しの工夫を加えることで、
より暮らしに馴染み、魅力を引き出すことができます。
ここでは、日常の中で植物の魅力を
最大限に楽しむためのポイントをご紹介します。
観葉植物の魅力は、
何といっても葉の色や形にあります。
深いグリーンの葉は落ち着きを与え、
明るい黄緑や斑入りの葉は軽やかさを与えます。
また、丸みのある葉や細長い葉、
切れ込みの入った葉など、形の違いを意識して
配置することで、
部屋にリズムや奥行きが生まれます。
フラワースタンドを使うと、
植物の高さを調整できるため、
目線に合わせてグリーンを配置したり、
他の家具とのバランスを整えたりすることができます。
高さの違う植物を組み合わせることで、
空間にリズムや立体感を生み出すことも可能です。
スツールは、床置きの植物を少し持ち上げることで、
存在感を引き立てたり、
インテリアのアクセントとして活かしたりするのに
便利なアイテムです。
木やラタンなどの自然素材のものを選べば、
植物との質感の重なりが生まれ、
部屋全体に豊かな複雑性を加えることができます。
いかがでしたでしょうか。
それでは、観葉植物をお部屋に
飾る際のコツについておさらいです。
観葉植物を取り入れる際には、
ことが重要です。
また、インテリアとして楽しむには、
でより見た目も美しくなり、役立つアイテムです。
今回ご紹介した内容を参考に、
環境に適応しやすく育てやすい種類から
はじめてみてはいかがでしょう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
初心者さんにも育てやすい観葉植物を取り入れて、お部屋のインテリアをもっと楽しみましょう。
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