空っぽの10畳LDKのお部屋を、1から素敵にレイアウト。縦長のLDKを迷わず整えるポイントを解説します。
https://www.receno.com/pen/coordinate/u85/2026-03-31.php公開日 2026年04月21日(火)
8畳LDK、レイアウトしてみた。
狭い横長の間取りを広く見せる家具配置術とは?
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
リセノのWEBマガジン「Re:CENO Mag」では、
お部屋を美しく・心地よく整える
レイアウトのコツをご紹介しています。
今回は、そんなレイアウトシリーズの実践編。
何もない状態のLDKを、テーマに沿って
実際に美しくレイアウトしていきます。
皆さまもぜひ「自分だったらこうする!」と
一緒に考えながらお読みいただければ幸いです。
▼「レイアウト実践編」シリーズはこちらからお読みいただけます。
今回のレイアウト実践は、窓の多い15畳の横長LDKを「フォーカルポイント」と「動線」で美しく整える家具配置術をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/coordinate/u32/2026-04-14.php「8畳・横長LDK」を
実際にレイアウトしていきます!
今回は、
こちらの約8畳のLDKをレイアウトします。
① LDKの間取り
お部屋の入口から見て、
空間が左右に広がる横長LDKの間取りです。
一般的な集合住宅で
よく見られる間取りかと思います。
お部屋の長辺には、
大きな掃き出し窓が2つあります。
ここからベランダに出入りする想定です。
入り口の右手には、
カウンタータイプのキッチンがあります。
② レイアウトの条件
今回は同棲を始めることになった夫婦が
新居に引っ越してきた場面を想定します。
レイアウトにあたって、
いくつか希望の条件があります。
- 狭いLDKでも、なるべくすっきり暮らしたい。
- 二人で過ごす時間も、一人の時間も大事にしたい。
- 集中してリモートワークできる環境がほしい。
- 仕事道具や趣味のアイテムをしっかり収納したい。
いかがでしょうか。
どのように家具を配置するか、
イメージはわいてきましたか?
それでは、実際にレイアウトしていきましょう。
8畳LDKのビフォーアフター
はじめに、レイアウトの
ビフォーアフターをお見せします。
▼ Before
Before①
Before②
Before③
▼ After
After①
After②
After③
今回はこのようなLDKレイアウトに仕上げました。
それではここから、
どのような流れでレイアウトを考えていったのか、
順番にご説明します。
8畳LDKのレイアウトの流れ
リセノでは、お部屋をスタイリングする流れとして、
- 「ベーススタイリング」 = 空間の配置バランス
- 「ポイントスタイリング」 = 装飾・ディスプレイ
こちらの順番をおすすめしています。
まずお部屋の土台となる家具を配置し、
そこに装飾を加えて美しく仕上げます。
こちらの順番でお部屋を整えていくと、
大きな失敗を防ぎやすくなります。
詳しくは以下のマガジンをご覧ください◎
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げるセオリーの「基礎」をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u4/2024-07-05.phpまずは夫婦の理想を叶えるベーススタイリング、
すなわち土台となる家具を配置していきます。
① ベーススタイリング
先ほどのレイアウトの条件から、
必要となる家具を確認してみましょう。
- 在宅ワークのためのデスク
- 仕事道具や趣味のアイテムを片付ける収納家具
これらの家具が必要になりそうです。
8畳の狭いLDKでは、
家具を必要なものだけに厳選する
ことがポイント。
ソファー、ダイニング、テレビに収納と、
なんでもかんでも置こうとすると、
窮屈で暮らしにくいお部屋になってしまいます。
そこで在宅ワークの場所は、食事をとる
ダイニングテーブルと兼用にします。
1つで複数の用途を兼ねる「兼用家具」は、
狭いお部屋に欠かせないアイテム。
理想の暮らしをイメージして、
何を置き何を置かないか、
優先順位を考えながらレイアウトしましょう。
1. リビング・ダイニングのスペースを決める
リビング・ダイニングは、
暮らしの「動線(よく使う通り道)」を考慮して、
- キッチンの近くにダイニングを配置
- 残ったスペースにリビングを配置
とすると、暮らしやすいレイアウトになります。
今回はキッチンに近い右側にダイニング、
残った左側にリビングスペースを作りました。
2. リビングダイニングの間にソファーを置く
「二人で過ごす時間も、一人の時間も大事にしたい。」
この希望を叶えるため、
今回はリビングダイニングの間に
ソファーを配置しました。
ソファーで空間を区切ることで、
リビングとダイニングそれぞれで、
一人の時間を過ごしやすくなります。
在宅ワークをする際も、
くつろぎエリアであるリビングと
ダイニングが分かれていれば、集中しやすいです。
このように、空間を目的や用途に応じて
エリア分けすることをゾーニングと言います。LDKなど、1つの空間に複数の目的が
混在する場合に活用したいテクニックです。 お部屋にまとまりが無いと感じたら...簡単に取り入れられるゾーニングを試してみませんか?お部屋をまとめるテクニック、「ゾーニング」についてお伝えします。
https://www.receno.com/pen/coordinate/u35/2022-07-19.php
このようにお部屋の中央に置く場合、
低くてコンパクトなソファーを選びましょう。
圧迫感を抑えて広く見せるとともに、
動線も確保しやすくなります。
3. リビングとダイニングに収納家具を置く
リビング
ダイニング
今回は夫婦の希望をもとに、
リビングとダイニングそれぞれに
収納家具を配置しました。
- ダイニング:食器や日用品、在宅ワークの仕事道具など
- リビング:趣味のアイテムや掃除グッズなど
「収納は使う場所の近くに」が、
片付くお部屋作りの基本です。

ポイントは、
LDK全体で家具の高さを揃えること。
収納力を重視して背の高い家具を選びたくなりますが、
「狭いLDKでもすっきり暮らす」ことを考えると、
高さを低く揃えた方がベター。
具体的には、ダイニングテーブルやソファーと
高さを揃えましょう。
高さ70cm前後の収納家具がおすすめです。
なお収納が多いぶん、テレビは置いていません。
こちらも「必要な家具を厳選」する考え方です。
大画面での映像は、
プロジェクターを壁に投影して楽しめます。
4. ニュートラルカラーの家具を選ぶ
すっきり暮らす家具選びのポイントは
「ニュートラルカラー」を選ぶこと。
ニュートラルカラーとは、
- 無彩色の中でも「白」や「グレー」
- アースカラーの中でも「アイボリー」や「ベージュ」
など「色の薄いカラー」を指します。
これらの色は、見た目に重さを感じさせず、
お部屋を広く見せる効果があるのです。
今回も主要な家具は、白やグレー、
薄いベージュを選び、空間を広く見せています。
② ポイントスタイリング
ベースの家具を配置できたら、
次にポイントスタイリング、
すなわち装飾やディスプレイを施していきます。
ベーススタイリングのみ済んだお部屋は、
暮らしに必要な家具はそろっていますが、
どこか物寂しい印象です。
今回は、次の3つを意識して
ポイントスタイリングを進めていきます。
- 「フォーカルポイント」から彩る
- 「空間のバランス」を整える
- 「レピテーション」でつながりを生む
1. 「フォーカルポイント」から彩る
お部屋の装飾は、
フォーカルポイントから始めるのが鉄則です。
フォーカルポイントとは、
お部屋の中で特に注目を集めやすい場所のこと。
視線を集めやすいぶん、その場所を彩ることで、
お部屋の印象を劇的に高められます。
LDKのフォーカルポイントは、こちらの3か所。
- お部屋の入口から最初に見える場所
- ダイニングの奥の壁
- リビングの奥の壁
この3か所を集中的にディスプレイして、
お部屋に見どころを作りましょう。
▼ 横スクロールできます。
①入口から最初に見える場所
②ダイニングの奥の壁
③リビングの奥の壁
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レイアウト」のセオリー後編をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2024-08-10.php2. 「空間のバランス」を整える
次に、空間のバランスを整えていきましょう。
リセノでは、お部屋を
上空間・中空間・下空間の3つの空間に分け、
それぞれに見どころを作る方法をおすすめしています。
- 上空間:目線以上の高さ
- 中空間:主役の家具(ソファーやテーブルなど)の高さ
- 下空間:床の高さ
そうすることで、空間全体がバランスよく整い、
お部屋の見栄えがグッと良くなるのです。
ベースの家具が置かれた状態では、
中空間にアイテムが集中しており、
上空間と下空間がぽっかりと空いています。
そこで、まずは上空間を彩るアイテムを
配置していきましょう。
- ペンダントライト
- フロアライト
- 観葉植物
- アートポスター など
▼ 横スクロールできます。
Before
After
さらにぽっかりと空いた下空間を埋めるため、
ラグマットを敷いてみます。
▼ 横スクロールできます。
Before
After
上空間と下空間に見どころをつくることで、
バランスの取れたお部屋になりました。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.php3. 「レピテーション」でつながりを生む
最後に「レピテーション」を取り入れて、
彩りと統一感を加えます。
「レピテーション(繰り返し)」とは、
同じ色や素材、形状のアイテムを、
お部屋に繰り返し取り入れるテクニック。
誰でも簡単に、
まとまりのあるインテリアを作れます。
▼ 横スクロールできます。
レピテーションなし
レピテーションあり
今回はソファーを中央に配置し、
リビングとダイニングを区切りました。
バラバラになりがちな2つの空間ですが、
同じ色のアイテムをレピテーションして、
統一感を生み出します。
▼ 横スクロールできます。
アートポスター、オブジェ
テーブルライト
クッション
今回LDKにつながりを生んでくれたのは、
ブルーのアイテムたち。
小さなアイテムでも、
しっかり統一感をもたらしてくれます。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レピテーション」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-07-19.php最後に、改めてビフォーアフターです。
▼ Before
Before①
Before②
Before③
▼ After
After①
After②
After③
リセノのインテリアのセオリーに沿って、
8畳LDKが美しく仕上がりました。
インテリア選びに迷ったら。
リセノのプロサポートにご相談ください。
リセノでは、独自に研究を重ねた
「インテリアのセオリー」に基づき、
プロによるアドバイスを行っています。
難しい「インテリア選び」だからこそ、
インテリアのプロが寄り添って相談に乗り、
アドバイスをすることが必要と考えています。
セオリーがあるから迷わないし、
センスがなくても取り入れられる。
ぜひ、みなさまのインテリア選びが
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サポートできればと思います。
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https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2025-04-25.phpレイアウトのポイントを押さえて、
快適なお部屋作りを。
いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
- お部屋のスタイリングは、
「ベーススタイリング → ポイントスタイリング」の
順番で考える。 - 狭いLDKは必要な家具を厳選し、
ニュートラルカラーを取り入れる。 - 装飾は「フォーカルポイント」「空間バランス」
「レピテーション」を整える。
今回のマガジンが、
皆さまのお部屋づくりのお役に立てば幸いです。
リセノのWEBマガジン「Re:CENO Mag」では、
家具の選び方やコーディネートのコツなど、
インテリアのお役立ち情報を発信しています。
ぜひブックマークして、
最新情報をチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼他の「レイアウト実践」シリーズはこちらをチェック。
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リビングのレイアウトで押さえておきたい基本ルールを、1つの記事にまとめました。
https://www.receno.com/pen/livings/u85/2026-03-19.php誰でも真似できる「セオリー」を使って、プロ2人が全く違うコーディネートを提案します。
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