
公開日 2022年09月02日(金)
更新日 2023年12月12日(火)
【リセノのあの人】プロサポートチームの中島さんへ
インタビューしました。
こんにちは。
撮影チームの辻口です。
リセノでは、インテリアの魅力を
リアルな暮らしの中でお客さまに
感じてもらえるよう、写真の中にモデルとして、
スタッフたち自らが登場しています。
インテリアが好きで、暮らしを楽しんでいる
リセノスタッフなら、誰もが素敵でおしゃれな
暮らしのヒントを持っているはず。
そんな、ちょっと気になる「リセノのあの人」たちに
インテリアのカメラマン暦5年、リセノ暦2年の
僕からインタビュー。リセノの裏側や暮らしに
まつわるお話を伺っていきたいと思います。
4つの部署を経験された、
ベテランスタッフの中島さん
第8回目の今回は、2013年に応対チームへと
入社された、ベテランスタッフの中島さんです。
応対サポートや発注チーム、コントラクト、
プロサポートチームなど、色んな部署を
経験されてきた中島さん。
昔のリセノの様子や、本社移転の裏側など、
9年間勤められてきた中島さんだからこそ
聞けるお話を、たくさんお伺いすることが出来ました。
やっぱり忘れられなかった、
インテリアの世界
辻口:
中島さんは、今入社されて
どれくらい経つのでしょうか?
中島:
えーっと、7、8、9...。
気がついたら、9年目ですね。
リセノの社歴でいうと、上から数えて3番目か
4番目くらいになってしまいました笑
辻口:
大ベテランです笑
今日は移転したばかりの本社へと、
お話を伺いにやってきました。
普段はあまりお話する機会がないので、
どんなことが聞けるのか楽しみです。
よろしくお願いします!
中島:
こちらこそ、よろしくお願いします!
辻口:
さて、中島さんは2013年の入社となっていますが、
前職ではどんなことをされていたのでしょうか?
中島:
一つ前はお菓子を販売している会社で
営業事務をしていました。
営業事務の会社に入る以前は、
ずっとインテリアのショップスタッフとして
仕事をしていました。
辻口:
なるほど。
つまり、一度インテリアの世界から離れて、
リセノへの入社をきっかけに、もう一度
インテリアのお仕事に戻ってこられたと。
これは、何か理由があったのでしょうか?
中島:
長くショップスタッフを勤める中で、
体力面やライフスタイルについて、
厳しいなと感じることがありまして。
そういう理由で、お休みが安定している
営業事務へ転職してみたんです。
辻口:
でも、インテリアの世界に戻ってこられたと笑
中島:
はい笑
一度離れてみてわかったんですが、私はやっぱり
インテリアが好きなんだなって思いました。
一日8時間働くことを考えたときに、
やっぱり好きなことを仕事にしたいと思ったのが、
リセノに入社するきっかけでした。
辻口:
なるほど。
インテリアは、昔から好きだったのでしょうか?
中島:
そうですねぇ。
小学生の時、戸建てへ引っ越すことになったんですが、
家探しで訪れるモデルハウスや、モデルルームの
感じがすごく好きで、全部ついていってたんです。
高校生のころは、インテリアの学校に行くか迷って、
結局大学へ通ったけど、その後に専門学校に
行くことにしたり笑
そんな感じで、インテリアは昔から好きでした。
チームで、みんなで。
「初めて」を支える力
辻口:
なかなかのインテリア愛です。
リセノのことは、元々ご存知だったのでしょうか?
中島:
いえ、知りませんでした笑
求人誌の中で、たまたまリセノの募集を
見かけたんです。
ネットショップか、面白そうだなと思って
応募しました。
辻口:
ショップスタッフを長く経験されてきた
中島さんですが、リセノでは
応対チームへと入社されています。
お客さまと対面での応対から、電話や
メールでのやり取りに変わったことで、
苦労はなかったでしょうか?
中島:
正直、とっても苦労しました笑
対面だとお客さまの温度感が分かりやすいのですが、
電話やメール越しだと、やっぱりお気持ちを
汲み取り切れないことがよくあって。
それから、電話をしながらPCでたくさんの
商品を同時に調べたりしなければいけないので、
慣れるまでが大変でした。
辻口:
初めてのお仕事でいろいろ苦労
されたようですが、続けられるか不安に
なったことはなかったのでしょうか?
中島:
これは今もそうなんですが、
私が続けてこられたのは、一緒に働いている
みなさんのおかげというか。
リセノって、本当に良い人ばかりなんですよね。
チームで、みんなで頑張ろうよという会社なので、
そこに救われた部分が大きいです。
辻口:
そこは、今も昔も変わらないんですね。
応対と発注。
「お客さまへ届ける」の裏側
辻口:
さて、中島さんはその後応対チームから
発注チームへと異動されています。
これは、どういった経緯だったのでしょうか?
中島:
元々は、応対チームの中で発注という業務を
手分けしていたのですが、チームを分けたほうが
良いねという話になって。
新しいチームを作る中で、
そっちでどうかな?というふうに
お声がけいただきました。
辻口:
ちなみに、発注というのはどういった
お仕事になるでしょうか?
中島:
発注というのは、お客さまからいただいたご注文を
受けて、メーカー様へ出荷依頼をし、メーカー様から
ご返答いただいた出荷日や伝票番号をお客さまへ
お伝えする、というお仕事ですね。
辻口:
リセノでは毎日数百件のご注文をいただいていますが、
これをすべて対応していくということでしょうか?
中島:
そうですね。
メーカー様によって受付時間がそれぞれ
決まっているので、お客さまの希望日に添えるよう、
チームでスピーディーに処理していきます。
辻口:
とても大変なお仕事です...!
中島:
応対チームはお客さま一人ひとりと向き合いますが、
発注チームは、膨大な数と時間との戦いでしたね。
おかげで、チームワークも高まったと思います笑
企業の看板を背負う
コントラクトチームへ。
辻口:
まさに、縁の下の力持ちです。
発注チームを経験された後は、さらに
コントラクトチームへと異動されています。
これは、何がきっかけだったのでしょうか?
中島:
コントラクトチームは、発注をやりつつお手伝い
させていただいていたのですが、部署を本格化させる
タイミングで、正式に異動となりました。
辻口:
コントラクトというのは、法人のお客さまに対して、
モデルルームや飲食店、公共施設の空間の
内装や、導入する家具の提案やプロデュースを
させていただくお仕事ですね。
今までは個人のお客さまの応対をされることが
多かったと思うのですが、対企業になったことで
戸惑いはなかったのでしょうか?
中島:
意外と、そこには違和感は感じなくて。
ただ、会社と会社のことなので、企業の看板を
背負うつもりでチャレンジしていました。
あとは、個人のお客さまと違って、予算がしっかりと
決まっているので、枠の中にしっかり収めながら
ベストを探る、というところが難しいところでした。
辻口:
インテリアには、無数の選択肢があります。
中島:
そうなんです。
案件によっては、雑貨も含めたトータルで
選ばなければいけなくて、いいものを選べば
もちろん完成度はあがるんですが...
常に電卓をたたきながら、ベストな提案を
探っていました。
辻口:
なるほど。
何か、記憶に残っている事例などはあるでしょうか?
中島:
コントラクトの期間も長かったので、
いろいろやらせていただいたなぁと
いう感じなのですが...
「イニシア桂大橋」という新築分譲
マンションの、モデルルームをコーディネート
させていただいたことは、よく覚えています。
最初は一室のみのご依頼だったのですが、ご好評
いただいたのか、ほかのお部屋や、
系列の建物のお部屋についてもご依頼いただいて。
とても嬉しかったのを覚えています。
辻口:
信頼していただけるのは、嬉しいですよね。
中島:
そうですね。
それぞれお部屋の間取りが違うので、
難しさもあったのですが、その分
とてもやりがいがありました。
見えるところから見えないところまで。
本社移転の裏側
新しい本社のキッチン
辻口:
ありがとうございます。
幅広いお客さまに対応されてきた中島さんですが、
今日お邪魔している真新しい本社の移転についても、
中島さんが関わられているのだとか。
中島:
そうですね。
以前の本社からほど近い場所に、ちょうどよい
ビルの空き室が見つかったので、リノベーションを
して移転することになったんです。
デザインや内装については、代表の山本さんや
ひめさんが主体となられて、私も打ち合わせや移転に
まつわる業務に参加させていただきました。
辻口:
「会社を移転する」という作業はなかなか関わる
ことのない業務ですが、何だかすごく大変そう
なのは想像できます。
中島:
これも、大変でした笑
デザインや内装といった目に見える部分は
もちろんですが、電話やインターネットの回線を
切り替えたり、オフィス家具の移動を手配したり...
「こんなところまで!」
という案件がたくさんありました。
辻口:
ちなみに、一番「こんなところまで!」
と思ったところはなんでしょうか?笑
中島:
そうですねぇ...。
この本社が入っているビルは、少し古くて。
天井裏に渡している配線が、結構すごいことに
なっていたんです笑
あとは、壁を取っ払ってみると
すごくデコボコしていたり...。
工期が決まっている中で、こういうことを
どうしていくか決めないと先に進めないので、
そういう宿題をたくさん抱えていました。
お気に入りの場所だという、ミーティングルーム
辻口:
目に見えない部分もたくさんあるんですね。
知識が伴うことも多そうです。
中島:
「みんな想像つかないだろうね」ということを
施工中はよく話していました笑
初めて出くわすことも多いので、その都度調べながら
進めたり、施工業者の方にフォローしていただいたり、
たくさん勉強させていただきました。
インテリアの「分からない」に
寄り添うプロサポート
辻口:
ありがとうございます。
現在は、コントラクトチームから
プロサポートチームへと異動されている
中島さんですが、「プロサポート」とは
どういったお仕事なのでしょうか?
中島:
プロサポートというのは、注文を
される前のお客さまをオンラインで
サポートするサービスです。
つまり「お部屋がどうすれば良くなるか分からない」
というお悩みを持つお客さまと、理想のお部屋づくり
について、一緒に考えて答えを見つけるということですね。
辻口:
なるほど。
オンラインでということなのですが、
どういった方法でお客さまと
やりとりされるんでしょうか?
中島:
主には、LINE・ビデオ通話・3Dコーディネート
サービスというものを使ってお客さまを
ご案内しています。
辻口:
3Dコーディネートというのは、データ上に
お客さまのお部屋を再現して、コーディネートを
試すことができるというサービスですね。
ビデオ通話は何となく対面の接客に
近そうですが、LINEでのやりとりというのは、
何だか難しそうに感じます。
中島:
実は、そうでもないんです。
LINEって、普段から使っているツールなので、
お客さまも変に緊張されずに、くだけた感じで
相談してきてくださって。
お互い、良いリラックス感でお話できるんです。
辻口:
確かに、メールだとカッチリしたやりとりに
なりがちですが、LINEだと気軽に相談できそうです。
中島:
そうなんです。
もちろん、文字のやりとりという情報の制限は
ありますが、簡単な3Dコーディネートや参考画像を
お送りして、視覚的な分かりやすさも心がけています。
あとは、リセノはインテリアのお悩みについて書いた
Webマガジンをたくさん出しているので、お客さまに
合ったページをご案内することもあります。
辻口:
LINEの気軽さは活かしつつ、欠点は他のツールや
情報で補っているということですね。
印象に残っているお客さまはおられるでしょうか?
中島:
もう、みなさん印象深いですが...笑
でも、こちらが3Dで提案した形の通りに注文
いただくお客さまがおられると、すごく嬉しい反面、
責任の重大さを感じますね。
辻口:
こちらの提案が、お客さまが実際に日々
暮らしていくお部屋になるということですもんね。
中島:
そうです。
なので、ご相談を受ける際は、お客さまがどんな
暮らしをされていて、どんなことにお悩みなのか、
しっかりとヒアリングするように心がけています。
「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に。」
辻口:
ありがとうございます。
中島さんが色んな経験をされてきたので、
インタビューもついつい長くなってしまいました。
改めて、9年は凄いです。
中島:
ありがとうございます笑
私は今まで転職が多かったのですが、
こんなに長く一つの会社にいたのは、
リセノが初めてなんです。
辻口:
それまでお仕事をされていた会社とは、
どんなところが違ったんでしょうか?
中島:
今日のお話でお分かりいただけたと思うんですが、
リセノって、本当にいろんなことにチャレンジする
機会を作ってくださるんです。
そこに挑戦し続けていたら、いつのまにか
9年経っていたという感じで笑
もう一つは、本当にインテリアが好きな人たちが
集まっている会社なので、どんな部署にいても、
常にインテリアに触れていられるんです。
そこが、一番大きなモチベーションかもしれません。
辻口:
素敵なお話です。
中島さんは今後、リセノでどのように
活躍されたいでしょうか?
中島
インテリアは難しい、と感じている
お客さまはやっぱりまだまだいらっしゃって。
これが、例えばファッションだったら、
これほどまでに悩まないんじゃないかなって
思うんです。
だから、インテリアをファッションみたいに
気軽に楽しんでいただけるようなお手伝いを
していけたらな、というふうに思っています。
辻口:
ありがとうございます。
好きを原動力にして、インテリアの魅力を
広めていく中島さんの活躍をこれからも
楽しみにしています。
今日は、長々とお付き合いいただきまして、
ありがとうございました!
中島:
こちらこそ、ありがとうございました!