【 東京店スタッフのお仕事レポート 】#2
植物を取り入れたコーディネートをご紹介します。

こんにちは。東京店の江上です。

先日のマガジンでは、
お店に飾るための植物をめぐる
「 グリーンショップでの一日 」
をお届けしました。

【東京店スタッフのお仕事レポート】#1　失敗しない観葉植物の「 選び方 」を知りました。

そして今回は、
東京店にやってきたグリーンたちが
どんなシーンにコーディネートされたのか、
実際の店内を覗いてみようと思います。

前回、グリーンショップから東京店に
お引越しした植物は、こちらの3つです。

植物は、インテリアにおいて、
居ないとなんだかさみしい存在。

今回、東京店にお迎えしたのは、以下の3つ。

• フィカス・ベンガレシス（左）
• オリーブ（真ん中）
• フィカス・ブラウン（右）

たくさんある植物の中から、
この3つを選んだ理由は、
のちほどお伝えしたいと思います。

その前に、植物をお部屋に取り入れると、
こんなうれしい効果があります。

• アクセントになって、お部屋の味気なさを解決してくれる。
• 葉の「緑色」が、心理的なやすらぎを感じさせてくれる。

そして今回、お店用に選んだものは、
すべて150センチ以上のもの。

その理由は、たったひとつでも、
空間に与える印象を大きく変えられるため。

また、小さい植物をいくつか並べるよりも、
ディスプレイに悩みにくく、
取り入れやすいというメリットもあります。

それでは早速、東京店の中を覗いてみましょう。

① 東京店のコーディネート
ブラウン基調のリビング × フィスカス・ベンガレシス

こちらは、ブラウンカラーの家具を基調とした
リビングのワンシーンです。

カウチソファーを前に、TVボードやアートを
並べていますが、すべてが四角く規律性があるため、
すこし息苦しさも感じます。

そのため、幹がぐねっと曲がった植物を選び、
やわらかい雰囲気を足しました。

また、「フィカス・ベンガレシス」を選んだ理由は、
幹の色が、白っぽいクリーム色だから。

室内に置くとなると、やっぱり清潔感のある
見た目も大切だなと思います。

東京店は、一部がグレーの壁面なのですが、
背景がグレーの場合、白っぽい幹が映えるのも、
この子を選んだ理由です。

また、ウッドブラインドの茶色も同じ効果。

余談ですが、
わたしの自宅でも、同じ植物を育てていて、
この丸っこい葉っぱが、やさしい雰囲気を
作ってくれています。

曲線って、なんだか落ち着きます。

② 東京店のコーディネート
ナチュラルカラーの明るいリビング × オリーブ

続いて、たっぷりの光が差し込む
ナチュラルなリビングです。

このシーンは、飾ることが好きな方が
住んでいるイメージで作っています。

棚の中にある小物たちが、主役のお部屋です。

けれども、天井にむかって、
空間が空いていて、すこし寂しい印象もあります。

そのため植物は、さりげなく家具と家具の
つなぎ目を担ってくれる「 オリーブ 」を選びました。

なによりの特徴は、
主張し過ぎないけれど、揺らぎを与えてくれる
細かめの葉っぱと、繊細な枝。

葉っぱの表と裏で、
すこしトーンが変わっているのも、
オリーブの可愛らしさ。

光が差し込む窓際に置いてみると、
より一層、表情を楽しむことができます。

③ 東京店のコーディネート
ダイニングキッチンまわり × フィカス・ブラウン

最後は、リセノの代名詞とも言える、
「folk伸長式ダイニングテーブル」のまわり。

この場所には、
連日、たくさんのお客さまが集まります。

そして、ダイニングのうしろには、
「R.U.Sユニットシェルフ」でキッチンをイメージ。

収納棚など、四角い家具の場合、
壁との間にできた隙間って、気になりませんか？

そんなとき、均一性のない植物のフォルムを
取り入れることをおすすめします。

手のひらより大きい葉っぱ

また、キッチンは、お皿や調理器具など、
細かい道具が集まるところ。

そのため、植物を置くとき、
以下の特徴があるものを選びました。

・大きめの葉っぱ
・葉っぱが上部に集中しているもの

ごちゃっとさせずに、メリハリをつくるコツです。

今回選んだフィカス・ブラウンは、
クセのないスタンダードな見た目。

テイストを選ばす、合わせやすいため、
迷ってしまったときにおすすめです。

植物をお迎えするときは、事前の準備が大切。
お悩みの際は、いつでもご相談ください。

今回は、東京店のコーディネートと共に、
植物の取り入れ方について、ご紹介しました。

植物は、育てるもの。

何だか失敗したな...とおもっても、
雑貨のようにクローゼットにしまっておくことは、
できません。

そのため、この子を大切に育てていきたいな
と思えるものを見つけるために、
購入前の準備が、とても大切。

ちょうど今、
植物とインテリアの合わせ方について、
お悩みの方がいらっしゃいましたら、

店頭のスタッフまで、
お気軽にお申し付けくださいませ。

その際は、ご自宅のお写真も、
あわせてご持参いただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。